平田健二

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平田 健二
ひらた けんじ
生年月日 (1944-01-04) 1944年1月4日(73歳)
出生地 岐阜県各務原市
出身校 旭化成工科学院
前職 参議院議員
現職 民進党岐阜県総支部連合会顧問
所属政党 新進党→)
新党友愛→)
民主党川端グループ)→)
※参議院議長在職中は会派離脱
民進党
称号 旭日大綬章

選挙区 岐阜県選挙区
当選回数 3回
在任期間 1995年7月23日 - 2013年7月28日

日本の旗 第29代 参議院議長
在任期間 2011年11月14日 - 2013年7月28日
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平田 健二(ひらた けんじ、1944年1月4日 ‐ )は、日本政治家勲等旭日大綬章

参議院議員(3期)、参議院財政金融委員長、民主党参議院幹事長、参議院議長(第29代)などを歴任した。

来歴[編集]

岐阜県各務原市生まれ。延岡市立延岡中学校卒業後、奨学金が支給される旭化成工科学院に学んだ。卒業後、旭化成工業に入社した。その後UIゼンセン同盟に加入し、連合三重事務局長を務める。

1995年第17回参議院議員通常選挙新進党公認で岐阜県選挙区から出馬し、初当選[1]1997年末の新進党解党により、旧民社党系議員が集まった新党友愛を経て、1998年民主党結党に参加。

政権交代後の2009年10月、参議院国会対策委員長に就任。2010年6月に民主党代表に就任した菅直人の下でも再任されるが、同年9月の菅改造内閣での柳田稔参院幹事長の法相就任に伴い、柳田の後任の参院幹事長に就任する。

2011年11月14日西岡武夫参議院議長の死去に伴い、当日の本会議にて参議院議長に選出された[2]。当選3回で閣僚未経験の平田を後任の議長とすることについて、自由民主党は当選4回で閣僚経験のある副議長の尾辻秀久とバランスを欠くとして当初難色を示したが、最終的には同意し、選出投票は全会一致であった[3]

2013年7月28日第23回参議院議員通常選挙不出馬の為、政界引退。2014年11月3日、「多年にわたり国会議員として議案審議の重責を果たすとともに、参議院議長等として国会の円滑な運営に寄与した」[4]功労により旭日大綬章が授与された。

発言[編集]

野党時代
  • 2008年12月16日、同月15日に参議院に民主・社民国民新3党が共同で提出した緊急雇用対策関連4法案の取り扱いについて「働く者にとっては、社会主義であろうと自由主義であろうと、給料を止められたら死ねということ。そのこともわからない状況だから、第二次補正も出せない。政権与党の今の対策は万死に値する」[5]と主張し、与党側に「与党が出している雇用対策も野党の提出した法案も特別かけ離れた内容ではない」緊急雇用対策関連4法案の成立を求めた。
  • 2009年1月20日、ソマリア沖の海賊対策のため日本政府自衛隊を派遣する方針であることについて、「海賊というのは漫画で見たことはあるが、イメージがわかない。ソマリア沖で、日本の船舶が海賊から襲撃を受けて被害を受けたということがあったのか」と発言。産経新聞は「民主党の安全保障政策の不安な一面を、浮き彫りにしているといえそうだ」と報じた[6][注釈 1]
  • 2009年3月5日の参院予算委員会で、西松建設事件小沢一郎の秘書が逮捕されたことについて「小沢一郎民主党代表は国民への説明責任を果たした。今後も必要があれば説明責任を果たすと思う。真実は必ず明らかになり、秘書の潔白、無実が証明されると確信している」と述べた[9]3月18日、小沢の辞任を求める声が7割を超えた世論調査について、足利事件における冤罪報道を挙げ「そういう報道に基づいた世論調査だから、そうなるのは当たり前の話でね。別の報道していたらそうはならない」と述べた[10]
与党時代
  • 2009年12月2日、郵政株式凍結法案が会期末ぎりぎりで参院に送付されたため審議時間が短かったことについて「野党の皆さんからもう少し十分な審議時間をと要求されている。国会は衆議院参議院の両院で法案を審議するのだから、しっかりと二院制を認識して、法案審議に当たってもらいたい」と述べ、衆議院での審議の在り方について問題提起した[11]
  • 同日、みんなの党に入党した川田龍平が民主党について「一党独裁的な政治が行われている。自由に発言ができない」と発言したことについて、「(無所属だった川田の)質問などに広い心で協力してきた。どの党に入っても構わないが、民主党を批判してみんなの党に行くのは、お門違いも甚だしい」と反論した[12]
  • 2010年4月21日、普天間基地移設問題について、「「5月末までに(首相が)『ここ』と決める。反対運動が起きるだろうが仕方がない。」[13]「日本のどこへ持っていっても反対運動は起きるだろう。最終的には政治決着で総理がここと決めたら、政府一丸となって地域の人たちを説得にあたる、理解をいただくということでいいのではないか」と述べた[14]
  • 2010年6月16日、菅直人首相、荒井聰大臣の問責決議案江田五月参議院議長不信任決議案を野党が取り下げない限り、参院本会議を開かない考えを示した[15][16]
  • 2010年11月2日、ロシアメドベージェフ大統領北方領土に上陸したことについて「不法占拠しておって、オレのところの土地だなんていうのが間違っている。論外だ」と非難。また野党が菅政権外交を弱腰と批判していることに対して「強腰とか弱腰とかいう話じゃない。ロシアの大統領の乗った飛行機を撃墜するかね。そんなことできるわけないじゃないか」と反論した[17]
引退後
  • 2016年7月22日、細野豪志衆議院議員に対して、共産党と組む党運営に反対し、「このまま進めば民進党はじり貧だ」と警告。憲法改正議論をタブー視しないよう求め、細野には「民共連携に反対する候補を代表選に出すべきだ」と訴えた[18]

