ひまわり (1996年のテレビドラマ)

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連続テレビ小説
通番 題名 放映期間
第53作 走らんか! 1995年10月2日
- 1996年3月30日
第54作 ひまわり 1996年4月1日
- 10月5日
第55作 ふたりっ子 1996年10月7日
- 1997年4月5日
ひまわり
ジャンル ドラマ
脚本 井上由美子
出演者 松嶋菜々子
夏木マリ
寺泉憲
三宅裕司
川島なお美
上川隆也
大鶴義丹
佐々木すみ江
藤村志保
奥田瑛二
ナレーター 萩本欽一
オープニング 山下達郎DREAMING GIRL
時代設定 平成3年~現代
製作
制作 NHK
放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1996年4月1日 - 10月5日
放送時間15分
回数全162[1]
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ひまわり』は、1996年平成8年)4月1日から10月5日まで放送されたNHK連続テレビ小説の第54作目[2]

概要[編集]

松嶋菜々子の出世作。脚本は井上由美子

バブル崩壊により会社の業績が悪化、同時に結婚し家庭を持つことを阻まれて会社を辞めることになる主人公の南田のぞみが、家族関係の中において弟の窃盗事件をきっかけに弁護士の世界を志し、司法試験司法修習生を経て、一人前の弁護士に成長していく物語である。

主人公の修習先は福島地方裁判所とされている(劇中、被告人の住所に福島市腰浜町とある)。そのとき使われた法廷のセットは、現在、法学指導学科がある福島大学行政社会学部に模擬法廷として使用されている。

ナレーションには萩本欽一を起用(南田家の飼い犬・リキという設定)。

連続テレビ小説リニューアル版に伴い、本番組より次週予告[3]が始まった。本番組は「君の名は」(1991年度)以来のサブタイトル導入である。また、オープニングの枠タイトル「連続テレビ小説」と、本作のオープニングタイトルの合間の「DREAMING GIRL」のイントロダクションの個所で、のぞみの行動を描写した簡易的なアバンタイトル(大抵はセリフなし)があった。

1996年の平均視聴率は25.5%、最高視聴率は29.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)[4]。全162回。

放送ライブラリーでは第1回が公開[5]

再放送[編集]

本番組は2003年9月29日-2004年3月27日までデジタルBS2にて再放送された。

2022年5月23日からNHK総合で再放送(月-金曜16:30-17:00に原則として1日2本立てペースで放送[6])。当初は2022年4月21日(木)からNHK総合で再放送する予定であった。[7]なお、本放送では土曜日に「来週もひまわりお楽しみに」との字幕が表記されているが、必ずしも金曜日に週末分が放送されるとは限らないため、月-木曜日に放送される場合は「次回は明日午後4時30分から放送[8]との説明が表記される。

また全編再放送に先駆けて、2022年のゴールデンウィークに「松嶋菜々子ヒロイン・ひまわりの魅力」(15分バージョンと5分バージョンがある)と題したプレビュー特番が放送され、松嶋、奥田に対するインタビューが放送されている。

なお福島県向けには、5月2日5月6日の、本来この時間帯(18:10-19:00)に生放送されている『はまなかあいづTODAY』が連休中の短縮放送(18:45-19:00)[9]となることから、この2日間を利用して18:25-18:40に第1・2回(2日:第1回=第1章その1、6日:第2回=同その2)先行放送が行われた[10]。その直前の18:10-18:25に上記プレビューの15分版も併せて放送された。

あらすじ[編集]

第1章『出るクイは打たれるの?』[編集]

平成3年秋、バブルが崩壊する3ヶ月前。一部上場食品メーカーでOLとして働く南田のぞみは、自分が所属する営業部の撤退を聞かされる。女性課長の春日ひとみは新しく立ち上げる開発課にのぞみを誘う。 のぞみは恋人の関口純一郎と結婚し、仕事と家庭を両立させたいと考えていたが、上司の春日からは社運を賭けた大事な部署の立ち上げなので結婚は3年待てと言われる。
福島郊外の乳牛牧場に住むあづさの母うららが体の不調を訴え電話をしてきたが、実は仮病で本当は娘や孫と一緒に暮らしたいと言って上京し南田家で一緒に暮らすことになる。
のぞみの営業第2部は解散し、会社から異動先の辞令が降りる。「結婚する女性は必要ない」と考える上層部の思惑により福島工場への転勤を命じられ、のぞみは退職を決意する。

