ゴジラアイランド
ゴジラアイランド | |
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ジャンル | テレビドラマ・人形劇 |
監督 | 水谷しゅん |
出演者 |
団時朗 大桑真弓 麻生かおり 沢村渚 |
製作 | |
制作 | テレビ東京 |
放送 | |
放送国・地域 |
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放送期間 | 1997年10月6日 - 1998年9月30日[1][2] |
放送時間 | 月曜 - 金曜 7:25 - 7:30[1] |
放送分 | 5分 |
回数 | 256 |
『ゴジラアイランド』は1997年10月から1998年9月にテレビ東京系で放映された簡易特撮テレビ番組、及びその劇中に登場する架空の島。
目次
概要[編集]
西暦2097年、人類と怪獣は「ゴジラアイランド」を築いて共存の時代を迎えていた。防衛部隊Gガードと地球の怪獣たちは、地球攻撃を目論むX星人らに立ち向う。
1995年の『ゴジラvsデストロイア』で平成ゴジラシリーズが終了した後も児童層でゴジラの人気が根強かったことから制作された[2]。
怪獣たちは着ぐるみではなく市販の玩具などを改造したものを使用して撮影された[2]。当初は東宝映画のゴジラシリーズから映像を流用しての製作が予定されていた。しかし、朝の番組の割りには視聴率が好調だったため、東宝のフィルムを使わない玩具中心のシナリオへと変更された。そのため第一シーズン中盤以降東宝のフィルムは一切利用されていない。1日の放送時間が2〜3分程の番組ではあったが、昔の怪獣の登場や、さりげなく原作のネタが入ったサブタイトル、そして原作に使用されたBGMがいくつか使われるなど古いゴジラシリーズの設定に近く話題になった。また、新旧メカゴジラ対決、モスラレオと戦うゴジラなど、原作ではありえない対戦が実現したものも存在している。その一方で、オリジナル設定として、メカキングギドラなど怪獣を買える怪獣自動販売機や、ダンスグロビンの影響で踊り出す怪獣達、そして修行の為に座禅を組むゴジラやガイガンの姿が描かれるなど、異色な要素もある。
主人公の神宮寺餅介以外は、登場人物は全員が女性である。子供層だけでなく、20〜30年代層にも人気があった。
放送から丸10年を経た2007年1月に、初の映像ソフトとなるDVD-BOXが発売された。
ストーリー[編集]
第1シーズン[編集]
- トレマ登場編
- 西暦2097年。太平洋のある島に怪獣たちが集められた、「ゴジラアイランド」という島があった。そこにはGガードと呼ばれる基地があり、司令官の神宮寺餅介とコンピューターロボットのルーカスを始めとする人々が島を管理していた。ある日、巨大戦艦「ヴァバルーダ」が飛来し、東京を破壊した後に、ゴジラアイランドに飛来した。司令官はこれに対し、モゲラ、メカゴジラ、ジェットジャガーを出撃させ迎え撃つが、撃墜されてしまう。ヴァバルーダに乗っていたのはX星地球攻撃隊隊長のザグレスであり、彼女は地球人に降伏を迫る。その時、謎の宇宙船が現れ、ヴァバルーダを攻撃し、撤退に追い込んだ。宇宙船に乗っていたのは、宇宙海賊トレマであり、彼女は司令官に自らを雇うように進言する。その時、ゴジラがスペースゴジラの飛来を予言する。司令官たちも、ゴジラの言葉がわかるトレマにそれを聞く。飛来したスペースゴジラは基地をコロナビームで攻撃する。司令官はゴジラに出撃を要請し、トレマとの無敵のコンビネーションによって、見事スペースゴジラを撃退した。
- ※劇中には、『ゴジラvsスペースゴジラ』のライブフィルムが一部使用された。
- キングギドラ編
- ゴジラアイランドにはしばしの平和が続いていた。しかし突然、怪獣たちが突然大喧嘩を始めてしまう。モスラだけは喧嘩に参加せず、怪獣たちを説得するが、聞く耳を持たない。そんな中、キングギドラが飛来し、Gガード基地を攻撃してくる。怪獣たちが暴れだした件についてルーカスに疑われたトレマは基地を飛び出し、島に潜入していたザグレスと剣を交える。激戦の末、トレマはザグレスの毒を浴びせられたが、ザグレスの仕掛けた「凶暴電波発生装置」を時限爆弾で破壊する事に成功する。怪獣を狂わせていたのは、この装置から発せられる凶暴電波だった。怪獣たちが元に戻ったのも束の間、再びキングギドラが襲撃してくる。ゴジラはラドン、モスラとの協力タッグでキングギドラを海に沈める。一方、ザグレスの毒で重症を負ったトレマは、Gガード基地に瀕死の状態で現れる。至急、医療班へと運ばれるトレマ。そしてザグレスは「滋養強壮赤マンダドリンク光線」をキングギドラに浴びせ、以前の3倍にパワーアップさせ、三度ゴジラと激突させる。パワーアップしたキングギドラはゴジラを苦しめるが、瀕死のトレマが放った「ミラクル念力」(怪獣の中枢神経を狂わせる特殊念力)で苦しみだし、激闘の上に逃げ出した。トレマは司令官に自らの「遺言ビデオ」を手渡し、自分が地球に来たのはザグレスに故郷の星が滅ぼされたから、また自分と仲良しだった古代生物とゴジラが酷似していることであるから、と語り息絶えるが、司令官が今月トレマに払うはずだったギャラを怪獣救済基金「モスラの羽」に寄付しようとしていたのを聞きつけ、息を吹き返した。
- ※劇中には『三大怪獣 地球最大の決戦』『怪獣大戦争』『ゴジラvsスペースゴジラ』のライブフィルムが使用された。
- ゴジラ裁判編
- トレマは、かつて仲の良かった古代生物を自分の手で撃ち殺した悪夢で目を覚ます。すると、夜の有楽町でゴジラが大暴れし、東京湾に姿を消した。ゴジラアイランドの沖合いに姿を現したゴジラに対し、地球政府はゴジラへの逮捕命令を出す。司令官はスーパーX2を出動させ、ゴジラを拘束すると、「怪獣裁判」を開廷し、トレマにゴジラの弁護人を依頼した。裁判の結果、ゴジラのアリバイは認める事ができず、鉄格子の中に閉じ込められてしまう。そんな中、メガロとバトラが飛来。司令官はモスラ、ラドン、モゲラ、メカゴジラを出動させ、激しい空中戦の末に追い返す。だが今度は、ゴジラが脱走し、新宿の街で暴れだした。地球政府はゴジラに抹殺命令を下すが、トレマはそれを阻止するために新宿に飛び立つ。新宿のゴジラはトレマのパンナトルテを熱線で撃墜。しかし、そこにもう一体のゴジラが現れた。新宿を破壊していたのは、ザグレスが送り込んだ偽者だった。ゴジラはにせゴジラを撃退し、トレマと共に島へと帰っていった。
- ※劇中には、『三大怪獣 地球最大の決戦』『ゴジラ(1984年版)』のライブフィルムが使用された。実質、このエピソード以降は東宝のフィルムは使用されていない。
- ※このエピソードで、トレマの宇宙船「パンナトルテ」の名前が判明した。
- ジュニア誘拐編
- 平和の続くゴジラアイランド。トレマは怪獣病院の保育施設を出たジュニアというゴジラの息子の存在を知る。すぐにジュニアと仲良くなるトレマ。しかしジュニアをザグレスが発見し、メガロを使って誘拐してしまう。ジュニアが誘拐されたのは、隣島の「マタンゴ島」で、奥の砦のような場所に監禁されていた。48時間以内の撤退を迫るザグレスに、トレマはパンナトルテでジュニアを輸送しようとするが、あと一歩のところでバトラに阻止されてしまう。
- 怒ったザグレスは、ジュニアの前に「赤外線自動砲」を設置。これは、怪獣でもロボットでも熱を持った物体が近づけばたちまちに攻撃する強力な武器である。ゴジラが単身、強行突破を図るが、自動砲の威力に手も足も出ず、ラドンに救われる。その姿を見た司令官は撤退を決意し、白旗を上げることを決意する。だが、トレマとモスラが作戦を立案し、再びジュニア救出作戦が始まった。その作戦とは、モスラの燐粉で自動砲の赤外線センサーを狂わせる事だった。トレマはモゲラでメガロを倒し、バトラはラドンによって倒された。そしてゴジラの熱線が自動砲を破壊し、ジュニアの救出に見事成功した。ザグレスは、切り札デストロイアを送り込み、怪獣たちに立ち向かわせるが、最終的に撃滅することに成功。事態は収束した。
- ガイガン編
- 度重なる作戦の失敗に、ザグレスはX星の新聞に叩かれていた。そんなザグレスの前に、ゴキブリの姿をしたM宇宙ハンター星雲人が現われ、幽閉された仲間の解放を条件に、サイボーグ怪獣・ガイガンを貸し出す。ガイガンはゴジラを倒す為に地球に向かい、挑戦状が入った矢文を送りつける。その内容は、サンダ平原でゴジラと一対一の勝負をしたいというものだった。一騎討ちに向かおうとするゴジラを、キングシーサーが心配して止めるが、ゴジラは毅然とした態度でガイガンへと向かった。ゴジラとガイガンの勝負は、お互い攻撃する隙が見出せずに全く動けず、緊張の一戦となった。動かない勝負は一昼夜続き、業を煮やしたザグレスはバトラを送り込むが、それさえもガイガンは撃墜してしまう。そして、ゴジラとガイガンが同時に動き出し、一瞬の光が交錯。倒れたのは、ゴジラだった。気絶して動かないゴジラを助けようとモスラとラドンが飛来し、ゴジラは一命を取り留め、「ラドンおんせん」で傷を癒やした。キングシーサーがゴジラの具合を確認しているところにガイガンも現われ、ゴジラと共に温泉に浸かる。ガイガンが止めを刺さなかったのは、ゴジラの攻撃により自らも傷を負い、勝負を痛み分けにしたかったからだと言う。次はガイガンに負けない、と闘志を燃やしたゴジラは、キングシーサーと共に怪獣寺に篭り、修行を始めた。翌日、ゴジラとガイガンは再び決闘を始める。戦いの最中、突然目を閉じるゴジラ。するとゴジラの体からオーラが出始めた。圧倒されるガイガンにゴジラは目をカッと見開くと、ガイガンの後方に向けて熱線を放射した。訳のわからないガイガンはゴジラに向けて突進するが、突然ゴジラの熱線が折れ曲がり、後方からガイガンに命中した。動揺のガイガンの隙を突き、ゴジラが廻し蹴りを決めた。倒れるガイガン。ゴジラが遂に勝利した。それは、キングシーサーが確信した通りだった。ゴジラは怪獣たちに祝福された。
