柚木道義

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柚木 道義
ゆのき みちよし
生年月日 (1972-05-28) 1972年5月28日(45歳)
出生地 日本の旗 日本 岡山県倉敷市
出身校 岡山大学文学部
現職 法務委員会
決算行政監視委員会(理事)
所属政党 民主党→)
民進党細野派→旧細野G)→)
希望の党
称号 文学士
公式サイト 柚木みちよし OFFICIAL WEB SITE

選挙区 岡山4区→)
比例中国ブロック
当選回数 5回
在任期間 2005年9月11日 - 現職
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柚木 道義(ゆのき みちよし、1972年5月28日 - )は、日本政治家。元民進党所属の衆議院議員(5期)、民進党岡山県連代表。元財務大臣政務官野田第3次改造内閣)。2017年10月より希望の党所属。

来歴[編集]

岡山県倉敷市生まれ。倉敷市立上成小学校金光学園中学校・高等学校岡山大学文学部哲学科卒業[1]。大学卒業後、有隣堂に入社。2002年参議院議員江田五月の秘書試験に合格すると同時に、民主党の候補者公募に合格。2003年第43回衆議院議員総選挙岡山4区から民主党公認で出馬したが、自由民主党の元首相橋本龍太郎に敗れ、落選。

2005年第44回衆議院議員総選挙に再度岡山4区から出馬し、父・橋本龍太郎の地盤を引き継いで出馬した自民党の橋本岳を破り初当選(橋本も比例復活により初当選)。2009年第45回衆議院議員総選挙では、橋本に比例復活を許さず岡山4区で再選。

2012年10月2日野田第3次改造内閣財務大臣政務官に任命された。同年12月の第46回衆議院議員総選挙では、岡山4区で自民党の橋本岳に敗れたが、重複立候補していた比例中国ブロックで復活し、3選。同年10月3日、政務官任命の翌日に岡山県歯科医師連盟より500万円の寄付を受ける[2]

2014年第47回衆議院議員総選挙では、岡山4区で橋本に再度敗れるも、重複立候補していた比例中国ブロックで復活し、4選。

2016年3月27日、民主党と維新の党が合流して結成された民進党に参加した[3]

2017年10月、第48回衆議院議員総選挙にて選挙区では橋本岳に三度敗れるも、比例中国ブロックで復活し、5選。

活動[編集]

  • 2008年ガソリン値下げ隊の結成に参加。ガソリン値上げについての議院運営委員会理事会で抗議を行った際に、着ていたスーツが自民党議員により破かれた[4]。これに対し柚木は「スーツは破れても、民意は破れない」と自身のブログで述べた[4]
  • 2010年1月、政治資金規正法違反の罪に問われた石川知裕衆議院議員逮捕を受け、石川の同期である民主党所属の衆議院議員で結成された石川知裕代議士の逮捕を考える会に参加。
  • 医療制度改革に取り組んでおり、厚生労働部門会議高齢者医療制度改革ワーキングチームの主査、民主党メディカル・イノベーション小委員会副委員長等を務めた。2011年東日本大震災に際しても被災地医療の拡充に取り組んだ[5]
  • 2012年6月、超党派によるイクメン議員連盟を発足させ、自ら発起人に名を連ねる。男性の育児への参加については、自身のブログで「イクメンの家庭ほど子だくさんかつ母親の復職率も高いなど、イクメンプロジェクト加速が現在議論している。財政再建景気回復、少子化改善にもつながることからもこのタイミングでの議連発足を契機に、男性の育児休業増加や職場環境整備などを進めていきたいと考えている」と述べている[6]
  • 2013年10月、超党派による「新しい社会保障制度を確立し、世代間格差を是正するための研究会」を発足させ、自ら共同代表に就任した[7]。持続可能な社会保障制度のあり方について共通理解を深めることをめざしている[7]

主張[編集]

平和安全法制[編集]

