足立敏之
足立 敏之 あだち としゆき | |
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玉川ダム竣工30周年記念シンポジウムにて (2021年11月20日) | |
生年月日 | 1954年5月20日(70歳) |
出生地 | 日本 兵庫県西宮市 |
出身校 |
京都大学工学部交通土木工学科 京都大学大学院工学研究科交通土木工学専攻修了 |
前職 | 国土交通技監 |
所属政党 | 自由民主党(岸田派→無派閥) |
公式サイト | 足立としゆきのHP |
選挙区 | 比例区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2016年7月26日 - 現職 |
足立 敏之(あだち としゆき、1954年5月20日 - )は、日本の政治家、国土交通官僚。自由民主党所属の参議院議員(2期)、参議院財政金融委員長。
経歴
[編集]兵庫県西宮市出身、本籍京都府福知山市、現在は東京都在住。1973年和歌山県立桐蔭高等学校卒業。高校ではテニス部に所属した[1]。1977年京都大学工学部交通土木工学科卒。1979年、京都大学大学院修士課程修了。同年、建設省に入省し、2002年、内閣官房参事官に就任。近畿地方整備局企画部長(2003年)、河川局河川計画課長(2004年)、四国地方整備局長(2007年)、水管理・国土保全局長(2012年)などを歴任し、2014年、国土交通技監。2015年、国土交通省を退職[2]。
河川計画課長時代には、平成16年台風第23号の経験から、緊急災害対策派遣隊の創設に携わっている[3]。
国交省出身で引退する脇雅史の建設産業における事実上の後継候補として日本建設業連合会、全国建設業協会、コンサルティングエンジニア連盟、全国中小建設業協会などの推薦を得て、2016年の第24回参議院議員通常選挙に出馬[4][5][6][7]。建設分野の職域代表としては過去最多の得票数となる29万3,735票を獲得して初当選した[8]。選挙戦では同じ自民党の比例区に名字が同じ読みの阿達雅志が立候補しており、間違えて投票されることのないよう、支援団体の中では「足で立つ 足立としゆき 役に立つ」という句が詠まれるなどした[9]。
2022年7月の第26回参議院議員通常選挙で、自民党は比例代表に特定枠2人を含め計33人の候補者を擁立し、18議席を獲得をした。足立は5番目の得票数で再選を果たした[10]。
2024年1月26日、参議院参議院財政金融委員長に就任[11]。
政策・主張
[編集]- 選挙活動では、「建設産業再生」をスローガンに掲げており、当選後の日刊建設工業新聞のインタビューに対して「建設省、国土交通省で培った経験とノウハウを公共事業予算を確保する場面で生かしていきたい」として民国連立政権で削減された公共事業費を以前の水準に戻すことで、国民の安全・安心を守るインフラ整備に取り組む姿勢を示している。また、建設労働者の待遇改善や建設工事の単価引き上げに取り組む姿勢を示している[8]。
- 建設業界で実際に話を聞いた経験から、アベノミクスの効果は上がっているとし、堤防の強化や既存インフラの老朽化対策、耐震対策など国土強靭化を進めることにより、防災行政を推進していく考えを示している[3]。
- 日本禁煙学会が2016年の参院選に先駆けて行った受動喫煙防止法についての公開アンケートにおいて、レストランやバーを含む一般市民が出入りする場所について、禁煙とすべきか分煙とすべきかは「現時点で判断がつかない」として未回答としている[12]。
- 「消費税0%の検討」を掲げた『国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言』に賛同している[13]。
所属団体・議員連盟
[編集]- 日本の未来を考える勉強会[14]
- 公共工事品質確保に関する議員連盟(事務局長代理)[15]
関連人物
[編集]脚註
[編集]- ^ 霞が関ふるさと記 事務次官を多数輩出[和歌山県]現代ビジネス 2014年07月14日
- ^ プロフィール公式サイト 2016年8月28日閲覧
- ^ a b 【災害頻発への対応策は】元国交省技監・足立敏之氏に聞く/治水安全度向上が急務日刊建設工業新聞編集部ブログ 2015年10月15日
- ^ [1]日本工業経済新聞 2016/08/28閲覧
- ^ 参院選へ足立前国交省技監の推薦決議建通新聞 2015年6月19日
- ^ [2] (PDF) コンサルティングエンジニア連盟 2015年7月15日
- ^ 足立敏之氏に推薦状全中建ニュース 2015年7月13日
- ^ a b 参院選当選の足立敏之氏/即戦力として地方の声届ける/公共事業予算しっかり確保日刊建設工業新聞 2016年8月28日
- ^ 風波・「足で立つ 足立としゆき 役に立つ」建設通信新聞 2016年8月28日閲覧
- ^ “比例代表 自由民主党 参議院選挙結果・開票速報”. 参議院選挙2022特設サイト. NHK. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “参院 新たな常任委員長と特別委員長が決定”. NHK. (2024年1月26日) 2024年1月30日閲覧。
- ^ “参議院議員選挙のタバコ対策の政党・候補者アンケート201607”. 日本禁煙学会 (2016年6月16日). 2018年8月18日閲覧。
- ^ “賛同者一覧 国民を守るための「真水100兆円」令和2年度第2次補正予算に向けた提言”. 【議員連盟】日本の未来を考える勉強会. 2020年9月17日閲覧。
- ^ “会員一覧”. 【議員連盟】日本の未来を考える勉強会. 2020年9月22日閲覧。
- ^ “プロフィール | 足立としゆきのHP”. www.adachi-toshiyuki.jp (2015年11月5日). 2020年9月22日閲覧。
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和3年4月1日~同年6月30日分)国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和3年4月1日~同年6月30日分)
議会 | ||
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先代 宮本周司 |
参議院財政金融委員長 2024年 - |
次代 現職 |