石井苗子

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石井 苗子
いしい みつこ
Mitsuko Ishii 2020.jpg
2020年1月10日、ブラジリアにて
生年月日 (1954-02-25) 1954年2月25日(68歳)
出生地 日本の旗 日本 東京都台東区
出身校 上智大学外国語学部
聖路加看護大学看護学部
東京大学大学院医学研究科健康科学・看護学専攻
前職 女優
キャスター
通訳
ヘルスケアカウンセラー
現職 参議院議員
農林水産委員会
予算委員会
東日本大震災復興特別委員会(理事)
東京維新の会代表代行
所属政党 (おおさか維新の会→)
日本維新の会
称号 博士(保健学)
公式サイト 石井苗子(いしいみつこ) 参議院議員

選挙区 比例区
当選回数 1回
在任期間 2016年7月26日 - 現職
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いしい みつこ
石井 苗子
生年月日 (1954-02-25) 1954年2月25日(68歳)
出生地 日本の旗 東京都
職業 女優
ヘルスケアカウンセラー
活動内容 1988年 - 現在
主な作品
映画
あげまん』(1990年)
備考
身長:168cm
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石井 苗子 (いしい みつこ、1954年2月25日 - ) は、日本女優作家政治家日本維新の会所属の参議院議員(1期)[1]東京大学医学部客員研究員。聖路加国際大学客員研究員。日本大学医学部付属病院心療内科カウンセラー。NPO日本臨床試験研究ユニット(J-CRSU) きぼうときずなプロジェクト プロジェクトリーダー。アバンセ所属。日本維新の会国会議員団女性局長国会対策副委員長参院政府開発援助・沖縄北方特別委員会委員[2][3]パチンコチェーンストア協会政治分野アドバイザー[4]

祖父は標的艦「摂津」や戦艦「榛名」の艦長を歴任した海軍少将石井敬之(海兵43期)[5]

略歴[編集]

東京都台東区浅草生まれ(現住所は神奈川県川崎市多摩区南生田)[6][7]福山市立東中学校[8]山手学院高等学校を経て[9]アメリカワシントン州立大学から上智大学に編入し、同大学卒。父親の関係する会社で秘書として働いた後、同時通訳者に転職[10]水産庁の外郭団体での通訳を担当した後、1988年に『CBSドキュメント』(TBS系)[11]でキャスターデビューを果たす。

MITSUKO名義による女優デビューは、1990年伊丹十三監督作品『あげまん』の準主演「瑛子」役[10]。その後は『朝だ!どうなる?』(フジテレビ系)キャスターや、『ビートたけしのTVタックル』ナビゲーター、『朝まで生テレビ!』パネリスト、『世界とんでも!?ヒストリー』『今夜は帰して!!』『タモリ倶楽部』『タイムショック21』『ダイレクトテレショップ』『Qさま!』ゲスト、『ウィークエンドライブ 週刊地球TV』(テレビ朝日系)の司会を務める。

1997年聖路加看護大学看護学部に入学し、2002年に卒業。同年、東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士課程に進学、のち博士課程に進み、2008年に「健康診査受診勧奨のためのキャンペーン介入研究」で博士(保健学)を取得。同大学医学部客員研究員[12]看護師保健師ヘルスケアカウンセラーの資格をもつ[12]2005年から、東京都内の病院の心療内科にてヘルスケアカウンセラーとして研修を続けている[12]。また、カウンセリングも行っている[13]

2016年6月9日、第24回参議院議員通常選挙に出馬する意向を表明[14]。同年7月の参院選において、おおさか維新の会公認で参議院比例区から立候補し党内順位3位で初当選[1]

2022年5月、ロシアのウクライナ侵攻に伴うロシア政府による日本への報復措置(ロシア連邦への日本政府の政策に対する報復措置に関してのロシア外務省声明)によって、ロシア連邦への入国を恒久的に禁止された[15]

政策・主張[編集]

憲法[編集]

  • 憲法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[16][17]
  • 9条改憲について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の存在を明記すべきだ」と回答[17]。2016年の毎日新聞社のアンケートで「自衛隊国防軍とすべき」と回答[18]。9条への自衛隊の明記について、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[16]
  • 憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHKのアンケートで「賛成」と回答[16]

外交・安全保障[編集]