第2章『旨い話にゃ毒がある?』[編集]

次の仕事を探しに職業安定所ハローワーク)へ登録に行ったのぞみは、そこで能力開発センターの人事という犬飼サチと出会い、自分の会社に興味があれば電話してくれと誘われる。 土曜日の午後、恋人の純一郎が両親を連れて結婚の挨拶に訪れる。純一郎の母は南田家や父親の行方を単刀直入に質問すると、あづさは「のぞみと達也には20年間嘘をついていた」と告白する。自分の出生を知った達也は以降無断外泊をするようになり心配したあづさを激怒させる。祖母のうららはあんな話をした後だから結婚の破談は覚悟しておけとのぞみに言う。 犬飼サチがのぞみの家に来て講師の仕事に誘う。あづさは慎重に考えるよう助言。迷うのぞみは犬飼を訪ね、講師の話は保留したいと伝えるが、犬飼は60万円の高額セミナーの受講を勧め生徒の勧誘が必要と説明。のぞみはカモにされたことに気づき悔し泣きする。 のぞみは優のレストランで失踪中の父親・徹と出会うがのぞみは気づかない。あづさは優が徹の居場所を知っていると感づく。犬飼が薫乃とうららを勧誘しお金を騙し取ったことを知ったのぞみは激怒し、犬飼のマンションに押し掛けるがもぬけの殻だった。忘れ物を取り戻った犬飼はのぞみにお金を返し、悪びれることなく去っていった。

第3章『人は見かけによらぬもの?』[編集]

達也がアルバイト先の売上金を盗んだ容疑で逮捕される。達也は黙秘を続けており、のぞみとあづさは警察へ面会に行くが許可は下りず、アルバイト先のカラオケ店へ謝罪に行く。店長の田中によれば、達也は接客態度も悪くトラブル続きだったという。落ち込むあづさに優は3年間黙っていた徹の住所を教える。薫乃とうららは田中に謝罪に行き田中はお金が戻れば示談にすると提案。二人は言われるまま示談にしてしまう。二日後、のぞみとあづさは警察でようやく達也と顔を合わせ話をしようとすると達也は示談金を支払ったことに怒り帰れと拒絶する。 なすすべない南田家は弁護士に頼ることを決め、あづさの旧友・赤松の事務所を訪れる。のぞみはそこで弁護士を目指す星野と出会う。 弁護士の赤松に達也はようやく自分の無実を打ち明け始める。薫乃はうららにあづさと赤松の過去を話す。赤松は田中を訪ね、独自調査で田中が金に困っていたこと、靴修理店でロッカーのスペアキーを作っていたこと、売上金を盗んで一部を達也のロッカーに入れて罪を被せたと推測し、真犯人は田中と言い切る。全てを見抜かれた田中は自首し、達也は釈放される。赤松が達也を救った姿を見てのぞみは家族に弁護士になると宣言する。

第4章『二兎を追うもの一兎も得ず?』[編集]

