三木亨
三木 亨 みき とおる | |
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生年月日 | 1967年7月10日(56歳) |
出生地 |
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出身校 | 中央大学法学部 |
所属政党 | 自由民主党(二階派) |
親族 | 父・三木申三(元徳島県知事) |
公式サイト | 三木とおる 公式サイト |
選挙区 |
(徳島県選挙区→) 比例区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2013年7月29日 - 2023年1月13日 |
選挙区 | 吉野川市選挙区 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2007年4月30日 - 2013年 |
三木 亨(みき とおる、1967年7月10日 - )は、日本の政治家。自由民主党所属の元参議院議員(2期)。財務大臣政務官(第3次安倍第2次改造内閣)を務めた。父は元徳島県知事の三木申三。
経歴[編集]
徳島県吉野川市出身。吉野川市立川田小学校、徳島文理中学校・高等学校、中央大学法学部法律学科卒業[1]。
2007年、徳島県議会議員選挙に吉野川市選挙区から立候補し初当選。2011年に再選。
2013年、第23回参議院議員通常選挙において徳島県選挙区より、民主党現職の中谷智司らを破り、自民党公認で初当選[2]。なお徳島県選挙区は同選挙を最後に廃止され高知県選挙区と合区になるため同選挙区において単独で当選した最後の議員となる。
2015年7月24日、徳島県と高知県の参議院合同選挙区による徳島県・高知県選挙区を創設する公職選挙法改正案に反発し、参議院本会議採決前に退席し棄権した[3]。
2016年8月5日、第3次安倍第2次改造内閣で、財務大臣政務官に就任[4]。
2019年7月の第25回参議院議員通常選挙で、自民党は、徳島県選挙区が高知県選挙区と合区となったことによる救済策として、比例代表の特定枠の1位に三木を指名した。また、2位には元衆議院議員の三浦靖を指名した。比例代表全体では計33人の候補者を擁立し、19議席を獲得。投開票の結果、三木は再選を果たした[5]。
2022年11月11日、2023年春に行われる徳島県知事選挙に立候補する意向である事が報じられた。三木は取材に対し「出馬は間違いない」と述べた[6]。12月19日、記者会見で出馬を正式表明した[7]。
特定枠で当選した経緯から党徳島県連などから知事選には立候補しないよう求められていたが[8]、2023年1月13日、知事選立候補準備のため、参議院議員の辞職願を提出し許可された[9]。三木の辞職に伴い、田中昌史が1月18日付で繰り上げ当選した[10][11]。
同年4月9日、知事選挙執行。投票締め切りの20時直後に朝日新聞、徳島新聞などは後藤田正純の当選確実を報じた[12][13]。三木は候補者4人中2番目の得票数で、現職の飯泉嘉門は3番目の得票数で落選した[14]。
政策・主張[編集]
憲法[編集]
- 憲法改正について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[15]。2019年の朝日新聞社のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[16]。
- 憲法9条の改正について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「改正して、自衛隊の役割や限界を明記すべきだ」と回答[15]。
外交・安全保障[編集]
- 「集団的自衛権を行使できるよう、憲法解釈を見直すべきだ」との問題提起に対し、2013年の毎日新聞社のアンケートで、選択肢以外の回答をした[15]。
- 「他国からの攻撃が予想される場合には先制攻撃もためらうべきではない」との問題提起に対し、2019年のアンケートで「賛成」と回答[16]。
- 「北朝鮮に対しては対話よりも圧力を優先すべきだ」との問題提起に対し、2019年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[16]。
- 普天間基地の移設問題について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「名護市辺野古に移設すべき」と回答[15]。
- 従軍慰安婦に対する旧日本軍の関与を認めた「河野談話」の見直し議論について、2013年の毎日新聞社のアンケートで「見直すべきではない」と回答[15]。
ジェンダー[編集]
その他[編集]
- 「治安維持のためプライバシーや個人の権利の制約は当然だ」との問題提起に対し、2019年のアンケートで「どちらとも言えない」と回答[16]。
- アベノミクスについて、2019年のアンケートで「評価する」と回答[16]。
- 消費税率を10%より高くすることについて、2019年のアンケートで「どちらかと言えば反対」と回答[16]。
所属団体・議員連盟[編集]
脚注[編集]
- ^ プロフィール
- ^ 三木氏 歓喜の「奪還」 MSN産経ニュース
- ^ 自民6議員が参院本会議で造反! 採決退席、参院選挙制度改革「10増10減」の合区案に反発 産経新聞 2015年7月24日
- ^ 副大臣.20人交代 閣議決定
- ^ “比例 自由民主党”. 参院選2019 NHK選挙WEB. NHK. 2022年7月11日閲覧。
- ^ “三木氏、徳島知事選出馬へ 参院議員、会見で表明意向”. 産経新聞. (2022年11月11日) 2022年11月11日閲覧。
- ^ “三木参院議員が出馬表明 徳島知事選”. 時事ドットコム. (2022年12月19日) 2022年12月19日閲覧。
- ^ “「特定枠」矛盾露呈 自民・三木氏が議員辞職、徳島知事選出馬へ”. 朝日新聞. (2023年1月14日) 2023年5月30日閲覧。
- ^ “自民・三木氏、参院議員を辞職 特定枠で当選、徳島知事選出馬”. 共同通信 (2023年1月13日). 2023年1月13日閲覧。
- ^ “自民・三木氏、参院議員を辞職 特定枠で当選、徳島知事選出馬”. 共同通信 (2023年1月13日). 2023年1月13日閲覧。
- ^ “報道資料 令和5年1月17日 令和元年7月21日執行の参議院比例代表選出議員選挙における欠員による繰上補充の選挙会において決定された事項” (2023年1月17日). 2023年1月17日閲覧。
- ^ “徳島知事選、前衆院議員の後藤田氏が当選確実 異例の「保守3分裂」”. 朝日新聞 (2023年4月9日). 2023年4月10日閲覧。
- ^ “【PDF速報】知事選 後藤田正純氏が当選確実 20年ぶり県政トップ交代へ”. 徳島新聞 (2023年4月9日). 2023年4月10日閲覧。
- ^ “徳島県知事選 統一地方選挙2023”. NHK選挙WEB. NHK. 2023年4月10日閲覧。
- ^ a b c d e “2013参院選 自民党 選挙区 徳島 三木亨”. 毎日新聞社 2013年11月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “三木亨”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2019参議院選挙. 朝日新聞社. 2022年5月24日閲覧。
- ^ “2019年12月号_2面”. 全国たばこ新聞 (全国たばこ販売協同組合連合会). (2019年11月25日) 2020年7月21日閲覧。
- ^ 俵義文 『日本会議の全貌』 花伝社、2016年
外部リンク[編集]
- 三木とおる 公式サイト
- 三木亨 (@mikitoru1967) - Twitter
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