大橋恵里子
表示
大橋 恵里子(おおはし えりこ、1959年6月25日[1] - )は、岡山県玉島市(現・倉敷市)出身[1]の元アイドル歌手、女優。愛称はフランスのファッション雑誌から「エル(ELLE)」[2][1]。所属していた事務所は「NPプロ」[1][2]。
来歴・人物
[編集]二人姉妹の長女[3]。小学生の頃はフットベースボール、中学生・高校生時代はテニス、バドミントンの選手だった。また中学3年間はブラスバンド部にも所属し、クラリネット担当。ブラスバンド部にいた頃の部は3年連続で金賞を受賞していた[2]。高校2年生の時に地元の山陽放送ラジオで半年間パーソナリティとして出演したことがある[2]。
日本テレビのオーディション番組『スター誕生!』出身。高校3年生の時に同番組に出場して岩崎宏美の『熱帯魚』を歌い、合格を勝ち取る[2][1]。ただ本人は、スター誕生には自分で応募はがきを出したことは無いと言い、「友達の誰かがやった(はがきを出した)と思うがいまだに誰なのかわからない」と話していたことがある[3]。玉島高校卒業後上京し、1978年6月1日に日本コロムビアからシングル「経験シーズン/アイスコーヒー」で歌手デビュー。1980年10月から1982年10月まで『笑ってる場合ですよ!』にレギュラー出演し、劇団東京乾電池とコントを演じた。その後、脚本家長谷川康夫と結婚し引退。 キャッチコピーは「サンシャイン・ガール」。身長152cm(1979年当時)[1]。
ディスコグラフィ
[編集]- 全て日本コロムビアからリリース。
シングル
[編集]# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1978年 6月1日 |
A面 | 経験シーズン | 山上路夫 | 森田公一 | 若草恵 | PK-108 |
B面 | アイスコーヒー | ||||||
2 | 1978年 9月1日 |
A面 | 恋に大接近 | 竜真知子 | 馬飼野康二 | PK-121 | |
B面 | センチメンタル・ボーイ | 三浦徳子 | 森雪之丞 | 小六禮次郎 | |||
3 | 1979年 3月1日 |
A面 | ハロー!恋人時代 | 竜真知子 | 馬飼野康二 | PK-143 | |
B面 | 女っぽいでしょう | 岡田冨美子 | 佐藤寛 | 馬飼野俊一 | |||
4 | 1979年 6月1日 |
A面 | サンシャイン・ラブ | 竜真知子 | 馬飼野康二 | PK-154 | |
B面 | オー・サマー・ボーイ | ||||||
5 | 1979年 11月1日 |
A面 | だれですか | 藤公之介 | PK-176 | ||
B面 | ピーターパンのカセット・テープ | ||||||
6 | 1980年 3月1日 |
A面 | 渚 FRIDAY NIGHT | 伊藤薫 | 川上了 | PK-190 | |
B面 | 蜃気楼 | ||||||
7 | 1980年 9月1日 |
A面 | かなしみ半分 | 戸塚省三 | 大村雅朗 | AK-706 | |
B面 | 恋のモンタージュ写真 | 戸塚省三 | 伊藤薫 | ||||
8 | 1982年 3月21日 |
A面 | 夢で逢えたら[4] | 大瀧詠一 | 鈴木茂 | AH-186 | |
B面 | Black Rain | 来座美エリ[5] | 戸塚省三 |
アルバム
[編集]オリジナル・アルバム
[編集]- SIDE A
- 恋に大接近
- たそがれ族
- シルバー・レイン
- 作詞:竜真知子/作曲・編曲:馬飼野康二
- 大人の気分
- アイスコーヒー
- 作詞:山上路夫/作曲:森田公一/編曲:若草恵
- センチメンタル・ボーイ
- SIDE B
- 経験シーズン
- 作詞:山上路夫/作曲:森田公一/編曲:若草恵
- 涙と一緒に
- 作詞:笠間ジュン/作曲:佐藤寛/編曲:小六禮次郎
- ふたりのステディ・リング
- 作詞:笠間ジュン/作曲:佐藤寛/編曲:小六禮次郎
- 落葉通り
- 作詞:山上路夫/作曲:森田公一/編曲:馬飼野康二
- 恋の使者
- 作詞:三浦弘子/作曲・編曲:八木架寿人
- 3つ数えて
- 作詞:三浦徳子/作曲:森雪之丞/編曲:小六禮次郎
ベスト・アルバム
[編集]主な出演
[編集]バラエティ番組
[編集]- ミラクルTV大出動(TBS、1979年 - 1980年)
- 大正週間漫画 ゲラゲラ45(テレビ朝日)- レギュラー[3]
- 笑ってる場合ですよ!(フジテレビ、1980年 - 1981年)レギュラー
- たのきん全力投球!(TBS、1980年 - 1981年)レギュラー
- なぜなぜダイヤル!?(日本テレビ、1981年)サブ司会
- サムシングNOW(TBS、1982年)
テレビドラマ
[編集]- 意地悪ばあさん 第23話「押し売りおことわりの巻」(フジテレビ、1982年) - エリカ 役
- 野々村病院物語II(TBS、1982年 - 1983年) - 日暮里子 役
- 勝手に!カミタマン(フジテレビ、1985年) - 根本裕子(ママ) 役
- 泣いてたまるか 第2話「目の上のたんこぶ」(TBS、1986年10月28日)
ラジオ
[編集]- 笑福亭鶴光のオールナイトニッポン(ニッポン放送、1979年 - 1980年)アシスタント
- ベンガル・エルの夜のおふれあい(ニッポン放送、1980年 - 1981年)
- 鬼さんとエルのナウナウ歌謡曲(TBSラジオ、1980年 - 1982年)
映画
[編集]CM
[編集]- エースコック(いか焼きそば、力うどん、もちもちラーメン)
コンサート
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]- 1978年の音楽#デビュー - 同じ年にデビューした歌手