- モスラ編
- ゴジラアイランドの片隅にある「ゴラス火山」。そしてその近くにあるモスラのどうくつでは、成虫モスラの死期が迫っていた。成虫モスラは幼虫モスラに遺言を伝えていた。「愛されるより愛すること」「困難から逃げないこと」。トレマはそんなモスラの姿を見て、自分の母親を思い出す。その時、突如としてゴジラアイランドに隕石が落下してくる。隕石は島の下水処理施設を破壊するが、近くにあった「化学プラント工場」は破壊を免れる。隕石を送り込んだのはザグレスではないかと疑うトレマ。更にザグレスは、出前持ちや占い師に変装し、基地に盗聴器を設置し、化学プラント工場を爆破する。工場から立ち上った有毒物質を謎の隕石が拡大させ、島中を化学物質が席巻。酸性雨や窒素酸化物の影響で怪獣たちがバタバタ倒れてしまう。しかしトレマはザグレスの裏をかき、中和剤を放射させる事に成功する。これにて有毒物質の浄化は成功するが、隕石からは公害怪獣ヘドラが誕生する。ザグレスの目的はヘドラを成長させる事だった。ゴジラ以下の怪獣たちは有毒物質で身動きがとれず、ヘドラは唯一残るモスラを狙った。モスラは接近したヘドラを迎え撃つが、逆にヘドラの光線に撃墜されてしまう。パンナトルテのビーム砲もヘドラには効かず、ゴジラが助けに入るが、有毒物質の影響で満足に戦えない。幼虫を守ろうとした成虫モスラは、ヘドラを火口へ放り込むべく、単身ヘドラを掴みゴラス火山まで空輸した。モスラはヘドラを放り込むと逃げ出そうとするが、その時火山が大爆発。成虫は爆発に巻き込まれてしまう。
- 1ヵ月後、繭となった子モスラは孵化する様子を見せなかった。親の死のショックで、成長を拒否していた。トレマが親身に話しかけるが、子モスラは応答しない。すると再びゴラス火山が噴火。そしてパワーアップしたヘドラが姿を現わした。モスラの繭を踏み潰そうとするヘドラに、ゴジラが立ち向かう。ゴジラの戦いとトレマの懸命な説得に胸を打たれた子モスラは、グリーンの体色を持つ新生モスラへと羽化。果敢にヘドラに立ち向かっていった。そしてゴジラとモスラの共闘により、ヘドラは乾燥。最期は赤い玉のようなものとなって絶命してしまった。
- ※放送時期が、映画『モスラ2 海底の大決戦』の公開直前であり、エンディングには同作の映像が使用された。また、劇中にも同作の音楽が使用されている。
- メカキングギドラ編
- 度重なる敗戦続きのザグレス軍は、大赤字となっていた。膨れ上がった借金に苦しむザグレスの前に、怪獣自動販売機が飛来。ザグレスはグレードBのメカキングギドラを購入する。颯爽とゴジラアイランドに向かうメカギドラ。メカギドラはゴジラの前に着地するが、全く攻撃してこない。お互い動かない姿を見て、司令官とルーカスはガイガン戦を思い出すが、勝負はゴジラの一突きであっけなく終了してしまう。トレマがX線やマイクロウェーブでメカギドラの体内をスキャンしてみたところ、電子頭脳やそれに相当するパーツが存在しなかった。ザグレスも不審に気付き、怪獣自動販売機のメーカーに問い合わせたところ、電子頭脳が別売りであることが判明した。焦ったザグレスはメカギドラを取り返そうとヴァバルーダを発進させるが、燃料切れでエンストを起こしてしまう。その隙に、司令官がメカギドラに乗り込み、トレマのパンナトルテと共に攻め込んできた。ここぞとばかりに光線を連発し、ヴァバルーダを攻撃する司令官。たちまちヴァバルーダは行動不能になってしまう。だがメカギドラに向けて、突然隕石が飛来した。バランスを崩したメカギドラを、トラクタービームで回収するザグレス。司令官は捕虜となり、トレマも一時撤退を余儀なくされた。そしてザグレスの前に、暗黒大皇帝が現われる。先程の隕石は、彼が送り込んだものだという。暗黒大皇帝は司令官に催眠術をかけるよう進言する。地球へ戻された司令官は、モゲラとメカゴジラを使って怪獣たちに首輪をしてしまう。苦しむゴジラは怒りの形相でGガード基地を破壊に向かう。トレマは機転を利かし、司令官の名前を連呼。神宮寺べいすけという名前は連呼すると「すけべい」に聞こえるという幼い頃のトラウマを思い出した司令官は正気に戻る。首輪を外す司令官。悔しがるザグレスだが、電子頭脳を搭載したメカキングギドラを再び地球に向けて送り込む。
- 敵に操られ、すっかり信頼を無くした司令官を前に、怪獣たちは島を出て行こうとする。そこに飛来したメカギドラは光線で怪獣たちを撃退し、Gガード基地を執拗に攻撃してきた。だが怪獣たちは直立不動でその場を動こうとせず、立ち去ろうとする。だがゴジラだけは単身、メカギドラに立ち向かっていった。だがメカギドラの強力な攻撃に倒れるゴジラ。司令官は怪獣たちの信頼を取り戻そうと、自らもメカゴジラに乗り込み、メカギドラを攻撃する。心を打たれた怪獣たちは、キングシーサーの呼び声と共に、一斉にメカギドラに立ち向かった。さすがのメカギドラもよってたかって攻撃されては歯が立たず、首を破壊されて逃げ出してしまう。司令官も無事に怪獣たちの信頼を取り戻した。
- 監督曰く、ラストは『怪獣総進撃』へのオマージュが捧げられており、伊福部昭の「怪獣大戦争マーチ」が使用された[3]。
- ゴジラアイランドの謎編
- しばらく平和な日々が続くゴジラアイランド。ザグレスも攻めてこず、司令官も休暇を取って国に帰っていた。トレマとルーカスは、お互いの疑問を互いに聞きあい、解消していく。
- モゲラとメカゴジラが自分たちの判断で動いている事、ゴジラアイランドにはどのような施設があるのか、など以後のエピソードにも関わる事柄が、この1週間で触れられている。
- スペースゴジラの悪霊編
- メカキングギドラが破壊され、すっかりやる気をなくしたザグレスの前に、死霊界の営業マンを名乗るドゴラが現われた。ドゴラは自らのリストラを逃れる為に、ザグレスに協力する事を打診。直ちに地球に飛来したドゴラはゴジラに何かのローラのようなものを取り憑かせる。翌日、写真に凝っていたトレマは、ジュニアの悲鳴に呼ばれる。何とゴジラが脱水症状を起して倒れていた。司令官はメディカルジェットジャガーを出撃させ、ゴジラを怪獣病院に運ぶ。ゴジラには過労との診断が下されるが、突然起き上がり、見舞いに来ていたラドンに襲い掛かり、オーラを吸い取ってしまう。赤い目をしたゴジラはどうも様子がおかしい。司令官たちはトレマの写した写真をチェックすると、ゴジラの背中にスペースゴジラの悪霊が憑いていた。これこそがドゴラの狙いだった。ラドンを襲ったゴジラは続いてアンギラス、ゴロザウルスを襲い、オーラを吸い取っていく。司令官はキングシーサーに除霊を頼む為に、トレマを悟りの森へと向かわせる。ドゴラはそれを阻止しようとトレマに接触するが、結局何も出来ずに逃走する。トレマはキングシーサーに救いを求めると、彼は怪獣神社にお札を取りにいく。だが逃げたと思ったドゴラが時限爆弾を仕掛け、キングシーサーを生き埋めにしてしまう。一方のゴジラはモスラを襲おうとしていた、司令官はモゲラとメカゴジラを出撃させ、ゴジラの足止めを狙うが、パワーアップし赤い熱線を吐くゴジラに歯が立たない。モスラを襲ったゴジラは、バラゴンを襲い、遂にGガードへと歩みを進める。強力な赤い熱線に破壊される基地。と、その前にお札を持ったキングシーサーとジュニアが現われた。ジュニアがキングシーサーを救出した。お札はゴジラからスペースゴジラの悪霊を解き放ったが、今度は実体化したスペースゴジラがゴジラを襲う。怪獣たちのオーラを吸い取ったスペースゴジラは強力だったが、ジュニアが加勢に入る。そしてゴジラとジュニアの共闘により、スペースゴジラの撃退に成功。怪獣たちも元気になった。
- ※このエピソードで、初めてゴジラ映画以外の怪獣である「宇宙大怪獣ドゴラ」のドゴラが登場した。また、ジュニアが初めて熱線を吐けるようになった。
- 人工太陽編
- ある朝、トレマは猛烈な暑さで目が覚める。外を見てみると、太陽が空に二つ浮かんでいた。これはザグレスが設置した人工太陽だった。灼熱地獄と化すゴジラアイランド。すると、突然島の片隅で森林火災が発生した。司令官はこの火災の鎮火のために、消防ジェットジャガーを出撃させる。一方、火災現場のすぐ近くには、怪獣刑務所があり、Gガードの科学技術班によって再生されたデストロイアとメガロがいた。火事の煙で苦しむ2匹を見た司令官は、やむを得ず彼らを解放させる。自由の身となったデストロイアとメガロは司令官の予想に反して、消防ジェットジャガーを襲撃する。怒ったゴジラが現われ、2匹と戦い始めるが、デストロイアとメガロには脱獄防止のため、エネルギー抑制剤が注入されており、戦いはゴジラの圧勝に終わった。2匹は撤退し、森林火災は何とか鎮火できたが、人工太陽は依然としてゴジラアイランドの上空に燦々と輝き続けていた。
- 翌日、ルーカスが人工太陽の弱点を発見する。それは人工太陽の中心部にある無風地帯「ゼロポイント」を高出力の対空レーザー砲で撃ち抜くことだった。司令官は試作段階の対空レーザー砲にトレマを搭乗させ、人工太陽の撃滅作戦を開始する。そうはさせじとザグレスはデストロイアとメガロを出撃させ、それをゴジラとラドンが迎え撃つ。対空レーザー砲の欠点はエネルギーの充填に時間がかかる事であり、焦った司令官は基地の電力を予備電源に切り替える。充填が完了した対空レーザー砲を発射するトレマ。しかし、あと少しのところでデストロイアの光線に邪魔をされてしまう。再びエネルギー充填がゼロになってしまった対空レーザー砲。それを踏み潰さんとデストロイアが迫る。ゴジラもすかさず反撃に転じるが、エネルギー抑制剤の解毒剤を注射したデストロイアは、ゴジラの苦手なオキシジェン・デストロイヤー光線を浴びせて苦しめる。だがその時、ラドンが高空からメガロをデストロイアの頭に落下させ、気絶させる。その隙を突いて、司令官は予備電源をもカットし、基地の全ての電力を対空レーザー砲に集中させた。エアコンや通信システムさえもストップさせる諸刃の剣の司令官の作戦は、再びエネルギーを増加させる。だがまたすぐ、エネルギーの充填が止まってしまう。更に復活したデストロイアがレーザー砲を狙う。ゴジラは熱線を発射しデストロイアを狙うが、デストロイアを逸れた熱線は対空レーザー砲のソーラーパネルに命中する。すると、エネルギーが充填を始めた。それに気付いたトレマがゴジラに熱線を発射するように促し、ゴジラも応えて熱線を直撃させた。エネルギー満タンになったレーザー砲は火を噴き、人工太陽は爆発四散した。
