三大怪獣 地球最大の決戦

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三大怪獣 地球最大の決戦
Ghidorah, the Three-Headed Monster[出典 1][注釈 1]
Гідора, трьохголовий монстр.jpg
監督
脚本 関沢新一
製作 田中友幸
出演者
音楽 伊福部昭
撮影
編集
製作会社 東宝[出典 2]
配給 東宝[9][10]
公開 日本の旗 1964年12月20日[出典 3]
上映時間 93分[出典 4][注釈 2]
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作
次作 怪獣大戦争
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ラドン出現シーンは熊本県の「阿蘇山」火口でロケされた。本作公開直前の10月に運行開始されたばかりの観光登山バス「マウントカー」も登場する
キングギドラに壊される「東京タワー
キングギドラに壊される「松本城」。松本市内でロケが行われた。
キングギドラの引力光線で倒される「横浜マリンタワー

三大怪獣 地球最大の決戦』(さんだいかいじゅう ちきゅうさいだいのけっせん)は、1964年(昭和39年)12月20日に公開された日本映画[13][15]。「ゴジラシリーズ」の第5作であり[出典 5]、『空の大怪獣 ラドン』と『モスラ対ゴジラ』の直接的な続編にもあたる[4][注釈 3]。製作、配給は東宝[7]総天然色東宝スコープ[出典 7]。併映作品は『花のお江戸の無責任[出典 8][注釈 4]

初回興行時の観客動員数は、前作『モスラ対ゴジラ』を上回る432万人となった[31][注釈 5]

概要[編集]

『モスラ対ゴジラ』に続く怪獣映画10周年記念作品の第二弾[17]

ゴジラが初めて善玉として描かれた[注釈 6]、つまり、これ以前とは立場を変えることになった作品である[出典 9]。同時に、常に「人類の脅威」であるゴジラを描くという作品姿勢も転機を迎え、以降のゴジラシリーズは怪獣同士の格闘劇が主になっていく[8][注釈 7]。怪獣同士で鳴き声などを通じて明確な意思疎通を行うなど、擬人的な表現も増えていった[出典 10]

シリーズ最大の悪役(敵役)とされているキングギドラが初登場した[出典 11]。タイトルの「三大怪獣」とは、地球の三大怪獣であるゴジラ・ラドンモスラのことを指しており[出典 12]、宇宙超怪獣であるキングギドラのことは含まない[注釈 8]

一応、防衛隊(自衛隊)は登場するものの、戦車や戦闘機などを使った作戦は実施していない。

怪獣たちの最終決戦の場は前々作『キングコング対ゴジラ』でも採用された富士山麓周辺であり、輸出を意識したロケーションとなっている。このような「富士山を背景にしたクライマックスシーン」は次回作『怪獣大戦争』やさらに後年の『怪獣総進撃』でも見られ、いわゆる「お約束的な場面」を確立した。これについて撮影助手で参加していた川北紘一は、ビル街など建物がある場所よりも怪獣自体のキャラクター性を強調するためであったと推測している[37]

ストーリー[編集]

異常な温暖異変に見舞われた日本。1月にもかかわらず猛暑が続き、連夜流星群が地球に飛来するなか、1つの巨大な隕石黒部ダム付近へ落下した。時を同じくして、警視庁の進藤刑事は極秘来日するセルジナ公国のサルノ王女[注釈 9]の護衛を命じられたが、彼女を乗せたチャーター機は暗殺者の仕掛けた爆弾によって墜落する。その後、金星人を名乗って地球の大変動を訴える男装の女性が東京に現れたが、予言を信じる者はいなかった。しかし、男装の女性が再び阿蘇山に姿を現し、ラドンの復活を予言すると、その直後に予言どおりラドンが出現する。