栄典[編集]

所属団体・議員連盟[編集]

注釈[編集]

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  1. ^ 日本船籍の船は実際に海賊からロケット弾の攻撃などを受けており、日本国内の海運大手三社(日本郵船商船三井川崎汽船)は日本船主協会を通じ、国家レベルの海賊対策の早急な着手を請願すべく総理官邸を訪問し要望書を提出している[7]。また国土交通省の発表によると、2008年に日本の海運会社が運航する船舶が海賊に襲われた事件は12件(前年比2件増)あり、日本人人質となったケースもある[8]

脚注[編集]

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  1. ^ UIゼンセン同盟が支持していた民社党は前年に解党し、新進党に合流していた。
  2. ^ “参院議長に平田氏選出”. 産経新聞. (2011年11月14日). http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111114/stt11111413360002-n1.htm 2011年11月14日閲覧。 
  3. ^ “参院:議長に平田健二氏を選出”. 毎日新聞. (2011年11月14日). http://mainichi.jp/select/seiji/news/20111115k0000m010042000c.html 2011年11月15日閲覧。 
  4. ^ 平成26年秋の叙勲』1頁。
  5. ^ 今国会で緊急雇用対策関連4法案を成立させる 平田参院幹事長が会見で(民主党ニュース)
  6. ^ “民主「海賊対策」視界不良 他の野党に配慮、方針打ち出せず”. 産経新聞. (2009年1月25日). オリジナル2009年2月16日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20090216103531/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090125/stt0901252018005-n2.htm 2009年12月16日閲覧。 
  7. ^ 社団法人日本船主協会 プレスリリース - 2009年参照。
  8. ^ 国土交通省 報道発表資料 2008年の日本関係船舶における海賊等事案の状況及び世界における海賊等事案の状況について 別添資料1国土交通省 報道発表資料 2008年の日本関係船舶における海賊等事案の状況及び世界における海賊等事案の状況について 別添資料2
  9. ^ 共同通信2009年3月5日
  10. ^ 民主党の高嶋、平田両氏がマスコミに八つ当たり「報道で世論は動く」「無罪と言ってるのに罪人扱い」sankei.jp.msn.com Archived 2010年1月21日, at the Wayback Machine.
  11. ^ 民主党2009年12月2日
  12. ^ “「お門違いも甚だしい」 民主・平田氏が川田氏に不快感”. 産経新聞. (2009年12月2日). オリジナル2009年12月5日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091205035500/http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091202/stt0912021847008-n1.htm 2009年12月16日閲覧。 
  13. ^ 時事ドットコム:「徳之島」にすがる首相=谷垣氏、普天間一本で攻勢[リンク切れ]
  14. ^ 民主党2010年4月21日
  15. ^ 問責撤回せねば本会議開かぬ=参院民主 時事通信2010年6月16日[リンク切れ]
  16. ^ ウォール・ストリート・ジャーナル2010年6月16日
  17. ^ 【露大統領北方領土訪問】民主平田氏、搭乗機「撃墜できるわけないんだし」と弱腰外交批判に反論 MSN産経ニュース2010年11月2日
  18. ^ 「反岡田」勢力結集の動き 共産連携に反発、対抗候補一本化目指す MSN産経ニュース2016年7月22日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

議会
先代:
西岡武夫
日本の旗 参議院議長
第29代:2011年 -2013年
次代:
山崎正昭
先代:
勝木健司
日本の旗 参議院財政金融委員長
1999年 - 2000年
次代:
伊藤基隆
党職
先代:
柳田稔
小川敏夫
民主党参議院幹事長
2010年 - 2011年
2007年 - 2009年
次代:
小川敏夫
高嶋良充