超人!コロシアム

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超人!コロシアム
ジャンル バラエティ番組
演出 荒井昌也
ほか
出演者 堺正章
森口博子
石川顯
神足裕司
ほか
製作
プロデューサー 落合芳行
制作 TBS
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1994年10月22日 - 1995年3月4日
放送時間土曜 19:00 - 20:00
放送分60分
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超人!コロシアム[1][2]』(ちょうじん コロシアム)は、1994年10月22日から1995年3月4日までTBS系列局テレビ山口テレビ高知を除く)で放送されていたTBS製作のバラエティ番組である。放送時間は毎週土曜 19:00 - 20:00 (日本標準時)。

概要[編集]

毎回一芸に秀でた出場者×2組を招いて対決させていた番組で、どちらが勝つのかをパネラーが予想していた。番組は出場者を「超人」、パネラーを「グラディアトーレ」と呼んでいた。前期にはトーナメント方式で行われていたが、後期にはポイント山分けを狙う「ベッティング」方式になった。また、後期にはエスパー伊東がレギュラー出場者となり、ジョーカーのような役割を果たしていた。

神奈川県横浜市にある放送ライブラリーには、番組初回の記録映像が保存されている[2]

出演者[編集]

司会[編集]

  • 堺正章 - 「カイザー・サカイ」として出演。
  • 森口博子 - 「レジーナ・モリグチ」として出演。

実況[編集]

解説[編集]

グラディアトーレ[編集]

レギュラー超人[編集]

ルール[編集]

前期[編集]

1回戦は1対1の対決。まず2人のグラディアトーレが、セット内の9個のモニターテレビに映し出される、登場超人(前期後半からはこのうちの1つがエスパー伊東)を連想される言葉から推理し、1つずつ選ぶ。選び終わると超人が登場し、1人ずつワザを披露する。その後、観客100人が審査し、点数の多い超人を選んだグラディアトーレが決勝戦進出となる。これを3回行う。

決勝戦は3名の対決。勝ち進んだ3名のグラディアトーレが、残った超人を1人ずつ選び、ワザ→審査を行う。点数の多い超人を選んだグラディアトーレが優勝。賞品を貰える。またそのグラディアトーレに選ばれた2名(1回戦・決勝1名ずつ)には、点数×1万円の賞金が与えられる。また、予選敗退したグラディアトーレ3人には、激辛カレーを食べさせられるなどの軽い罰ゲームが与えられていた。なお、エスパー伊東を選んだことが原因で敗退した場合には、エスパーも連帯責任で罰ゲームを受けたこともあった。

後期[編集]

まず2つのモニターテレビに超人連想言葉が映し出され、その後に2人の超人が登場。全グラディアトーレはカイザー(堺)の「ベッティング!」の掛け声と共に、どちらが勝つか(点数が多いか)を予想し、札を上げる。そしてワザ→審査を行い、点数の多い方を予想したグラディアトーレには、勝った超人に入った得票数と同じポイントが山分けで与えられる。

全3回行い、最も多くポイントを得たグラディアトーレが10万円を貰える。また、最高点数を獲得した超人には、点数×1万円の賞金が与えられる。

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:落合芳行
  • 演出:荒井昌也 ほか
  • 構成:右近亨、大田一水、小原信治、林とど(小笠原英樹)

エピソード[編集]

  • シャンプーの泡をドレッシングの如く野菜に掛けて食べる「あわサラダ」や、大量の正露丸を丼飯に乗せて食べる「焼きイクラ丼」など、あまりにも放送に堪えない超人技が披露された時には、画面をブラックバックにして放送しないことがあった。
  • 「チューボーですよ!」なる超人(詳細不明)が登場した回では、セット内に同じく堺が司会を務めていた『チューボーですよ!』(TBS)に似たセットが設けられていた。また、当時同番組でアシスタントを務めていた雨宮塔子(当時TBSアナウンサー)も登場した。

脚注[編集]

  1. ^ 毎日新聞縮刷版』毎日新聞社、1994年10月22日、28頁。 
  2. ^ a b 検索結果 超人!コロシアム〔1〕 - 放送ライブラリ公式ページ”. 放送ライブラリー. 2015年5月29日閲覧。
TBS系列 土曜19:00枠
前番組 番組名 次番組
テレビの王様
(1994年4月16日 - 1994年9月24日)
超人!コロシアム
(1994年10月22日 - 1995年3月4日)
歌いこみ音楽隊!
(1995年4月15日 - 1995年9月16日)
※19:00 - 19:54
各局ローカル編成のミニ番組
(TBSでは『私の通信簿』)
※19:54 - 20:00