エクソンモービル

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エクソンモービル コーポレーション
Exxon Mobil Corporation
エクソンモービルのロゴ
種類 公開会社
市場情報 NYSE: XOM
本社所在地

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
テキサス州アービングラスコリナス大通り5959


北緯32度53分23.7秒 西経96度57分0.5秒 / 北緯32.889917度 西経96.950139度 / 32.889917; -96.950139
業種 石油・石炭製品
事業内容 石油・天然ガスの探査、開発および生産
関連するパイプライン、輸送および加工業務
原油、石油および化学製品の供給や取引
精製、販売および輸送、次世代エネルギーの開発・生産
代表者 レックス・ティラーソン 会長CEO
売上高 4773億ドル(2008年)[1]
営業利益 817億ドル(2008年)[1]
純利益 452億ドル(2008年)[1]
総資産 1129億ドル(2008年)[1]
従業員数 1万710人(2007年12月31日)
外部リンク http://www.exxonmobil.com/
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エクソンモービル コーポレーション (Exxon Mobil Corporation) は、 アメリカ合衆国テキサス州を本拠地とする総合エネルギー企業である。

国際石油資本であり、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社である。また民間石油会社としては世界最大の企業である。

日本においてもエクソンモービル有限会社を親会社とするエクソンモービル・ジャパングループを展開している。

目次

[編集] 概要

第二次世界大戦後から1970年代まで、世界の石油の生産をほぼ独占状態に置いたセブン・シスターズ7社の内の一社である。

現在、エクソンモービルはスーパーメジャーと呼ばれる世界6大石油会社の一つであり、スーパーメジャーの中でも最大の企業である。エクソンモービルは、エネルギー資源の探鉱・生産、輸送、精製、販売までの事業を垂直統合で一括で行っている。

日本でも、石油製品・石油化学製品の「精製・製造」および「販売」のビジネスを展開している。また日本で、「エッソ」・「ゼネラル」・「モービル」の三つのガソリンスタンドのブランドを2005年時点で5917軒ビジネス展開している。

エクソンモービルは世界200カ国以上で事業展開をしている。また21カ国に38の石油精製所を展開し、毎日の石油精製は630万バレルである。エクソンモービルが保有している石油埋蔵量は2007年末で720億バレル換算とされ、現在の生産量で14年以上持つと予想される。いずれも、サウジアラムコなどの国営石油会社を除く民間石油会社の中では世界最大である。

[編集] 評価

[編集] 業績

  • 単位:米国百万ドル[2]
年度末 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
売上高 204506 237054 291252 358955 377635 477359
EBITDA 26038 41220 51646 70181 79869
純利益 11460 21510 25330 36130 39500 45220
負債 10748 9545 8293 7991 6645

[編集] 世界ブランド

[編集] エッソ (Esso)

エッソ タンゴタイガー
タンゴタイガー

地球を表す楕円形の中に「Esso」(Eastern States Standard Oil の頭文字)の文字が入り、Eは算用数字の3を左右逆にしたような丸みのある字体となる。ペットマークはで、「エッソタイガー」ないし「タンゴタイガー」と呼ばれる。

このほか、オリジナルキャラクターとしてオイルのしずくをかたどった「ドロップボーイ」(エッソボーイ/和名:いってきくん)と「ドロップガール」(エッソガール/和名:しずくちゃん)がある。

「Esso」はスタンダード・オイル・トラストが解体された後誕生したスタンダード・オイル・ニュージャージー(のちのエクソン社)の商標であり、米国東部州のスタンダード・オイルという意味だが、分割後のスタンダード・オイル各社に当たられた商標「SO」と混同するとされて、現在米国では使用されず、代わりに社名にもなった「EXXON」を使用している。

全米で「Esso」商標が使用できなくなったため、代わりにエナジーコーポレーションを示す「Enco」に改名し、続いて全世界の商標を「Enco」に切り替える計画を立てたが、日本法人(当時のエッソ・スタンダード石油)からの「Enco(エンコ)は日本ではエンジントラブルを意味する俗語である」という意見により使用を取りやめ、「EXXON(エクソン)」に変更した。ブランド名変更当初に日本法人もエクソンを名乗る予定であったが、「クソ」という部分が不快に感じるとの配慮から、エッソを商標名とし続けた[3]。なお「Esso」の商号は、日本では戦前に航空機用潤滑油として一部で使用されてきたが、1961年スタンバック社の解体でエッソ・スタンダード石油が設立された時より本格的に使用された。

