阿部野橋ターミナルビル

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阿部野橋ターミナルビル新館
阿部野橋ターミナルビル新館
情報
用途 駅舎店舗
設計者 村野藤吾
建築主 近畿日本鉄道
事業主体 近畿日本鉄道
管理運営 近畿日本鉄道
構造形式 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造
階数 地上10階、地下4階、塔屋3階
高さ 54m
着工 1983年3月
竣工 1988年11月11日
所在地 543-0001
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番43号
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阿部野橋ターミナルビル東館
阿部野橋ターミナルビル東館
情報
用途 ホテル
建築主 近畿日本鉄道
事業主体 近畿日本鉄道
管理運営 近畿日本鉄道
構造形式 鉄骨造(一部鉄筋コンクリート造
階数 地上17階、地下1階
高さ 80m
竣工 1992年7月31日
所在地 543-0001
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1番43号
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阿部野橋ターミナルビル(あべのばしターミナルビル)は、大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目にある複合商業施設である。現在旧館を超高層ビルに建て替える工事が行われており、完成すると日本初のスーパートール(高さ300メートル以上の世界クラス超高層ビル)となる。超高層ビルの名称は『あべのハルカス』で、名称が決まる前の仮称は「阿部野橋ターミナルビルタワー館」だった。

目次

概要 [編集]

大阪阿部野橋駅の駅舎や近鉄百貨店阿倍野本店などが入居する新館(百貨店東館・1988年竣工)と、天王寺都ホテルが入居する東館(1992年竣工)、建設中のあべのハルカスから構成される。

あべのハルカス [編集]

『あべのハルカス』は、近畿日本鉄道の前身である大阪鉄道1937年より営業を行ってきた旧館(百貨店西館)の建替え計画であり、建築規模は高さ300m、延床面積21万2000平方メートル、地上60階・地下5階(SRCS造)である[1]2014年3月の竣工、同年春開業を予定している。工事中ではあるが2012年8月時点で高さ300メートルに到達し、横浜ランドマークタワー(高さ296m)を抜き、2014年の開業時には21年ぶりに「日本一高いビル」の称号が移る事になった。

旧館の老朽化に伴う建替え計画は、2006年の秋頃から具体的な検討作業が始まり、計画当初は高さ制限が295メートルの制限区域に入っていたため270メートル前後の高さだったが[2]航空法の改正(2007年春)により制限がなくなった事を受け、日本一の高さとなるビルを建設する計画へ変更し[1]、同年8月8日に総事業費約1,300億円をかけ高さ300mの超高層ビルに建て替える計画を発表した[3]

歴史 [編集]