司法試験を受けるというのぞみに、あづさや薫乃は反対。赤松も弁護士には向いてないと意見する。年末、薫乃はこっそり伊豆の徹を訪ね「悔しかったら一日も早く帰って立派なところを見せて」とどやしつける。 平成4年正月、純一郎の両親が訪れ、純一郎の家出の原因はのぞみが結婚を急がせたからではないかと言う。のぞみは弁護士になりたいから結婚を待つよう頼んだことを知られてしまう。 風邪をひいた赤松を訪ねたのぞみは、赤松が弁護士になったいきさつを聞く。そこへ星野と達也がやって来て、かつて赤松の婚約者だった達也の母の話になる。あづさは徹宛てに初めて手紙を書く。 のぞみは星野と同じ予備校で司法試験勉強に励む。祖母うららは星野をいい相手じゃないかと言う。司法試験の日。うららがあづさに「薫乃が徹に電話したり伊豆に会いに行っている」と教える。あづさは徹を待つのをやめて離婚届を出そうか赤松に相談に行く。 のぞみと星野は二人とも択一試験で不合格になる[11]。悔しがるのぞみは純一郎とささいなことから口論になり、試験をやめるか自分との結婚をやめるかを迫られる。弁護士の道を選んだのぞみに純一郎は別れを告げる。赤松の事務所に徹が現れ「どうしようもなく家に帰りたくなった」と話す。 二人が別れたことを知った南田家では、あづさとのぞみが口論になる。親に養ってもらわず全て自分でやれというあづさに反発してのぞみは家を飛び出す。

第5章『可愛い子には旅をさせよ?』[編集]

のぞみは実家を出て自立する決心をする。赤松の事務所で出会った横山建設社長の内海が安アパートを紹介し、一度は断るがアパートが“ひまわり荘”であるのを見てのぞみは入居を決める。
貯金も底を尽き始めのぞみはビル清掃員のアルバイトを内海に紹介してもらう。一人娘が3年前に医療ミスで命を落とし裁判の判決を利用して復讐しようとする内海に彼が復讐の鬼になることを心配して赤松の提案する和解を受け入れようと妻のまゆみは説得していた。
予備校の帰りに優の店に寄ったのぞみはそこで徹に会う。知らせを受けたあづさと薫乃が店に合流したところで徹は皆んなの前で土下座をする。曖昧な言い訳ばかり述べる徹を見てのぞみと薫乃は離婚を促し、徹を待つことに限界を確信したあづさはようやく離婚を決意し離婚届を出しに行く。優はあづさが離婚届を出したことを徹に報告すると徹はあっさり受け入れる。次の日、のぞみはアルバイトに遅刻した挙句に過労で倒れてしまう。
優が突然徹を連れて家に来る。あづさが離婚届を出したと聞いて諦められなくなったと言う。あづさは気持ちに区切りを付けたと復縁を拒否するが、徹はあづさにもう一度結婚して欲しいとプロポーズし、今度は自分があづさの気持ちを待つと言う。達也とのぞみは再婚を認めないと団結するが、星野は「誰でも道を間違うことはある」とのぞみに寛容を促す。
内海の妻が家出をし、赤松の事務所で和解を再三試みるも内海はどうしても許すことが出来ないと言う。内海の横では赤松がのぞみに徹を許すよう話している。のぞみはどうしても許せないと反発すると「一回過ちを犯した人間は二度と浮かび上がることが出来ないのか」と赤松が問い正すその言葉を聴いて内海の気持ちは動き、相手との和解を少しずつ受け入れることにする。
里帰りで実家に立ち寄ったのぞみにあづさと達也は家に帰って来いという。のぞみは2ヶ月間の一人暮らしを終わらせて家に戻ることを決める。25歳になったのぞみは2度目の司法試験に再挑戦する。

キャスト[編集]

南田家[編集]

