暖流 (小説)

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暖流』(だんりゅう)は、『朝日新聞』に掲載された岸田國士長編小説、またこれを原作とした映画ドラマ化作品である。

小説[編集]

【あらすじ】 昭和10年代の東京。 名門私立病院である、志摩病院の経営は、破綻の危機に瀕していた。 院長の志摩泰英(しま やすひで)は、病院の再建をかけて、若き実業家の日疋祐三(ひびき ゆうぞう)に、経営の全てを託す。 突然の大胆な病院改革に、反発する医師たち。志摩家の人々との、心のすれ違い。 日疋は、看護婦の石渡ぎん(いしわたり ぎん)を利用して、複雑に入り組んだ病院の内情を把握しようと試みる。 ぎんは日疋に淡い恋心を抱くが、一方の日疋は、院長令嬢の啓子(けいこ)に思慕の情を寄せていた。 病院経営の行き詰まりに目を付けて、病院乗っ取りをはかるものたちが台頭し始めた。 院長の死は病院乗っ取り派の連中にはもっけの幸だったが、日疋は関西の資本家を動かすことに成功、新院長も決定し、乗っ取り派を追放することができた。病院が新しい組織と陣容で立ち直ったのを見た日疋は辞表を提出することに決めた。病院をやめ派出看護婦となったぎんは、最後の機会にと啓子を呼び出したが、啓子も今は日疋に愛情を抱いていた。二人は互いに日疋との結婚を胸に秘めて、冷い空気の中で別れた。志摩家を訪れた日疋は、陽の傾いた波打際で、啓子から愛情を打ち明けられたが、「あなたは僕のことなんか考えないで、どこまでもあなたの夢を育てなさい。今日あなたとこんな静かに会えるのは、きっと僕が、石渡君と結婚の約束をしたからなんですよ」こう語るのだった。


映画[編集]

1939年版[編集]

松竹の配給で映画化された。

キャスト[編集]

ほか

スタッフ[編集]

1957年版[編集]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

1966年版[編集]

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

TVドラマ[編集]

1960年版[編集]

1960年3月1日・同年3月8日フジテレビ系「サンウエーブ火曜劇場」枠にて放送された。同ドラマ枠の初作品。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

 

1964年版[編集]

1964年8月3日 - 11月2日東海テレビの15分昼ドラマ枠にて放送された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 演出:伏屋良郎
  • 脚本:竹内勇太郎

1967年版[編集]

1967年7月17日 - 9月8日にフジテレビ系昼ドラマ「ライオン奥様劇場」枠にて放送された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

1976年版[編集]

1976年10月7日 - 1977年3月31日日本テレビ(制作:よみうりテレビ)にて放送された。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

松坂慶子『おとずれ』

2007年版[編集]

2007年4月16日 - 6月29日毎日放送製作・TBS系列「ドラマ30」枠で放送(全55回)。設定現代(制作時の2007年)に置換えて制作しているのが特徴。番組終了後の7月31日DVD-BOXが発売された。

登場人物&キャスト[編集]

志摩家

志摩総合病院

その他

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

フジテレビ サンウエーブ火曜劇場
前番組 番組名 次番組
(なし)
暖流
(1960.3.1 - 3.8)
少女
(1960.3.15)
フジテレビ系 火曜22:00 - 22:45枠
暖流
(1960.3.1 - 3.8)
少女
(1960.3.15)
東海テレビ制作・フジテレビ系 昼ドラマ
雪燃え
(1964.5.4 - 7.31)
暖流
(1964.8.3 - 11.2)
われ泣きぬれて
(1964.11.3 - 1965.1.29)
フジテレビ系 ライオン奥様劇場
永遠に答えず
(1967.5.22 - 7.14)
暖流
(1967.7.17 - 9.8)
母子舞い
(1967.9.11 - 11.3)
よみうりテレビ制作・日本テレビ系 木曜21時台
暖流
毎日放送中部日本放送制作・TBS 平日13時台後半(ドラマ30枠)
キッパリ!
(2007.1.29 - 4.13)
暖流
(2007.4.16 - 6.29)
こどもの事情
(2007.7.2 - 8.31 )