林義郎

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林 義郎
はやし よしろう
生年月日 1927年6月16日
出生地 日本の旗 日本 山口県下関市貴船町
没年月日 (2017-02-03) 2017年2月3日(89歳没)
出身校 旧制第一高校
東京大学法学部
前職 国家公務員通商産業省
所属政党 自由民主党
称号 勲一等旭日大綬章
正三位
親族 林芳正(長男)

日本の旗 第63代 厚生大臣
内閣 第1次中曽根内閣
在任期間 1982年11月27日 - 1983年12月27日

日本の旗 第97代 大蔵大臣
内閣 宮澤改造内閣
在任期間 1992年12月12日 - 1993年8月9日

選挙区 (旧山口1区→)
比例中国
当選回数 11回
在任期間 1969年12月29日 - 2003年10月10日
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林 義郎(はやし よしろう、1927年(昭和2年)6月16日 - 2017年(平成29年)2月3日[1])は、日本政治家自由民主党所属の元衆議院議員第1次中曽根内閣厚生大臣宮沢改造内閣大蔵大臣を歴任した。また、日中友好会館会長を務めた。

来歴・人物[編集]

山口県下関市貴船町出身。豊浦中学4年修了、旧制第一高等学校を経て、1950年(昭和25年)に東京大学法学部を卒業する。同年、通商産業省に入省する。入省同期に栗原昭平、諸口昭一(札幌通産局長、東商大卒)などがいる。通産省では、通産大臣秘書官、通産省重工業局産業機械課長を歴任する。

1969年(昭和44年)に通産省を退官。同年末の第32回衆議院議員総選挙に自民党公認で周東英雄の後継者として旧山口1区から立候補し、初当選した(当選同期に小沢一郎羽田孜梶山静六奥田敬和渡部恒三綿貫民輔塩崎潤森喜朗村田敬次郎松永光江藤隆美中山正暉浜田幸一など)。以後連続11回当選。自民党では佐藤派田中派に所属。経済企画政務次官大蔵政務次官、自民党経理局長などを経て1982年(昭和57年)第1次中曽根内閣の厚生大臣として入閣する。林は、国際金融政策を中心に自民党内有数の政策通として知られていた。一方で、通産官僚出身ということもあって、田中派内の竹下登金丸信党人派の実力者とは一線を画した。宮澤喜一が派閥横断的に組織した政策集団「平河会」では事務局長を務め、宮澤の良き理解者となる。田中派分裂に際しては、竹下、金丸らとは行動を共にせず、二階堂グループに参加している。

1989年(平成元年)、第15回参議院議員通常選挙に敗北して、内閣総辞職を表明した宇野宗佑首相の後任を選ぶ総裁選挙に、「平河会」のつながりから宮澤派の支持を得て立候補、120票を獲得した。その後、二階堂グループの消滅により宮澤派に参加。海部俊樹内閣では衆議院税制改革特別委員長、宮沢内閣で衆議院国際平和協力特別委員長にそれぞれ起用された。

1992年(平成4年)、宮沢改造内閣で大蔵大臣に就任する。その後は、自民党税制調査会の幹部として、小委員長、税制調査会長を歴任して、いわゆるインナーの一人として自民党税調に影響力を維持した。また、小選挙区比例代表並立制が導入されて以後は、安倍晋三と調整の上、比例中国ブロックから選出された。

2000年(平成12年)、勲一等旭日大綬章を受章する。2003年(平成15年)の第43回衆議院議員総選挙には立候補せず、政界を引退した。

2017年(平成29年)2月3日、多臓器不全で死去。89歳没[1]。2月14日、日本政府は正三位に叙すことを閣議決定[2][3]

系譜[編集]

林家は、享保年間創業となる醤油醸造業・大津屋(下関市)や、下関市を中心に展開するバス事業者・サンデン交通の経営を行う地元の名士である。(2013年11月の時点で、大津屋の代表取締役社長は実弟の長男・林俊作である。)

その他[編集]

  • 日中国会議員書画展へ書画を提供している[4]

脚注[編集]

  1. ^ a b “林義郎・元蔵相が死去”. 日本経済新聞. (2017年2月4日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG03H9R_T00C17A2000000/ 2017年2月12日閲覧。 
  2. ^ “故林義郎氏に正三位”. 時事通信. (2017年2月14日). http://www.jiji.com/jc/article?k=2017021400413&g=pol 2017年2月14日閲覧。 
  3. ^ 『官報』6965号、平成29年2月24日
  4. ^ 日中国会議員書画展 林義郎 作品 NPO法人日中国会議員書画展実行委員会

関連項目[編集]

議会
先代:
設置
日本の旗 衆議院国際平和協力等に関する特別委員長
1991年 - 1992年
次代:
廃止
公職
先代:
羽田孜
日本の旗 大蔵大臣
第97代:1992年 - 1993年
次代:
藤井裕久
先代:
森下元晴
日本の旗 厚生大臣
第63代:1982年 - 1983年
次代:
渡部恒三