南田のぞみ〈24〉
演 - 松嶋菜々子
本作のヒロイン。台東区谷中在住。身長172cm、乙女座。谷中高校(バスケットボール部出身)、明法大学法学部卒業。明るく前向きで、人の心を思いやる長所を持っている。
一部上場企業である「アルプスフーズ」営業2部に勤務していたが、バブル崩壊の影響で営業2部の廃止が決定。上司の春日から開発部へ異動の話を持ちかけられるが、結婚して仕事と家庭を両立させることを望み、春日の不興を買う。その後、福島の工場への異動辞令が下りる事実上のリストラに遭い、自ら辞職。
再就職活動がうまくいかない中、達也が起こした事件をきっかけに「人の心を救うような仕事がしたい」と弁護士を目指す。
同じ大学の先輩である関口とは婚約寸前だったが、結婚か仕事を迫られ弁護士の道をとったために破談。次は母の同級生の赤松に恋心を抱くも叶わなかった。一方、星野とは当初は対立しながらも次第に惹かれていく。
南田あづさ〈45〉
演 - 夏木マリ[12]
のぞみの実母(達也の養母)。職業は獣医(うららは牧場を継がせるつもりで、福島から東京の大学の獣医科へ行かせた)。20歳で学生結婚。20年ほど前に出ていった徹を今も待っている。家事は不得意である。
達也の実の母・桂子はあづさの中学時代の同級生。徹の友達だった赤松が自分に好意を持っていたことに、当時、気が付いていた。
さっぱりとした性格だが、うらら曰く「理屈っぽい」「いざというときには肝が小さい」。父親代わりにきちんと叱ることで愛情を表現してきた。
悩むのぞみには「自分が決めた道は失敗じゃない」と諭す一方、会社を辞めたと聞いたときには「安っぽいプライド」と戒める。
普段の達也の行動には寛容だが、第2章での家出には怒りを爆発させる。また、のぞみの司法試験受験に反対し、家出も止めなかった。
南田徹
演 - 寺泉憲
のぞみと達也の実父。25歳で達也が生まれる頃に南田家を出て20年が経つ。毎年、あづさ宛に離婚届を送ってくるのみで手紙すらよこさない。
カレーには醤油をかけて食べる癖がある。
あづさの友人だった潮見桂子との間に達也を授かり、あづさと桂子、そして生まれてくる達也からも逃げ出した。3か月に1回、サボテン交換の名目で弟の優の店に顔を出しているが、南田家には隠している。
第2章にて、のぞみと20年ぶりに顔を合わせるも気が付かれなかった。
第3章での優の台詞と劇中のメモによれば、家出後には横浜で水商売をしていたが、現在は伊東市サボテン農園で働いている。
第5章ではあづさが離婚届を役所に提出し、離婚が成立。その後、浅草に住む所を見つけ、赤松の紹介でスーパーの家庭用品部への就職が決まる。
南田薫乃(ゆきの)
演 - 藤村志保
のぞみの祖母(徹と優の母にあたり、あづさの姑)。のぞみからは「ゆきのちゃん」と呼ばれる。夫・鉄造は時計職人で、1973年に死別。もとは諏訪に住んでいた。自称「こう見えて苦労してきた」らしい。
茶目っ気があり、大抵のことには動じない。綺麗好き。困ると笑ってごまかすときがある。
趣味は俳句。得意料理はちらし寿司。のぞみが幼い頃から南田家の台所を預かっており、味付けは薄味が基本。身なりにこだわるタチで、白髪もこだわって染めている。
長沼うらら
演 - 佐々木すみ江
あづさの母(のぞみの祖母)。昭和一桁生まれ。本編の半年前に夫を亡くしている。大の医者嫌い。ときどき昭和歌謡を口ずさむ。のぞみから「うららちゃん」と呼ばれる。
福島市でひとりで牧場を切り盛りしていたが、「最後のワガママ」とし、半ば強引に上京して南田家に同居する。
和食洋食も好み、味付けは濃い目が基本。上京後も福島訛りのまま。服や装飾品にはこだわらないほうで、上京する際に大半を処分した。
南田達也〈19〉
演 - 遠藤雅
のぞみの弟。予備校生だが、勉強熱心ではなく、日中は出歩いている。生意気で口達者。飄々と受け答えるが、実は寂しがり屋。
関口一家がのぞみとの結婚の挨拶に来た際、父があづさの友人に産ませた子であることがあづさの口から明かされた(のぞみはあづさの子、達也は潮見桂子の子)。実母は存命だが別の男性と結婚している。生まれたときに父が家を出た為、戸籍の父の欄は空白のままで認知されていない(里子に出されようとした達也を薫乃とあづさが南田家で養子縁組した)。
司法試験に取り組むのぞみに触発され、もう1年勉強してきちんと受験することを決意する。
のぞみが一人暮らしを始めてからはリキと一緒に度々アパートを訪問している。
離婚届を提出したあづさが悩んでいたことには全く気づいていなかったようで、「メシをガバガバ食って、ゲラゲラ笑ってんだぜ」と話していた。
リキ / 語り
声 - 萩本欽一
南田家の飼い犬(名前の由来は力道山)。上野不忍池弁天門生まれで10歳(人間に換算すると約56歳)。元は野良犬だったが、8年前、バイクにはねられたところを達也に拾われ、あづさの治療を受けて南田家の一員になった。のぞみに叶わぬ恋心を抱いている。語りの中では一人称は「小生」、家族は「のぞみ嬢ちゃん」「あづさ先生」「薫乃ばあさん」「達ぼん」などと呼ぶ。

