井上順

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
井上 順
The Spiders.jpg
スパイダーズ在籍時の井上順(前列左から2番目)
基本情報
出生名 井上 順
別名 井上 順之(旧芸名)
生誕 (1947-02-21) 1947年2月21日(70歳)
出身地 日本の旗 日本東京都渋谷区
学歴 成城学園高等学校中退
ジャンル ロック
ポップス
歌謡曲
職業 タレント
歌手
俳優
担当楽器 ヴォーカル
パーカッション(「サイドタンバリン」)
活動期間 1963年 -
事務所 オー・エンタープライズ
共同作業者 ザ・スパイダース
公式サイト オー・エンタープライズ:井上 順

井上 順(いのうえ じゅん、本名同じ、1947年2月21日 - )は、日本タレント歌手俳優コメディアン

来歴[編集]

人物[編集]

  • 駄洒落の名人で、自らの出演番組内で披露することも多かった。
  • ニッポン放送真理ヨシコと共に『ホイホイホーム』という番組を担当した。
  • ネプリーグ』で「ジェームズ・ボンドを日本の芸能人に例えると誰か」とする一般人へのアンケートで、1位に選ばれた。
  • 徹子の部屋』に出演した際に、無類の機械音痴でビデオレコーダーが上手く操作できないと語った。
  • すでに還暦を過ぎているが、「見た目が変わらない芸能人」として、雑誌で市毛良枝野口五郎由美かおるらと共に紹介された[3]
  • 親族に長寿者が多く、父親は2012年1月に102歳で他界した。
  • 15年前から感音性難聴補聴器を装用[4]しており、『夜のヒットスタジオ』でMCとして共演した芳村真理に「迷惑をかけたくない、自分の負の部分を見せくない」だから「30年間共演を避けていた」と、芳村に再会した時に明かした[5]
  • 小学校の時は映画が好きで、当時は保護者同伴の場合に小学生は無料であったことから、父親に相当する年齢の男性に付いて入館し、数多く鑑賞した[6]
  • 中学校の卒業集合写真は、ジャズ喫茶に入り浸りたびたび学校をサボっていたため、一同が並ぶ写真の左上で欠席枠に入っている[7]

音楽作品[編集]

代表曲[編集]

シングル[編集]

  1. 人生はそんなくり返し(1970年4月5日、フィリップス、FS-1120)※「井上順 ザ・スパイダース」名義
    (c/w 本気で君だけを)
  2. 昨日・今日・明日(1971年4月25日、フィリップス、FS-1189)
    (c/w ふたり)
  3. お世話になりました(1971年9月25日、フィリップス、FS-1215)
    (c/w 街はずれの家)
  4. 涙(1972年2月、フィリップス、FS-1235)
    • 作詞:阿久悠 / 作曲:都倉俊一 / 編曲:都倉俊一
    (c/w 心の中をみて下さい)
  5. 幸福泥棒(1972年6月、フィリップス、FS-1710)
    • 作詞:阿久悠 / 作曲:都倉俊一 / 編曲:都倉俊一
    (c/w 遠い汽笛)
  6. ラヴソング(1972年12月、フィリップス、FS-1723)
    • 作詞:山上路夫 / 作曲:川口真 / 編曲:川口真
    (c/w おみくじ)
  7. 幸せくん(1973年、フィリップス、FS-1744)
    (c/w ふれあい)
  8. 月見草の唄(1973年、フィリップス、FS-1764)
    (c/w じゃがいも)
  9. 虹(1973年、フィリップス、FS-1277)
    • 作詞:阿久悠 / 作曲:森田公一 / 編曲:高田弘
    (c/w 何も言わなくても)
  10. 愛情物語(1974年、フィリップス、FS-1782)
    (c/w 小さな青春)
  11. ちんちん電車(1976年、フィリップス、FS-2033)
    • 作詞:井上堯之 / 作曲:井上堯之 / 編曲:瀬尾一三
    (c/w お隣りさん)
  12. 裸足になろう(1974年12月、フィリップス、FS-1812)
    (c/w 初めての旅)
  13. 友よ泣け(1976年、フィリップス、FS-2002)
    • 作詞:藤公之介 / 作曲:井上堯之 / 編曲:川口真
    (c/w 親友)
  14. アイム・クライド(1978年、フィリップス、FS-2089)
    (c/w グッドナイト・マイ・ダーリン)
  15. いけネェいけネェもういけネェ(1979年、フィリップス、FS-2126)
    (c/w おそい初恋)
  16. 風の中(1980年、リプリーズ、L-381R)
    (c/w チャップリンのステッキ)
  17. 微笑をあなたに(1986年、ワーナー、M-3603)
    (c/w 微笑をあなたに(インストゥルメンタル))
  18. なんとなくなんとなく(ニューボーカル・バージョン)(1995年2月、ハミングバード、WPD4-7234)
    (c/w EVERLASTING LOVE 永遠の愛に)
  19. テトペッテンソン(2003年7月24日、エイベックス・ピクチャーズ、AVCA-14750)
    (c/w テトペッテンソン(カラオケ))

