のと鉄道

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のと鉄道株式会社
NotoTetudou Corporation.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 のと鉄
本社所在地 日本の旗 日本
927-0026
石川県鳳珠郡穴水町字大町チ24番地2
設立 1987年4月30日
業種 陸運業
事業内容 旅客鉄道事業、国内旅行業
損害保険代理業他
代表者 代表取締役 鷲嶽勝彦
資本金 450百万円(2011年3月31日時点)
発行済株式総数 9,000株
売上高 194百万円(2011年3月期)[1]
営業利益 -198百万円(2011年3月期)
純利益 125百万円(2011年3月期)
純資産 419百万円(2011年3月31日時点)
総資産 501百万円(2011年3月31日時点)
従業員数 38名(2011年3月31日時点)
決算期 3月末日
主要株主 石川県 3,020株(33.56%)
北國銀行 450株(5.00%)
能登町 382株(4.24%)
北陸銀行 380株(4.22%)
興能信用金庫 360株(4.00%)
整理回収機構 282株(3.13%)
珠洲市 270株(3.00%)
穴水町 238株(2.64%)
七尾市 220株(2.44%)
のと共栄信用金庫 220株(2.44%)
他 3,178株(35.31%)[2]
外部リンク www.incl.ne.jp/ntr/
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のと鉄道株式会社(のとてつどう)は、国鉄改革にともない第3次特定地方交通線に選定された能登線を引き受けるために設立された、石川県などが出資する第三セクター鉄道事業者である。本社は、石川県鳳珠郡穴水町字大町チ字24番2。

目次

[編集] 概要

石川県が旧国鉄能登線廃止に際して鉄道存続に意欲を見せ、運輸省(当時)に廃止対象路線の早期指定を愛知県高知県と共同で陳情したいきさつを持つ。能登線の廃止の決定を受け、路線の引き受け会社としてのと鉄道株式会社が設立され、能登線の全線を継承して運営に当たった。転換当初は運賃を若干値上げしたものの、運行本数を増加して乗客、収入ともに増加させ、第三セクター鉄道の成功例と言われたこともあった。

1991年にJR七尾線和倉温泉まで電化されたのに伴い、同線のうち非電化の和倉温泉 - 輪島間の営業を西日本旅客鉄道(JR西日本)から引き受けたが、能登半島の道路網整備が進んだことや、過疎化による沿線人口の減少を受け乗客数は減少の一途をたどっていった。経営改善のため、経営コンサルタントの助言を受けながら2001年には輪島線とも呼ばれていた七尾線穴水 - 輪島間を、2005年には能登線の穴水 - 蛸島間全線を廃止し、最盛期には100kmを超えた営業路線も現在では三分の一にまでになっている。乗客数の減少により列車本数は削減され、厳しい経営が続いている。なお、七尾線七尾 - 穴水間を存続させた理由の一つは、2014年度の北陸新幹線の開業後にJR七尾線(津幡 - 和倉温泉間)が経営分離される可能性があり、石川県に鉄道運営のノウハウを残す必要があったためとされる。

穴水 - 輪島間廃線翌年の2003年、のと鉄道七尾線では急行便や能登中島折り返し便も含め上下合わせて10数便が減便され、普通列車のみ1日上下計29便となった。しかし2005年に新型車両が導入されると共に、上下各2便が増便された。2012年3月現在、上下計34便の列車を定期運行している。

新型車両導入後は沿線の小学校や保育所の児童による絵画や田鶴浜野鳥公園で撮影された野鳥の写真、能登線の車両や駅の写真などを積極的に車内に掲示している。

また、イベントなどで新型車両NT200形を用いた体験運転を穴水駅構内で行っている。

2009年5月より、えちぜん鉄道などで採用されている、車内で接客業務を行うアテンダントの乗務が始まった(地元の女性2人を採用)[3]

[編集] 歴史

[編集] 路線

のと鉄道七尾駅ホーム
(2007年12月撮影)

2005年の能登線の廃止により、唯一の営業路線となった七尾線は、JR西日本が第3種鉄道事業者(七尾 - 和倉温泉間は第1種鉄道事業者)として線路を保有しており、のと鉄道は第2種鉄道事業者としてJR西日本の線路を使って列車を運行するだけの自社で線路を持たない鉄道会社となった。

[編集] 現有路線

  • 七尾線 七尾 - 穴水(33.1km・第2種鉄道事業)

[編集] 廃止路線

  • 七尾線 穴水 - 輪島(20.4km・第2種鉄道事業)
  • 能登線 穴水 - 蛸島(61.0km・第1種鉄道事業)

[編集] 運賃

大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2004年4月1日現在。

キロ程 運賃(円)
初乗り1 - 4km 200
5 - 8 280
9 - 10 350
11 - 12 360
13 - 15 410
16 440
17 - 20 510
21 - 24 580
25 - 28 660
29 - 32 740
33 - 34 810

特定運賃

  • JR西日本との共用区間である七尾 - 和倉温泉間は下表の特定運賃が適用される(小児半額・10円未満切り捨て)。これは、両社の運賃(JR180円・のと鉄道280円)を比較して、安い方の運賃を採用しているためである。
特定区間 キロ程 運賃(円)
七尾 - 和倉温泉 6km 180

運賃計算上の特例

区間 運賃
JR七尾線徳田以遠 - のと鉄道七尾線田鶴浜以遠 和倉温泉駅を境に両社の運賃を合算
JR七尾線徳田以遠 - 和倉温泉 JRの通算運賃を適用
七尾 - 和倉温泉 両社の運賃を比較して安い方の運賃を適用(特定運賃)
七尾 - のと鉄道七尾線田鶴浜以遠 のと鉄道の通算運賃を適用

[編集] 車両

最盛期には28両が在籍していたが、穴水 - 輪島間の廃止、穴水 - 蛸島間の廃止に伴う路線の縮小により、2008年現在在籍するのはNT200形7両のみとなっている。

[編集] 現役車両

[編集] 過去の車両

このほか、JR西日本のキハ58系気動車が急行「能登路」としてJR金沢駅から輪島駅・珠洲駅に乗り入れていた。2008年には、快速「能登ふるさと博」号(金沢 - 穴水間)として3年ぶりに乗り入れた。

[編集] 作品における描写

花咲くいろは
NT200形車両と西岸駅がモデルとなっている。2011年7月23日から期間・車両限定で登場キャラクターを演じる声優によるオリジナル車内放送が行われていたが、番組が終了したため車内放送も9月30日を以って一旦終了予定であった[4]。その後、10月9日に「花咲くいろは」の「湯乃鷺温泉街」のモデルとなった湯涌温泉で開催された「湯涌ぼんぼり祭り」に併せて10月10日まで延長された。この時には有志団体の協力により七尾 - 穴水間に公式イラスト(主人公の緒花と小さな女の子の神様と狐)のヘッドマークを着けた団体貸切列車「急行ゆのさぎ」が2往復運転され、定期列車においても登場キャラクターの車内放送を行う車両に「急行ゆのさぎ」とほぼ同じデザインの「ゆのさぎ」のヘッドマークが装着された[5][6][7]。なおオリジナル車内放送は10月10日を以って一旦終了した。
後にNT201形車両を使用したラッピング列車が2012年3月24日から運行を開始し、同時に新規録音のオリジナル車内放送が復活した[8]
なお、これらのオリジナル車内放送を収録したCDなどの限定グッズが、穴水駅構内売店で販売されている[9]

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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