平和安全法制に対しての意見は転向を繰り返しており、2014年衆院選においては、集団的自衛権の行使容認や憲法9条の改正に反対と回答し[8]、2015年の安保法の衆院採決の際に玉木雄一郎辻元清美大串博志宮崎岳志泉健太らとプラカードを掲げて採決を批判するなど、反対派の急先鋒であった[12][13]。しかし、2017年の第48回衆議院議員総選挙に際しては、憲法改正賛成・9条改正についても議論し、安保法制を容認する立場の希望の党に入党し主張を変える。メディアに対しても弟が自衛官であることや、安保法制成立時からの「フェーズの変化」などを理由に安保法制容認を示唆した[14]が、選挙で小池百合子代表に批判が集まると「安倍9条改憲は危険!」のビラを配布するなど、再び姿勢を変化させた[15]

人物[編集]

  • キャッチフレーズは「これだけは柚(ゆず)れない」。
  • 趣味はスポーツ全般(特にテニス野球)、音楽[16]
  • 『バカツートップ。旧民主党のダメな部分を象徴している』と小川淳也と共に当選5回の中堅議員だが選挙に弱く、2017年の選挙前に前原代表(当時)に「『新たな枠組』で総選挙を闘う」よう要請文を渡しに行くなど希望の党との合流を推進していたにも関わらず比例復活後に小池代表の辞任を長々と求めたことから大串博志と小川と共に批判されている。野党担当記者によると『目立てば何でもいい』というタイプでスタンドプレーを批判されている[17]

所属団体・議員連盟[編集]

  • イクメン議員連盟(発起人)
  • 新しい社会保障制度を確立し、世代間格差を是正するための研究会(共同代表)[7]
  • 石川知裕代議士の逮捕を考える会
  • アムネスティ議員連盟
  • 歯科医療議員連盟(副会長)
  • 医療費の適正化を考える議員連盟(幹事)
  • 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟(事務局次長)[18]

著書[編集]

不祥事[編集]

公職選挙法違反[編集]

母校である岡山県内の私立中高一貫校(金光学園)の同窓会名簿に名刺広告を掲載したとして2016年1月、刑事告発された。さらに4月5日に岡山地検が公職選挙法違反容疑で柚木氏の事務所関係者を任意で事情聴取していたことが分かった。公選法は、公職にある議員が選挙区内の人へのあいさつを目的とする広告を有料で新聞やビラなどに掲載することを禁じている。地検は掲載経緯や違法性の認識などについて確認を求めたとみられる。[3](2016年4月6日・産経新聞「“閣僚追及のエース”民進・柚木氏に公選法違反疑い 選挙区内で名刺広告掲載、岡山地検が事務所関係者を聴取」)[4]

脚注[編集]

  1. ^ 柚木 道義、民進党
  2. ^ 民主党岡山県第4区総支部 収支報告書 2012年分
  3. ^ “民進党が結成大会 衆参156人、代表に岡田克也氏選出”. 朝日新聞. (2016年3月27日). http://www.asahi.com/articles/ASJ3W5212J3WUTFK00G.html 2016年3月29日閲覧。 
  4. ^ a b 柚木みちよしのゆず日記、2008年4月30日
  5. ^ 日医工ジャーナル、37(376)、2011年。
  6. ^ 超党派イクメン議連発足しました! 2012年6月13日ブロゴス
  7. ^ a b c 「民維み、15日に若手の社会保障勉強会を発足」、日本経済新聞、2013年10月3日
  8. ^ a b c d e f 2014衆院選 毎日新聞候補者アンケート
  9. ^ 2009年衆院選時朝日新聞アンケート回答
  10. ^ 朝日新聞、2014年衆院選、朝日・東大谷口研究室共同調査、2014年。
  11. ^ 第169回国会 請願 960号 「選択的夫婦別姓制度導入及び婚外子相続差別撤廃の民法改正を求めることに関する請願」
  12. ^ [1]
  13. ^ [2]
  14. ^ 民進党出身議員、小池新党に入るため「安保関連法反対」を撤回し始める Liberty web 2017年9月30日
  15. ^ 小池氏に異論続々 元民進の希望公認候補東京新聞2017年10月20日
  16. ^ 公式プロフィール
  17. ^ 希望の党三人衆の“小池バッシング”がちょっとひどい
  18. ^ 政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟

外部リンク[編集]