まいづる (列車)

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まいづる
287系による「きのさき」(後4両)と「まいづる」(前3両)
287系による「きのさき」(後4両)と「まいづる」(前3両)
運行鉄道事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
北近畿タンゴ鉄道
列車種別 特急列車
運転区間 京都駅 - 東舞鶴駅
経由線区 山陰本線舞鶴線
使用車両
(所属区所)
287系電車福知山電車区
KTR8000形気動車北近畿タンゴ鉄道
運転開始日 1999年10月2日
備考 2011年3月12日現在
183系のヘッドマーク

まいづるは、西日本旅客鉄道(JR西日本)および北近畿タンゴ鉄道 (KTR) が京都駅 - 東舞鶴駅間を山陰本線嵯峨野線)・舞鶴線経由で運行する特急列車である。

北近畿ビッグXネットワークを形成する列車の一つである。イメージカラーは橙色で、京都府舞鶴市にある赤れんが倉庫群にちなんでいる。

目次

[編集] 概要

特急「まいづる」の前身は、1972年10月のダイヤ改正で急行「丹後」の増発により新設された、山陰本線京都方面からの東舞鶴駅直通列車である。その後、1985年(昭和60年)には特急「あさしお」が東舞鶴駅までの運転を開始した。

しかし、1996年3月に山陰本線の園部駅 - 綾部駅間が電化され、京都駅 - 城崎駅(現在の城崎温泉駅)間が全線電化されると同時に、特急「あさしお」と急行「丹後」は廃止され、京都駅と東舞鶴駅を直通する列車は一時的に全廃された(西舞鶴駅までは、当時京都駅発着だった「タンゴエクスプローラー」が乗り入れていた)。

1999年10月2日舞鶴線電化開業に伴い、現在の特急「まいづる」が新設された。2004年(平成16年)にさらに1往復増発され、「タンゴディスカバリー」と合わせて京都駅 - 東舞鶴駅間には5往復の特急列車が走るようになった。2011年には列車名統合によって「タンゴディスカバリー」を吸収している。

[編集] 運行概況

2011年3月現在、京都駅 - 東舞鶴駅間に7.5往復が運転されており、全列車が京都駅 - 綾部駅間は福知山駅方面発着の特急「きのさき」または「はしだて」と併結運転を行う。

2003年春から「まいづる」のうち1往復が、観光シーズンや祝休日などの多客期に臨時列車として、舞鶴駅 - 小浜駅間で延長運転が行われていたが[1][2][3][4][5][6][7][8][9][10][11][12]、この延長運転は現在行われておらず、その代替として東舞鶴駅で小浜線普通列車と相互接続させることで、利便性をカバーしている。

[編集] 停車駅

京都駅 - 二条駅 - 亀岡駅 - 園部駅 - (日吉駅) - 綾部駅 - 西舞鶴駅 - 東舞鶴駅

  • ( )は2・11号のみ停車。
  • かつては一部列車が胡麻駅和知駅に停車していたが、2011年3月11日を最後に全列車通過となった。

[編集] 使用車両・編成

2011年3月12日現在の編成図
まいづる
← 綾部
東舞鶴/京都 →
287系
5 6 7
KTR8000形
5 6
  • 全車禁煙
  • 綾部駅 - 京都駅間は逆向き
凡例
指=普通車座席指定席
自=普通車自由席

2011年3月12日のダイヤ改正より、287系電車(下り6本/上り5本)および、北近畿タンゴ鉄道KTR8000形気動車(2往復)が使用されている。同日のダイヤ改正以前は183系電車が使用されていた[13]

全列車が普通車のみで、グリーン車は連結されていない。また、舞鶴線内では座席が進行方向と逆向きに設定されているが、これは綾部駅で進行方向が逆転するためである。

[編集] 利用状況と競合交通機関

京都方面との輸送においては、並行する京都縦貫自動車道が全通していないことや京都交通高速バス京都駅前 - 京都交通舞鶴営業所間が1日4往復と少ないため、「まいづる」が優位な立場である。しかし、京都縦貫道の未供用区間(丹波IC - 京丹波わちIC間)は2014年度に供用開始する予定となっている。

