エフ・ホフマン・ラ・ロシュ

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エフ・ホフマン・ラ・ロシュ
F. Hoffmann-La Roche, Ltd.
Hoffmann-La Roche logo.svg
種類 株式会社
略称 ロシュ、Roche
本社所在地 スイスの旗 スイス
バーゼル
設立 1896年
業種 医薬品
事業内容 製薬
代表者 セヴェリン・シュワン(Severin Schwan)会長兼CEO
資本金 14,482 Million CHF(スイス・フラン)
(2011年12月31日時点)[1]
売上高 連結:42,531 Million CHF(スイス・フラン)
(2011年12月期)[2]
営業利益 連結:15,149 Million CHF(スイス・フラン)
(2011年12月期)[3]
純利益 連結:9,544 Million CHF(スイス・フラン)
(2011年12月期)[4]
総資産 連結61,576 Million CHF(スイス・フラン)
(2011年12月末時点)[5]
従業員数 80,129人
(2011年12月末時点)[6]
決算期 12月末日
関係する人物 フリッツ・ホフマン・ラ・ロシュ
外部リンク http://www.roche.com/
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エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(F. Hoffmann-La Roche, Ltd.)は、スイスバーゼルに本拠を置く世界的な製薬ヘルスケア企業である。

概要[編集]

持株会社ロシュ・ホールディング(Roche Holding AG)がグループ企業を統括し、各国の現地法人への出資はオランダのマイドレヒトに置いた中間持株会社ロシュ・ファームホールディング・ビー・ヴィ(Roche Pharmholding B.V.)を通じて行っている。スイス国外では、ドイツのマンハイムペンツブルク、イギリスのウェリンガーデンバーゲス・ヒル、アメリカ合衆国のニュージャージー州ナトリーブランチバーグカリフォルニア州パロアルトプレザントンインディアナ州インディアナポリスサウスカロライナ州フローレンス、中華人民共和国の上海などに拠点を置いている。

日本には1924年に現地法人「エヌ・エス・ワイ合名会社」を設立して進出(のちの日本ロシュ株式会社)。これは日本で製造許可を取得した初の外資系医薬品企業であった[7]。2001年12月、中外製薬との間で日本国内の医薬品事業の統合を柱とした包括的業務提携を結び、翌2002年にロシュ・ファームホールディングを通じて株式公開買付けを行って[8]中外を買収、同年10月には医薬品事業の日本法人であった日本ロシュを中外に合併した。これにより日本国内の医薬品事業は連結子会社の中外製薬を通じて行うこととなった。

ロシュグループは医薬品事業のほかに1968年より試薬事業にも進出しており[9]、診断薬・医療機器事業会社ロシュ・ダイアグノスティックスでは別個の日本法人としてロシュ・ダイアグノスティックス株式会社(1998年8月日本ロシュからの分社化により設立)を置いている。1997年には試薬大手の独ベーリンガー・マンハイム社を買収・統合した。

歴史[編集]

エフ・ホフマン・ラ・ロシュ社はフリッツ・ホフマン・ラ・ロシュによって1896年に創業された。その後ロシュ社はビタミン剤の生産で基盤を築いた。

1957年にはベンゾジアゼピン抗不安薬クロルジアゼポキシド(商品名「リプリウム」、日本における商品名「バランス」[10])を、続いて抗不安薬の世界標準となるジアゼパム(商品名「ヴァリウム」、日本における商品名「セルシン」)を開発・発売し、世界の抗不安薬市場を席巻し多くの利益を得た。

1990年代以降は抗癌剤に注力を始めている。またインフルエンザ治療薬オセルタミビルの特許を持つ米ギリアド・サイエンシズ社より1996年から2016年までの製造専売特許を取得し[11]、「タミフル」の商品名で2000年代の主力商品となっている。

脚注[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]