尾辻秀久

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日本の旗参議院議員 尾辻 秀久
生年月日 1940年10月2日(75歳)
出身地 日本の旗 日本 鹿児島県加世田市(現南さつま市
出身校 防衛大学校(中退)
東京大学(中退)
前職 鹿児島県議会議員
所属委員会 環境委員会
懲罰委員会
地方・消費者問題に関する特別委員会
世襲
選出選挙区 比例区→)
鹿児島県選挙区
当選回数 5回
所属党派 自由民主党額賀派
会館部屋番号 参議院議員会館515号室
ウェブサイト 公式ホームページ
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尾辻 秀久(おつじ ひでひさ、1940年10月2日 - )は、日本政治家自由民主党所属の参議院議員(5期)。

厚生労働大臣(第45代)、参議院副議長(第28代)、自民党参議院議員総会長(第26代)、財務副大臣等を歴任。2012年から2015年まで、財団法人日本遺族会会長を務めた。

概要[編集]

略歴[編集]

鹿児島県加世田市(現南さつま市)生まれ。1958年鹿児島市立鹿児島玉龍高等学校卒業後、防衛大学校に進学したが、母の死去により家計を支えるため2年で中退(1961年)する。その後23歳で東京大学に入学し直した。東大在学中の1966年から海外を放浪。当初は短期間の放浪の後に帰国する予定だったが、東大紛争により東大で授業が開講されない時期が続いたため、1971年に東大も中退した[1]

1979年、故郷の鹿児島県議会議員選挙に出馬し、初当選。1986年第39回衆議院議員総選挙旧鹿児島1区から出馬したが、落選。1989年第15回参議院議員通常選挙自由民主党公認で比例区から出馬し、初当選した。以後当選4回。1992年総務政務次官1994年沖縄開発政務次官にそれぞれ就任[1]

2003年第2次小泉内閣財務副大臣に就任。翌2004年第2次小泉改造内閣厚生労働大臣として初入閣。第3次小泉内閣でも留任。2005年参議院予算委員長に就任[1]

2007年第21回参議院議員通常選挙での自民党大敗を受け、引責辞任した青木幹雄の後任として参議院議員会長候補に名前が挙がった。元文部大臣中曽根弘文も名乗りを上げたが、尾辻が無投票で選出された。2010年参議院副議長就任に伴い、参院議員会長を退任[1]

2012年12月、古賀誠辞任後の遺族会会長に就任したことを受けて参議院副議長を辞任した。

2013年第23回参議院議員通常選挙鹿児島県選挙区から出馬し[2]、5選[1]

政策[編集]

福祉政策[編集]

少子化対策[編集]

  • 生まれてきた子どもを大切に育てることを、少子化対策の最優先事項として捉えている[7]

経済政策[編集]

国防政策[編集]

外交政策[編集]

  • ドミニカ共和国への日本人移住者問題(日系ドミニカ人)解決を進める国会議員懇談会会長を務め、ドミニカ移民問題解決に尽力。政府の謝罪を引き出し、ドミニカ移住50周年記念祭首相特使としてドミニカを訪問し、首相の小泉による「おわび談話」を移民に手渡した。その後、政府が移民に見舞金を支払う議員立法を成立させ、政府と移民を和解させる中心人物となった。[要出典]

発言[編集]

理念[編集]

  • 生まれや育ちによって、人生のスタートラインに差が出無い様な社会を目指している[15]
  • 調和のとれた社会を理想としている[16]

人物[編集]

  • 家族は妻、3女。長女、次女は双子である。
  • 父・尾辻秀一は海軍少佐で駆逐艦「夕霧」艦長。太平洋戦争中の1943年11月25日、秀久が3歳の時に戦死し、20歳で両親を失っている[17]
  • 実妹は鹿児島県議会議員の尾辻義
  • 防衛大学校在学中の1961年、第37回箱根駅伝に出場した経験を持つ。1区(22.7km)を1時間17分22秒で走り区間15位[18]
  • 海外放浪から帰国後、自身の体験を元にしたルポルタージュを出版し、著作が第1回大宅壮一ノンフィクション賞候補にノミネートされた[要出典]
  • キャッチフレーズは「虫の目になる」[19][20]
  • 政治家の年金未納問題が注目された際に年金の未納が発覚している(1986年4月から8月までの5か月間)[21]
  • 大の赤ワイン好き。2010年には日本ソムリエ協会から名誉ソムリエである「ソムリエ・ドヌール」の称号を授与されている[要出典]
  • 自身が副会長を務める自民党の安心社会研究会(会長は与謝野馨)の初会合で、講師として出席した東京大学教授の吉川洋に対し「経済財政諮問会議で、何て言った!? いい加減にしろ! どの面下げて出てきたんじゃ、馬鹿者!」「お前みたいな奴を「曲学阿世の徒」と言うんじゃ」などと怒鳴りつけた[22][23]。かつて経済財政諮問会議社会保障費の毎年2200億円の削減をとりまとめた吉川を、安心社会の再構築を目指す同研究会に招いたことに対して激怒したものと見られている。