東京の人々[編集]

レストラン「ジャイアント」[編集]

南田優(まさる)
演 - 三宅裕司
のぞみの叔父(徹の弟)。桃子からの愛称は「まぁちゃん」。
お喋り好きで調子がいいところがある。
ときどき店外へサボテンを出しているが、徹にあづさらの来店を知らせるため。失踪した兄の行方は知っていたが、長らく黙っていた。
昔はボクサーを目指していた。
桃子の弟の借金の保証人になったために店を畳む。
南田桃子
演 - 川島なお美
優の妻。夫婦仲は良好(結婚6年目)。優からの愛称は「桃ちゃん」。
もとは水商売をしていたらしい。恋や愛について語りたがる。

トレーニングジム「タイガー原田」[編集]

タイガー原田
演 - 藤波辰爾
コーチ。あづさに惚れている。
天王寺勝照
演 - 軍司眞人
生徒。桃子曰く「のぞみに惚れている」。
レスラー
演 - 永谷正勝山岡一小島晃服部圭助金吉隆之松山邦久

その他の東京の人々[編集]

星野雄治
演 - 上川隆也
赤松の元に出入りするフリーの記者。法学部卒で弁護士を目指して勉強中。つっかかる物言いをするため、のぞみの印象は良くなかった。
父親は冤罪事件に巻き込まれており、再審を求めるため弁護士を志す。
弁護士になると、のぞみと事務所を開く。
赤松元基(げんき)
演 - 奥田瑛二
弁護士。通称は「(返しの)赤ゲン(先生)」。事務所や身なりはつつましいが、大きな事件も手がけており、一部界隈から尊敬されている。「本人が反省しないから」という理由で離婚と贈収賄の案件は断っている。物言いはぶっきらぼうながら、口数は多く、自分の境遇も織り交ぜながら他者の心を開いていく。1か月前から禁煙中のため、甘い物を好む。
学生運動を経て検事になったが、かつての仲間から転向したことを揶揄されて一時は別の仕事に就いていた。だが元検事という肩書が邪魔になり、弁護士となる。冤罪事件の弁護団に加わったのをきっかけに仕事に本腰を入れるようになった。
あづさや徹とは大学時代の同級生。潮見桂子の婚約者だった(このことをのぞみに問われたときには「別に好きな女性がいたので気にしていない」と話した)。
あづさの依頼で達也の弁護を担当し、真犯人を見つけ出して自首させた。
後にあづさと再婚する。
関口純一郎
演 - 大鶴義丹[13]
のぞみの恋人(大学の先輩だった)。愛称は「純ちゃん」。明法大学法学部卒業。証券会社に勤務する、いわゆる「ボンボン」でひとりっ子。横浜市緑区出身。
相手を束縛せず、のぞみを尊重する態度を見せるが、再就職にこだわることには戸惑っている。子供は望んでいないらしい。
両親からのぞみとの結婚を反対されるが気持ちは揺るがない。達也の窃盗事件では弁護士探しに協力する。
弁護士を目指すのぞみには「結婚は3年待つ」と励ます。星野のことは内心良く思っていない。
司法試験に失敗して悔しがるのぞみを「自分勝手でわがまま」と批判し、別れを告げる。
第5章では父の会社が倒産。会社を再建するために証券会社を退職し、家族で賃貸マンションへ引っ越していた。
森村真紀〈18〉
演 - 真田麻垂美
第1話の冒頭で変装して南田家に侵入した女子大生。
達也に一方的に恋愛感情を寄せ、ストーカーまがいの行動に出る。また、達也に対する解釈がズレている。
達也が逮捕されると手作りの巨大クリスマスケーキを差し入れようとした(第3章)。
寺崎弥市〈72〉
演 - 鈴木清順
谷中商店街の住民。履物屋の主人。大正12年5月24日生まれ。
薫乃とは同じ句会のメンバー。愛犬の名はサユリ(吉永小百合に由来)。
黒田葵
演 - 藤谷美紀
のぞみの友人。喫煙者。のぞみには「男は子供と同じ」と言い、たびたび仕事に対する姿勢を「甘い」と批判していたが、のぞみの退職後も舞子と3人での交流は続いている。
仕事とプライベートに浮かれるのぞみに嫉妬し、春日ひとみに結婚予定を漏らしてしまう。
のぞみの退職後、希望していた開発部への異動を命じられたことを打ち明ける。
佐々木舞子
演 - 大沢さやか
のぞみの友人。銀行員との結婚が決まっている。
結婚後は寿退社し、専業主婦になっている。第5章で懐妊する。
恭子
演 - 林田美紀
玉置松男
演 - 河西健司
みどりの夫。うららによると、かつて歩合制のセールスマンとして働いていた。
玉置みどり
演 - 大塚良重
あづさの妹。社宅住み。
商店主
演 - 三川雄三藤田啓而