進藤は男装の女性が死亡したはずのサルノ王女だと確信し、単独で捜査を開始する。そのころ、テレビ出演のために日本を訪れていた小美人たちは、再び現れた金星人を名乗る男装の女性による「その船に乗ってはいけない」との予言を信じて船に乗ることを避ける。進藤の妹の直子は男装の女性を保護して横浜市内のホテルに宿泊したが、セルジナから来た暗殺団も彼女をサルノ王女と見抜き、ホテルを襲撃する。しかし、小美人たちの機転と進藤の活躍により暗殺団の襲撃は失敗する。そこへ、船を襲って太平洋から現れたゴジラが上陸し、再びラドンも現れる。

進藤たちは、サルノ王女の精神疾患を疑い、彼女を富士山麓にある精神医学の権威・塚本博士の研究所へ連れていくが、診察の結果は正常と出た。実は、サルノ王女には金星文明の滅亡を避けて地球へ逃れてきた金星人の血が流れており、それが予知能力を発揮していたのだ。まもなく、5000年前に金星を滅ぼした宇宙最強の怪獣キングギドラが姿を現すと語ったサルノ王女の言葉通り、黒部ダムの隕石からキングギドラが誕生する。

日本各地を荒らし回るキングギドラに対抗するため、小美人たちはインファント島から守護神モスラを呼び、モスラは自分と力を合わせてキングギドラと戦うよう、ゴジラとラドンに呼びかける。ゴジラとラドンはモスラを拒絶するが、キングギドラに一方的に攻撃されながらも単身で立ち向かうモスラの姿に心を動かされ、加勢する。こうして三大怪獣の猛攻を受けたキングギドラは、ついに宇宙へ逃げ去る。暗殺団はキングギドラが起こした落石によって全滅し、サルノ王女も自我を取り戻す。

すべてが終わり、サルノ王女は進藤に抱いた淡い想いを明かしつつ、静かにセルジナへの帰国の途に就いた。モスラと小美人たちもインファント島への帰途に就き、人類との争いを回避したゴジラとラドンは、海を渡るその姿を岸壁から見送るのだった。

登場キャラクター[編集]

登場人物[編集]

進藤しんどう[38]
警視庁刑事[38][39]。来日するサルノの護衛を命じられた。サルノの乗った航空機は墜落したものの、彼女に酷似した金星人と名乗る謎の女性に着目する。単独捜査の末、金星人が何らかの理由で記憶が混乱しているサルノ本人であると知り、やがてキングギドラの脅威と王女暗殺計画に巻き込まれていく[39]
  • 脚本第1稿では、麻薬捜査官という設定であった[36]
進藤 直子しんどう なおこ[40]
進藤刑事の妹[39]。東洋放送局員で、ラジオ番組『20世紀の神話』の担当記者[40][39]。金星人を名乗る女性の噂を聞きつけ、兄とは別の形で彼女にアプローチするが、後に合流して共にキングギドラの脅威に立ち向かう。
村井むらい[41]
帝都工大の助教授で、黒部に落下した隕石を調査していた科学者[41][39]。隕石から出現したキングギドラを目の当たりにし、かつて取材を受けた直子と共に金星人を名乗るサルノを追う。
塚本つかもと[42]
富士山麓に研究所を開いている、精神医学の大家[42][39]。警視庁からの依頼を過去に何度もこなしており、記憶の混乱したサルノの治療を進藤に頼まれる。検査を進めるうち、やがてサルノがただの精神疾患ではないことに気づく。
サルノ王女
セルジナ公国の王位継承者である王女[17][43][39]。フルネームはマウス・ドゥリナ・サルノ[43]。非公式に来日する予定だったが、公国にはサルノの暗殺を企む一派がおり、その一員であるマルメスの陰謀によって乗っていた航空機が墜落したため、行方不明となっていた。しかし、謎の声に導かれて生還しており、以後は金星人の予言者を自称して奇妙な行動をとり続ける。
正体は、5000年前にキングギドラによって全滅した金星文明から地球に脱出してきた金星人の血を引く末裔の1人[17]。キングギドラの地球襲来に際し、祖先の霊魂はサルノの身体を借りて得た予言能力でキングギドラの脅威を地球人に伝えようとするが、マスメディアを使ってより多くの人に呼びかけるといった方法には思い当たらず、ひたすら道端で市井の人々を相手に演説するという、非効率な方法をとらざるを得ない状態を続けていた。
  • 「マウス・ドゥリナ・サルノ」という名は、「まあ、素通りなさるの?」という言葉を引っかけた言葉遊びである。[要出典]
  • 脚本第1稿ではサルノは登場せず、進藤に追い詰められた密輸団の1人が金星人の語り部になるという展開であった[36]
  • 演じる若林は、金星人の役作りには夢遊病者をイメージしており、他人の顔を一人一人見ないことを意識していた[44]。金星人として活動している際の衣裳は、監督の本多が若林の私服姿を見て採用したものであった[44]
  • 塚本の研究所で検査を受けるシーンの撮影では、若林は前日にテレビの撮影で徹夜だったため撮影中に寝入ってしまった[45]。監督の本多は若林が徹夜だと知っていたため、起こさずにいたという[45]
マルメス[出典 13][注釈 10]
セルジナ公国内の、サルノ暗殺を目論む一派のエージェント。サルノの乗った航空機を爆破したが、彼女の生存を察知するとボスである安楽椅子の男性の指示に従って来日し、銃器を用いて直接暗殺しようとする。部下とともに車でサルノを追っている際にキングギドラの起こした落石によって部下を失い、自身も負傷した状態でサルノと進藤の抹殺を図るが、再びキングギドラが起こした落石によって死亡する。
  • 脚本などでは、「黒眼鏡の男」としか表記されていない。
安楽椅子の男[47]
サルノ王女暗殺を目論む一派の黒幕[47]