大阪・神戸方面との輸送においては、舞鶴若狭自動車道吉川JCT - 小浜西IC間が全通していることから、京都交通の大阪梅田なんば(OCAT)、三宮 - 京都交通舞鶴営業所間の各高速バスが優位な立場である。JR西日本は国鉄キハ65形による「エーデル北近畿」の一部編成を臨時列車扱いながら東舞鶴駅まで運行させていたが、山陰本線や舞鶴線の電化開業に伴い「エーデル北近畿」が廃止されると、逆に京都交通が従来の大阪梅田 - 舞鶴線(1日2往復)の他に、大阪なんば線神戸三宮線を新設。当初はともに3往復で運行していた高速バス路線であったが、現在は大阪なんば線が6往復、神戸三宮線が8往復にまで成長、従来の大阪梅田線を含めると計16往復にまで充実させてきており、更に増発を検討中とのことで、確固たる地位を確立しつつある。JR側も接続改善や割引切符等で対抗しているが、目に見える形での成果は出ていない。

[編集] 沿革

舞鶴には、赤れんが倉庫群など旧帝国海軍の遺跡が多数残っており、特急「まいづる」のイメージカラーも赤れんがにちなむ
  • 1999年(平成11年)10月2日:京都駅 - 東舞鶴駅間で「まいづる」が3往復運転開始[14]。当時は全区間単独運転で、グリーン車が連結された6両または4両編成で運行されていた。
  • 2003年(平成15年)10月1日:下り2本・上り1本が増発される[15]。また、このダイヤ改正から京都駅 - 綾部駅間は全列車「たんば」「はしだて」との併結運転を開始し、普通車のみの3両編成になる。
  • 2004年(平成16年)3月13日:1往復が増発[16]
  • 2007年(平成19年)3月18日:全車禁煙になる[17]
  • 2011年(平成23年)3月12日:183系の運用を終了し、287系およびKTR8000形が投入される。また、列車名統合によって併結運転の相手を「たんば」から「きのさき」に変更し、一部列車が行っていた胡麻駅和知駅への停車が取りやめる[13]

[編集] 脚注

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  1. ^ 平成15年 春の臨時列車運転についてインターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年1月16日
  2. ^ 平成15年度 【 夏 】の臨時列車の運転(福知山支社)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年5月16日
  3. ^ 平成16年春季臨時列車の運転計画について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2004年1月16日
  4. ^ 平成16年 【 夏 】 の臨時列車運転について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2004年5月14日
  5. ^ 平成17年春季臨時列車の運転計画について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2005年1月14日
  6. ^ 平成17年【夏】の臨時列車の運転(別紙詳細) (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年5月20日
  7. ^ 平成17年度冬季臨時列車の運転計画について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2005年10月14日
  8. ^ 平成18年【春】の臨時列車の運転(別紙詳細) (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年2月1日
  9. ^ 平成18年【夏】の臨時列車の運転について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年5月19日
  10. ^ 平成18年 【 秋 】 の臨時列車の運転について(北近畿エリア) (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年8月24日
  11. ^ 平成18年度冬季臨時列車の運転計画について (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2006年10月13日
  12. ^ 平成19年【春】の臨時列車の運転 (PDF)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2007年1月19日
  13. ^ a b 平成23年春ダイヤ改正について (PDF) - 西日本旅客鉄道福知山支社プレスリリース 2010年12月17日
  14. ^ 平成11年秋 ダイヤ改正について(別紙詳細)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 1999年7月30日
  15. ^ 平成15年秋 ダイヤ改正(福知山エリア)(インターネット・アーカイブ)- 西日本旅客鉄道プレスリリース 2003年7月30日
  16. ^ 『JR気動車客車編成表』'04年版 ジェー・アール・アール 2004年 ISBN 4-88283-125-2
  17. ^ 平成19年春ダイヤ改正(詳細別紙) (PDF)(インターネット・アーカイブ) - 西日本旅客鉄道プレスリリース 2006年12月22日

[編集] 参考文献

[編集] 外部リンク

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