福島編[編集]

竹永一
演 - 泉谷しげる[14]
福島で司法修習を受けた際の恩師。
相楽富士子
演 - 浅利香津代
小牧怜
演 - 石堂夏央
司法修習生。
油座信吾
演 - 知念正文
司法修習生。
一丸譲次
演 - 由地英樹
司法修習生。
早瀬将太
演 - 早瀬元
司法修習生。

ゲスト[編集]

第1章[編集]

春日ひとみ〈37〉
演 - 浅野ゆう子[15]
「アルプスフーズ」での上司(課長職)。仕事一筋の独身キャリアウーマン。部下の女子社員からひそかに「春日局」とあだ名される。
新しい開発部立ち上げに伴い、のぞみに期待して部下にしようと熱心に説得。「結婚は3年は無理」と言い渡すも、のぞみから結婚を宣言されると一転して冷淡になる。のぞみの辞表提出に立ち会ったあと「何でもかんでも手に入れようという利己的で欲張りな考えが大嫌いだ」と本音を吐き出し、決別する。
部長
演 - 益富信孝
平川巡査
演 - 新実(第4章)
泥棒が入ったという連絡を受けて、南田家を訪れる。
課長
演 - 亀山助清
係長
演 - おやま克博峰三太
宝石店店員
演 - 伊東由美子
本部長
演 - 津嘉山正種
開発部長
演 - 前田昌明

第2章[編集]

犬飼サチ
演 - 沢田亜矢子[16]
のぞみがハローワークで出会った女性。「能力発掘センター」なる企業で人事を担当しているという。息子がいる。のぞみを講師にしたいと熱心にスカウトするが、実は会社に活動実態はなく、会員に高額なセミナー代を請求するマルチまがいの商法で荒稼ぎしていた。のぞみに断られると、次は薫乃とうららに声をかける。激怒したのぞみが会社にしている自宅マンションに押し掛けると、既に部屋は引き払われていた。再会したのぞみには「人生甘くないと教えてあげたくなっちゃう」と言って開き直っていた。
八尾遥三
演 - 児玉謙次(第3章)
句会のメンバー。
関口泰明
演 - 亀石征一郎
純一郎の父。家具を販売する会社を一代で築いた。南田家の複雑な家族関係を聞くと結婚に反対の立場を取る。
関口裕子
演 - 伊藤友乃
純一郎の母。専業主婦。曰く「ざっくばらんな性格」で、気になること・言いたいことはズバズバと言う。南田家に挨拶へ行った際、行方不明の父についても問い、事情を知ると涙ぐんで詫びていた。が、のぞみからの電話は息子に取りつがなくなった。

