ジェイアール四国バス

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ジェイアール四国バス株式会社
JRshikokubus 236.jpg
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
郵便番号:760-8580
香川県高松市浜ノ町8番33号
設立 2003年7月23日
業種 陸運業
事業内容 一般旅客自動車運送事業
旅行業
広告業
その他関連事業
代表者 代表取締役社長 佐野正
資本金 3億7千万円
従業員数 301人(平成24年7月1日現在)
主要株主 四国旅客鉄道株式会社 100%
外部リンク http://www.jr-shikoku.co.jp/bus/
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ジェイアール四国バス株式会社(ジェイアールしこくバス)は、四国のバス事業者で、四国旅客鉄道(JR四国)の100%子会社である。JRバスの中では最後まで旅客鉄道会社直営であったが、2004年4月1日に分社された。四国内で路線バス3路線、四国から関東・京阪神方面と四国都市間線を中心に高速バスを運行するほか、貸切バス事業も行っている。

会社のスローガンは「Here with You」。

会社発足以来「JR四国バス」の通称名を表記していたが、2009年9月以降は正式社名の「ジェイアール四国バス」で表記している。また、JRマークも印刷物やウェブサイトなどでは使用しておらず、ツバメマークを正式な社章としている。

沿革[編集]

  • 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR四国自動車事業部に継承される(通称:JR四国バス)。
  • 1994年 - 窪川営業所廃止。大洲営業所が貸切専門となる。
  • 1995年 - 高松市のタクシー会社の香川県交通から貸切バス事業を譲り受ける。
  • 1997年3月31日 - 日吉営業所・大洲営業所廃止。
  • 1998年4月1日 - 本四・淡路高速線開業に伴い佐古営業所開設。観音寺営業所が貸切専門となる。
  • 1998年12月1日 - 佐川営業所が貸切専門となる。
  • 1999年4月1日 - 佐川営業所廃止、徳島自動車営業所が貸切専門となる。
  • 2001年4月1日 - 川之江営業所が貸切となり、高松自動車営業所傘下となる。
  • 2003年2月5日 - 丸亀・高松 - 大阪線(高松エクスプレス大阪号)ポイントカードサービス開始。
  • 2004年4月1日 - 分社化、「ジェイアール四国バス」営業開始。高松・松山・徳島・高知自動車営業所の呼び方を支店に変更。
  • 2004年12月6日 - 高松支店川之江営業所廃止。
  • 2006年9月30日 - 丸亀・高松 - 大阪線(高松エクスプレス大阪号)ポイントカードサービス終了。
  • 2008年7月12日 - 松山・高松 - 東京・TDL線(ドリーム高松・松山号)にプレミアムシート(1階3席、座席料金2,300円)を導入。
  • 2009年2月20日 - 高知駅周辺の再開発により高知支店が高知市高須に移転。(山田営業所を統合)
  • 2009年3月20日 - 観音寺バスプラザ 坂出インターチェンジバスプラザ開設[1]
  • 2009年4月1日 - 観音寺・丸亀 - 大阪線(観音寺エクスプレス大阪号)、観音寺・丸亀 - 新神戸線(観音寺エクスプレス神戸号)運行開始。
  • 2012年2月1日 - この日の乗車分より、JRみどりの窓口での四国内路線と岡山発着路線の乗車券発売を中止する。
  • 2012年4月1日 - この日の乗車分より、JRみどりの窓口での残りの全路線の乗車券発売を中止する。

事業所[編集]

本社が入居するJR四国本社ビル
松山支店

高松市にある本社の下、各県の県庁所在地に支店を置き、高松支店には営業所が置かれている。各支店に所属する車両のナンバープレートは、それぞれ支店の置かれている県名となっている。観音寺営業所には2009年4月より高速路線車両が配置されている。

路線[編集]

