オールスター春秋の祭典スペシャル

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オールスター
春(秋)の祭典スペシャル
シリーズ
ジャンル 特別番組音楽バラエティ番組
出演者 フジテレビ系列各番組の出演者たち
歌手多数
製作
制作 フジテレビ
放送
放送国・地域日本の旗 日本
世紀のバラエティ
司会者高橋圭三
小川宏
長門裕之
南田洋子
栗原玲児
放送期間1967年3月3日
放送時間金曜20:00 - 21:56
放送分116分
回数1回
世紀のゴールデンショー
放送期間1969年3月2日
放送時間日曜19:00 - 20:56
放送分116分
回数1回
『世紀の祭典』シリーズ
司会者堺正章
井上順
放送期間1969年12月31日 - 1976年3月2日
放送時間時期により異なる
放送枠木曜スペシャル(1970年)
テレビグランドスペシャル(1971年・1972年)
火曜ワイドスペシャル(1973年・1975年)
【なし】(1969年年末・1974年)
放送分116分→86分→85分→84分
回数7回
秋だ目玉だ!ドーンと大放送
出演者ザ・ドリフターズほか
放送期間1975年9月30日
放送時間火曜20:00 - 21:25
放送枠火曜ワイドスペシャル
放送分85分
回数1回
欽ちゃん・二郎さん・Oh〜ドリフ! 秋だ目玉だ大進撃!!
出演者コント55号
ザ・ドリフターズ
放送期間1976年9月28日
放送時間火曜20:00 - 21:24
放送枠火曜ワイドスペシャル
放送分85分
回数1回
オールスターどっきり!爆笑!大行進
司会者三波伸介
斎藤こず恵
放送期間1977年4月1日
放送時間金曜19:30 - 19:45
20:00 - 20:54
放送分69分
回数1回
オールスター春(秋)の祭典スペシャル
司会者三波伸介
坂上二郎
井上順
萩本欽一(1980年春 ‐ 1981年春、1982年春)
坂下裕子(同上)
逸見政孝(1981年秋のみ)
田丸美寿々(同上)
B&B(同上)
ツービート(同上)
小川宏(1982年秋のみ)
益田由美(同上)
山村美智子(同上)
審査員古関裕而(1980年春より)
水の江滝子(同上)
近江俊郎(同上)
立川清登(同上)
ダン池田(同上)
ほか
オープニングドレミの歌」(1980年春より)
エンディング愛のメッセージ」(同上)
放送期間1978年4月3日 - 1982年9月27日
放送時間時期により異なる
放送枠火曜ワイドスペシャル(1978年秋)
【なし】(上記を除く全回)
放送分108分または114分
回数9回
番組年表
次作FNS番組対抗!なるほど!ザ・春秋の祭典スペシャル
関連番組お昼のゴールデンショー(1969年春)
スターどっきり㊙報告(1977年)
オールスター家族対抗歌合戦(1980年春 - 1982年春)
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オールスター春秋の祭典スペシャル(おーるすたーはる(あき)のさいてんすぺしゃる)は1967年春から1982年秋までフジテレビ系列で放送された特番である。

概要[編集]

1967年春~1977年度[編集]

1978年春からFNS番組出演者が集結[編集]

「なるほど!ザ・春秋の祭典」へ完全移行[編集]

放送時間[編集]

放送年月日 放送時間(JST 放送枠 備考
世紀のバラエティ
1967年3月3日 金曜20:00 - 21:56 (なし)
世紀のゴールデンショー
1969年3月2日 日曜19:00 - 20:56 (なし)
世紀の祭典
1969年12月31日 水曜19:00 - 20:56 (なし) 唯一の年末特番
1970年3月5日 木曜20:00 - 21:26 木スペ[6]
1971年3月5日 グラスペ サンケイホールより中継録画
1972年3月6日
1973年3月6日 火曜20:00 - 21:26 ワイスペ
74世紀の祭典 オールスター紅白歌合戦
1974年3月1日 金曜19:00 - 20:55 (なし) 東京宝塚劇場より生中継
'75世紀の祭典
1975年3月4日 火曜20:00 - 21:25 ワイスペ 中野サンプラザより中継録画
秋だ目玉だ!ドーンと大放送
1975年9月30日 火曜20:00 - 21:25 ワイスペ [7][8]
オールスター世紀の祭典
1976年3月2日 火曜20:00 - 21:24 ワイスペ
欽ちゃん・二郎さん・Oh〜ドリフ!秋だ目玉だ大進撃!!
1976年9月28日 火曜20:00 - 21:24 ワイスペ
オールスターどっきり!爆笑!大行進
1977年4月1日 金曜19:30 - 19:45 (なし) [9]
金曜20:00 - 20:54
オールスター春(秋)の祭典スペシャル
1978年4月3日 月曜19:00 - 21:48 (なし)
1978年10月10日 火曜19:30 - 21:24 ワイスペ [10]
1979年4月9日 月曜19:00 - 21:48 (なし) [11]
1979年10月1日 月曜19:00 - 20:54
1980年3月31日 月曜19:00 - 21:48
1981年3月30日
1981年9月28日 月曜19:00 - 20:54
1982年3月29日
1982年9月27日