解体前の旧館
写真右半分の旧館は既に解体され、現在あべのハルカスが建設中
  • 1934年7月 - 大阪鉄道が店舗用地を現物出資して、大鉄百貨店を設立。
  • 1935年10月 - 大鉄百貨店本館(旧館北側)着工。
  • 1937年7月 - 地上1、2階の一部と地下2階1,200m²余りを開業。
  • 1937年11月 - 大鉄百貨店本館(旧館北側)竣工。地上7階、営業面積約10,000m²余りの第1期全館を開店。久野節設計、大林組施工[4]
  • 1938年10月 - 第2期の東館(旧館北側)が完成。営業面積は約16,000m²余りとなった。
  • 1943年2月 - 関西急行鉄道との合併により、関急百貨店阿倍野店として再発足。
  • 1944年6月 - 関西急行鉄道が南海鉄道と合併したことにより、日本鉄道阿倍野百貨店として再発足。
  • 1945年3月14日 - 大阪大空襲で2階より上の階を焼失。
  • 1945年12月 - 戦災復旧工事に着工。
  • 1948年4月 - 全館復旧。
  • 1950年7月 - 1階に日本初のドラッグストアを開設。
  • 1956年2月 - 近鉄百貨店アベノ橋店新館(旧館南側)着工。
  • 1957年4月2日 - 近鉄百貨店アベノ橋店新館(旧館南側)開業。村野藤吾設計。
  • 1957年12月 - 本館(旧館北側)の外装および内部の全面改装完成。地上7階、地下2階、営業面積約28,000m²。
  • 1965年4月 - 本館(旧館北側)東側に地上7階、地下2階、8,000m²の第2次増築竣工。営業面積約35,000m²。
  • 1965年7月 - 阿部野橋ターミナルビルと天王寺ステーションビルを結ぶ歩道橋が完成。
  • 1974年3月17日 - 近鉄百貨店アベノ橋店爆破事件発生、けが人なし。
  • 1983年10月 - 阿部野橋ターミナルビル新館着工。
  • 1987年9月 - 地下東改札口新設。
  • 1988年11月11日 - 阿部野橋ターミナルビル新館竣工。地上10階、塔屋3階、地下3階。旧館を含めた村野藤吾による外観リニューアルも行われた。
  • 1992年7月31日 - 阿部野橋ターミナルビル東館竣工。天王寺都ホテル新館としてオープン。
  • 2007年8月8日 - 総事業費約1,300億円をかけ、旧館を高さ300mの超高層ビルに建て替える阿部野橋ターミナルビル整備計画が発表。[3]
  • 2009年3月19日 - 旧館閉館。翌20日より代わって改装を進めていた、百貨店新館(東館)部分のみでの営業を開始[5][6]
  • 2010年1月9日 - 阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)着工。
  • 2011年2月2日 - タワー館で立柱式が行われる。
  • 2011年7月6日 - タワー館に入居するホテルを「都ホテル」と「マリオット」(提携)のダブルブランドとし、「大阪マリオット都ホテル」に決定したと発表[7]
  • 2011年8月24日 - タワー館が高さ100mに到達[8][9]
  • 2011年8月25日 - タワー館の名称を「あべのハルカス」とすることを発表[10]
  • 2011年11月18日 - あべのハルカスが高さ150m(半分)に到達。
  • 2012年3月19日 - あべのハルカスが高さ200mに到達。
  • 2012年6月14日 - あべのハルカスが高さ263mに到達。りんくうゲートタワービル大阪府咲洲庁舎(いずれも高さ256m)を抜き、西日本一の高層ビルとなる。
  • 2012年8月30日 - あべのハルカスが高さ300mに到達[9]横浜ランドマークタワー(高さ296m)を抜き、日本一の高層ビルとなる。
  • 2012年10月23日 - 上棟式。55階(地上258メートル地点)の建設現場が公開される[11]
  • 2013年6月13日 - あべのハルカスの低層階部分(「タワー館」地上14階~地下2階)に、近鉄百貨店が先行開業予定。あわせて同日より、百貨店の名称を「あべのハルカス 近鉄本店」に改称予定。
  • 2014年3月 - あべのハルカス竣工予定。
  • 2014年春 - あべのハルカス、グランドオープン(オフィスフロア・美術館・大阪マリオット都ホテルなど)。「あべのハルカス 近鉄本店」が「ウイング館」(現・百貨店本館(東館))を含めてリニューアルオープン予定。

脚注 [編集]

  1. ^ a b 阿部野橋ターミナルビル タワー館 超高層日本一の高さ300mに挑戦 日刊建設工業新聞 2010年11月8日
  2. ^ 梅田にない「のっぽビル」――伊丹の航路で高さ制限 日経ネット関西版 2010年1月6日閲覧 (cache)[リンク切れ]
  3. ^ a b 阿部野橋ターミナルビル整備計画について 近畿日本鉄道 2007年8月8日閲覧
  4. ^ 実績の紹介 大林組
  5. ^ 大阪阿部野橋駅改良工事の着手について 近畿日本鉄道 2008年1月22日閲覧
  6. ^ 阿倍野本店東館(新館)グランドオープンについてのお知らせ 近畿日本鉄道 2009年1月19日閲覧
  7. ^ 「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」ホテル計画において マリオット・インターナショナルとの提携を決定 ~平成26年春、関西初のマリオットブランド「大阪マリオット都ホテル」が誕生~ 近畿日本鉄道株式会社・株式会社近鉄ホテルシステムズ 2011年7月6日
  8. ^ 2011年8月26日「名称決定(*゚▽゚)/゚・:*」 近鉄スタッフブログ「日本一に届くまで」 2011年8月26日
  9. ^ a b 計画の経緯 あべのハルカス
  10. ^ 阿部野橋ターミナルビル 名称を「あべのハルカス」に決定 (PDF)(2011年8月25日付近畿日本鉄道ニュースリリース)
  11. ^ 高さ日本一のビル「あべのハルカス」上棟式 日本経済新聞 2012年10月23日

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]

近鉄グループからの公式ニュースリリース
その他