民営化当時、松山高知急行線がJR四国全体で唯一の黒字路線であった[4]。一般路線はほとんどが赤字の過疎路線であり、期待できる部分が少なかったことから、バス事業ではまず貸切バスに力を入れることになった。

高速バスに力を入れるきっかけとなったのは1988年瀬戸大橋開通時で、瀬戸大橋特急線に参入したのを皮切りに、1991年までに東京へ3路線、名古屋・大阪へ1路線ずつを運行することとなった。その後、四国内の高速道路開通に伴い、高松・松山・高知からの高速バスに次々と参入し、1998年明石海峡大橋開通時には徳島を拠点に高速バス路線開設を展開した。これらの路線は一部を除いて概ね好調で、貸切バス事業と並んでJR四国バスの経営を支える基幹事業となっている。特に京阪神地区 - 徳島・高松間の高速バスは有数のドル箱路線でもある[5]

一方、路線バスは縮小傾向が続き、2006年現在では松山高知急行線と大栃線が残るのみとなっている。

分社化以来、2008年度まで運輸収入の増加が続いたが、2009年度は高速道路の休日ETC割引新型インフルエンザの影響を受け、発足以来初となる前年比10%の減収となった[6][7]

高速バス[編集]

「ドリーム高松・松山号」 694-8950
「オリーブ松山号」

停留所などの詳細は、当該記事を参照、〈〉内は共同運行会社。

  • 首都圏・名古屋発着
    • ドリーム松山号(松山 - 新宿・東京・TDL)〈JRバス関東
    • ドリーム高松号(観音寺・高松 - 新宿・東京・新木場)〈JRバス関東(臨時便のみ)〉
    • ドリーム高知号(高知 - 新宿・東京・新木場)〈JRバス関東〉
    • ドリーム徳島号(阿南・徳島 - 新宿・東京・新木場)〈JRバス関東〉(臨時便のみ運行)
    • オリーブ松山号(松山・高松・徳島 - 名古屋)〈JR東海バス
      • 愛知県から四国を結ぶ夜行高速バスでは3番目の路線である。すでに運行していたオリーブ号(高松線)→オリーブ高知号の実績から、松山だけでは集客力に難があると考えられたため、徳島駅を経由する設定となった。当初は香川県内を経由せず、阿波池田駅を経由していた。また、徳島自動車道が全通前だったため、美馬IC - 三島川之江IC間は一般道経由だった。
      • 2006年に入り、「オリーブ高知号」の季節運行化(2007年1月を最後に運転されておらず、同年3月正式に廃止)に伴い、徳島県内での停車地を引き継いだほか、香川県内を経由することになり、東海地方と四国を結ぶJR系の夜行高速バスは、事実上オリーブ松山号に集約されることになった。なおオリーブ高知号は季節運行への格下げまで、香川県と京阪神以東を結ぶ路線としては最後まで瀬戸大橋を経由していた。
      • 名前は香川県の県花・県木であるオリーブに由来している。名古屋駅 - 徳島駅はJR東海バス名古屋支店、徳島駅 - 松山駅はJR四国バス松山支店の乗務員が乗務する。運行開始当初は三菱ふそう・エアロクィーン等の29人乗りスーパーハイデッカーが使用されていた。2006年以降は原則として三菱ふそう・エアロキング38人乗りダブルデッカーが使用されている。いずれも独立3列シート車トイレ付。スリッパ、毛布サービス。
      • 歴史
「阿波エクスプレス京都号」 644-6953

かつて運行していた高速バス[編集]

