矢田稚子

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矢田 稚子
やた わかこ
生年月日 (1965-09-25) 1965年9月25日(56歳)
出生地 日本の旗 日本 大阪府大阪市浪速区[1]
出身校 大阪府立寝屋川高等学校卒業
前職 松下電器産業従業員
パナソニックグループ労働組合役員
所属政党民主党→)
民進党→)
旧国民民主党→)
国民民主党
公式サイト 矢田わか子 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長

選挙区 比例区
当選回数 1回
在任期間 2016年7月26日 - 現職
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矢田 稚子(やた わかこ、1965年9月25日 - )は、日本政治家国民民主党所属の参議院議員(1期)。党副代表。

来歴[編集]

大阪府大阪市浪速区生まれ[1]寝屋川市で育つ。特別奨学金で大阪府立寝屋川高等学校に通う。2年生のときに、何百万円もの借金が家にあるという父母の会話を聞いて退学願いを出すが、教師に引き止められる[2]。店員、新聞配達、家庭教師などアルバイトを3つ4つかけもちしながら1984年に高校を卒業。同年、松下電器産業(現・パナソニック)に入社[3][1]。オーディオ事業部人事部総務課に配属され、電話交換手を務めた[2]。その後、オーディオ・ビデオ本部の女性社員能力開発室、経営企画室を経て、1999年4月よりAVC社ビデオ事業部門真人事二課主任。この間、自らの体験を活かし、意欲ある女性社員がいきいきと働ける風土・制度づくりに取り組む[1]

2000年7月より松下電器産業労働組合中央執行委員。2006年7月より松下電器産業労働組合連合会中央執行委員、2008年7月パナソニックグループ労働組合連合会書記次長を経て、2014年よりパナソニックグループ労働組合連合会副中央執行委員長。2009年7月より関西生産性本部労働政策委員を務める。また、電機連合で男女平等政策委員長を務めた。

2016年、電機連合の支援を受けていた加藤敏幸の引退に伴い、第24回参議院議員通常選挙民進党公認で比例区から出馬し[4]、党内3位の215,823票を獲得して初当選した[5]

2017年10月27日、民進党代表の前原誠司が、同月の衆院選で党を分裂させる形で戦う原因をつくったことについて陳謝し、引責辞任を正式に表明[6]。前原の辞任に伴う代表選挙(10月31日実施)では大塚耕平の推薦人に名を連ねた。

2018年5月7日、民進党と希望の党の合流により結党された国民民主党に参加した[7]

2020年9月1日、産業別労働組合の支援を受ける国民民主党の矢田稚子(電機連合)、浅野哲(同)、小林正夫電力総連)、浜野喜史(同)、古本伸一郎自動車総連)、濱口誠(同)、礒崎哲史(同)、川合孝典UAゼンセン)、田村麻美(同)ら組織内国会議員9人は、立憲民主党と国民民主党が合流する新党に参加しないと決めた[8]。9月7日、玉木雄一郎を中心とする新「国民民主党」に加わる国会議員の募集が締め切られ、9人のうち矢田、浅野、小林、浜野の4人が同党に入党届を提出したことが明らかとなった[9]

同年10月より党副代表、男女共同参画推進本部長[10]。2021年10月より党両院議員総会長兼務。

政策・主張[編集]

政策[11]

  • 働く:誰もがイキイキと働ける社会(心の豊かさを実感できるワーク・ライフ・バランスを推進/やりがいをもって働き、多様性が尊重される環境作り/安定した雇用のもとで、電機産業の発展を支える人材育成や環境整備)
  • 暮らす:将来にわたって暮らしを支える社会(電機産業の技術を活かして、誰もが繋がり支え合える持続可能な社会/将来にわたって安心して暮らせる、ひとが中心のまちづくり/誰もが必要なサービスを受けられ、将来に不安がない社会保障制度の仕組み)
  • 育てる:子どもを健やかに育てられる社会(誰もが安心して子どもを産み育てられるよう、子ども・子育てを社会全体で支える仕組み/子どもたちが健やかに育ち、公平に学べる社会/子育てにかかる経済的負担軽減)