  • ロシアは2022年2月24日、ウクライナへの全面的な軍事侵攻を開始した[19]。日本政府が行ったロシアに対する制裁措置についてどう考えるかとの問いに対し、2022年のNHKのアンケートで回答しなかった[16]。同年の毎日新聞社のアンケートで「制裁をより強めるべきだ」と回答[17]
  • 2022年6月7日、政府は経済財政運営の指針「骨太方針」を閣議決定した。NATO加盟国が国防費の目標としている「GDP比2%以上」が例示され、防衛力を5年以内に抜本的に強化する方針が明記された[20]。「防衛費を今後どうしていくべきだと考えるか」との問いに対し、2022年のNHKのアンケートで「大幅に増やすべき」と回答[16]

ジェンダー[編集]

  • 選択的夫婦別姓制度の導入について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[16][17]
  • 同性婚を可能とする法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで回答しなかった[16][17]
  • クオータ制の導入について、2022年のNHKのアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[16]

受動喫煙問題[編集]

  • 受動喫煙防止を目的に飲食店などの建物内を原則禁煙とする健康増進法改正に反対。
  • 2016年参院選出馬の際には、ヒステリック禁煙を進めるのではなく、完全分煙を進めると主張した[21]。また、当選直後には喫煙文化研究会の取材に対し、「今後も分煙を訴えて愛煙家の味方として活動する」と回答した[22]
  • 2017年12月5日に喫煙文化研究会が主催したシンポジウム「たばこはそんなに悪いのですか?2017」に出席した際、「禁止されているものではないのに、なぜ禁煙にならなければいけないのか」「売っているものを“買うな”というのも変」「税金も取っているのにおかしい」などと持論を展開し、厚生労働省が推し進めてきた原則禁煙の健康増進法改正案について批判を繰り広げた。また、同年10月に東京都で可決した「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」についても「喫煙者の権利を認めていない条例」と批判した[23]

その他[編集]

  • アベノミクスについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「評価するが、修正すべきだ」と回答[17]
  • 原子力発電への依存度を今後どうするべきか」との問題提起に対し、2022年のNHKのアンケートで「高めるべき」と回答[16]
  • 国会議員の被選挙権年齢の引き下げについて、2022年の毎日新聞社のアンケートで「反対」と回答[17]
  • 感染対策を資材と方法から考える超党派議員連盟で副会長を務め[24]空間除菌を推進。

人物[編集]

  • 趣味は料理ピアノ剣道三段。
  • 特技は同時通訳華道(広春流家元)。
  • 参院政府開発援助・沖縄北方特別委員会の理事ではなく、一委員であったが[2][25][26][3]、2022年5月4日に衆参沖縄北方特別委員会の理事らと共にロシアから恒久的入国禁止処分の63人の内の一人となった[3][25][26]

出演[編集]

バラエティー[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK

日本テレビ

TBS

フジテレビ

テレビ朝日

テレビ東京

映画[編集]

CM[編集]

著書[編集]

  • 『わたしの偏差値ばなれ』(1992年、海竜社
  • 『女族(じょぞく)愛されてあたりまえ』(1994年、角川書店
  • 『花生活366日 幸福を呼ぶフラワーコミュニケーション』(1995年、PHP研究所
  • 『幸福のとびら』(1996年、実業之日本社
  • 『逃亡者』(1997年、幻冬舎
  • 『大人の「女」になりなさい! 女は「会社」で鍛えられ、「仕事」で磨かれる』(1997年、講談社
  • 『優しい女の子の育て方』(1998年、マガジンハウス)
  • 『逆転婚~心から幸せになれるふたりの関係』(2000年、イースト・プレス
  • 『『元気』をこの手に取り戻すまで~心療内科で学んだこと』(2007年、ダイヤモンド社
  • 『きっと変われる E・シャルツ教戒師との『奇蹟の会話』』(2007年、ホーム社/集英社