瀬戸大橋特急線専用車両

直営時代の廃止・撤退を含む。

  • 瀬戸大橋特急線(岡山駅 - 高松駅・レオマワールド)〈瀬戸大橋高速バス(解散)、両備バス、下津井電鉄、中国JRバス〉
    • 初の高速路線として1988年4月の瀬戸大橋開通時に開設。1993年12月廃止。両備バスと共に最後まで運行していた。
  • どっきん松山号堺東駅南海なんばBT - 松山駅)〈西日本JRバス、南海電気鉄道(当時)〉
  • キララエクスプレス(広島 - 松山)〈広島交通、伊予鉄道〉
    • 1999年10月で運行を終了。
  • 高徳エクスプレス(高松駅 - 徳島駅)〈大川自動車、徳島バス〉
    • JR四国は2003年3月に撤退、路線は他2社により運行を継続。
  • オリーブ高知号(高知駅・徳島駅 - 名古屋駅)
  • 徳島岡山エクスプレス(徳島駅 - 岡山駅倉敷駅)〈徳島バス〉
    • JR四国バスは2007年10月31日に、また中国JRバスも2009年10月31日に撤退し、現在は岡山駅発着となり、徳島バスと両備バスの運行により路線を継続。
  • 阿南エクスプレス号(阿南 - 大阪)
    • 阿南と大阪を結ぶ昼行便。運行回数は1日2往復。かつては西日本JRバス本四海峡バスと共同運行していた。
      • 停留所
      • 沿革
      • 当路線の運行ルート変更について
        • 2008年4月19日付の徳島新聞社会面での報道によると、小松島市からの要望により、同市中心部を経由して大阪方面に向かうルートへの変更を四国運輸局に申請した。認可され、2008年7月1日から新ルートでの運行が開始された。新ルートの運行経路は、下記のようになっている。
        • 2008年6月30日までは、徳島バスと同様に国道55号バイパスを走行し市中心部を通過していた。これを小松島市芝生町から徳島県道216号花園日開野線に入り、徳島県道17号小松島港線 - 旧国道55号(徳島県道120号徳島小松島線) - 論田町 - 末広大橋 - 徳島本町交差点を経由し、国道11号バイパスに抜けるルートに変更することとなった。
        • 新たに、小松島港徳島赤十字病院前、論田中、新浜の4つのバス停が設置された(翌年ルート上にさらに慈恵院前バス停が設けられる)。しかし、旧道を経由することにより、徳島文理大西口と小松島の2つのバス停には停車しなくなった。
        • しかし、2009年10月1日より、JR四国バスの単独運行による2往復に減便のうえ、経路が2008年6月以前の形に戻されることになった。なお、2008年7月に新設されたバス停には、阿波エクスプレス大阪号・阿波エクスプレス神戸号が2往復ずつ小松島港発着となることにより対応することになる(慈恵院前バス停は廃止)。しかし、2010年7月1日、阿波エクスプレス大阪号の小松島港発着が廃止、2010年12月9日には阿波エクスプレス神戸号の小松島港発着も廃止された。
  • ドリーム高松・松山号(松山・高松 - 東京・TDL)〈JRバス関東〉
    • 2013年3月に「ドリーム松山号」に移行。

一般路線バス[編集]

久万高原線(市役所前付近にて)
久万高原線(大街道にて)
大栃線(アンパンマンバス)

現行路線[編集]

廃止路線[編集]