- メカゴジラ編
- トレマは、やたらとうるさい工事の音で目を覚ます。外を見てみると、怪獣たちの遊び場であるはずの場所を、プロトモゲラが工事していた。敵の攻撃が巧妙かつ激しくなっているため、地球政府が第2基地を建設し、島を要塞化せよと命令してきたと言う司令官。それを見たザグレスは、デストロイア、メガロ、メカキングギドラを一気に出撃させようとするが、そこに現われた暗黒大皇帝が彼女にクビを言い渡す。自暴自棄になったザグレスは、倉庫の片隅に眠っていたブラックメカゴジラに自ら乗り込み、地球に向かう。ゴジラとメカゴジラの戦闘データを研究し、下請けの業者に作らせたこのメカ怪獣は、不良品のため廃棄処分にされていたものだった。地球に来たザグレスはトレマにサンダ平原での決闘を申し込んだ。トレマはメカゴジラに乗り込み、払暁に行われた決闘は、怪獣たちが見守る中行われた。ザグレスが提案した決闘は、お互い背を向けて5秒間歩いてから行う西部劇方式の早撃ち勝負だった。緊張が交錯する中、ザグレスは一瞬早く振り返り、トレマの乗るメカゴジラに攻撃を加えた。ザグレスは卑怯な戦法でトレマを倒そうとしたが、あと一歩のところでブラックメカゴジラはエンストを起こし、怒ったゴジラたちが一斉にザグレスに襲い掛かった。
- 捕まったザグレスは、ワープ機能を有するマントをも取られてしまい、すっかり袋の鼠となってしまう。司令官とトレマの尋問にペラペラと答えるザグレスに、不信感を募らせる一同。その時、ブラックメカゴジラの体内から時限爆弾のセコンド音が響きだした。何とブラックメカゴジラの体内にはゴジラアイランドを一瞬にして吹き飛ばす超メガトン爆弾が仕掛けられていた。やむを得ずトレマはマントを基地に置いたままザグレスを釈放し、爆弾の解体に当らせようとするが、トレマの隙をついてザグレスはワープで逃げ出してしまう。何と、転送装置はマントだけではなかった。単身、トレマが時限爆弾の解体に当るが、実はこれもフェイクであり、ザグレスの目的は別にあった。それは、プロトモゲラを奪取し、第2基地を破壊する事だった。バラゴンとアンギラスがプロトモゲラを止めようと近づくが、ザグレスは建設用に仕掛けられていたダイナマイトを爆破させ、二匹を退ける。そこにゴジラが参上し、モスラとラドンも加勢に入るが、プロトモゲラの厚い俎板と強力な光線に歯が立たない。だがその時、プロトモゲラの後方から光線が命中した。トレマがブラックメカゴジラに乗り込み、ザグレスを攻撃した。ビームやミサイルの集中砲火でプロトモゲラを攻撃するトレマ。焦ったザグレスは、プロトモゲラをヴァバルーダに回収させ、脱出を図る。
- 作戦こそ失敗したものの、敵の要塞化を阻止し、メカ怪獣まで奪取してきたザグレスは、一時解雇を取り消され、最後のチャンスを与えられた。
- さよならトレマ編
- ゴジラアイランドに突如、隣島のマタンゴ島に住むカマキラスが飛来した。どうやらカマキラスはメガロに追われている様である。だがカマキラスが島の上空に差し掛かると、何故かメガロは引き換えしてしまう。トレマがカマキラスに事情を聞こうとすると、彼は力尽きしてしまう。怪獣病院に搬送されたカマキラスは、司令官たちに、ザグレスがマタンゴ島に100匹の怪獣軍団を集めていることを伝える。焦った司令官はトレマに、ゴジラを連れてマタンゴ島まで偵察に行くように命じる。嫌な予感を覚えるトレマはゴジラと共にマタンゴ島を徘徊するが、その予感は的中。待ち構えていたデストロイアとメガロが光線で落盤を発生させ、ゴジラとトレマを洞窟に閉じ込めてしまう。更に地中からプロトモゲラが出現し、ゴジラに攻撃を加えた。まるでモグラ叩きのような戦法を繰り返すプロトモゲラに苦戦するゴジラだったが、トレマとの共闘で何とかこれを倒す。そして決死の力で穴を掘り、トレマだけは何とか洞窟から脱出させる事に成功する。
- ゴジラアイランドに戻ったトレマが目にしたのは、バタバタと倒れている怪獣たちの姿だった。基地は破壊され、司令官も大怪我をしたとルーカスから聞くトレマ。何と暗黒大皇帝がメカキングギドラを修理し、ザグレスがそれを使って攻め込んできたと言う。そしてメカキングギドラを先導していたのは他ならぬ敵に寝返ったカマキラスだった。100匹の怪獣軍団の話も、ゴジラを閉じ込めるためのうそだった。カマキラスは怪獣たちに「ゴジラは死んだ」と更に嘘を付き、彼らの結束を乱そうとする。その結果、バラゴンとゴロザウルスが敵に寝返り、メカギドラと共に攻め込んできた。他の怪獣たちが立ち向かい、司令官もメカゴジラで出撃するがバラゴンとゴロザウルスには攻撃できず、倒されてしまう。司令官とルーカスは、トレマにゴジラを呼んでくるように促す。トレマは再びマタンゴ島に飛び、ゴジラの閉じ込められている洞窟に侵入した。すると、復活したプロトモゲラがゴジラをまたも攻撃していた。トレマはプロトモゲラをビーム砲で撃退するが、今度はプロトモゲラが故障し、あらぬ動きをし始める。そしてプロトモゲラが洞窟を塞いでいた岩を砕き、ゴジラとトレマは脱出に成功する。外に出たゴジラだったが、そこにデストロイアとメガロが立ちはだかり、更にガイガンまで現われた。絶体絶命と思われたが、ガイガンは何とメガロを攻撃し、デストロイアをビーム砲で撃墜した。そしてゴジラと共にデストロイアとメガロを洞窟に閉じ込めた。「お主を倒すのは拙者だ。その時まで無事でいろ」という言葉を残して。メガロの攻撃でパンナトルテが故障した為、ゴジラは単独でゴジラアイランドへと向かった。大暴れするメカキングギドラだったが、ゴジラの到着に今度は勝手が違った。ゴジラが戻ってきた事にパニックになったザグレスは逃げ出し、メカキングギドラも再び寝返ったバラゴンとゴロザウルスを始めとする怪獣たちの総攻撃で完全に破壊された。
- 作戦は失敗し、完全に解雇を言い渡されたザグレスは、暗黒大皇帝に「その命を持って償え」と言い渡される。自暴自棄になったザグレスは、単身ヴァバルーダでゴジラアイランドに向かってくる。司令官は人工太陽を撃ち落とした対空レーザー砲でヴァバルーダ攻撃に踏み切る。レーザー砲はヴァバルーダのビーム砲で破壊されてしまうが、ヴァバルーダ自体も半壊する大ダメージを食らう。大穴の開いたヴァバルーダにパンナトルテが侵入し、トレマはザグレスのいる操縦室へワープ。銃を突きつける。だが一瞬の隙をついてザグレスはワープし、脱出艇を使って逃げ出してしまう。更にヴァバルーダの自爆装置を作動させていた。トレマはゴジラアイランドを爆発から守る為、ヴァバルーダを宇宙へと運んでいく。トレマの身を案じ、脱出を命じる司令官とルーカスを前に、トレマはヴァバルーダの爆発に巻き込まれる。
- だがその時、パンナトルテが飛来した。トレマが脱出に成功した。トレマはザグレスを追う為に、ゴジラアイランドを後にする事にした。去っていくトレマを、司令官とルーカス、そしてゴジラたちがずっとずっと見守っていた。
- 番外編
- トレマが去ってから1ヵ月後、Gガード基地の復旧作業はほぼ完了していた。司令官とルーカスは、トレマのことを思い出す。ジュニアもトレマがいないことに寂しい思いを感じていた。ゴジラはキングシーサーと休息に入り、モスラも親の一周忌を偲んでいた。そんな彼らの姿を見ながら、司令官とルーカスは新たなる決意した。
- シーズン2の開始を新学期開始に合わせるために作られたエピソード[4]。これまでの名場面をダイジェストにしながら、新シーズンへの布石が数多く散りばめられていた。
- このエピソードから放送時間が数秒短縮され、オープニングとエンディングの構成も大幅に変更された。
第2シーズン[編集]
- ミサト登場編
- ザグレスが地球を去ってから1年が過ぎた。ゴジラアイランドにはすっかり平和が訪れ、司令官もルーカスも緊張感を失っていた。だがその頃、宇宙の彼方でランデスと呼ばれる地球攻撃隊新隊長が暗黒大皇帝により任命されていた。ランデスはヴァバルーダでゴジラアイランドに向かうと、司令官に降伏を迫った。司令官はそれに対し、試作段階の対空レーザー砲で迎え撃つ。怯んだランデスは一度退散するが、小型コンピュータロボットのキャメロンをゴジラアイランドに偵察に向かわせる。キャメロンは対空レーザー砲をスキャンし、それが一発も撃てないことを暴く。ランデスはその隙をついて、再びゴジラアイランドに進撃。ビーム砲で怪獣たちと基地を攻撃してくる。だがその時、謎の声と共に対空レーザー砲が火を噴いた。突然のことに動揺したランデスは撤退する。一体、誰が対空レーザー砲を完成させたのか?そして基地に、1人の女性が現われる。彼女こそ、地球政府の辞令でゴジラアイランドに赴任してきた怪獣ドクターであり、司令官の一人娘・神宮寺ミサトだった。