翻訳[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 大阪維新の会 開票速報
  2. ^ a b 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会委員名簿(写真):参議院”. www.sangiin.go.jp. 2022年5月4日閲覧。
  3. ^ a b c ロシア外務省が発表した入国禁止対象者(産経新聞)” (日本語). Yahoo!ニュース. 2022年5月4日閲覧。
  4. ^ パチンコチェーンストア協会(PCSA)
  5. ^ 2008年9月13日付朝日新聞be5面「逆風満帆 女優・精神カウンセラー石井苗子(中)」
  6. ^ プロフィール | 石井苗子(いしいみつこ)
  7. ^ 石井苗子ときぼうの会 政治資金収支報告書(平成29年分定期公表) (PDF)”. 総務省 (2018年11月30日). 2019年10月31日閲覧。
  8. ^ 石井苗子の健康術 広島の原爆と福島の原発事故の共通点”. ヨミドクター. 読売新聞 (2013年12月17日). 2022年5月29日閲覧。
  9. ^ 朝日出版社『CNN ENGLISH EXPRESS』2007年7月号[1]
  10. ^ a b 「今月の顔 MITSUKO 「さげまん」役新人女優は映画にテレビの「あげまん」基調」『月刊Asahi』第2巻第6号、朝日新聞社、1990年6月1日、 25頁。
  11. ^ a b 週刊アサヒ芸能 2012年6月28日特大号 熟裸身を堪能する映画ベスト10
  12. ^ a b c プロフィール”. 石井苗子. 2011年11月23日閲覧。
  13. ^ 石井苗子のヘルスケアーカウンセリング”. 紀尾井町プラザクリニック. 2011年11月23日閲覧。
  14. ^ “おおさか維新・比例の石井苗子氏が正式に出馬表明”. 産経新聞. (2016年6月9日). https://www.sankei.com/article/20160609-BJZZYOVPJVK3BMBTFBZSGHLO4Y/ 2017年9月3日閲覧。 
  15. ^ ロシア外務省:Заявление МИД России об ответных мерах на политику правительства Японии в отношении Российской Федерации”. www.mid.ru. 2022年5月4日閲覧。
  16. ^ a b c d e f g h i j 比例代表 石井苗子”. 候補者アンケート - 参院選2022. NHK. 2022年6月27日閲覧。
  17. ^ a b c d e f g 石井苗子 維新 比例”. 第26回参院選. 毎日新聞社. 2022年6月28日閲覧。
  18. ^ “2016参院選 お維 比例 石井 苗子”. 毎日新聞 (毎日新聞社). https://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=C00014004004 2020年12月6日閲覧。 
  19. ^ ロシアが全面侵攻開始、ウクライナは自国を防衛=クレバ外相”. ロイター (2022年2月24日). 2022年2月28日閲覧。
  20. ^ 川田篤志、柚木まり (2022年6月8日). “防衛費や子ども関連費倍増も 財源検討は参院選後に先送り 政府が「骨太方針」閣議決定”. 東京新聞. https://www.tokyo-np.co.jp/article/182147 2022年6月27日閲覧。 
  21. ^ “当会会員 女優・保健学博士 石井苗子さんが分煙を訴えて参院選出馬!”. 愛煙家通信 (喫煙文化研究会). (2016年6月17日). http://aienka.sakura.ne.jp/info/%E5%BD%93%E4%BC%9A%E4%BC%9A%E5%93%A1%E3%80%80%E5%A5%B3%E5%84%AA%E3%83%BB%E4%BF%9D%E9%99%BA%E5%AD%A6%E5%8D%9A%E5%A3%AB%E3%80%80%E7%9F%B3%E4%BA%95%E8%8B%97%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%8C%E5%88%86/ 2020年11月16日閲覧。 
  22. ^ “愛煙家を応援する女優、保健学博士の石井苗子さんが、参院選比例で当選!”. 愛煙家通信 (喫煙文化研究会). (2016年7月11日). http://aienka.sakura.ne.jp/info/%e6%84%9b%e7%85%99%e5%ae%b6%e3%82%92%e5%bf%9c%e6%8f%b4%e3%81%99%e3%82%8b%e5%a5%b3%e5%84%aa%e3%80%81%e4%bf%9d%e5%81%a5%e5%ad%a6%e5%8d%9a%e5%a3%ab%e3%81%ae%e7%9f%b3%e4%ba%95%e8%8b%97%e5%ad%90%e3%81%95/ 2020年11月16日閲覧。 
  23. ^ “「受動喫煙防止条例」に物申す!緊急シンポジウム開催”. TOKYO HEADLINE (株式会社ヘッドライン). (2017年12月6日). https://www.tokyoheadline.com/384821/ 2020年11月16日閲覧。 
  24. ^ @ishii_ishin. "コロナの新しい予防対策を考える、超党派議連を立ち上げ、副会長に就任しました。" (ツイート). Twitterより2021年5月23日閲覧
  25. ^ a b ロシアへの入国禁止の対象となった日本人63人 ロシア外務省発表:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2022年5月4日閲覧。
  26. ^ a b Заявление МИД России об ответных мерах на политику правительства Японии в отношении Российской Федерации”. www.mid.ru. 2022年5月4日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]