  • 西讃線〔観音寺自動車営業所〕(現在は一部三豊市コミュニティバスが運行)
  • 川池線〔川之江自動車営業所〕(現在は一部瀬戸内運輸三好市営バスが運行)
    • 川池本線
      • 川之江駅 - 上分 - 阿波佐野 - 阿波池田駅
      • 川之江駅 - 金生農協山田井支所前 - 上分
      • 伊予半田 - 柴生公会堂前 - 下川
    • 三島線
    • 新宮線
      • 伊予金田 - 伊予新宮 - 堂成 - 新瀬川
  • 松山高知急行線〔松山自動車営業所・高知自動車営業所佐川営業所・高知自動車営業所〕(現在は一部黒岩観光が運行)
    • 松山高知急行本線
    • 八釜線
      • 落出 - ごうかく - 古味
    • 池川線
      • 土佐大崎 - 三叉 - 池川
    • 長者線
      • 上仁淀 - 別府森 - 長者
  • 南予線〔大洲自動車営業所・日吉自動車営業所〕(現在は一部宇和島自動車が運行)
    • 南予本線
    • 小田町線
    • 八幡浜線
      • 大洲本町 - 鉄砲町 - 大洲病院前
    • 中筋線
      • 荷刺 - 伊予中筋 - 榎
    • 神納線
      • 鹿野川 - 谷口 - 河辺役場前
    • 卯之町線
    • 伊予大村線
      • 伊予日吉 - 父野川 - 屋敷
  • 阿波線〔鍛冶屋原自動車営業所→徳島自動車営業所〕(現在は一部徳島バスが運行)
    • 阿波本線
    • 阿波山手線
      • 鍛冶屋原 - 法林地 - 市場町筋 - 阿波病院前
  • 大栃線〔高知自動車営業所土佐山田営業所〕(現在は一部土佐電気鉄道香美市が運行)
    • 高知駅 - 後免駅前 - 土佐山田駅
    • 大栃 - 五王堂 - 影
    • 神母の木 - 逆川 - 龍河洞
    • 大栃 - 塩 - 岡の内
    • 岩改口 - 北岩改 - 岩改
    • 土佐小川 - 胡麻尻 - 千萱
    • 美良布 - 土佐河口 - 永野
    • 談議所 - 林区前 - 東佐岡
  • 窪川線〔高知自動車営業所窪川営業所〕(現在は高南観光自動車が運行)
  • いよじ号伊予鉄道と共同運行〉
  • とさじ号〈高知県交通と共同運行〉

車両[編集]

エアロキング導入1号車両(現在は塗装変更されている)
ジェイアールバス関東からジェイアール四国バスにリースした車両(現在はリースバックされている)

国鉄バス時代はいすゞの車両が圧倒的に多かったが、民営化後は高速車で三菱ふそうの車両が導入され、その後貸切車でも三菱車が増加している。また、1995年に香川県交通の貸切バス事業を引き継いだことにより、それまで導入実績のなかった日野車が移籍してきた。日産ディーゼル車の導入実績はない。なお、民営化後に新車で購入した車両は高速・貸切車のみで、一般路線車の新車導入はなく、全て他事業者(JRバス他社・東京都交通局大阪市交通局神戸市交通局南海バス)からの譲受車であったが、2013年に自社初の新車(日野レインボーⅡ)を大栃線用に導入した。近年は貸切車でも譲受車の導入がある。JRバスグループからのリース車の場合、旧所属塗色からロゴ等を変更しただけの車両も見受けられる。(写真参照)

1988年以降導入した高速・貸切車(譲渡車の一部を除く)には、当時波動輸送用のキハ58系に施されていたものと同じデザインの塗装が採用されており、また国鉄バス時代から引き継いだなんごく号用車・貸切車の一部にも塗り替え車がいた。一般路線車は国鉄バスのカラーリングを引き継いでいる。

2014年3月、同社初の日野高速仕様車4台(QRG-RU1ASC)が高松支店観音寺営業所と高知支店に配置された。

貸切車の正面にある社名表示は、JR四国直営時代は「JR四国観光」だった。

車両称号[編集]

基本的には国鉄バスの附番法則を使用していたが、1991年9月以降の新車から、以下のような附番法則に変更された。なお、在来車の改番は行われていない。また3列リクライニングシート→4列リクライニングシートに改修された車両も改番は行われていない。1999年 - 2008年に導入の新車は10年前に導入した新車と区別するために固有番号が50 - となっている。