- 突然の娘の赴任に戸惑う司令官はミサトを帰そうとするが、ミサトは断固としてそれを受け入れず、与えられた研究室で仕事を始める。その時、ゴジラアイランドにミサイルが落下してきた。しかし、ミサイルは爆発せず不発に終わる。ミサトはメディカルジェットジャガーを駆って、自らで爆弾を解体しようとする。司令官がそれを阻止しようと揉めている最中、ジュニアがミサイルを触ってしまう。すると、ミサイルから黄色いガスが漏れ始めたではないか!至急、怪獣たちを避難させたミサトは、ガスのサンプルを採取して煙の分析を始める。そんな中、今度はゴジラアイランドの上空に巨大なラジオが飛来。司令官は対空レーザー砲で迎え撃とうとするが、射程距離が足らず撃墜出来ない。ランデスはラジオから音楽を流し始めた。すると驚くべき事に、怪獣たちが踊り始めた。唖然とする司令官とルーカスを前に、散布された煙は「ダンスグロビン」という物質であると話すミサト。それを浴びたために怪獣たちが踊りだしてしまった。司令官は至急解毒剤の開発をミサトに依頼するが、ダンスグロビンを解毒する酵素はまだ発見されていないため、解毒剤の製造は不可能だった。狂ったように踊り続ける怪獣たちのダンスは丸一昼夜続いた。体力の限界が近づく怪獣たちを前に、業を煮やした司令官はメカゴジラに搭乗し、巨大ラジオを破壊しようとするが、ラジオから発せられる高周波によって撃墜されてしまう。ミサトは必死に戦う父の姿を見て奮起し、「やるっきゃない!」と対策に講じる。そしてミサトは、基地に帰ってきた司令官に、第3カタパルトからスピーカーを出すように依頼する。スピーカーから大音量で音楽を流すミサト。ミサトの考えた作戦とは、高出力の超音波で逆にスピーカーを攻撃する事だった。焦ったランデスは音量を最大に上げるが、ミサトも負けじとこれに対抗。出力の上がりすぎた双方は、大爆発を遂げる。音楽が止まり、バタバタと倒れる怪獣たち。
- 怒ったランデスは、キングギドラをゴジラアイランドに送り込む。司令官はモゲラを出撃させ迎え撃たせるが、キングギドラの引力光線に撃墜されてしまう。打つ手の無くなったGガード基地を執拗に空爆するキングギドラ。あわやと思われた瞬間、ダンス地獄から解放されたゴジラが登場。キングギドラに熱線を浴びせ墜落させ、後方から掴みかかる。キングギドラも負けじと引力光線で反撃し、壮絶なバトルが展開される。ゴジラは背負い投げでキングギドラを圧倒するが、もうすぐというところで、ダンス地獄の疲れが来てしまう。そこにミサトの乗ったメディカル・ジェットジャガーが到着。ミサトは採取したダンスグロビンのサンプルをキングギドラに浴びせ、音楽を流し、キングギドラを踊らせる。逃げ出すキングギドラを前に、怪獣たちは喜びのダンスを踊った。
- ※このエピソードからミサト、ランデス、キャメロンが初登場。更にオープニングが再び一新された。
- 二代目モスラ編
- ミサトは、Gガードで新たに開発されていた戦闘機を自ら改造しようとしていた。そんな中、ゴジラアイランドの片隅にあるゴラス火山が噴火する。大噴火で起きた落盤により、崖の中腹から卵のようなものが発見された。それはモスラの卵だった。かつてゴジラアイランドに怪獣が移住してきた頃、怪獣同士の争いが絶えず、先代のモスラとバトラの間で争いがあり、バトラから自らの卵を守る為、モスラが卵を仮死状態にしてゴラス火山に隠したとミサトに話す司令官。ミサトは卵を「モスラのどうくつ」へと運び、モスラ自身に温めさせて孵化させようと考える。モスラに歌を聞かせて成長を促進させたりするなど腐心するミサト。その様子を見ていたランデスは、デストロイアとメガロを送り込み、卵を盗みにかかる。司令官はモゲラとメカゴジラで迎え撃つが、歯が立たない。モスラも必死に抵抗するが、デストロイアにやられてしまう。そこへゴジラが出現。デストロイアに立ち向かう。ミサトもメディカルジェットジャガーでメガロに掴みかかるが、撃退されてしまう。そして隙をついて、モスラの卵はデストロイアとメガロに奪われてしまう。
- モスラの卵は2匹によってマタンゴ島に運ばれる。そこにバトラが飛来し、ランデスの指示で卵を温め始める。モスラへの長年の恨みを晴らそうと言うのである。やがて卵は孵化し、中から幼虫のモスラが誕生した。幼虫モスラ(ベビーモスラ)はすり込みからバトラを親だと思い込む。一方、ミサトはモスラの卵を取り返そうと、新型戦闘機のタルトクープを完成させ、マタンゴ島へ飛んだ。だがそこで彼女が目にしたのは、孵化したベビーモスラだった。ミサトはベビーモスラに島へ帰るよう諭すと、ベビーモスラは素直に島へと泳ぎ始める。とりあえず怪獣病院に搬送されるベビーモスラだが、取り返すのに何の妨害も無かった事に疑念を抱くミサト。それは的中し、翌日ベビーモスラが脱走してしまう。脱走したベビーモスラは、ガバラ池で水を飲んでいたゴロザウルスを皮切りに、キングシーサー、バラゴン、アンギラス、ラドンを襲い、次々と繭糸の中に閉じ込めて身動きを取れなくしてしまう。ランデスの狙いは、ベビーモスラを凶悪怪獣に仕立て上げる事だった。ベビーモスラは次の標的、ジュニアを襲った。ジュニアを助けようとゴジラが現われ、熱線でベビーモスラを吹き飛ばす。そこに何も知らない成虫モスラが飛来。ゴジラを止めようと小競り合いが起こり、今度はモスラ対ゴジラの戦いが始まってしまう。放射熱線と燐粉攻撃の応酬で相打ちしてしまうゴジラとモスラ。そこに、バトラが現われ、ベビーモスラを連れていってしまう。怒ったミサトはそれを追うが、ランデスの乗るヴァバルーダがビーム砲で妨害に入る。ミサとはエネルギーを集中させ、ヴァバルーダを撃退すると、基地へと向かった2匹を追うが、何と基地がベビーモスラの繭糸によって封じ込められ、機能を失っていた。
- ベビーモスラを用済みと判断したランデスは、今度はバトラにベビーモスラを攻撃するよう指示する。バトラはそれに従い、プリズム光線でベビーモスラを攻撃。そこに怒ったモスラとゴジラが現われ、バトラと激しい戦いになる。ミサトはそんなゴジラとモスラを見ながら、ベビーモスラに改心するよう諭す。卵の中にいた時のことを思い出したベビーモスラは、遂に目覚め、プチ・レールガンでバトラを撃退。繭糸の中に封じ込めた。だが怒ったランデスは、デストロイアとメガロを向かわせ、ゴジラとモスラ兄弟を攻撃する。ミサトはメガロの目を回そうと周囲を旋回するが、調子に乗って燃料が切れてしまい、墜落してしまう。3匹の共闘でデストロイア、メガロ、バトラは追い返すことが出来たが、ミサトは調子に乗ったことを司令官に叱られてしまう。だが司令官は、共に出会えたモスラ兄弟を見守る娘に差し入れをした。
- ※このエピソードから、ナオが初登場。だが、本格的に物語に絡んでくるのは、次のエピソード以降となる。
- ドロリン編
- ミサトはタルトクープでマタンゴ島に偵察に出かけていた。そこで修行中のガイガンに出会う。島へ帰ったミサトは、ガイガンがゴジラを倒す為に修行を続けている事を司令官から聞く。一方、ランデスはゴジラに勝ったことのあるガイガンの話を聞きつけ、キャメロンを使ってスカウトしようと試みるが、ガイガンによって断られてしまう。そこで暗黒大皇帝は、ランデスに変身怪獣ドロリンをプレゼントし、卑怯な作戦を開始するよう進言した。その作戦とは、ゴジラに化けてガイガンを襲い、続いてガイガンに化けてゴジラを襲うことだった。怒った双方は、決闘というより、喧嘩を開始。その姿を見て憤怒するミサトだったが、二匹は聞く耳を持たない。その隙をついて、基地の前にドロリンが出現。黄色い光線で基地を攻撃してくる。司令官はメカゴジラに乗ってドロリンと戦うが、レーザーで砕け散ってもすぐに再生してしまう。ミサトは研究室でドロリンを分析するが、埒が明かない。焦ったルーカスはミサトにゴジラを呼んでくるよう頼むが、忙しくて手が離せない。そこに都合よく、Gガードストアのナオが登場。彼女を見たルーカスは、強引にモゲラに乗せ、ゴジラへの伝言を頼む。泣きながらもゴジラのいる場所に辿り着き、基地を助けるよう伝えるナオ。ゴジラはドロリンを攻撃するが、倒しても砕け散るドロリンに苦戦を強いられる。そこに助太刀したのはガイガンだった。そしてドロリンの分析が完了する。ドロリンが砕けても再生するのは、ドロリンの本体である光の玉が土を集めているからだった。それを突き止めたミサトは、消防ジェットジャガーに乗り込み、ドロリンに放水。結果、ドロリンは溶けてしまった。そして逃げようとする光の玉をガイガンが破壊。また、いずこかへと飛び去っていく。「お主を倒すのは拙者だ」と捨て台詞を残して。
- アンギラス編
- 今日は、怪獣たちの健康診断が行われていた。そんな時、ふざけて遊んでいたバラゴンとゴロザウルスが、ふいにジュニアをアンギラスのトゲで怪我をしてしまう。その姿を見たアンギラスは深く傷つき、浜辺で落ち込んでしまう。ハリネズミのジレンマに陥るアンギラスを心配するミサト。その頃、ゴジラアイランドに何か秘密があるのではないかと探っていたランデスは、宇宙の彼方からゴジラアイランドにサボテンを送り込む。アンギラスはそれを目撃し警戒するが、楽観的な司令官は、島に生えたサボテンの周りを怪獣たちの遊び場にしようと「サボテンひろば」と名付ける。夜間、サボテンに近づいたアンギラスは、サボテンから攻撃を受ける。すかさずサボテンを攻撃したアンギラスは、寝起きの司令官に「同じ針を持つ者に嫉妬するな」とひどい言葉を浴びせられ、再び落ち込んでしまう。ミサトはそんなアンギラスを励ますが、自らの殻に閉じこもってしまったアンギラスは、聞く耳を持たない。翌日、広場のサボテンは怪獣たちに棘を飛ばし始めた。これこそ、ランデスが送り込んだサボテン怪獣・ゴロリンだった。ゴロリンは今度は転がり始め、ゴジラアイランドを荒らし始める。司令官は怪獣たちに力を合わせてゴロリンを止めるよう指示するが、ゴロリンのスピードには敵わず倒されてしまう。ランデスはゴロリンを徘徊させてゴジラアイランドの秘密を探るつもりである。そしてゴロリンが「アンギラスの谷」に差し掛かった瞬間、アンギラスの背中のトゲに跳ね返されてしまう。ゴロリンを倒せる唯一の対抗馬はアンギラスだけだった。責任を感じた司令官はメカゴジラに乗り込み、アンギラスに謝罪するが、今度は司令官がゴロリンの標的になってしまう。危機一髪の瞬間を助けたのはアンギラスだった。アンギラスはゴロリンを止めようと、倒立姿勢になって押さえつける。他の怪獣たちが応援する中、アンギラスは必死だった。そして体力の限界が近づいた時、ナオの操縦するモゲラが到着。モゲラのドリルには脱毛剤が塗られており、そのドリルを差し込まれたドロリンはトゲが全て抜け、サッカーボールのようになってしまう。そしてゴジラとアンギラスがヴァバルーダに向け、ドロリンをシュート。爆発してしまうの。かくして、アンギラスは今回の殊勲選手となった。
