元町 (横浜市)

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元町
元町ショッピングストリート(石川町駅側)入口のフェニックスアーチ
元町ショッピングストリート(石川町駅側)入口のフェニックスアーチ
元町の位置(横浜市内)
元町
元町
元町の位置
元町の位置(神奈川県内)
元町
元町
元町 (神奈川県)
北緯35度26分25.53秒 東経139度38分58.87秒 / 北緯35.4404250度 東経139.6496861度 / 35.4404250; 139.6496861
日本の旗 日本
都道府県 Flag of Kanagawa Prefecture.svg 神奈川県
市町村 Flag of Yokohama, Kanagawa.svg 横浜市
中区
町名制定 1889年明治22年)4月1日
面積
 • 合計 0.157 km2
人口
2021年(令和3年)7月31日現在)[2]
 • 合計 1,370人
 • 密度 8,700人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
231-0861[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
元町の位置

元町(もとまち、Motomachi, Yokohama)は、神奈川県横浜市中区にある地名。現行行政地名は元町1丁目から元町5丁目(字丁目)。住居表示未実施区域[5]。町内の大部分を占め、150周年以上の歴史がある元町商店街は、横浜を代表する商業地の一つとして特に有名である。

概要[編集]

1859年横浜開港までは半農半漁の村落であったが、1860年2月の横浜開港に伴って立ち退いた旧横浜村住民がこの地に移住したことで「横浜元町」と呼ばれるようになる。明治維新の頃には外国人向けの商店街として栄え、「元町」と改称された。

開港後の山下町外国人居留地が、山手山手居留地がそれぞれ設けられ、両地区を結ぶ場所にあった元町通りは、居留者らが日常的に多く行き交うところとなり、外国人を相手にした商売が盛んに行われるようになる。明治が始まってしばらく経つ頃には居留者がさらに増え、セント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジなどのインターナショナルスクールの開校や、当時は日本には珍しい喫茶店ベーカリー、洋服店、洋風家具店などが軒を連ね、文明開化を支えた。これが今の元町商店街の原型となる。

1970年代には、当時流行していたファッションスタイル「ニュートラ」に対抗する「ハマトラ」(横浜トラディショナルの略)というスタイルが同商店街のキタムラ、ミハマ、フクゾー、スタージュエリーなどにより生み出されるなど、独自の文化を色濃く残すエリアの一つである。

地理[編集]

町域の南・東側は山手丘陵地と隣接し、北側は堀川(運河)を挟んで山下町横浜中華街)と隣接。山と運河に挟まれた平地部分を中心に元町商店街が形成されている。町域の東端に横浜高速鉄道みなとみらい線元町・中華街駅があり、町域の西に隣接する石川町にはJR根岸線石川町駅がある。

運河と並行して町内を3本の通り(運河側より元町海岸通り、元町通り、元町仲通り)が走っている。いずれの通りも非常に狭く、町内を走る道路の多くは一方通行に指定されている。

歴史[編集]

世帯数と人口[編集]

2021年(令和3年)7月31日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[2]

丁目 世帯数 人口
元町1丁目 275世帯 474人
元町2丁目 77世帯 152人
元町3丁目 121世帯 176人
元町4丁目 71世帯 128人
元町5丁目 266世帯 440人
810世帯 1,370人

人口の変遷[編集]

国勢調査による人口の推移。

1995年(平成7年) 1,610人 [6]
2000年(平成12年) 1,520人 [7]
2005年(平成17年) 1,436人 [8]
2010年(平成22年) 1,462人 [9]
2015年(平成27年) 1,329人 [10]

世帯数の変遷[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

1995年(平成7年) 655世帯 [6]
2000年(平成12年) 703世帯 [7]
2005年(平成17年) 700世帯 [8]
2010年(平成22年) 754世帯 [9]
2015年(平成27年) 694世帯 [10]

学区[編集]

市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[11]

丁目 番地 小学校 中学校
元町1丁目 全域 横浜市立元街小学校 横浜市立港中学校
元町2丁目 全域
元町3丁目 全域
元町4丁目 全域
元町5丁目 全域

事業所[編集]

2016年(平成28年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[12]

丁目 事業所数 従業員数
元町1丁目 152事業所 1,018人
元町2丁目 97事業所 537人
元町3丁目 89事業所 594人
元町4丁目 64事業所 504人
元町5丁目 111事業所 598人
513事業所 3,251人

元町商店街[編集]

元町ショッピングストリート[編集]