6 9 1 - 4 9 01
車種 形状 メーカー   年式 装備 固有番号
  • 車種
    • 1: 室内長6500mm未満かつ室内高1800mm未満(マイクロバス)
    • 2: 室内長7200mm未満(中型バス)
    • 3: 室内長7200mm以上7800mm未満(中型バス)
    • 4: 室内長7800mm以上8600mm未満(大型ショート系)
    • 5: 室内長8600mm以上(大型バス)
    • 6: 中長距離・観光・高速車
  • 形状
    • 1: 横向き座席
    • 2: 混合(半分以上が前向き)
    • 3: 前向き座席
    • 4: リクライニングシート・大型ハイデッカー・スーパーハイデッカー
    • 5: リクライニングシート・中型ハイデッカー
    • 6: リクライニングシート・小型ハイデッカー
    • 7: 3列リクライニングシート・スーパーハイデッカー
    • 8: 4列リクライニングシート・スーパーハイデッカー
    • 9: リクライニングシート・UFC(アンダーフロアコックピット)または2階建バス(ダブルデッカー)
  • メーカー
  • 年式
    • 製造年度の西暦の下1桁。
  • 装備
    • 0: 板ばね
    • 4: 冷房・板ばね
    • 5: 空気ばね
    • 9: 冷房・空気ばね
  • 固有番号
    • 前5 - 6桁ごとの連番

上記の法則により、「691-4901」は、「4列リクライニングシート装備のUFC観光車でいすゞ製、製造年度は1994年度(実車は1995年製)で、冷房・空気ばね装備の車両」における01号車ということになる。

アンパンマンラッピングバス[編集]

路線バスでは、大栃線で運行する一部車両に2000年10月[9]からアンパンマンシリーズの主要キャラクターをあしらったボディラッピングが施されるようになり、2005年10月[10]からは大栃線で運行する車両全てがアンパンマンラッピングバスとなっている。2013年には新車両を投入している[11]。高速バスは、2013年から四国4県の営業所に1台ずつ配置されており、主に神戸・大阪行きの路線で使用されている[12]。このうち高松駅発と徳島駅発は神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールがあるハーバーランドMOSAICまで土曜・日曜・休日に1往復で運行される[13]。貸切バスは、2003年10月に香川県で運行開始[14]し、2007年3月からは四国4県に1台ずつ配置されていたが、2011年の愛媛県、高知県の貸切バス事業縮小により、2013年現在、香川県と徳島県に1台ずつ配置されている。

高速バス事業における競合と共同運行[編集]

私鉄系バス会社の運行する高速バスとは、路線により「共同運行」路線と「競合」路線が混在する。基本的には関東・東海方面や路線は競合で、高松 - 広島線のように、私鉄系高速バスが運行しない独占区間も一部存在する。しかし、四国 - 近畿方面と四国島内線は、路線により異なる。

  • 対京阪神方面
    • 香川県発着 高松エクスプレス運行の「たかなんフットバス」(南海バスと共同運行)・「神戸フットバス」とは競合関係にあるが、他の路線は私鉄系バス会社と共同運行である。かつては、大阪線・神戸線も私鉄系と競合していた。しかし、高松エクスプレスの参入と同時に、それぞれ四国高速バス阪急バス(大阪線)、神姫バス(神戸線)との共同運行に変更、競争力を拡大した。その後、四国高速バスとは協力関係を強め、ゆめタウン高松バスターミナル拡張や、高松中央ICBT開設時には、その費用捻出は四国高速バスと共同で行われたとされている。
    • 愛媛県・高知県発着路線は私鉄系バス会社と競合している。また、徳島自動車道上の一部停留所に停車するため、徳島県西部の四国交通と阪急バス(大阪線)、神姫バス(神戸線)共同運行の「しこくさぶろうエディ号」と一部競合関係にある。同区間のJRバス昼行便の全便停車には四国交通が猛烈に抵抗した。同社は経営規模が小さく、高速バスが同社の大きな収入源であり、地域バスの維持とも関連していたためである。自由化以降の開設路線であり、停車に対し法的問題はなかったものの、協議の結果、JRバスは一部便のみの停留所の停車とすることで落ち着いた。
    • 淡路島・徳島県東部(徳島・阿南)発着路線は、JR四国バス、西日本JRバスと、本四海峡バスの3社で、JR本四ブルーネットワークを形成し、私鉄系バス会社連合と競合関係にある。
  • 四国島内線
    • 共同運行路線 高松 - 高知線、高松 - 松山線、徳島 - 松山線、徳島 - 高知線
    • 競合路線 高知 - 松山線