モービル モービルオイル
モービルオイル

[編集] モービル (Mobil)

元来はスタンダード・オイル・トラストの解体時に独立した、ヴァキューム・オイル社が開発した航空機用潤滑油の商標。ライト兄弟が航空機の実験飛行に使用したといわれる。1931年、スタンダード・オイル・ニューヨーク社(ソコニー)と合併して以来、ソコニー・バキューム社(のちのモービル社)の潤滑油商標となる。日本でも「モービル油」「モービロイル」と呼ばれ、潤滑油の代名詞として知られたが、1960年代に全米・全世界向け同社統一商標として採用され、以降「モービルガソリン」などが販売された。

ペットマークは赤いペガサス。スタンダード・オイル・トラスト時代に全米各地でペガサスの商標が使われていたが、現在の商標はソコニー誕生後に日本の横浜で誕生したもの。日本では長年「ペガサスガソリン」と呼ばれた。

東燃ゼネラル(ゼネラルオリジナル仕様)

[編集] ゼネラル

米国ではソコニー・バキューム社が保有していた商標である。日本では戦前、スタンバック社と販売代理契約を結んでいた三井物産が財閥解体で解散され、その元社員らによって設立されたゼネラル物産が使用した商標である。戦前の三井物産も「ゼネラルガソリン」として販売していた。

[編集] 歴史

エクソンモービルは1999年に、エクソンとモービルが合併して出来た会社である。

元々は二社とも、ジョン・ロックフェラーが1870年に設立したスタンダード・オイルの流れをくむ企業であったが、1911年にアメリカ最高裁判所はスタンダードオイルを独占禁止法で34社に分割する判決を下した。34社の内の2つがジャージースタンダード ( スタンダード石油会社ニュージャージー )は最終的にエクソンとなり、 Socony ( スタンダード石油会社ニューヨーク)は、最終的にモービルになった。

前身であるエクソンモービルは、ともに第二次世界大戦後から1960年代まで、石油の生産をほぼ独占状態に置いた「セブン・シスターズ」と呼ばれる国際石油資本(メジャー)の1つであった。

[編集] 沿革

  • 1911年5月15日 - アメリカ連邦最高裁の決定によるスタンダード・オイルの分割により、エクソンとモービルの前身会社がそれぞれ独立。
    • スタンダード・オイル・オブ・ニュージャージー (Standard Oil Company of New Jersey) - エクソンの前身。通称「ジャージー・スタンダード (Jersey Standard)」。
    • スタンダード・オイル・オブ・ニューヨーク (Standard Oil Company of New York) - モービルの前身。通称「ソコニー (Socony)」。
  • 1931年7月30日 - ソコニーとバキューム・オイル (Vacuum Oil) が合併し、ソコニー・バキューム (Socony-Vacuum) が発足。
  • 1933年9月7日 - ジャージー・スタンダードとソコニー・バキュームが東アフリカからニュージーランドまでの地域の販売網を統合し、合弁会社スタンダード・バキューム・オイル(Standard-Vacuum Oil、通称スタンバック Stanvac)を設立。
  • 1955年4月29日 - ソコニー・バキュームがソコニー・モービル・オイル (Socony Mobil Oil) に社名変更。
  • 1962年4月1日 - スタンダード・バキューム・オイル解散。
  • 1966年5月18日 - ソコニー・モービル・オイルがモービル・オイル (Mobil Oil) に社名変更。
  • 1972年11月1日 - ジャージー・スタンダードがエクソン・コーポレーション (Exxon Corporation) に社名変更。
  • 1975年6月18日 - モービル・オイルがモービル・コーポレーション (Mobil Corporation) に社名変更。
  • 1989年3月24日 - エクソン保有のタンカーエクソン・ヴァルディーズ」がアラスカで約42000kLの原油流出事故を起こす。
  • 1999年11月30日 - エクソンとモービルが合併し、エクソンモービルコーポレーション (Exxon Mobil Corporation) が発足。