所属団体・議員連盟[編集]

著書[編集]

  • ボッケモン世界を行く
  • 続ボッケモン世界を行く
  • アフリカ旅日記
  • 旅また人生

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e 公式ページ プロフィール
  2. ^ http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=46155[リンク切れ]
  3. ^ 平成20年1月23日参議院本会議 故山本孝史参議院議員哀悼演説(前半)-YouTube
  4. ^ 平成20年1月23日参議院本会議 故山本孝史参議院議員哀悼演説(後半)-YouTube
  5. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念社会保障の拡充 1~3行目より
  6. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念生涯現役社会の実現 1~3行目より
  7. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念子供は日本の宝 1~2行目
  8. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念
  9. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念社会保障の拡充 5行目より
  10. ^ 産経2013年7月22日尾辻氏「TPPずっと反対」オリジナル
  11. ^ J-CAST テレビウォッチ2013年3月12日 TPP自民反対派で罵りあい!元厚労相VS農林族「ちょっと待て」「威張るな
  12. ^ 日本流通産業新聞2013年3月19日【全文掲載】自民党議連/薬ネット販売規制で議員立法提出へ
  13. ^ 産経2013年7月22日【参院選】「9条改正すべきだ」鹿児島で圧勝の尾辻氏 オリジナル
  14. ^ YouTube - 01.30 自民党・尾辻氏 新自由主義をバッサリ!
  15. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念ユニバーサル(共生)社会の実現5~6行目
  16. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念平和な国 3行目
  17. ^ 尾辻秀久 公式WEBサイト政策・理念ユニバーサル(共生)社会の実現 7行目
  18. ^ 箱根駅伝歴代優勝校 各大会詳細 第37回大会 1961年(昭和36年)防衛大学
  19. ^ http://www.otsuji.gr.jp/mushinome.htm[リンク切れ]
  20. ^ 政治家は全体を見る鳥の目と細かいところを見る虫の目が必要だが、自分は虫の目を持って政治活動に臨み、光のあたらないところに光をあてたいと言う意味。
  21. ^ “鹿児島の2参院議員も未納 自民・加治屋氏と尾辻氏”. 共同通信社. 47NEWS. (2004年5月8日). http://www.47news.jp/CN/200405/CN2004050801000504.html 2012年9月19日閲覧。 
  22. ^ 2010年3月11日 自民・尾辻参院会長、与謝野元財務相の勉強会に現れ「いいかげんにしろ!」などと激怒 - FNNニュース
  23. ^ 「何で来るんだ!!」尾辻元厚労相が自民研究会講師の教授に罵声 - MSN産経ニュース[リンク切れ]
  24. ^ 日本会議HP 設立5周年(平成14年11月・設立5周年大会開催より)
  25. ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年
  26. ^ 神政連 WEB NEWS神道政治連盟国会議員懇談会
  27. ^ 参議院HP 議員情報 尾辻 秀久
  28. ^ 産経2013年10月18日 超党派157議員が靖国参拝 秋の例大祭では平成最多
  29. ^ 「『オリンピック前に受動喫煙防止法』 超党派議連が発足」朝日新聞、2014年11月10日
  30. ^ 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク(JDDネット) 発達障害の支援を考える議員連盟
  31. ^ 全国医師連盟 医療現場の危機打開と再建をめざす国会議員連盟のシンポジウム 2007年(H20年)4月12日
  32. ^ apital 朝日新聞の医療サイト 薬ネット販売、新たな規制検討へ 自民議連、立法も視野
  33. ^ 尾辻秀久HP 尾辻秀久プロフィール
  34. ^ 民主党 柚木みちよしHP【 超党派イクメン議連発足しました! 】2012年6月13日 記事より
  35. ^ CB NEWS 2011年8月9日 17:43 社会保障考える超党派研究会設立 オリジナル

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

議会
先代:
山東昭子
日本の旗 参議院副議長
第28代:2010年 - 2012年
次代:
山崎正昭
先代:
小野清子
日本の旗 参議院予算委員長
2006年 - 2007年
次代:
鴻池祥肇
先代:
山本正和
日本の旗 参議院国民福祉委員長
1998年 - 1999年
次代:
狩野安
公職
先代:
坂口力
日本の旗 厚生労働大臣
第4・5代:2004年 - 2005年
次代:
川崎二郎
先代:
村上誠一郎
若林正俊
日本の旗 財務副大臣
村上誠一郎谷口隆義と共同
2001年 - 2002年
次代:
小林興起
谷口隆義
党職
先代:
青木幹雄
自由民主党参院議員会長
2007年 - 2010年
次代:
中曽根弘文