- スペースゴジラの悪霊再び編
- ある日、鬼ヶ森でゴジラに似た、肩に大きな角が生えた怪獣を目撃したとナオが報告してくる。スペースゴジラの出現を恐れた司令官は、ミサトに調査を依頼する。タルトクープで飛び立ったミサトが見たものは、仮死状態になって倒れているゴロザウルスの姿だった。鬼ヶ森は、かつてゴジラがスペースゴジラの悪霊に取り憑かれた場所であり、悪霊の復活を懸念した司令官は、怪獣神社にお札を取りに行くようミサトに指示する。しかし今度は、怪獣神社に火災が発生してしまう。燃え尽き、灰となってしまうお札に呆然とする司令官。仕方なく司令官は、かつて悪霊が見つかったときと同様に、怪獣たちの写真を撮るようにミサトに言う。疑念を抱きながらも、写真を撮影するミサトだったが、やはり撮影した写真には悪霊など写っていなかった。そしてそんな中、今度はラドンが仮死状態となって発見される。やはりこれも悪霊の仕業なのか?疑心暗鬼になったバラゴンとアンギラスが喧嘩を始める中、霧が発生。そしてキングシーサーの背後にスペースゴジラの悪霊が映し出される。悪霊は次々と怪獣たちの背後に移動。それを見た怪獣たちは恐怖におののき、逃げ出してしまう。
- だがミサトは、やはり悪霊の存在に疑問を抱いていた。悪霊の出現の際に発生した霧を調査するために、観測所のデータを調べるが、その当時は霧の発生する気象条件ではなかった。続いてミサトはガバラ池を調査。すると、ゴロザウルスとラドンが同じガバラ池の水を飲んでいた事がわかった。すかさずガバラ池の水を調べたミサトは、池の水に毒が混入されていた事を発見する。そしてGガード基地の前にスペースゴジラの悪霊が現われる。直ちに対獣レーザー砲で迎撃する司令官だったが、悪霊にレーザーなど通用しない。ゴジラがすかさず現われ、熱線で攻撃するが、実体のない相手には戦いようがなかった。その時、ミサトがタルトクープで現われ、霧の中から映写機のようなものを発見。それをレーザーで破壊すると、悪霊は姿を消してしまう。何と悪霊は、映写されたトリックだった。
- しかし翌日、ナオは足の生えた本物のスペースゴジラを見たと主張し続ける。その言葉通り、本物のスペースゴジラが出現する。突然の事態に驚くミサト。それこそ、暗黒大皇帝がランデスの失敗を見越してゴジラアイランドに潜入させておいた最強怪獣・スーパースペシャルスペースゴジラ ハイグレードタイプ2だった。ゴジラはスペゴジ2に立ち向かっていくが、赤い熱線を吐く敵の猛攻に苦戦を強いられる。すると、ミサトは消防ジェットジャガーに乗り込み、消火剤を巻き始めた。そして空に超巨大ゴジラを映写した。その大きさに圧倒されるスペゴジ2。ゴジラはその隙を突いてスペゴジ2の結晶体を破壊。熱線を浴びせる。怯んだスペゴジ2は宇宙へと逃げ出してしまった。
- ファイヤーラドン編
- ゴジラアイランドにはしばしの平和が続いていた。怪獣たちの生態研究に余念のないミサトは、かつてラドンが炎の精霊と合体して口から火炎を吐けるようになった、という伝説を調べていた。そこへナオがやって来る。彼女は、Gガードストアの店長とガイラ山にハイキングへ行った際に見つけた青いキノコを見せに来たと言う。そんな時、司令官からジュニアが倒れたと通信が入る。何と、ジュニアの背中にはナオが見つけたのと同じキノコが生えていた!直ちにタルトクープでガイラ山に飛んだミサトは、大量のキノコが群生しているのを発見する。そしてその中心に、ヘドラの新種・ネオヘドラが出現した。ネオヘドラは口から吐く煙で、キノコを増殖させていた。目からのビームでタルトクープを攻撃してくるネオヘドラ。そこへゴジラがやって来て、熱線でネオヘドラを攻撃するが、ネオヘドラはゴジラの熱線を吸収してしまう。すかさず口から煙を吐いて応戦するネオヘドラ。そこにラドンが助太刀に入り、衝撃波でネオヘドラを吹き飛ばす。ゴジラは何とか危機を逃れたが、ネオヘドラを倒すには10万度の熱で焼却する必要があった。ゴジラの熱線では6万度しかなく、温度が足りない。勝利を確信したランデスは、「ゴジラアイランドキノコ化作戦」を推し進めていく。ネオヘドラは怪獣たちを次々と襲い、背中にキノコを生やしていく。やがて、島中がネオヘドラの胞子に汚染されていき、何と司令官がナオに注文したパンにまでもキノコが生えていた。空腹に苦しむ司令官を前に、ランデスがいやらしく食事を見せつけ降伏を迫る。一方ミサトは、文献で見た古代の精霊とラドンの儀式が気にかかっていた。更に不思議な事に、「悟りの森」だけネオヘドラの胞子に汚染されていなかった。ミサトは儀式を試すべく、「悟りの森」へ向かった。そこには既に準備を整えていたキングシーサーとラドンの姿があった。儀式を成功させるためにはミサトの力が必要不可欠だと語るキングシーサー。ミサトはその言葉を胸に、祈りを捧げ始める。
- ネオヘドラは遂にGガード基地攻撃に踏み出した。司令官は新兵器の対獣レーザー砲で反撃するが、ネオヘドラはレーザーを吸収してしまう。キノコが生えて使用不能となったレーザー砲。そこにゴジラが現われ、ネオヘドラを攻撃するが、熱線を吸収されてしまい歯が立たない。そして遂にネオヘドラのレーザーに倒され、ゴジラの背中にまでキノコが生えてしまう。司令官はメカゴジラで出撃しようとするが、空腹で力が出ない。一方、悟りの森では炎の精霊がラドンと合体しようとしていた。だが、儀式は失敗し、ラドンは祭壇から転げ落ちてしまう。心のどこかで神秘の力を疑っていたミサトは自らを責める。今度こそと精霊たちに祈りを捧げるミサト。更にゴジラや他の怪獣たちも祈りを捧げると、炎の精霊が再びラドンと合体。そして火の鳥「ファイヤーラドン」が誕生する。誕生したファイヤーラドンはネオヘドラの元に向かい、高熱の火炎を浴びせた。更にゴジラも熱線でネオヘドラを攻撃する。ゴジラとファイヤーラドン、合計10万度の超高熱ダブル火炎が炸裂し、ネオヘドラは炭化して絶命した。
- ルーカス編
- ゴジラアイランドでは、対獣レーザー砲の訓練が行われていた。しかし、司令官の指示があってもレーザー砲は光線を発射しない。その原因はルーカスだった。ルーカスは老朽化がたたってコンピューターに異常が出てしまった。一方ランデスは、地球政府からの届け物に偽装してキャメロンをGガード基地に送り込んだ。キャメロンとランデスは自作自演を図り、わざわざバトラを送り込んで撤退させるなどして司令官の信頼度を上げ、すっかり司令官はキャメロンを気に入ってしまう。その様子に危機感を覚えたルーカスは、ミサトに自分を改造してくれるよう頼む。だが、ルーカスのAIは掃除機のコンピュータを改造したものである事が判明し、ルーカスはひどく落ち込み、基地を飛び出してしまう。その時、スイカを海で冷やしていたランデスがヴァバルーダで飛来し、スイカと間違えてルーカスをトラクタービームで回収してしまう。自暴自棄になったルーカスはランデスに自らを壊してくれと懇願するが、ランデスはそれをなだめると、基地に潜入しているキャメロンの映像をルーカスに見せる。キャメロンがランデスの部下であることに気付いたルーカスは騒ぎ始めるが、ランデスの電撃にコンピュータをショートさせられ、ヴァバルーダのゴミ捨て場に捨てられてしまう。
- 遂に作戦を開始したキャメロンは、手始めに対獣レーザー砲に細工。レーザー砲は怪獣たちを攻撃し始めた。出撃したミサトのタルトクープも操縦不能に陥り、空を旋回する他無かった。司令官もメカゴジラで出撃するが、キャメロンがコンピュータに細工した影響で、ゴジラに攻撃を仕掛けてしまう。更にモゲラとメディカル・ジェットジャガーもゴジラに襲い掛かる。それを助けようとアンギラス、ゴロザウルス、バラゴンも参戦し、大混乱になってしまう。止めにキャメロンはそこに対獣レーザー砲を打ち込み、大混戦の極みを迎える。そして無人となったGガード基地にランデスが潜入。基地はランデスに乗っ取られてしまう。ランデスの目的はゴジラアイランドの秘密を探る事だった。キャメロンと共に基地のコンピュータを解析するランデス。一方、燃料が切れたミサトのタルトクープは墜落するが、あわやのところでモスラに救われる。そこに、ヴァバルーダを脱出してきたルーカスが合流し、二人は基地への潜入作戦を考え始める。ランデスの策は、ミサトの研究室が地下と繋がっている事を利用し、そこから潜入する事だった。ミサトは自らのパソコンを使用してメカ怪獣とレーザー砲を止め、基地には引き続き戦いが続いている映像を写す事によってランデスを騙すことに成功。その隙に司令官とミサト、ルーカスが作戦室に侵入。更に怪獣たちが基地を包囲することによってランデスを袋の鼠にしようと画策した。しかし、あと一歩のところでランデスにワープで逃げられてしまう。残ったキャメロンは基地の外に逃げ出し、ルーカスが追いかける。そして激しいチェイスの末、ゴジラに吹き飛ばされたキャメロンは、ルーカスにデータを吸い取られ、ヴァバルーダに帰っていった。
- G島の秘密編
- ある日、バラゴンが、ボールのような物体を口にくわえて、地中より現れた。その物体は、奇妙な象形文字を空に投影した。司令官は、あわててその物体の回収を命じるが、一足早くランデスのヴァバルーダに奪われてしまう。ランデスは、暗黒大皇帝に内緒でその分析を始め、その一部を解読する。そして、デストロイアとメガロを ゴジラアイランドに差し向けた。しかし、かれらは、迎え撃つゴジラに、あっけなく倒されてしまった。不審に思ったミサトは、タルトクープで出動し、二匹の怪獣の死を確認する。その墓標に花をたむけたミサトは、その夜空にオーロラを見ていた。謎の物体の資料を調査した結果、一万二千年前のタイムカプセルであることがわかった。