[編集] 日本での事業

エクソンモービル有限会社
ExxonMobil Yugen Kaisha
種類 特例有限会社
略称 エクソンモービル
本社所在地 日本の旗 日本
東京都港区港南一丁目8-15
北緯35度37分49.2秒 東経139度44分38.8秒 / 北緯35.630333度 東経139.744111度 / 35.630333; 139.744111
設立 1961年12月11日
(エッソ・スタンダード石油株式会社)
業種 卸売業
事業内容 石油製品・石油化学製品の販売および輸送
代表者 代表取締役社長 ピー・ピー・デューコム
資本金 500億円(2010年12月31日時点)
発行済株式総数 40万株(2010年12月31日時点)
売上高 1兆5697億1600万円
(2010年12月期)
純利益 250億6300万円(2010年12月期)
純資産 1151億2800万円
(2010年12月31日時点)
総資産 6239億6200万円
(2010年12月31日時点)
従業員数 770人(2010年12月31日時点)
決算期 12月末日
主要株主 エクソンモービル アジア インターナショナル SARL 100%
(2010年12月31日時点)
主要子会社 東燃ゼネラル石油 50.02%
(2010年12月31日時点)
外部リンク http://www.exxonmobil.jp/
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エクソンモービル・ジャパングループはエクソンモービル有限会社を親会社とする関連企業から構成されている。

エクソンモービル有限会社は、エクソンモービルの100%子会社であるエクソンモービル アジア インターナショナル SARLが100%出資している会社である。また日本最大の有限会社としても知られており、2006年5月には会社法に基づき特例有限会社に移行している。

グループは、石油製品・石油化学製品の「精製・製造」および「販売」を主要事業としている。「エッソ」・「モービル」・「ゼネラル」という3つのブランドにより、エクソンモービル有限会社がガソリンスタンドを直接、間接に運営している。

[編集] ガソリンスタンドのビジネス展開

2005年末時点で、3ブランドのマークを掲げるガソリンスタンドは全国に5917軒ある。

またセルフスタンドが解禁になると3ブランドは逸早くエクスプレス (Express)を展開した。「クイック&イージー」をキーワードに、誰もがすぐに、気軽に利用できるセルフSS戦略である。

ドトールコーヒーショップやセブン-イレブンを同じ敷地内に併設する新しいタイプの店舗も展開している。

また、オイル交換などを行うモービル1センターを併設している店もある。

ゼネラルエクスプレス

[編集] エクソンモービル有限会社の沿革

1884年3月1日、スタンダード・オイル・ニューヨーク社(ソコニー)が横浜に支店を開設。以後勢力を拡大し、明治末期にはライジングサン石油日本石油、宝田石油と販売協定を結んでいる。歴史の項にもあるとおり1931年7月30日に企業合併でソコニー・ヴァキューム日本支社となり、1933年9月7日には ジャージー・スタンダードと合弁でスタンダード・バキューム・オイル(スタンバック)が設立されるとそこの日本支社となった。太平洋戦争開戦に伴い1941年12月にスタンバック日本支社は閉鎖されるが、終戦と共にGHQ石油顧問団の一角として参画。1948年8月、在日連合国人への販売が許可され、1949年2月11日に東亜燃料工業と資本・技術・原油供給・販売について提携。同年9月13日には同社の株式51%を取得して関係を強化する。
戦時中を除きスタンバックはソコニー・ヴァキュームのペガサスマークをガソリンスタンドに掲げ、また潤滑油もMobiloilを販売してきたが、スタンバックが解体されることとなり、1961年12月11日ジャージー・スタンダードとソコニー・ヴァキュームは共に日本法人を立ち上げ両社間の競争が開始されることになった。スタンバック日本支社の横浜本店はエッソ・スタンダード石油の本店として継承されたが、エッソブランドはこのときまで日本の一般大衆にはほとんど認知されておらず、事実上の新規進出になった。

