大門実紀史

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日本の旗 日本の政治家
大門 実紀史
だいもん みきし
生年月日 (1956-01-10) 1956年1月10日(61歳)
出生地 京都府京都市
出身校 京都市立日吉ヶ丘高等学校
神戸大学経済学部(中退)
前職

東京土建一般労働組合書記長

建設労働組合首都圏共闘会議初代議長
現職 参議院議員
所属政党 日本共産党
公式サイト 参議院議員 大門みきし

選挙区 比例区
当選回数 4回
在任期間 2001年1月 - 現職
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大門 実紀史(だいもん みきし、1956年1月10日 - )は、日本政治家日本共産党所属の参議院議員(4期)。政治選挙活動では大門 みきし平仮名の名前を用いる。

略歴[ソースを編集]

京都府京都市生まれ。現在は東京都在住、京都市立日吉ヶ丘高等学校卒業、神戸大学経済学部中退。

かつて国会議員にもかかわらず党中央委員ではない時期があったが、2010年の25回党大会で中央委員に選出された。

政治的主張[ソースを編集]

  • 選択的夫婦別姓制度導入に賛成[1]。大門らが提出した国会請願では、「夫婦同姓を法律で強制しているのはほぼ日本のみとなり、さらに、日本のほかに婚外子相続差別をしている国は、フィリピンのみと言われ、ユニセフも日本の婚外子相続差別を指摘している。国際的に見ても、立ち後れている状況を変えていく必要がある」といった理由をのべている[2]
  • 2003年静岡空港建設反対の国会議員署名活動で署名者に加わっている[3]
  • 2007年11月、国会審議において防衛省軍需利権や日米平和・文化交流協会などについて追及した。また、この影響かどうかは不明だが時を同じくして日米平和・文化交流協会に所属する複数の国会議員が協会の理事を辞任したり、退会する動きが見られた。
  • 「党を憎んで人を憎まず」を信条としており、「おかしな政治的主張をする他党の人も、そう考えるまでには事情もあったのだろうから、その党の主張は憎んでも、主張する人そのものまで憎んではいけない」と考えている[4]

経済問題[ソースを編集]

出版されている著書はいずれも経済関連のものであり、一連の著書の中で大門は一貫して新自由主義グローバリズムを批判し、「社会的公正(社会正義)Social justice」の必要性を説いている。

消費者行政[ソースを編集]

消費者行政・消費者問題に詳しく、政治家と業界団体との癒着の問題などをしばしば国会で取り上げ追及している。消費者問題に関する特別委員会に所属。

愛国心について[ソースを編集]

大門は、大逆事件幸徳事件)において処刑された社会主義者幸徳秋水から、次の言葉、「わたくしは、いわゆる愛国心が、純粋な同情・惻隠の心でないことをかなしむ。なんとなれば愛国心が愛するところは、自分の国土にかぎられているからである。自己の国民にかぎられているからである。他国を愛さないで、ただ自国を愛する者は、他人を愛さずして、ただ自己の一身を愛するものである。うわついた名誉を愛するのである。利益の独占を愛するのである。公正といえるであろうか。私ではない、といえるだろうか」(『廿世紀之怪物帝国主義』神埼清訳)という文章を引用し、「を愛さない人はいない。しかし、ほんとうに国を愛するとはどういうことなのか、ふたたび真剣に考えなければならない時代にきています」と述べている[14]。また大門は、ナショナリスト石原慎太郎を揶揄しつつ、筒井康隆の『アホの壁』を引用し、愛国心の持つ、「過剰反応を起こしやすいという弱点」を指摘している[15]

TV出演[ソースを編集]

著書[ソースを編集]

  • 『「属国ニッポン」経済版―アメリカン・グローバリズムと日本』 新日本出版社、2003年6月ISBN 4-406-03007-7
  • 『新自由主義の犯罪―「属国ニッポン」経済版2』 新日本出版社、2007年10月ISBN 978-4-406-05066-1
  • 『ルールある経済って、なに?―社会的公正(ソーシャル・ジャスティス)と日本国憲法』 新日本出版社、2010年4月ISBN 978-4-406-05347-1

人物[ソースを編集]

  • 趣味は、山歩き、読書、絵本収集など[18]
  • 喜劇作家を目指していた[19]

脚注[ソースを編集]

  1. ^ 選択夫婦別姓アンケート、mネット、2014年
  2. ^ 第169回国会 法務委員会請願689号
  3. ^ 国会議員署名これまでと今後の展望 - 空港はいらない静岡県民の会(2009年3月7日時点のアーカイブ
  4. ^ 党を憎んで人を憎まず
  5. ^ 2008年10月17日(金)「しんぶん赤旗」
  6. ^ “野田聖子氏:マルチ擁護の質問した…「告白」で審議迷走”. 毎日jp (毎日新聞社). (2008年10月16日). オリジナル2008年10月19日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20081019042529/http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081017k0000m010109000c.html 
  7. ^ 大門実紀史 (2012年2月3日). “パチンコ業界から届いた「挑戦状」”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  8. ^ 日本共産党中央委員会 (2011年10月29日). “パチンコ合法換金狙い 山岡消費者担当相ら助言役 大門氏が追及”. しんぶん赤旗. 2012年2月17日閲覧。
  9. ^ 大門実紀史 (2011年11月28日). “カジノ(賭博場)解禁-被災地にしのびよる魔の手①”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  10. ^ 大門実紀史 (2011年11月29日). “カジノ(賭博場)解禁-被災地にしのびよる魔の手②”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  11. ^ 大門実紀史 (2011年12月6日). “カジノ(賭博場)解禁-被災地にしのびよる魔の手③”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  12. ^ 大門実紀史 (2011年12月8日). “カジノ(賭博場)解禁-被災地にしのびよる魔の手④質問動画付き”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  13. ^ 大門実紀史 (2011年12月9日). “カジノ(賭博場)解禁-被災地にしのびよる魔の手⑤”. 大門みきし ブログ 「忙中遊あり」. 2012年2月17日閲覧。
  14. ^ 「それでも日本人か」
  15. ^ 乱読のすすめ70-ナショナリズムは「アホの壁」
  16. ^ 大門実紀史”. 西部邁ゼミナール 放送アーカイブ. 2017年3月8日閲覧。
  17. ^ 乱読のすすめ54-「テレビ型」政治家
  18. ^ 公式プロフィール
  19. ^ 田村智子Facebook

外部リンク[ソースを編集]