台湾プラスチックグループ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
台塑集團 (Formosa Plastic Group)
業種 コングロマリット
設立 1954年
創業者 王永慶王永在
本部 台湾の旗 台湾
台北市松山区東昌里敦化北路201號
売上高 2兆1,850億台湾ドル (2010) [1]
資産総額 2兆9,915億台湾ドル (2010) [1]
純資産額 6,103億台湾ドル (2010) [1]
従業員数 99,332 (2010) [1]
子会社 100社以上 [1]
ウェブサイト www.fpg.com.tw

台湾プラスチックグループ (Formosa Plastics Group, FPG, 中国語: 台塑集團)は、台湾最大の民間企業グループである[2]。 分野は合成樹脂繊維バイオテクノロジー石油化学電子部品運輸医療教育と多岐に渡る。

1980年代以降、台湾民間企業として総資産・総売上高・従業員数で首位を維持し、「台湾の経営の神様」と呼ばれている[2]。2010年度は海外子会社と合わせて、従業員数99,332人、資本金6,103億NT$、総資産2兆9,915億NT$、総売上高2兆1,850億NT$[1]。これは2010年台湾GDPの約15%に達する[3]

スタンダード&プアーズ Asia 50銘柄、台湾証券取引所50指数銘柄である。

概要[編集]

台塑は1954年に王永慶王永在兄弟によって設立された。

歴史[編集]

台塑グループは台湾プラスチック社(台灣塑膠公司)が製造したポリ塩化ビニル(PVC)を原料とする製品を開発するために1958年に形成された。

  • 1954年7月 高雄市において「福懋塑膠公司」設立。ポリ塩化ビニル(PVC)の生産を開始。
  • 1957年4月 福懋塑膠公司は名称を「台灣塑膠公司 (台湾プラスチック社, Formosa Plastics Corporation)」に変更。
  • 1958年8月 南亞塑膠加工公司を設立。台灣塑膠が製造するPVCを購入して操業を始めた。
  • 1963年2月 「嘉林塑膠製品公司」設立、同年8月には「新東塑膠製品公司(New Eastern Plastics Produc Corp.)」に名称を変更。消費者製品を生産するようになった。
  • 1964年10月 「台塑汽車貨運公司」を設立し、グループの物流を担当。
  • 1967年8月 新東塑膠製品公司は南亞塑膠加工公司を吸収合併し、「南亞塑膠公司(Nan Ya Plastics Corp.)」に名称を変更。

1980年代

1990年代

  • 1991年2月 「台塑重工公司」を設立。
  • 1992年4月 「台塑石化公司」を設立し、石油精製事業に参入。
  • 1995年3月 「南亞科技公司」を設立し、DRAMの開発生産に参入。
    • 11月 「台灣小松電子材料公司」を設立(現在は台塑勝高科技公司)。
  • 1998年5月 「台塑旭彈性纖維公司」を設立。
    • 10月 「台朔汽車公司」を設立し、自動車事業に参入。
  • 1999年2月 六輕汽車貨運公司」を設立。
    • 4月 「台亞石油公司」を設立。
    • 6月 「台塑環保科技公司」を設立。
    • 10月 「長庚生物科技公司」を設立。
    • 12月 「台塑大金精密化學公司」を設立。

2000年代

  • 2000年4月 「台塑網科技公司」を設立。
    • 7月 「台塑海運公司」を設立。
    • 8月 「台塑訊科公司 台化出光公司」を設立。
    • 12月 「台灣興業公司」を設立。
  • 2002年5月 「台化塑膠公司」を設立。
    • 6月 「台塑光電公司」を設立し、発電事業に参入。
    • 12月 「台灣醋酸公司」を設立。
  • 2003年1月 「華亞科技公司」を設立。
    • 10月 「亞太能源公司 」を設立。
    • 11月 「台塑生醫科技公司」を設立。
    • 12月 「南亞光電公司」を設立。
    • グループの売上高が1.2兆NT$に達し、台湾GNPの11%を占める。
  • 2007年 グループの売上高が2兆NT$に達し、台湾GNPの15.4%を占める。