中期はおおむね『ワイスペ』で放送されていたが、『春秋の祭典』になってからは『4・10月だョ!』との重複を避けるため、月曜日に定着した。これは後身の『なるほど』にも受け継がれる。

「春秋の祭典スペシャル」以降の出場チーム(1978年春 - 1982年秋)[編集]

1978年[編集]

春の祭典
出場番組 出場者 備考
小川宏ショー 小川宏露木茂三上彩子
ママとあそぼう!ピンポンパン 酒井ゆきえ(おねえさん)、坂本新兵(しんぺいちゃん)、金森勢(おにいさん)、石村治樹(ガンちゃん)、カータン(スーツアクター・大竹宏)、ドラねこブチャ(声:富山敬)、ワンダー・ワンタン(声:富田耕生)、杉並児童合唱団ビッグ・マンモス [12]
ひらけ!ポンキッキ 高橋愛美(おねえさん)、ガチャピンムックはせさん治(おにいさん)、パンチョ加賀美(おにいさん)、のこいのこ
スター千一夜 関口宏志垣太郎
プロ野球ニュース 佐々木信也
女子プロレス 真赤な青春 ビューティ・ペア
土曜グランドスペシャル ニューヤンキース [13]
ゴールデン洋画劇場 高島忠夫
土曜劇場魂の試される時 十朱幸代清水健太郎原田美枝子山内恵美子
オールスター家族対抗歌合戦 萩本欽一、坂下裕子、古関裕而、近江俊郎、水の江滝子、立川清登、ダン池田
12時開演! 桂三枝(現:六代目文枝)東八郎春日三球・照代青空球児・好児近石真介、ジョージ・シロー、宮尾すすむ岡崎ひとみ
スターどっきり㊙報告(第1期) 三波伸介、小野ヤスシ、宮尾すすむ、高橋基子千葉紘子角川博新沼謙治
平岩弓枝ドラマシリーズ女の家庭 山本陽子児玉清大村崑
同心部屋御用帳 江戸の旋風
(第3シリーズ)
小林桂樹露口茂古谷一行岡江久美子名取裕子左とん平小松政夫東野英心梅津栄吉沢カズオ加山雄三 [14]
江戸の渦潮
火10ドラマ忘れがたき日々 三田佳子黒沢年雄篠ひろ子井上孝雄
キンカン素人民謡名人戦 鈴木ヤスシ小林節子佐藤松子
新・座頭市(第2シリーズ) 勝新太郎倍賞美津子
銭形平次(二代目大川橋蔵版) 二代目大川橋蔵香山美子林家珍平遠藤太津朗滝信一、春日三球・照代
ミュージックフェア 長門裕之南田洋子
ズバリ!当てましょう(第2期) 泉大助ザ・リリーズあかはゆき
続あかんたれ 志垣太郎、小山明子土田早苗生田悦子石井均
唄子・啓助のおもろい夫婦 京唄子鳳啓助
お昼のテレビ小説かあちゃんの勲章 川津祐介浜田光夫佐野アツ子
ライオン奥様劇場ぼくどうしたらいいの 東山明美佐々木剛
相性診断!あなたと私はピッタンコ 泉ピン子
クイズDEデート 桂三枝(六代目文枝)、木原美知子
ラブラブショー 芳村真理
クイズグランプリ 小泉博
凡児の娘をよろしく 西条凡児
夜のヒットスタジオ 芳村真理、井上順山口百恵ピンク・レディー郷ひろみ
紅白ものまね歌合戦 坂上二郎あのねのね輪島功一龍虎、角川博 [15]

読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1978年4月3日、74頁。 

秋の祭典

1979年[編集]