第3章[編集]

田中俊
演 - 寺脇康文
カラオケ「ヘブン」店長。達也を窃盗の罪で通報した。何度か差し入れをするなど親身に接するが、ときに達也の境遇を見下す。
赤松の調査で一昨年に家を買い、借金の支払いがうまくいかずにいることを指摘され、売上金を盗んで達也に罪を着せたことが判明。「自首するつもりはない」「ムカついていた」などと発言したが、赤松から正論をぶつけられて観念して自首した。
真鍋
演 - 中原丈雄
谷中署の主任刑事。達也の窃盗事件を担当。
警官
演 - 高杉航大

第4章[編集]

内海誠
演 - 蟹江敬三
「横山建設」社長。戦災孤児。横文字に対して拒否反応が出る。感情が高ぶると声を荒げるが、面倒見は良い。
娘がいたが、医療事故で亡くなっており、夫婦で医師への訴訟を考えている。弁護士を探している時に新聞記事で赤松を知り「娘のことを弔いたい」と弁護を依頼。その後、医師の謝罪条項を取り付けたことで和解が成立。
のぞみが亡くなった娘と重なり、一人暮らしする為の部屋や短時間高収入のアルバイトを探していると知るとツテを辿って紹介する。司法試験にも合格できるよう応援しており、湯島天神に足を運んで「商売繁盛をお願いしに行ったついでに」と学業のお守りを渡している。
内海眞弓
演 - 左時枝
誠の妻。仕事を支えて建設事務所で働いている。夫のため、訴訟よりは和解を願っていた。
誠によると、親も兄弟もいない戦災孤児だという。
増井新平
演 - 佐藤慶
潮見経一
演 - 若松武
河村真理子
演 - 角替和枝
西村瑞穂
演 - 安達祐実
西村鷹男
演 - ガダルカナル・タカ
阿部俊一
演 - 光石研
南田桃子の弟。
大川真理子
演 - 岡本麗
伊東市のサボテンを栽培する「大川農園」を経営。失踪した徹が働いている。
大川草平
演 - 奈良和憲(子役)
大川真理子の息子。
大川房子
演 - 藤原まゆか(子役)
大川真理子の娘。
潮見桂子
演 - 風吹ジュン
達也の実母。元はあづさの中学時代の同級生。あづさを介して赤松と知り合い婚約した。徹とあづさ、赤松と桂子は仲良く食事をする仲間であった。当時の赤松は検事を目指しており、決まったら桂子と籍を入れる約束だったが、赤松が検察庁に勤務すると決まった時に桂子のお腹が大きくなり達也を身籠った。赤松とは婚約を解消した[17]。産んだ達也を1人で育てられないからと手放してしまう。本編開始時点で別に家庭がある。
その他
演 - 青沼神対馬明石良朝加真由美安部知子阿部渡天谷則子網野あきら飯野喜彦池田武志石光豊石母田史朗井出勝己伊藤昌一(面接官)、伊藤敏孝猪又武春入江正徳上田茂宇佐見かとり大塩武大塚洋子大場俊輔大林丈史大山豊岡崎宏小笠原裕之小田聡加世幸市金吉隆之鴨川てんし神野三鈴木村夏江黄檗ルリ子楠大典窪園純一(面接官)、窪田五朗熊谷祐子黒田福美小島晃後藤康夫小林謙司小林トシ江小柳恵美近藤洋介斉藤暁佐戸井けん太(島野弁護士)、佐藤充吉真田五郎沢柳廸子篠田薫清水宏謝敷政彦壤晴彦白浜健三白山照彦神保共子鈴木九太郎世古陽丸高尾和男高田龍也高田麻美子田窪一世竹内靖司竹田寿郎谷村慶子千種かおる千葉茂鶴田忍常世田正人中條彩恵子中谷彰宏(今井)、中西良太中原早苗中村美代子(大家)、中村由起子永谷正勝那須正江橋本菊子服部圭助羽田勝博走水杏伍番哲也平野元之福島一成藤野健一(屋台の親父)、堀田智之本田清澄真木仁蒔野雅紀増田俊樹松坂晴恵松田真知子松山邦久三田恵子三井善忠宮島りゅう子宮原洋子森下哲夫山岡一山崎満山地健仁山中康司山本寛吉岡祐一冷泉公裕

