コンテンツにスキップ

小六禮次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
小六 禮次郎
生誕 (1949-12-13) 1949年12月13日(74歳)
出身地 日本の旗 日本 岡山県岡山市中区
学歴 東京藝術大学音楽学部
職業 作曲家
編曲家
共同作業者 すぎやまこういち
公式サイト FAIR WIND music

小六 禮次郎ころく れいじろう[1]1949年[2][1]12月13日[3] - )は、日本作曲家編曲家東京音楽大学客員教授[1]すぎやまこういちの弟子にあたる人物。歌手女優倍賞千恵子[4]

来歴・人物

[編集]

岡山県[2][1]岡山市中区出身。岡山県立岡山操山高等学校から東京藝術大学[1]音楽学部作曲科に進み、卒業後は作・編曲分野の第一線で活動。映画、テレビ、ミュージカル、CM作品からオペラ、交響詩まで幅広いジャンルの作品がある[1]日本作編曲家協会理事長。

同郷の先輩である川口真からすぎやまこういちを紹介され、1年ほどアシスタントを務めた[1]。2年目に味の素のCMコンペで採用され、以後CMや音楽番組、歌謡曲の編曲など多数の発注を受けるようになる[1]。しかし、編曲は自身に合わないと思い、映像音楽へとシフトしていった[1]

北海道野付郡別海町別荘を所有し、1年の半分近くを同所で過ごしている。また、その縁で野付半島ネイチャーセンターの名誉センター長に妻の倍賞千恵子と共に任命されている。

2013年1月15日、「別海町観光大使」就任[5]

主な作品

[編集]

テレビドラマ

[編集]

教育番組

[編集]

人形劇

[編集]

舞台

[編集]

映画

[編集]

アニメ

[編集]

ゲーム

[編集]

楽曲提供

[編集]

編曲作品

[編集]

クラシック音楽

[編集]
  • 晴れの国おかやま国体(行進曲『March'05』、国体旗引継曲『永遠の旗~the Eternal Flag~』、炬火点火・納火曲『炎の下に~Under the Flame~』)
  • 福井国民文化祭 世界劇『眠り王』『黄金の刻』
  • 前進座特別公演 『法然と親鸞』
  • 岡山城築城400年記念式典 『烏城浪漫』
  • 吉備高原学園高等学校校歌
  • 学校法人ベル学園校歌
  • 合唱ミュージカル「ゲッタウェイ」
  • 合唱ミュージカル「ビリーの木」
  • 合唱ミュージカル「くいしんぼうララバイ」
  • 合唱ミュージカル「星空の紙ヒコーキ」
  • 合唱ミュージカル「伝説の島ZZ」
  • 女声合唱組曲「金もくせい/少女から女へ」(作詞:藤公之助
  • 女声合唱組曲「街角の歌たち」(作詞:村田さち子
  • 女声合唱組曲「Woman」(作詞:村田さち子)
  • 女声合唱組曲「ゴスペル・シャワー」(作詞:村田さち子)
  • 混声合唱組曲「生まれた街」(作詞:弥勒
  • ミスター・モーニング(作詞:村田さち子。第52回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲)
  • サクソフォンとピアノのための「さくら」
  • 吹奏楽曲「アンゼラスの鐘」
  • The game(パーカッションアンサンブル)
  • 祝典カンタータ~宇宙に浮かぶ奇蹟の惑星~(作詞:麻生香太郎岡山市ジュニアオーケストラ創立45周年記念委嘱作品)

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 1984コンプリーション 2019, pp. 58–59, 「小六禮次郎インタビュー」
  2. ^ a b c 平成ゴジラ大全 2003, pp. 76–77, 小林淳「『ゴジラ』の音楽世界」
  3. ^ a b 野村宏平、冬門稔弐「12月13日」『ゴジラ365日』洋泉社映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日、358頁。ISBN 978-4-8003-1074-3 
  4. ^ 「私の履歴書 倍賞千恵子」『日本経済新聞 東京朝刊』日本経済新聞社、2023年12月23日、44面。
  5. ^ Facebookにログイン”. Facebook. 2022年12月22日閲覧。

参考文献

[編集]

外部リンク

[編集]