春の祭典
出場番組 出演者 備考
平岩弓枝ドラマシリーズ
日本のおんなシリーズ
若尾文子吉永小百合、山口百恵、小川眞由美、山本陽子、十朱幸代
ゴールデン洋画劇場 高島忠夫
新・座頭市(第3シリーズ) 勝新太郎、金沢明子
ドリフ大爆笑 ザ・ドリフターズ [16]
スターどっきり生放送 三波伸介
ライオン奥様劇場『私は逃げない 市毛良枝
銭形平次(二代目大川橋蔵版) 二代目大川橋蔵、林家珍平
じょっぱり 片平なぎさ、小山明子
小川宏ショー 小川宏、露木茂、加賀富美子
キンカン素人民謡名人戦 鈴木ヤスシ
3時のあなた 森光子坪内ミキ子加茂さくら
オールスター家族対抗歌合戦 萩本欽一、古関裕而、近江俊郎、水の江滝子、立川清登、ダン池田
土曜劇場『家族サーカス 国広富之金田賢一藤真利子
江戸の激斗 小林桂樹、名高達雄柴俊夫石橋正次
ズバリ!当てましょう(第2期) 泉大助、酒井ゆきえ、鈴木ヒロミツ辺見マリ
ミュージックフェア 南田洋子
ゴールデンドラマシリーズ陽はまた昇る 加藤剛勝野洋
刑事鉄平 西郷輝彦
全国縦断紅白歌合戦 関口宏、秋野暢子
夜のヒットスタジオ 芳村真理、井上順
スター千一夜 坂本九
ママとあそぼう!ピンポンパン 大野かおり(現:大野香菜。おねえさん)
ひらけ!ポンキッキ 高橋愛美(おねえさん)
メガロマン メガロマン
お昼のテレビ小説『朝ごはんぬき? 園佳也子
ハイ!土曜日です 古城都
満員御礼!三波伸介一座 三波伸介、由利徹林与一沢田雅美

『読売新聞 縮刷版』読売新聞社、1979年4月9日、339頁。 

秋の祭典
  • 放送日:1979年10月1日月曜日
  • 放送時間:19:00 - 20:54

1980年[編集]

春の祭典
  • 放送日:1980年3月31日月曜日
  • 放送時間:19:00 - 21:48

秋の祭典は行われず。

1981年[編集]

春の祭典
出場番組 出場者 結果 備考
笑ってる場合ですよ! B&B(島田洋七島田洋八)、紳助・竜介島田紳助松本竜介)、ツービート(ビートたけしビートきよし)、ザ・ぼんちぼんちおさむ・里見まさと)、春風亭小朝
小川宏ショー 小川宏、頼近美津子
火10ドラマ『闇を斬れ 天知茂
江戸の用心棒 古谷一行夏木勲田中健
ママとあそぼう!ピンポンパン 井上佳子(現:本間淳子、おねえさん)、坂本新兵(しんぺいちゃん)、宮澤芳春(おにいさん)、石村治樹(ガンちゃん)、カータン(スーツアクター・声 - 大竹宏)、ビッグ・マンモス
スポーツ番組解説者
平岩弓枝ドラマシリーズ『女の座
愛のホットライン 加山雄三
翔んだライバル 柳沢慎吾
新竹取物語 1000年女王
やらいでか!
唄子・啓助のおもろい夫婦 京唄子・鳳啓助
3時のあなた 森光子寺島純子(現:富司)うつみ宮土理
秋の祭典
  • 放送日:1981年9月28日月曜日
  • 放送時間:19:00 - 20:54
出場番組 出場者
銭形平次(二代目大川橋蔵版) 二代目大川橋蔵
夜のヒットスタジオ 井上順、芳村真理
ズバリ!当てましょう(第2期) 石坂浩二
意地悪ばあさん 青島幸男

1982年[編集]

春の祭典
出場番組 出場者 結果 備考
銭形平次(二代目大川橋蔵版) 二代目大川橋蔵、香山美子
おはよう!ナイスデイ 田丸美寿々
意地悪ばあさん(ドラマ第2作) 青島幸男、河原崎長一郎、坪内ミキ子、田崎哲也、三波豊和白石まるみイッセー尾形 [17]
アイアイゲーム 山城新伍せんだみつお芹沢博文中尾ミエ
笑顔泣き顔ふくれ顔
スターどっきり㊙報告(第2期) 三波伸介、小野ヤスシ、片岡鶴太郎みのもんた
Dr.スランプ アラレちゃん 小山茉美(則巻アラレ役)、内海賢二(則巻千兵衛役)、向井真理子(山吹みどり役)、古川登志夫(空豆タロウ役)、杉山佳寿子(木緑あかね / 皿田きのこ役)
なるほど!ザ・ワールド 愛川欽也楠田枝里子
秋の祭典
  • 放送日:1982年9月27日月曜日
  • 放送時間:19:00 - 20:54
出場番組 出場者 結果 備考
意地悪ばあさん(ドラマ第2作) 青島幸男、坪内ミキ子、三波豊和
なるほど!ザ・ワールド
おまかせください
とびだせものまね大作戦 坂上二郎、あのねのね、小池聡行
スペースコブラ
ドリフ大爆笑
小川宏のなんでもカンでも!
暁に斬る!
クイズ!知っテレQ
Dr.スランプ アラレちゃん
ムツゴロウとゆかいな仲間たち
嫁の座
夜のヒットスタジオ
プロ野球ニュース
パンチDEデート