スタッフ[編集]

放送日程[編集]

通常、上半期(4-9月[18])の作品は26週間(当時156回)で放送されるが、当作品は27週間(同162回)と通常より1週間長く放送された。最終章を除き2週間で一つのサブタイトルを使用する形をとっていた。当作品では有名なことわざを引用し、疑問形にしている。

放送回 サブタイトル
01 001-012 出るクイは打たれるの?
02 013-024 旨い話にゃ毒がある?
03 025-036 人は見かけによらぬもの?
04 037-048 二兎を追うもの一兎も得ず?
05 049-060 可愛い子には旅をさせよ?
06 061-072 縁は異なものアジなもの?
07 073-084 兄弟は他人の始まり?
08 085-096 子はかすがいじゃないの?
09 097-108 ならぬ堪忍、するが堪忍?
10 109-120 罪を憎んで人を憎まず?
11 121-132 一難去ってまた一難?
12 133-144 旅は道連れ世は情け?
13 145-156 待てば海路の日和あり?
14 157-162 稔るほど頭の下がる稲穂かな?

DVD[編集]

NHKエンタープライズが、完全版DVDセットを販売した。

このほか、完全版VHS・全14巻が販売された。

脚注[編集]

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  1. ^ NHKアーカイブス
  2. ^ a b c d e f g h i 日本放送協会放送文化研究所 『NHK年鑑'97』日本放送出版協会、1997年10月17日、162頁。 
  3. ^ 当作品は最終章以外は2週間=12話を1セットとしていたため、各章の最終話に当たる隔週(放送話数上の偶数週)土曜日に放送
  4. ^ ビデオリサーチ NHK朝の連続テレビ小説 過去の視聴率データ
  5. ^ a b c d e f g h i j k l 放送ライブラリー program番号:177867
  6. ^ 大相撲・高校野球・国会中継など休止日あり。また6月13日からの週は世界パラ水泳選手権大会2022・ポルトガル大会(マデイラから衛星録画)を放送するため、また6月30日、7月4-6日は参議院議員通常選挙政見放送(一部地域のみ)を行う関係で、16:45-17:00の1本分のみ放送予定(ただし13日は国会中継の延長のため休止だった)
  7. ^ 日本放送協会. “再放送情報「ひまわり」” (日本語). ドラマトピックス. 2022年2月9日閲覧。
  8. ^ 特番などで長期の放送休止となる場合は「次回は〇〇日放送予定」と表示される
  9. ^ 2022年5月2日・NHK福島放送局番組表
  10. ^ 日本放送協会. “連続テレビ小説「ひまわり」放送予定日のお知らせ” (日本語). ドラマトピックス. 2022年4月21日閲覧。
  11. ^ 旧司法試験では択一試験(短答式試験)の合格者のみが論文式試験、口述試験に進めた。
  12. ^ 夏木マリ - NHK人物録
  13. ^ 大鶴義丹 - NHK人物録
  14. ^ 泉谷しげる - NHK人物録
  15. ^ 浅野ゆう子 - NHK人物録
  16. ^ 沢田亜矢子 - NHK人物録
  17. ^ 第36回で徹の母・薫乃がうららに徹とあづさ、赤松と桂子の過去について語るシーンがある。
  18. ^ 1年シリーズは除く

関連項目[編集]

  • NHK福島放送局…本作の放送期間前後に局舎の移転・新築が行われ、建設予定地を本作になぞらえて一面のひまわり畑に整備していた。

外部リンク[編集]

NHK 連続テレビ小説
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ひまわり
NHK BS2 連続テレビ小説・アンコール
ひまわり