  • 1961年(昭和36年)12月11日 - エッソ・スタンダード石油株式会社、モービル石油株式会社設立。
  • 1982年(昭和57年)3月1日 - エッソ・スタンダード石油がエッソ石油株式会社に社名変更。
  • 2000年(平成12年)2月18日 - エッソ石油・モービル石油が株式会社から有限会社に改組。
  • 2002年(平成14年)6月1日 - エッソ石油がモービル石油・エクソンモービルマーケティング有限会社・エクソンモービルビジネスサービス有限会社を吸収合併し、エクソンモービル有限会社に社名変更。
  • 2003年(平成15年)1月1日 - エクソンモービル化学有限会社を合併し、石油化学製品の販売を集約。
  • 2010年(平成22年)10月1日 - 日本国内の事業を縮小させる計画が明らかになる。その一環として九州地区の一部のGSを国内の販売会社に売却を打診していることも明らかになった[4][5]。売却後も店舗ブランドが維持されることが条件となっている。一部メディアで日本市場撤退と報じられたが、それに関しては否定している[6]
  • 2012年(平成24年)1月4日 - エクソンモービルの日本事業及びエクソンモービルが保有する東燃ゼネラル石油の株式の一部(3割程度)を1000億-4000億円で東燃ゼネラル石油が取得し日本市場から縮小・撤退させる方向であると再度一部のメディアが報道する[7]。しかし両社ともに「うわさや憶測に対してはコメントしないが、エクソンモービルが日本から撤退するような計画はない」と否定するコメントを発表している[8][9]
  • 2012年(平成24年)1月29日 - エクソンモービルが子会社を通じて所有する東燃ゼネラル石油株式会社の持分99%を平成24年6月に東燃ゼネラル石油が取得し、新たな提携関係に移行することを発表。エクソンモービルが子会社を通じてが保有する一部の化学品事業と東燃ゼネラル石油株式会社の株式8千万株を所有し続け、本持分取得後の東燃ゼネラル石油株式会社に対する議決権の保有割合は約22%となり、主要株主として留まる見込み。エクソンモービルのブランド(Esso・Mobile・Mobil 1等)は日本国内で独占的に使用する。またクレジットカード等の各種サービスも従前どおり提供する。石油精製および石油化学におけるテクノロジーや技術サポートも継続して使用し、原油や製品の調達においてもエクソンモービルとの協力関係を継続する。[10]

[編集] グループ企業

[編集] CM

[編集] 関連製品

[編集] 脚注

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  1. ^ a b c d http://www.exxonmobil.com/Corporate/Files/news_release_earnings4q08.pdf
  2. ^ Fiche d'entreprise
  3. ^ ただし、現在の日本法人は「エクソンモービル有限会社」となりエクソンの文字が入っている
  4. ^ 九州の一部GS売却を発表 エクソンモービル”. 西日本新聞. 2010年10月3日閲覧。
  5. ^ エクソンモービル・ジャパングループの小売事業に関して”. エクソンモービル有限会社. 2010年10月3日閲覧。
  6. ^ エクソンモービル・ジャパングループの小売事業に関してエクソンモービルプレスリリース
  7. ^ エクソン、資源開発に集中 東燃ゼネ株3割売却、日本事業縮小 米エクソンが事実上の日本撤退へ - 日本経済新聞 2012年1月5日閲覧
  8. ^ 米エクソンが事実上の日本撤退へ、東ゼネに株式・事業売却で調整 - ロイター 2012年1月5日閲覧
  9. ^ 本日の一部報道について - 東燃ゼネラル石油株式会社・エクソンモービル有限会社 2012年1月5日閲覧
  10. ^ 東燃ゼネラル石油株式会社 (2012-01-29), “【要旨】 エクソンモービル有限会社の持分の取得およびエクソン モービル コーポレーションとの新たな提携関係への移行に関するお知らせ” (日本語) (PDF), プレスリリース, http://www.tonengeneral.co.jp/apps/tonengeneral/pdf/2012-01-29_2ja.pdf 2012年1月30日閲覧。 

[編集] 外部リンク

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