この期間にあった他局にあった番組出演者による番組[編集]

脚注[編集]

  1. ^ ただし末期は水の江とダンが降板し、桂三枝(六代目文枝)や畑正憲などが担当した。
  2. ^ ただしオリジナル番組で使われている替え歌では無く、一貫してスキャットバージョンで、また冒頭の、ダン池田による「ティンパニでの音階」も無く、更に全チーム登場後の音階歌唱も無かった。
  3. ^ 『世紀のバラエティ』では、『鉄腕アトム(第1作)』のアトム( - 清水マリ)、『ジャングル大帝(第1作)』の少年時代のレオ(声 - 太田淑子)、『悟空の大冒険』の悟空(声 - 右手和子)といった手塚アニメキャラが、アニメで登場した事が有った。なお『春秋の祭典』になってからは、『ママとあそぼう!ピンポンパン』・『ひらけ!ポンキッキ』といった子供番組や、1979年春に特撮番組『メガロマン』が出演した事も有る。
  4. ^ 山村アナと益田アナは、当時フジテレビ秋改編のCMポスターに、山村はタケちゃんマン、益田は則巻アラレのコスプレで出演した。
  5. ^ 坂上忍&ウエンツ瑛士『FNS秋の祭典』でMC初タッグ「子役出身の2人が…」
  6. ^ 日本テレビの同名番組とは無関係。
  7. ^ 当時『ワイスペ』を同時ネットしていた広島テレビは放送日がクロスネット最終日で、翌日から日本テレビ系列に一本化してフジテレビ系列がテレビ新広島に移行することにフジテレビと番組スポンサーが配慮して、『栄光のビッグスター75年を歌う』に差し替えられた。なお、サービス放送最終日だったテレビ新広島では、映画『ララミーから来た男』を放送した。
  8. ^ なおこの日は裏でも、ドリフメインの期首特番(19:00 - 20:55)が放送された。
  9. ^ 19:45 - 20:00の間は『スター千一夜』のため中断だが、この日の『スタ千』は新番組出演者のいる楽屋にカメラが潜入し、インタビューをするという趣向だった。
  10. ^ 当初は10月2日(月曜)の19:00 - 20:54に放送する予定だったが、当日はセ・リーグ初優勝まであと1勝に迫ったヤクルトスワローズの「対巨人」戦(明治神宮野球場)に差し替えられ、この日に延期された(一応2日予定分は雨傘番組となり、当日の新聞広告でも「雨天中止の時は」と記載されていたが、試合は予定通り行われた)。なお試合は巨人が勝ち、ヤクルトの初優勝は翌々日の4日に持ち越された。
  11. ^ 春の高校バレー」中継がこの時期行われていたため、放送日が遅れた。
  12. ^ 2番組によるヒットメドレーを披露。曲は『火の玉ロック』(ビッグ・マンモス)→『まる・さんかく・しかく』(のこいのこ)→『アメリカ生まれの日本の子』(酒井ゆきえ)、そして2番組出演者のほか、『家族対抗歌合戦』の近江・水の江・立川、『どっきり』の小野と宮尾、『スタ千』の関口も加わっての『およげ!たいやきくん』→『ピンポンパン体操』。
  13. ^ 欽ドン!スペシャル』の萩本欽一や、プロ野球中継関係者(実況アナ・解説者)は出演せず。
  14. ^ 4月一杯で『江戸の旋風』が終了し、5月から『江戸の渦潮』に代わるため、双方の出演者が合同で出演。
  15. ^ 金曜ファミリーアワー』枠で放送。
  16. ^ 『ワイスぺ』で放送。
  17. ^ 完全無欠のロックンローラー』の替え歌『完全無欠の意地悪ばあさん』を披露。この歌は後年、同じ長谷川町子原作ドラマ『意地悪お手伝いさん』(『月曜ドラマランド』枠で放送)で、歌詞を一部変更(替え歌の替え歌)して主題歌としていた。

関連項目[編集]