- その時、突然怪獣たちが苦しみだした。ミサトは、原因究明にタルトクープで出発するが、見えない壁に激突してしまう。その見えない壁は、ゴジラアイランドを覆い尽くす巨大なバリヤーだった。しかも、しだいにゴジラアイランドの空気が抜かれて行った。これこそ、ランデスが仕組んだ「ゴジラアイランド真空パック作戦」だった。
- 司令官は、モゲラとメカゴジラで、バリヤーの破壊を試みるが、失敗に終わる。ミサトは、事態の打開をすべく、象形文字の解読に取りかかった。その結果、「ゴジラアイランドの秘密」とは、古代ムー文明が残した禁断の超兵器であることが判明した。ランデスは、 秘密は解明したものの、その在処がわからないため、ゴジラアイランドを酸欠状態にして、Gガードが動き出すのを虎視眈々と待った。そんなランデスの策略にも気がつかないミサトは、ゴジラアイランドの住人を救うべく必死になっていた。そして、ついに 古代ムーの超兵器の在処を突きとめた。そこへ向かうミサトの動きを知ったランデスは、死んだふりをしていたデストロイアとメガロに出撃命令を下した。やがて、ミサトはついに 古代ムーの超兵器を発見していた。それを横取りせんとたくらむ デストロイアとメガロの前に、ゴジラが現れた。
- だが、酸欠状態のゴジラでは、思うように力が出せず、苦戦を強いられてしまう。
- ついにゴジラもデストロイアの前に敗れ去るのかと思われたとき、ミサトが操縦する古代ムーの超兵器・万能戦艦『仰天号』が現れ、その危機を救った。そして、仰天号はそのままバリヤーを突き破り、バリヤー発生装置を粉砕した。分が悪くなったデストロイアとメガロは、ほうほうのていで逃走した。
- こうして、ゴジラアイランドには新鮮な空気が蘇り、怪獣たちも無事に息を吹き返した。
- 完結編
- ちょうどそのころ、宇宙空間で、怪獣自動販売機からハイパーメカギドラを購入するものがあった。一方、 『仰天号』に搭乗していたミサトは、ザグレス襲来を告げる微弱な電波をキャッチしていた。その時、ヴァバルーダがミサトもろとも仰天号をトラクタービームで捕獲してしまった。しかし、仰天号を手中に収めたにもかかわらず、ランデスは、暗黒大皇帝より、解任されてしまった。その時、ハイパーメカギドラに乗って、すっかりリッチになったザグレスが舞い戻ってきた。ザグレスはランデスに代わり再びゴジラアイランドを攻めてきた。ハイパーメカギドラの冷凍光線により、さしものゴジラもたちまち氷漬けにされてしまう。しかし、その時空のかなたからトレマが帰ってきて、ザクレスの襲来を警告した。ハイパーメカギドラの攻撃を受け、墜落してしまうトレマのパンナトルテ。絶体絶命の危機が迫るなか、トレマの一念がゴジラに呼応して、氷を溶かすという奇跡を呼んだ。復活したゴジラのパワーにハイパーメカギドラは退散。トレマは司令官とルーカスに感激の再会をする。一方、ゴジラアイランドの本当の秘密を知りたいランデスは、ミサトを連れゴジラアイランドへ向かった。再び、あの洞窟の奥へと進む『仰天号』。そこでミサトとランデスは、壁面に描かれた暗黒大皇帝を目にする。そして、その壁面の向こうには、本当のゴジラアイランドの秘密が隠されていた。
- ゴジラアイランドの本当の秘密。それは、二万八千光年の距離を一瞬にして超える、ワープゲートの存在だった。ミサトを脅かし、それを動かそうとするランデス。そこへ、ミサトを救出に現れるトレマ。そして、ランデスは突如現れた遺跡の中へ消え去った。崩れ落ちる洞窟から脱出するトレマとミサト。
- パンナトルテは故障し、白日の下にさらされたワープゲートは、ザグレスの乗るヴァバルーダに奪われてしまった。
- ワープゲートは渡すものかとミサトをはね続ける暗黒大皇帝。と、そこへ、ランデスの操縦する『仰天号』が出現。その正体を暴かんと、ランデスは暗黒大皇帝を撃った。
- 暗黒大皇帝の正体は、二万年の刑を負ってX星の牢獄へ流された、古代ムーの独裁者だった。それを知って驚くザグレスの前にランデスがワープ。ヴァバルーダの席を巡ってつかみ合ううちに、謝って自爆装置のボタンを押してしまった。自爆装置のプログラムをなんとか解除しようと焦るザグレスとランデス。その結果、カウントダウンはさらに早まり、ヴァバルーダは大爆発を起こした。
- 司令官は、ついに全てを語った。地球政府はワープゲートの存在を隠すために、この島を「ゴジラアイランド」にした。その存続をめぐり、トレマとミサトは対立した。
- トレマは、「ゴジラアイランド」を戦場にしたくないために、こちらから撃って出たいと言う。ミサトは、トレマのその強さと優しさを知り、自分もそうなりたいと思った。
- と、その時、遺跡上空にハイパーメカギドラが現れた。ザグレスが生きのびて、ハイパーメカギドラを操縦していた。そして再び、ザグレスはワープゲートを奪わんとするが、怪獣たちに阻まれてしまう。
- ミサトは、これを最後の戦いとするべく、トレマとともに出撃する。ゴジラやミサトたちの一斉攻撃で、ハイパーメカギドラもついに倒される。
- 倒されたザグレスは、命乞いをするが、なんとトレマはとどめのビームを撃った。ミサトは、タルトクープでパンナトルテに体当たりをして、トレマを正気に戻した。
- と、その時、今度は、『仰天号』が出現。なんと、ランデスも、しぶとく生きていた。しかも、暗黒大皇帝の命を受けたキャメロンが、「ワープゲート」を起動しようとしていた。そして、起動したワープゲートの向こうから、暗黒大皇帝が今まさに現れいでようとしていた。その暗黒大皇帝を、ランデスが撃つ。さらに、そこへハイパーメカギドラも復活し、大混戦となる。だが、ミサトはついに「ワープゲート」を逆転させて、暗黒大皇帝をX星の牢獄へ戻すことに成功した。暗黒大皇帝の召還を未然に防ぐことが出来たのもつかの間、「ワープゲート」がそのまま暴走を始めてしまう。全てのものが「ワープゲート」の恐るべきパワーに飲み込まれて行く中、ランデス、ザグレスも消滅していった。
- ミサトとトレマも、あわやというところで、全員が一斉に「ワープゲート」に集中砲火を浴びせた。そして、ついに災いの超兵器を完全に破壊した。
- こうして、長かった戦いは、ようやくここに終結をみた。トレマは、故郷のトレンディル星へ帰っていった。ミサトも、宇宙ステーションへ転勤して行った。
- もはや、必要のなくなったGガードは解体され、それを機に神宮寺司令官も引退を決意した。そして、手つかずの島となった「ゴジラアイランド」は、その名の通り怪獣たちの楽園となった。
登場人物[編集]
神宮寺餅介 ()- Gガード司令官。司令室で全体の指揮に当たったり、配備されたメカに直接出撃命令を行ったりする。
- 名前が「べいすけ」であるため小さいころは「すけべい」といじめられたことがあるらしい。
- トレマ
- ザグレスを追ってやってきた宇宙海賊で、第1シーズンのヒロイン。自称「宇宙のフリーター」。生まれ故郷を滅ぼしたザグレスに復讐するため、Gガードに加勢する。怪獣の中枢神経を無力化するミラクル念力を使うことができる。
- ザグレスが一度地球を去った際に彼女も一度地球を去ったが、終盤のザグレス再来時に再び地球へ戻ってきた。
- 通常司令室と宇宙船の間は歩いて移動しているが、宇宙船に短距離ワープ装置を搭載しており、島に停めている宇宙船と司令室の間をワープ移動することが可能。
神宮寺ミサト ()- 神宮寺司令の娘で、第2シーズンのヒロイン。怪獣ドクターであるがメカニックにも長けている。
- 終盤では帰還したトレマと組んでX星人達に応戦した。
香田ナオ ()- Gガードストアの店員。ルーカスにゴジラへの伝言を頼まれ、モゲラに乗せられてしまう。以降、何度かモゲラに乗っている。
- ルーカス
- Gガード基地を管理する球状のロボット。掃除機のコンピュータを改造して作られたらしい。
- ザグレス
- 暗黒大皇帝の命令により地球攻撃隊隊長としてゴジラアイランドを攻撃するX星人でトレマの故郷・トレンディル星を滅ぼした張本人でもある。茶髪にケバいメイクが特徴。銃や剣のほか、口から吐く毒を武器とする。
- ランデス
- ザグレスに代わり2代目地球攻撃隊隊長となったX星人。ザグレスと違い暗黒大皇帝をそれほど恐れてはいない。常に扇子を持ち歩き、お嬢様言葉で話すのが特徴。普段は上品に振舞っているが、キレたり余裕が無くなると言動が下品になる[6]。
- キャメロン
- ランデスが操る偵察用ロボット。一度Gガードに送られ、Gガードのコンピューターを破壊した。
- 暗黒大皇帝
- X星人ザグレス・ランデスたちを操って、地球を侵略しようとする。X星を主とした暗黒銀河帝国の皇帝。
- 外見としては燃え盛るオレンジの炎の中に顔があるといった状態で、怒ると真っ赤に燃え上がる。正体は古代ムウ帝国の独裁者で、ワープゲートを使って他の星を次々に侵略をしていった人物。そのやり方を嫌ったムウの人々によって失脚し、二万年の刑を受けてX星の牢獄に幽閉されている。
- M宇宙ハンター星人
- 50億年以上の生命力を誇るゴキブリ型宇宙人。語尾に「〜ゴキ」と付ける。乗っていた宇宙船はゴキブリホイホイに酷似しておりM宇宙ハンター星100億の民が幽閉されている。ザグレスにガイガンを貸し出した。
- オリジナルは「星雲人」だが、本作品では「星人」と呼ばれる[7]。
- ドゴラ
- 死霊界の営業マン。役職は補佐心得。言葉も喋ることができ、大きさも人間大になるなど映画とは設定が大幅に異なる。死霊界のリストラから逃れるため、ザグレスに加担してスペースゴジラの悪霊を蘇らせ、ゴジラへと取り憑かせ、ゴジラアイランドの怪獣たちを襲わせた。だが最終的に失敗に終わり、死霊界をリストラさせ天国へと連行される。武器は「名刺手裏剣」だが、特に殺傷能力は無い。また体が破壊されてもすぐに再生する。
登場怪獣[編集]
個別項目のあるものはそちらを参照。
ゴジラアイランドの怪獣[編集]
敵怪獣[編集]
このほか、ドロリンやゴロリンなどのオリジナル怪獣も登場する。
登場メカニック[編集]
- パンナトルテ