関連企業[編集]

石油化学事業

  • 台灣塑膠工業股份有限公司(TWSE:1301)
  • 南亞塑膠工業股份有限公司(TWSE:1303)
  • 台灣化學纖維股份有限公司(TWSE:1326)
  • 台塑石化股份有限公司(TWSE:6505)
  • 福懋興業股份有限公司(TWSE:1434)
  • 台塑大金精密化學股份有限公司
  • 台塑旭彈性纖維股份有限公司
  • 達興纖維股份有限公司
  • 文方實業股份有限公司
  • 台灣醋酸化學股份有限公司
  • 台亞石油股份有限公司
  • 台化-{出}-光石油化學股份有限公司
  • 南中石化工業股份有限公司
  • 南亞美國公司(Nan Ya Plastics Corporation USA)
  • 印尼南亞公司(PT. Indonesia Nanya Indah Plastics Corp.)
  • 南亞塑膠美洲公司(Nanya Plastics Corporation, America)
  • 台塑美國公司(Formosa Plastics Corporation, U.S.A.)

電子製造事業

  • 南亞科技股份有限公司(TWSE:2408, "elixir"ブランドのDRAM製造)
  • 南亞電路板股份有限公司(TWSE:8046)
  • 華亞科技股份有限公司(TWSE:3474)
  • 台塑勝高科技股份有限公司(TWSE:3532)
  • 福懋科技股份有限公司(TWSE:8131)
  • 南亞光電股份有限公司(LED製造)
  • 台灣必成股份有限公司(合資)
  • 泛亞科技股份有限公司

医療事業

  • 長庚紀念醫院
  • 長庚生物科技
  • 長庚醫療器材
  • 台塑生物科技
  • 世信生物科技
  • 台塑生醫科技股份有限公司(FORTE)

教育事業

交通運輸事業

  • 台朔汽車股份有限公司(並非倒閉,現仍經營進口拖車頭買賣)
  • 台宇汽車股份有限公司(轉投資)
  • 汎航通運股份有限公司(長庚醫院交通課轉成立)
  • 台塑海運股份有限公司
  • 台塑通運股份有限公司
  • 台塑汽車貨運股份有限公司
  • 塑化汽車貨運股份有限公司
  • 六輕汽車貨運股份有限公司

投資開発事業

  • 台塑開發股份有限公司
  • 亞朔開發股份有限公司〔桃園科技工業園區、桃園機場捷運聯合開發案〕
  • 宏懋開發股份有限公司
  • 亞台開發股份有限公司
  • 育志開發股份有限公司
  • 台塑企業管理顧問股份有限公司
  • 華亞園區管理顧問股份有限公司
  • 麥寮工業區專用港管理股份有限公司
  • 台塑行銷管理顧問股份有限公司
  • 石油瓦斯買賣及處理股份有限公司(Formosa Hydrocarbons Company)
  • 台塑企業投資股份有限公司
  • 亞太投資股份有限公司

その他

  • 台朔重工股份有限公司
  • 台塑網科技股份有限公司(FTC)
  • 台塑網旅行社股份有限公司(旅遊業)
  • 宜濟建設股份有限公司
  • 台化地毯股份有限公司
  • 台朔環保科技股份有限公司(廚餘肥料業)
  • 麥寮汽電股份有限公司(發電廠)
  • 華亞汽電股份有限公司
  • 台塑長園能源科技股份有限公司(能源科技、汽車燃料電池)
  • 長庚球場(高爾夫球場)
  • 培仁公司
  • 王詹樣社會福利慈善基金會

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 企業願景”. 台塑. 2012年9月9日閲覧。
  2. ^ a b “<訃報>「経営の神様」王永慶氏が死去、米国視察中に―台湾”. RecordChina. (2008年10月16日). http://www.recordchina.co.jp/group/g24933.html 
  3. ^ 2010年の台湾GDPは13兆6142億NT$ (JETRO調べ)

外部リンク[編集]