登場メカ[編集]

サルノ王女特別機[出典 14]
日本へ向かうサルノ王女を乗せた航空機[出典 14]。暗殺団により爆弾が仕掛けられ、空中で爆破された[出典 14]
寿山号ことぶきやまごう[49][48]
横浜港から出航する客船[49][48]。航海中にゴジラに遭遇し、放射能火炎を受けて沈没する[49][48]。インファント島へ帰る小美人が乗船する予定だったが、金星人の予言によって下船していた[49][48]ため、難を逃れている。
メルセデス・ベンツ・W111
暗殺団が使用する乗用車[48]。王女暗殺に失敗して逃走する最中に、キングギドラの引力光線によって起きた崖崩れに巻き込まれる[48]

キャスト[編集]

参照[9][50][1][3][11][51]

キャスト(ノンクレジット)[編集]

スタッフ[編集]

参照[9][13][51]

本編[編集]

特殊技術[編集]

特殊視覚効果[編集]

挿入歌[編集]

「幸せを呼ぼう」
作詞:岩谷時子 / 作曲:宮川泰 / 歌:ザ・ピーナッツ

製作[編集]

1964年12月公開予定だった『赤ひげ』(黒澤明監督)の撮影が長引いたため、正月興行用に急遽制作された作品である[出典 18]。ゴジラ映画で正月興行はシリーズ初のことだった[51]。このような経緯から、1964年(昭和39年)はゴジラ映画が2本制作された初の年となった[出典 19][注釈 21]。同年の『宇宙大怪獣ドゴラ』も含め、東宝で怪獣映画が1年に3本制作されたのも初である[19][20]

切迫した製作期間であったが、本編・特撮とも短いシーンにも専用のセットを設けるなど、急ごしらえを感じさせない豪華な仕様となっている[73][10]。小美人関連の小道具など、前作『モスラ対ゴジラ』から流用しているものも多い[10]。モスラの幼虫も、造形物は前作『モスラ対ゴジラ』からの流用だが、目の光が青から赤に変わっている[74]