- 女宇宙海賊トレマの宇宙船。装甲は赤色で塗られており、機動力はかなり高い。武装はピンクのビーム砲。レールガンのように発射することができ、ヴァバルーダや怪獣にもかなりのダメージを与える。ルーカス曰く「甘そうな名前」。
- タルトクープ
- 開発中の戦闘機をミサトが勝手に改造し、自分の専用機にしてしまった。武装は二連装ビームキャノンとマルチワイヤー。最高速度はマッハ2.4を記録し、バリヤーを張ることによってヴァバルーダのビーム砲も無力化する。
- ヴァバルーダ
- 全長1kmにおよぶX星人の母艦[7]。地上攻撃用のため、攻撃力はかなり強いが、上面への攻撃は不可。その代わりに上面の装甲はかなり強固に作られている。武装は緑のレーザー砲と、獲物を捕獲するトラクタービーム。いざという時のための自爆装置も付いており、その際に乗員が避難するための小型脱出艇も装備されている。
- 凶暴電波発生装置
- 怪獣の脳波を狂わせ凶暴化させる電波を発信させる装置。敵のエリア内に仕掛け、怪獣たちを凶暴化させ、共倒れを狙った。「キングギドラ編」でザグレスがゴジラアイランドに仕掛け、怪獣たちを大喧嘩させた。トレマの故郷・トレンディル星はこの作戦で古代生物を凶暴化させられ、滅亡へと追い込まれた。
- スーパーX2
- 名称のみ登場。有楽町に出現したゴジラを、逮捕・拘束する為に地球政府の要請で出動した。
- 赤外線式自動砲
- 「ジュニア誘拐編」に登場。ジュニアを誘拐したザグレスが砦の前に設置した。怪獣でもロボットでも熱を持った物体が近づくと、たちまち高出力のレーザー砲を発射する。かなり強力で、正面から立ち向かったゴジラも大苦戦させられたが、モスラの燐粉によって狂わされ、ゴジラの熱線によって破壊された。最終的にはバトラとデストロイアを撃退することになるなど、自らの作戦が仇となってしまう。
- 怪獣自動販売機
- 宇宙を漂っているメカ怪獣を販売する自動販売機。ザグレスがメカキングギドラとハイパーメカキングギドラを購入した。欠点は電子頭脳が別売りになっていることであり、別個に「オプション」と書かれた自動販売機も宇宙空間を浮遊している。劇中には上記の2機以外は登場しないが、他にバトラ幼虫、チタノザウルス、バランのシルエットが確認できる。
- 人工太陽
- ザグレスが本物の太陽と共に設置した文字通りの人工的に作られた太陽。中心温度は摂氏1500℃であり、ゴジラアイランドを暑さと乾燥で苦しめた。また、強力な磁場も発生させており、接近すると計器類を破壊してしまう。弱点は、台風の目のような無風地帯「ゼロポイント」があることであり、そこを高出力の対空レーザー砲で打ち抜くことで破壊が可能。
- 高出力対空レーザー砲
- Gガードの科学技術班が製作した対空レーザー砲の試作機。試作機のために、エネルギー充填に時間がかかるのが欠点。エネルギー充填には、両側のソーラーパネルを使用する。ゴジラの熱線がソーラーパネルを直撃すると、エネルギーが充填される。ただし、劇中の描写から見て、あまり長くは持ちこたえられない模様。デストロイアの光線でも破壊されないなど、ある程度の耐久力を持つと思われる。「さよならトレマ編」にも登場し、ヴァバルーダ攻撃に使用された。最終的にはヴァバルーダのビーム砲で破壊されるが、ヴァバルーダを半壊させることに成功する。
- 第2基地
- 地球政府の要請で建設されようとしていた2番目の基地。プロトモゲラが建設を行っていたが、最終的にザグレスに破壊されてしまう。建設のために設置されていたダイナマイトにより、バラゴンとアンギラスが被弾してしまう。
- 対空レーザー砲
- 第2シーズンから登場した新たな対空レーザー砲。全部で4門あり、ランデスが襲撃した際にはまだ完成を見ていなかったが、ミサトの力添えでヴァバルーダに向けて1発だけ撃てるようになる。
- 飛行型巨大ラジオ
- ランデスが怪獣たちが踊りだす物質「ダンスグロビン」を浴びせ、踊り狂わすためにゴジラアイランド上空に飛来させた。高出力の超音波も発していると思われ、司令官の操縦するメカゴジラを撃墜した。
- 巨大スピーカー
- 基地に装備されていた。上記の飛行型巨大ラジオを破壊する為に、ミサトが高出力の超音波を発した。
- 映写機
- ミサトがスーパースペシャルスペースゴジラを撹乱させるために、空に超巨大ゴジラを映写した。
- 対獣レーザー砲
- 「ファイヤーラドン編」で初登場。基地に配備されており、高出力のメーサーを発射する。しかし、ネオヘドラには太刀打ちできず、キャメロンにシステムを改造され、怪獣たちを襲うなど特に目立った活躍はしていない。最終的にはハイパーメカキングギドラに破壊された。
- 空気吸い取り装置
- ランデスがゴジラアイランドを巨大なバリヤーで覆い、この空気吸い取り装置で真空パック状態にしようとした。掃除機に酷似している。バリヤーはレーザーを発射する事も出来、モゲラとメカゴジラを撃墜した。また空気吸い取り装置自体も、緑のビーム砲を装備している。最終的にはミサトの操縦する仰天号により爆発、四散した。
- 仰天号
- ゴジラアイランドの地下に眠っていた古代ムウ帝国の戦艦。『海底軍艦』の轟天号が名前のモデル。ムウ帝国が誇る最強の兵器であり、かつては侵略兵器として使用されていた。
- ワープゲート
- 星と星の間を一瞬にして、飛び越える事の出来る古代ムウ帝国の超兵器。「ゴジラアイランドの秘密」とは、この兵器のことである。
ゴジラアイランドの施設[編集]
- Gガード基地
- ゴジラアイランドの中枢部。お椀型をした建物数棟で構成されている。基地の中には約60名の基地職員が働いており、飲食施設として、中華料理屋の「来々軒」、食券制の「食いもの屋」、またシーズン2になって新設された「Gガードストア」がある他、司令官とルーカスのいる「作戦室」、メカなどを開発・修理する部門、更にモゲラやメカゴジラが出動する「発進カタパルト」などが備え付けられている。ただし、劇中には「作戦室」以外の施設はほとんど登場しない。
- 怪獣病院
- 怪獣を治療する施設。ジュニアが育てられていた養護施設などもある。メディカル・ジェットジャガーはここに配備されており、マタンゴ島で発見されたモスラの幼虫が一時搬送されたこともある。
- 化学プラント工場
- ゴジラのどうくつ
- ゴジラの住処。ゴジラがすっぽり入るほどの巨大な洞窟。ゴジラはよくここで眠りについている。ゴジラが地球政府に逮捕された際は、この洞窟に逮捕・監禁され「怪獣裁判」が開廷された。なお、ジュニアがこの洞窟に共に住んでいるかは定かではない。
- モスラのどうくつ
- モスラの住処。モスラの成虫と幼虫が暮らしている。マタンゴ島からモスラの卵が発見された際には、ここでモスラが卵を温めた。
- ラドンおんせん
- ラドンの住処。深さは数十メートルあり、怪獣たちの傷を癒す効能がある。ゴジラがガイガンに敗れた際には傷を癒した。以前、司令官が溺れかけたことがある。彫ったのはバラゴン。
- アンギラスの谷
- アンギラスの住処。アンギラスがゴロリンを退治したのはこの場所。
- ゴロザウルスの里
- ゴロザウルスの住処。
- バラゴンの家
- バラゴンの住処。ゴジラがスペースゴジラの悪霊に憑かれた際には、ここでバラゴンを襲った。
- 悟りの森
- キングシーサーの住処。神秘の力に包まれており、炎の精霊を呼び出すこともできる。ネオヘドラがキノコの胞子をゴジラアイランド中に散布した際は、この悟りの森だけ汚染されていなかった。
- 怪獣神社
- キングシーサーが管理している神社。魔除けのお守りなどが置いており、ゴジラをスペースゴジラの悪霊から解き放った。後に暗黒大皇帝によって放火される。
- サンダ平原
- ゴジラとガイガンが戦った平原。また、トレマとザグレスが互いのメカゴジラに搭乗して決闘した場所でもある。名前の由来は映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』に登場する怪獣サンダから。
- ガイラ山
- ゴジラアイランドの北東に聳え立つ巨大な山脈。ネオヘドラが出現し、キノコを始めに増殖させた場所。普段はハイキングコースとしても親しまれている。名前の由来は『サンダ対ガイラ』に登場する怪獣ガイラから。
- ガバラ池
- 怪獣たちの水飲み場として設置されている池。ランデスがここに毒を仕込み、ゴロザウルスを仮死状態にした。名前の由来は『ゴジラ・ミニラ・ガバラ オール怪獣大進撃』に登場する怪獣ガバラから。
- ゴラス火山
- ゴジラアイランドの片隅にある火山。活火山であり、劇中では2回噴火している。噴火すると、島に大地震を巻き起こすが、特に火山灰などが降灰している様子などはない。先代モスラがヘドラを掴んで噴火に巻き込まれた場所でもある。また、ベビーモスラの卵が発見されたのもこの火山の中腹だった。名前の由来は、映画『妖星ゴラス』に登場する同名の彗星から。
- マタンゴ島
- ゴジラアイランドの隣島。怪獣たちが泳いで渡れる距離にある。ジュニアがメガロによって幽閉されたり、ゴジラとトレマが洞窟に閉じ込められたり、ガイガンが修行していたりと作品中には頻繁に登場する。岩が切り立っており、険しい岩山なども確認できる。島には食べると怪獣でも泥酔する「ほろ酔いキノコ」が生えており、ゴジラがこれを食べたことによる東京上陸を一時疑われたこともある。名前の由来は映画『マタンゴ』に登場する同名のモンスターから。
キャスト[編集]
- 司令官・神宮寺餅介:団時朗
- トレマ:大桑真弓
- ミサト:麻生かおり
- ナオ:沢村渚
- ザグレス:あいざわかおり
- ランデス:鵜川薫
- ルーカス(声):島村健一郎(水谷しゅんの別名義)
- M宇宙ハンター星雲人(声):茶風林
- ナレーター、暗黒大皇帝(声)、キャメロン(声):青山穣
スタッフ[編集]
主題歌[編集]
映画などで流れる主題曲に歌詞をつけたものである。
サブタイトル[編集]
- 巨大UFO襲来!