元町1丁目から5丁目までの元町通りを中心とする商店街。

フェニックスアーチ[編集]

元町ショッピングストリートの両端にあるウェルカムゲートで商店街の目印となっている。1985年に建立、アーチの高さは10.5m。「翔べ光の中へ」という意味がある。

元町ライトフェニックス[編集]

チャーミングセールなど人出が多い時に、元町ショッピングストリート内で交通整理や案内などを行う女性のこと。それまでは男性警備員が交通整理を行っていたが、元町に訪れる人の多くが女性であるため、女性に交通整理を行わせるアイデアを元町SS会と横浜のイベント企画会社が共同で考え、元町の近くにあるフェリス女学院大学の女子学生をアルバイトとして採用し、1987年2月のチャーミングセールでデビュー。揃いの制服姿で交通整理を行う光景は元町ショッピングストリートの名物にもなっている。名前の由来は、商店街のシンボル「フェニックス」と光を意味する「ライト」を併せたもの。

元町クラフトマンシップ・ストリート[編集]

元町ショッピングストリートよりも1本山側の元町仲通りを中心とする商店街。元町仲通り、本牧通り、汐汲坂通り、代官坂通り、水屋敷通りの5本の通りで構成されている。1994年7月に元町仲通り会が発足し、2004年12月に「元町クラフトマンシップ・ストリート」という名称になった。

イベント[編集]

チャーミングセール[編集]

毎年2月末と9月末の2回、約1週間にわたって開催される元町ショッピングストリートを代表するバーゲンセールイベント。期間中は関東近郊のみならず全国からこのイベント目当てに大勢の人が訪れる。以前は「謝恩セール」という名称であったが、1961年に現在の「チャーミングセール」と言う名前が付けられた。 期間中は日本テレビtvkfm yokohamaなどでCMが流れる。

セントパトリックデー・パレード[編集]

元町のセントパトリックデー・パレード

毎年3月に開催されるアイルランドのお祭り(聖パトリックの祝日)。同国のシンボルカラーである緑の衣装を身に着けたパレード隊が元町ショッピングストリートを練り歩く。

モトマチ・ハロウィン[編集]

毎年10月31日に開催される。仮装した大勢の子供たちが元町ショッピングストリートに集まる。店舗の従業員も仮装して、子供たちにお菓子をプレゼントする。

フードフェア[編集]

元町クラフトマンシップ・ストリートで毎年10月頃に開催される食のイベント。第1回は2000年11月

Red Bull Energy for Japan[編集]

元町に日本各地や世界中から訪れたF1ファン達とF1マシン。日本初の公道F1イベントである「Red Bull Energy for Japan」。
(写真は2011年6月5日
2011年6月5日自動車競技フォーミュラ1の公道デモ走行が元町商店街で行われた。F1マシンが日本の公道を走行するのは日本初の試みであり、RB5セバスチャン・ブエミがドライバーとして乗車した。公表観客数は1万1000人[13]

ギャラリー[編集]

最寄り駅[編集]

その他[編集]

日本郵便[編集]

警察[編集]

町内の警察の管轄区域は以下の通りである[16]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
元町1丁目 全域 加賀町警察署 元町交番
元町2丁目 全域
元町3丁目 全域
元町4丁目 全域
元町5丁目 全域

脚注[編集]

[脚注の使い方]
注釈
  1. ^ 現在は元町プラザが建っている一角に存在。震災後は南区へ移転。
出典
  1. ^ 横浜市町区域要覧” (日本語). 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  2. ^ a b 令和3年(2021) 町丁別人口(住民基本台帳による) Page white excel.png (Microsoft Excelの.xls)” (日本語). 横浜市 (2021年8月6日). 2021年8月7日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  3. ^ a b 元町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 住居表示実施町名一覧 (令和2年10月19日現在)”. 横浜市 (2020年10月29日). 2021年8月28日閲覧。
  6. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  7. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  8. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等” (日本語). 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ 小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021-08-08]閲覧。
  12. ^ 平成28年経済センサス-活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果” (日本語). 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  13. ^ “復興支援でF1マシン「元町」疾走、公道でのデモ走行は国内初/横浜”. カナロコ. (2011年6月5日). http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1106050046/ 2011年6月6日閲覧。 
  14. ^ ヨコハマ・ふくまち.net~市内施設バリアフリー情報~
  15. ^ 郵便番号簿 2020年度版 (PDF)” (日本語). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
  16. ^ 交番案内”. 加賀町警察署. 2021年11月11日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]