三大怪獣の話し合いについて、脚本では「悪を倒す会議」と表現しており、撮影の有川貞昌は国際会議が多かった当時の世相を反映したものと解釈している[75]。怪獣の擬人表現について、『キングコング対ゴジラ』のころは抵抗のあるスタッフも多かったが、本作品のころには慣れていたという[75]

本作品のストーリーは『ローマの休日』から強く影響を受けている[出典 20]。サルノ王女役の若林映子はラストシーンについて、監督の本多猪四郎から「『ローマの休日』を意識してやってごらん」と言われ、「私もヘップバーンが大好きで、このときは頭の中でイメージして演じていました」と述べている[出典 21]。主演の夏木陽介も、脚本を読んで『ローマの休日』のようだと感じたという[76]

小泉博星由里子小杉義男など前作と似た役どころでの続投となった俳優が多い[30]。当初、暗殺団首領役には土屋嘉男が予定されており、自ら衣裳のサングラスを捜し歩くなどしていたが、出演していた『赤ひげ』の撮影が終わらず、伊藤久哉が演じることとなった[77]

阿蘇山で掛け合いを見せる中山豊大村千吉加藤茂雄の3人は、本多の監督作『東京の人さようなら』でも共演しており、加藤は同作品の3人が揃っているから本多が何か面白いことをやろうと考えたのだろうと述べている[56]

キングギドラが逃走し、ゴジラとラドンがモスラを見送るというラストシーンは、シリーズの継続を示唆したものであった[75]

本作品と並行して円谷が設立した円谷プロダクションの特撮テレビドラマ『ウルトラQ』の制作も始まっており、本作品の撮影現場に円谷プロのスタッフが訪れて円谷と打ち合わせを行うことがしばしばあった[75]。有川によれば、当時の映画スタッフはテレビ業界を下に見ていたため彼らを邪魔に感じていたといい、円谷がテレビ屋になったと陰口を叩かれたり、スタッフを引き抜かれるなどしていたため、テレビに対していい印象を持っていなかったと述懐している[75]

特撮[編集]

東京タワーと当時完成して3年目の横浜マリンタワーが、キングギドラの引力光線で倒壊するカットがある。東京タワーのミニチュアは、第1展望台から下のみが制作された[15][10]。マリンタワーの撮影では、周辺の元町地区を精密に再現した広大なミニチュアセットも制作されていたが、全体を映す俯瞰シーンはカットされ、1986年に発売されたビデオ『東宝特撮未使用フィルム大全集』で初公開された[78]

キングギドラの光線は、ポスターでは当初は「直線的な光線にしたい」との円谷の要望で炎の光線だった[79]が、映像ではキングギドラが光線を吐いて向こうの方で爆発している画の角度が合わず、歪ませて合わせるしかないことから、そのことで円谷英二と何度もやりあって「俺が考えたのが雷状の光線」だと、合成担当の飯塚定雄は述べている[80][注釈 22]。一方、光線の打ち合いではストーリーが単純化して合成も大変になるとの判断から、円谷はゴジラに放射能火炎を吐かせることをやめ、プロレス技や岩を投げるなどの戦い方を描写した[75]

キングギドラの操演には工夫が要された(詳細はキングギドラ#『三大怪獣 地球最大の決戦』を参照)うえ、終盤の三大怪獣との戦闘シーンでは1つの画面に納まりきれなかった。ラドンの上にモスラが乗ったり、ゴジラの尾先をモスラがくわえて移動したりするのは、1体ずつ距離を置いて撮るのが難しかったためであるという[75][81]

再上映[編集]