主張

  • 働く子持ち女性、特に妊婦への支援陳情[12]
  • カジノを含むIR整備法案に反対。ギャンブル依存症者への対策を付帯決議として取り付け[13]
  • 児童手当や「子育て世帯特別臨時給付金」や高等学校等就学支援金(高校授業料無償化)における所得制限を撤廃に賛成[14]
  • 日本の環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に賛成[15]

所属委員会[編集]

  • 経済産業委員会(野党筆頭理事)(2021年10月~)
  • 憲法審査会[17](2020年1月~)
  • 東日本大震災復興特別委員会(2018年1月~2019年12月、2021年10月~)
  • 内閣委員会(2016年9月~2021年6月)
  • 予算委員会(2016年9月~2017年12月、2019年1月~2021年6月)
  • 決算委員会(2018年1月~12月)
  • 資源エネルギーに関する調査会(2016年9月~2020年12月)
  • 消費者問題に関する特別委員会(2016年9月~2017年12月)

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d 矢田 わか子(やた わかこ)”. 参議院. 2022年4月17日閲覧。
  2. ^ a b 民進党 矢田わか子 参議院議員”. 会いに行ける国会議員 みわちゃんねる突撃永田町!! (2017年12月7日). 2020年2月5日閲覧。
  3. ^ プロフィール - 矢田わか子 - 参議院議員 民進党参議院比例区第8総支部長
  4. ^ 「矢田稚子」さんの決断に組織の総力をあげて応える - 電機連合
  5. ^ “2016参院選 民進党”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/24san/party/?pid=002&bid=00 2017年10月16日閲覧。 
  6. ^ “民進党の前原誠司代表が辞任表明「政治は結果責任」”. 日刊スポーツ. (2017年10月27日). https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201710270000492.html 2021年12月7日閲覧。 
  7. ^ “国民民主党、結党大会を開催”. Qnewニュース. (2018年5月7日). https://qnew-news.net/news/2018-5/2018050702.html 2018年5月24日閲覧。 
  8. ^ “民間労組系議員9人、合流新党に不参加”. 日本経済新聞. (2020年9月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63297380R00C20A9PP8000/ 2020年9月4日閲覧。 
  9. ^ “玉木氏ら新国民民主は14人 大塚氏参加、連合系割れる”. 中日新聞. (2020年9月8日). https://www.chunichi.co.jp/article/117311/ 2020年9月8日閲覧。 
  10. ^ 国民民主党、再始動 | 新・国民民主党 - つくろう、新しい答え。
  11. ^ 政策 - 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長” (日本語). 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長. 2022年5月16日閲覧。
  12. ^ 厚労省へ「働く妊婦さん」の声を届ける” (日本語). 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長. 2022年5月16日閲覧。
  13. ^ カジノを含むIR整備法案には断固、反対です” (日本語). 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長. 2022年5月16日閲覧。
  14. ^ 子育て関係給付の所得制限問題で意見交換” (日本語). 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長. 2022年5月16日閲覧。
  15. ^ “2016参院選 民進 比例 矢田 稚子”. 毎日新聞. https://mainichi.jp/senkyo/24san/meikan/?mid=C00002022022 2017年10月16日閲覧。 
  16. ^ 選択的夫婦別姓に関する意見交換” (日本語). 矢田わか子 | 参議院議員 国民民主党参議院比例区第8総支部長. 2020年9月1日閲覧。
  17. ^ 憲法審査会 委員一覧 (PDF)”. 参議院. 2022年4月17日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

党職
先代:
(空席)
国民民主党副代表
2020年12月以降は伊藤孝恵と共同

2020年 -
次代:
(現職)
先代:
岸本周平
国民民主党両院議員総会長
2021年 -2022年
次代:
(現職)