- 敵か味方か謎の宇宙船
- トレマ登場
- ゴジラ出撃!
- 無敵のコンビネーション
- 突然、大ゲンカ
- モスラの説得
- 対決!トレマVSザグレス
- ゴジラ、覚醒!
- 勝利の代償
- キングギドラの復讐
- 決死のミラクル念力
- トレマの遺言
- 許すまじ、ザグレス
- トレマよ永遠に・・・
- ゴジラのアリバイ
- 俺は無実だ!
- ゴジラ、脱出!
- ゴジラ抹殺命令
- あばかれた、たくらみ
- ゴジラの息子
- トレマとジュニア
- ジュニア誘拐
- ジュニア救出作戦
- ジュニアを返せ!
- 鉄壁の砦
- 無念の白旗
- モスラ、突入!
- 天と地と
- 勝利の旗を上げよ
- 怪獣貸します
- こいつは強い!
- イヤな予感
- なが〜い決闘
- 勝負アリ!
- ゴジラ死す!?
- 今度こそ!
- 決戦前夜
- キングシーサーの確信
- 見よ!驚異の必殺技
- モスラ、子モスラ
- 不審な出前持ち
- 不吉な予感
- 緑を青空を返せ!
- ヘドラ誕生
- モスラを狙え!
- モスラの涙
- 哀しみのモスラ
- 親モスラの遺言
- はばたけモスラ
- 大赤字ザグレス軍団
- いつか見た戦い
- ああ、情けない
- ヴァバルーダ撃滅作戦
- ザグレスの最期?
- 逆転、ザグレス
- 怪!暗黒大皇帝
- 帰ってきた司令官
- 恐怖の首輪
- その名を呼ぶな
- メカキングギドラ リターンズ
- 出撃、司令官!
- 怪獣総攻撃
- ゴジラアイランドの謎1
- ゴジラアイランドの謎2
- ゴジラアイランドの謎3
- ゴジラアイランドの謎4
- ゴジラアイランドの謎5
- ザグレス、今一度のチャンス
- 死霊界の営業マン
- 重いぞゴジラ
- ゴジラ激闘録
- ゴジラ乱心
- 恐怖の獣霊写真
- キングシーサーを探せ
- トレマVSゴジラ
- ゴジラを止めろ!
- 急げ!キングシーサー
- 打つ手ナシ!
- 最終標的(ターゲット)
- 出動不能!
- 離れろ!
- 息子よ、よくやった!
- 二つの太陽
- 干上がるゴジラアイランド
- ザグレス、最後のチャンス
- 森林火災発生!
- 炎のリターンファイト
- 人工太陽の弱点
- レーザー砲を守れ!
- 撃て!トレマ
- 危機一髪!
- 偽りの太陽を撃て!
- ザグレス解任
- ザグレスの挑戦
- ブラックメカゴジラ発進!
- あかつきの決闘
- 卑怯者、ザグレス!
- 囚われのザグレス
- 死なばもろとも!
- 本当の目的
- 絶体絶命!
- ほめられたザグレス
- 隣島からきた怪獣
- 100匹の怪獣軍団
- 仕組まれた罠
- 暗黒大皇帝からの贈り物
- プロトモゲラをたたけ!
- 岩をもくだく友情
- SOS Gガード
- 炎上! Gガード基地
- カマキラスの誘い
- 乱れた約束
- 行け!トレマ
- 再び闇の中へ
- 脱出
- ガイガン登場
- いつかその日まで
- 大ピンチ司令官
- ゴジラが帰って来た!
- 怒りの暗黒大皇帝
- 突撃!ヴァバルーダ
- 突入!パンナトルテ
- ありがとうゴジラアイランド
- さよなら、トレマ
- トレマメモリーズ
- ゴジラメモリーズ
- ゴジラとともに
- 新たなる敵
- ランデス登場
- 司令官のウソ
- ランデスの挑戦
- 怪獣ドクター着任
- 帰りません!
- ランデスの提案
- ゴジラアイランドの秘密
- そのミサイルに触るな
- 地獄の煙
- ランデス再攻
- さあ踊れ!
- ダンス ダンス ダンス
- あとは頼んだ
- やるっきゃない!
- 作戦開始
- ダンスはスンダ
- キングギドラ襲来!
- キングギドラを倒せ!
- お返しのダンス
- ゴラス火山噴火
- 発見!謎の卵
- 生きていたモスラの卵
- モスラの苦難
- もう独りじゃない
- モスラの歌
- モスラの卵を守れ!
- 長年の恨み
- 司令官の命令
- タルトクープ発進!
- 幼虫モスラ発見!
- ランデスの策略
- 狙われるジュニア
- モスラ対ゴジラ
- バトラとベビーモスラ
- ミサト対ランデス
- 非情のランデス
- 目覚めたベビーモスラ
- モスラの反撃
- モスラの帰郷
- ガイガンは修行中
- 史上空前の名勝負
- 大皇帝からの贈り物
- 変身怪獣ドロリン
- 決闘、サンダ平原
- なんとかしなしきゃ!
- ゴジラを呼べ!
- ナオの冒険
- 男のロマン!?
- ガイガンの文矢
- ハリネズミのジレンマ
- 秘密が知りたい
- サボテン広場
- アンギラス、大ショック
- 植物怪獣ゴロリン
- 手も足も出ない
- アンギラスの背中
- 司令官の反省
- がんばれアンギラス
- 勝利のVゴール!
- 最強の怪獣
- 悪霊復活
- 真犯人はだれだ?
- 姿を現した悪霊
- 怯える怪獣たち
- ガバラ池を探れ
- 悪霊の正体
- ふてくされるランデス
- 超巨大ゴジラ出現
- 怒りのランデス
- 奇妙なキノコ
- ネオヘドラ出現
- ネオヘドラの勝利
- 汚染されるGガード基地
- 神秘の力
- ミサトの祈り
- 失敗した儀式
- 無敵のネオヘドラ
- 誕生!ファイヤーラドン
- 超高熱!ダブル火炎
- スパイ大作戦
- 地球政府からの宅配便
- ルーカス、大ショック
- 暴走、対獣レーザー砲!
- Gガード陥落!
- 万事窮す!
- 再会
- 基地奪還作戦
- 反撃
- がんばれ、ルーカス
- 空に浮かぶ象形文字
- その物体を拾え!
- 意外な関係
- あっけない勝利
- 二大怪獣死す
- 謎のオーロラ
- 見えない壁
- 巨大バリヤー
- トップシークレット
- 幻の大陸
- 禁断の超兵器
- 二大怪獣の復活
- ゴジラ、大ピンチ
- 万能戦艦「仰天号」
- おいしい空気
- 謎の電波
- 解任されたランデス
- 復活のザグレス
- たちまち氷漬け
- ザグレスの脅迫
- 帰ってきたトレマ
- ゴジラ、復活!
- ミサトを救え!
- 壁画に描かれた大皇帝
- ワープゲート
- 横取りのザグレス
- 反逆のザグレス
- 突撃!仰天号
- 見た!暗黒大皇帝の正体
- 自爆、ヴァバルーダ
- 明かされる真実
- トレマの想い
- ミサトの決意
- 最後の戦い
- 生きていたランデス
- 出現!暗黒大皇帝
- 逆転!ワープゲート
- さよならゴジラアイランド
関連商品[編集]
- 放送当時、バンダイから東宝怪獣のソフビ人形「ゴジラアイランド怪獣シリーズ」が発売された。
出典[編集]
- ^ a b 宇宙船YB 1999, p. 36
- ^ a b c 東宝特撮全怪獣図鑑 2014, p. 168
- ^ ゴジラアイランド 第一シーズン【トレマ篇・2】 - 「第7話[メカキングギドラ編]」参照
- ^ ゴジラアイランド 第一シーズン【トレマ篇・2】 - ページ一番下の節を参照
- ^ 「[インタビュー]鵜川薫」、『宇宙船』vol.161(SUMMER 2018.夏)、ホビージャパン、2018年6月30日、 88-89頁、 ISBN 978-4-7986-1719-0。
- ^ これは演じる鵜川薫のアドリブによるもので、鵜川は撮影でテンションを保つのが大変であったことや、撮影時に整音のためエアコンを止められ暑かったことなどから、本心が出てしまったのかもしれないと述べている[5]。
- ^ a b 宇宙船YB 1999, p. 37
参考文献[編集]
- 『宇宙船YEAR BOOK 1999』 朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、1999年5月1日。雑誌コード:01844-05。
- 『東宝特撮全怪獣図鑑』 東宝協力、小学館、2014年7月28日。ISBN 978-4-09-682090-2。
外部リンク[編集]
テレビ東京系 月曜 - 金曜 7:25 - 7:30枠 | ||
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ゴジラアイランド
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