東宝チャンピオンまつり」(1971年冬興行)[7]
ゴジラ・モスラ・キングギドラ 地球最大の決戦』と改題されている[11][25]。チャンピオンまつりでは、再編集にあたり同年春の『怪獣大戦争 キングギドラ対ゴジラ』まではオリジナルネガに直接手を加えていたが、本作品以降は複製フィルムが用いられたとされる[82]。上映時間は73分[11][26]。観客動員数は109万人[31]
同時上映は『帰ってきたウルトラマン 竜巻怪獣の恐怖』・『いなかっぺ大将』・『みなしごハッチ』・『マッチ売りの少女』(人形アニメ)の4本[11][26]
1992年にLDBOX『ゴジラ激闘外伝』に収録されたのち、2014年に発売された本作品BDの特典映像として収録[83]、2018年5月1日発売の「ゴジラ全映画DVDマガジン」で初のDVD化となった。それにはポスターやパンフレットの復刻が挿入された。
「ゴジラ映画大全集」(1979年夏興行)
東宝が全国5劇場で行ったリバイバル特集の番組の1つとして、8月5日に上映された。
「復活フェスティバル ゴジラ1983」(1983年)
20歳前後の世代を中心にこの数年前より起きていたゴジラのリバイバルブームに応じて、全国主要都市で行われたゴジラシリーズはじめ東宝特撮作品の人気作10本をセレクトした特集上映の1本として、オリジナル公開版がニュープリント上映された。

海外公開版[編集]

ハリウッド資本に買い取られ、『Ghidorah, the Three-Headed Monster』とキングギドラをうたう題名となっている[6]。アメリカ側で再編集され、ゴジラが太平洋に出現した際、ラドンが上空へ飛来したことになっている[6]。音楽も一部差し替えられている。キングギドラが滅ぼした文明は、5000年前の金星ではなく3000年前の火星に変更されている。

映像ソフト化[編集]

  • 8mmフィルム
    • 『宇宙怪獣キングギドラ』として抜粋映像を編集したものが1972年ごろに東宝から発売された。解説音声の入ったソノシート、絵本をセットにしたもの。
  • ビデオソフト
    • 1980年代前半に発売[84]。品番 TG0653、カラー、左右トリミング版、88分短縮版、冒頭の円盤クラブのシーンなどを中心にカットされたもので再上映版とは別編集[85]
    • 1980年代後半に再発売。品番 TG4291[86][87]、カラー、シネスコ版、93分全長版[88]
  • LD 品番 TLL2013[86]、TLL2230[87]
  • DVD
    • 単品版(2001年12月21日発売[89]
      • ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』の公開に合わせて発売された。上記の「宇宙怪獣キングギドラ」が特典収録されている。劇場用予告編はオリジナルが現存していないと当時は思われていたため、再上映版の予告編が収録されている。
      • 字幕表示については、差別用語の部分を使わないよう配慮されている。中山豊演じる新郎がサルノ王女のことを「あんなキチガイの」と酷評する台詞が「あんな女の」に変更されているほか、大村千吉演じる帽子拾い屋が「キチガイめ!」と叫ぶシーンでは「キチガイめ!」の字幕のみが消去され、田島義文演じる船長の「すぐそのキチガイ…」という台詞が「すぐそいつ」に変更されている。後年、BS2で放映された際には、該当箇所の音声は消去されていた。
    • 「GODZILLA FINAL BOX」(2005年4月22日発売)
    • 「ゴジラ DVDコレクションII」(2008年2月22日発売)
      • トールケース版での発売の際に同梱された。
    • 2014年5月14日、60周年記念版版発売。
    • 2016年6月15日、東宝DVD名作セレクション版発売。
  • BD(2010年3月19日発売)

上記のほか、2021年の4Kデジタルリマスター化の際には東宝のフィルムセンターから発見された当時の予告フィルムからの復元作業を経て、本編と劇場用予告編が共に完全再現されている[90]

漫画[編集]

関連作品[編集]

