コント55号 宇宙大冒険

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コント55号 宇宙大冒険
監督 福田純
脚本 ジェームス三木
製作 奥田喜久丸寺本忠弘浅井良二
出演者 コント55号
川口浩
高橋紀子
コント0番地
音楽 広瀬健次郎
撮影 逢沢譲
編集 大橋富美子
配給 東宝
公開 日本の旗 1969年
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 コント55号 俺は忍者の孫の孫
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コント55号 宇宙大冒険』(コント55ごう うちゅうだいぼうけん)は、1969年に公開された日本の映画作品。東宝チャンピオンまつり(第1回)の1作。

概要[編集]

当時テレビ界で人気絶頂であったお笑いコンビコント55号が主演したSFアクション喜劇[1]。東宝でコント55号が主演する作品は、本作が最後である。コメディながら戦争風刺なども盛り込まれている[1]

特撮シーンでは、『世界大戦争』『緯度0大作戦』の一部が使われている[1]

ストーリー[編集]

時は江戸時代末期、勤皇党の坂本桂馬と新撰組の芹沢角は、芸者・小菊を巡って争っていた。そこへ一人の虚無僧が現れ、丸い形をした謎の物体の中へ招き入れる。虚無僧の招待はパラド星から派遣された宇宙人・ドグマであり、謎の物体はUFOだった。飛び立つUFOに地上が大騒ぎするなか、あれよあれよという間に3人は宇宙へ連れられてしまう。

ドグマ曰く、パラド星連邦は平和過ぎて怠慢になりすぎたため、より好戦的な地球人を連れて来てその闘争本能を抽出したいというのだ。途中、出くわした侵略者・青髭を何とか倒し、2年半にも及ぶ宇宙旅行を経てようやく3人はパラド星に到着する。

しかし長い宇宙旅行とパラド星の快適な生活のため3人はすっかり仲良くなっており、全く好戦的ではなくなっていた。怒ったパラド星の政治家達は「偽物を連れてきた罪」としてドグマの処刑を決定。それを知った桂馬と角は、ドグマを助けるべくわざと喧嘩を仕掛けるがパラド人にはその行為がイマイチ理解出来ず、かくして二人は科学的分析を目的として様々な競技で対決させられる羽目に。そんな中、カーレースで争っていた二人は事故で大怪我を負ってしまう。

二人はパラド星の高度な医療技術であっさり治療されるが、同時に科学者達は2人から闘争本能の本体を抽出に成功。それを元にした薬が作られ全パラド星人に配られる。だがそれを飲んだパラド星人は活力どころか暴力的になり、至る所でデモ・殺人・暴動が頻発、さらには戦争が始まり各国は核兵器の開発に乗り出す。パラド星崩壊を察知したドグマは、3人をUFOに乗せて脱出させた。そしてUFOが舞い上がった時、パラド星ではついに核戦争となって文明は崩壊、とうとう大爆発を起こして宇宙の塵と化した。

再び2年半の時が流れ、UFOは無事地球に帰還。その間、3人の間には2人の子供が産まれていた。子供を小菊に預けて街の様子を見に行った桂馬と角は、変わり果てた江戸の姿に驚く。彼らがパラド星に行っている間、地球では相対性理論によって100年以上も時が流れていたのだ。そして街中では学生デモ隊が核戦争の危機を訴えていた。それを見た桂馬と角は……

スタッフ[編集]

本編[編集]

特殊技術[編集]

出演者[編集]

同時上映[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 石井博士ほか『日本特撮・幻想映画全集』勁文社、1997年、208頁。ISBN 4766927060

外部リンク[編集]