京阪神方面ほど大きな需要の見込めない四国島内線は、高知 - 松山線を除き、私鉄系バス会社と共同運行している。高知 - 松山線のみ競合となった背景には、すでに同社が松山高知急行線を運行していたことと、私鉄系バス会社が、同社より先に高知 - 松山高速バスの運行を表明したことと関連するとされる。詳しくは当該記事を参照のこと。また、高松 - 徳島線のように、当初共同運行に参加していたが、撤退した路線も存在する。同路線は、皮肉にもJR四国バス撤退後、往復券・回数券の割引率拡大、増便、パークアンドライドサービスなどにより利用者を伸ばした。

なお、四国各地と関東地区を結ぶ路線を中心として徐々にツアーバスが参入しており、それらとも競合関係にある。

パークアンドバスライド[編集]

従来より、バス停に隣接して地方自治体等が設置する高速バス利用者用駐車場を利用したパークアンドバスライドは実施してきたが、事業者が独自に設置したものとして、ゆめタウン高松駐車場、高松中央インターバスターミナル駐車場、丸亀バスセンター駐車場(いずれも四国高速バス等と共同利用)が高速バス利用者の集客に大きな貢献を果たしていることもあり、松山支店の敷地内に高速バス利用者用駐車場を設置するなど、積極的に取り組んでいる。川内インターの高速バス利用者用駐車場など、松山-岡山線・高松線・徳島線以外では競合関係にある伊予鉄道と共同で整備した例もある。また、徳島県内から徳島駅経由で徳島駅前からJR高速バスを利用する場合、一定の条件で、JR四国のパークアンドライドサービス「車deトレイン」が利用できる。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 坂出インターバスプラザ・観音寺バスプラザをオープンいたします!”. JR四国. 2013年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年10月28日閲覧。
  2. ^ 観音寺営業所構内で 乗車券も販売している。
  3. ^ なお、車両配置はなく、乗車券販売所のみとなっている。
  4. ^ 鈴木文彦『高速バス大百科』(1989年・中央書院)p88の記述による。
  5. ^ 阪神地区 - 四国地方を結ぶJRバス路線のうち、鳴門・淡路エクスプレス号(2010年1月22日廃止)は共同運行に参加していなかった(JR四国バスは淡路島内に停車する路線は無い)。
  6. ^ 四国新聞2010年4月27日
  7. ^ “JR四国、09年度輸送収入10.3%減 過去最大の下落率”. 日本経済新聞. (2010年4月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASJB2603Q_W0A420C1LA0000/ 
  8. ^ 安福直剛 (2009年2月7日). “廃止相次ぐ中、徳島線が好調 神戸空港リムジンバス” (日本語). 神戸新聞. http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/0001691467.shtml 2009年2月7日閲覧。 
  9. ^ アンパンマン列車の歴史”. JR四国. 2013年10月28日閲覧。
  10. ^ バスマガジン Vol.14 P.85
  11. ^ 土佐山田~大栃線に新しく「ばいきんまん号」と「ドキンちゃん号」が登場!” (2013年6月26日). 2013年10月28日閲覧。
  12. ^ “それ行け! 神戸-四国で“アンパンマンバス” 高速バスお披露目”. MSN産経ニュース west (産経新聞社). (2013年4月11日19:17). http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130411/wlf13041119200022-n1.htm 
  13. ^ “アンパンマン高速バス/20日から土日・祝日運行”. 四国新聞. (2013年4月19日09:28). http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/20130419000141 
  14. ^ JR四国ニュース平成15年11月号

外部リンク[編集]