ゴジラシリーズ
モスラ対ゴジラ』(1964年)
横浜のシーンで、この作品に登場した「ハッピー興行社」の看板が見られる。
地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』(1972年)
劇中で本作品の映像(ゴジラとキングギドラの戦闘シーン)が使われている。
ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年)
モンスター・ヴァースの1作。主要な登場怪獣は本作品と同一である[91]
さよならジュピター』(1984年)
劇中で本作品の映像(タイトルおよびゴジラとキングギドラの戦闘シーン)が使われている。
幻魔大戦
冒頭シーンが本作品の模倣とされる[25][注釈 23]
聖飢魔II
デビュー以前より黒ミサの出囃子として本作品のメインテーマが使用されている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 書籍『ゴジラ来襲』では、「MONSTER OF MONSTERS, GHIDORA」とも併記している[4]
  2. ^ 資料によっては、「97分」と記述している[18]
  3. ^ 後者については、劇中でゴジラとモスラが戦ったことや双子のモスラについて言及されている[出典 6]
  4. ^ クレージー映画と特撮映画の2本立ては、1963年の『クレージー作戦 くたばれ!無責任』と『大盗賊』、『香港クレージー作戦』と『海底軍艦』に次いで3回目だが、怪獣映画との2本立ては唯一。
  5. ^ 現在の公表値は541万人だが[32][31]、これは再上映時の動員数を合わせたものである[31]
  6. ^ ただし、モスラのように完全な「人間の味方」ではない。
  7. ^ 東宝プロデューサーの田中友幸は、本作品が怪獣映画のひとつの頂点を示したと評している[34]
  8. ^ 脚本第1稿では「四大怪獣」という表記も存在した[36]
  9. ^ 公国の君主は「王」ではなく「」「大公」なのでその息女は「公女」であるべきだが、現実にもモナコ公国の「大公」の妃が「王妃」と訳されたりしているので、厳密なものではない。
  10. ^ DVDの日本語字幕では「マルス」と誤記されている。
  11. ^ 資料によってはインファント島酋長と記述している[11][51]
  12. ^ 資料によっては、国防会議議長と記述している[9][11]
  13. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、防衛長官と記述している[51]
  14. ^ 書籍『東宝特撮映画大全集』では、警視長官と記述している[51]
  15. ^ a b c 本作品でのキングギドラのスーツアクターについては諸説あり、詳細は明らかになっていない。キングギドラ#『三大怪獣 地球最大の決戦』参照。
  16. ^ DVDの字幕では三浦と表記[53]
  17. ^ DVDの字幕では、玉ちゃんと表記している[53]。書籍『モスラ映画大全』では、新婚カップル妻と記述している[52]
  18. ^ 書籍『モスラ映画大全』では、上野公園の野次馬と記述している[11]
  19. ^ 資料によっては、宇留木をラドン役と記述している[出典 17]
  20. ^ 噴火口の近くへ帽子を拾いに行く男をからかう見物人で、セリフもありアップで目立つ役なのにクレジットに名前がない理由について「役者のクレジットは、俳優のスケジュールなんかを管理する演技課が決めるんですね。だいたいは映画ができる前に決めてしまう。でも、急に現場で監督からセリフをもらって役がつくこともありますから。そうなるとタイトルに名前は出ませんね。」と述べている[56]
  21. ^ 54年後の2018年(平成30年)にアニメーション映画三部作のうち2作が約半年のスパンで公開されるまで、ゴジラ映画は基本的に年1本が原則だった。[独自研究?]
  22. ^ 現場を見に来た本多猪四郎は、飯塚がキングギドラの光線を何百枚、何千枚とケント紙に描いているのを見て、その量に驚いて呆れたという[80]
  23. ^ 書籍『東宝特撮映画全史』では、宇宙規模の災厄とそれに対し結集する主人公たちという構図も類似するものと記述している[33]

出典[編集]

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出典(リンク)[編集]

参考文献[編集]

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  • 『「ゴジラ検定」公式テキスト』監修 東宝株式会社/協力 東宝 ゴジラ戦略会議、宝島社、2018年11月3日。ISBN 978-4-8002-8860-8 
  • 『バトル・オブ・キングギドラ』双葉社〈双葉社スーパームック〉、2020年6月4日。ISBN 978-4-575-45842-8 
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外部リンク[編集]