オリジナル・アルバム[編集]

  1. 昨日・今日・明日/井上順之ファースト(1971年、フィリップス、FX-8021)
  2. ラブ / 順之とエミの世界(1971年、フィリップス、FX-8032)※共演:青木エミ

ライブ・アルバム[編集]

  1. 井上順 ハッピー・コンサート(1973年、フィリップス、FX-8075)

出演[編集]

歌番組[編集]

バラエティ[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

MV[編集]

CM[編集]

『夜のヒットスタジオ』での「洒落」[編集]

1976年(昭和51年)4月から、初代三波伸介に代わり芳村真理の3代目パートナーとして『夜のヒットスタジオ』司会に抜擢された。

井上が、相手役の芳村、ゲスト歌手、「ご対面」ゲストとして登場した一般人、などあらゆる人物を「茶化し」て「冗談」や「駄洒落」などのジョークを連発すると、芳村が受け流して軌道修正する絶妙のコンビネーションが確立され、視聴者らに好評を博した。井上は「テレビに不慣れな歌手の緊張感をとにかくほぐして、その人が気持ちよく歌ってもらえるようにするための策として『茶化し』や『シャレ』などを多用した」と語り、芳村は「歌の時は、順ちゃんでさえも相当緊張していた。だから、歌手の緊張感を同業者としての視点から誰よりもよく分かっていた」と評価している。

芳村真理関連[編集]

芳村の衣装を「茶化し」たり「駄洒落」にするものが多かった。

  • カトリーヌ・ドヌーヴから「カトリーヌ・ドブース」。
  • 黒澤明監督の映画「蜘蛛巣城」から、芳村のモジャモジャとした髪型や濃い目のメイクを「蜘蛛巣城」。
  • 中森明菜が初登場した際に、中森の楽曲『少女A』から「老婆A」。
  • 白いマントコートを羽織る姿を「月光仮面」。
  • パンク風の髪型を「今日の東京がいかに風が強かったかよく判る」。
  • 石川さゆりに年齢を尋ねた直後、23歳年上の芳村へ「ちょうど倍ですね」。
  • 番組内でテレビ電話を初めて使用した際に、その画面を指差して「芳村さんの場合はここに皺がたくさん……」。
  • 「芳村さんなんか"はちまきおじさん"と呼ばれてるんですから」
  • 「女の子が髪形を変えるときは何かがある」と語る芳村の髪を注視して「毎週何かあるんですか?」。
  • 西城秀樹が老人風の特殊メイクでオープニングメドレーに登場すると、芳村を示しながら「女性でこういうのは毎週見慣れているからいいけど、男性では見たことが無いから驚いたよ」。
  • 1984年クリスマスイブに、1935年生まれの芳村、1937年生まれの美空ひばり1936年生まれの北島三郎、と40代後半の3人が並ぶ映像に「大人のムードでお届けします」と美空の曲を紹介。
  • 芳村の衣装から、芳村の顔を「月見草と団子」、チャイナドレス風のスカートを「チャイナ服はよほど自信がある人じゃないと着れませんよ」、金髪風のカツラを「急に金髪が嫌いになりました」など。

ゲスト歌手関連[編集]

  • 西城秀樹が青年将校風の服装で登場した際に「今日は『麦と兵隊』でも歌うの?」。
  • 彼岸の時期に梓みちよがゲスト出演した際に「梓、寒さも彼岸まで」。
  • 秋季に梓が露出度の高い衣装で登場した際に「めっきり暑くなってまいりましたね」。
  • ポスト 山口百恵」の急先鋒として松田聖子が初登場したときに「郵便受け百恵」。
  • ダーク・ダックスなどの年配やベテランの歌手が登場する際に「今日は○○さんで見事に年齢層が上がりました」。
  • 山口百恵が「下半身の体型がふくよかであることを気にしている」と発言した際に「下半身沈殿デブ」。
  • 芳村が「山口百恵の衣装が戦闘服みたい」と発言した際、当日の芳村の装いと化粧を「服がガッチャマンで、顔がガッチャマン」。
  • 中森明菜が風邪を引きやすい体質」の話題で「か細い人は風邪を引きやすい」との会話から、中森の足首を見て「丈夫な足してるじゃない」。
  • 吉川晃司が過激な衣装でオープニングメドレーに登場した際、洒落て「冗談じゃ済まないよ」。
  • 中井貴一が持ち歌披露の直前で緊張している際に「僕みたいに朗読すればいい」。
  • 渡辺真知子の『かもめが翔んだ日』を「かもめがかもめって言うかね ? かもめが翔んだ日」と紹介。
  • 小柳ルミ子の八重歯を「吸血鬼、ドラキュラみたい」。

井上順を演じた俳優[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 歌手・俳優 井上順さん 難聴(1)耳を酷使して聴力低下 読売新聞、2015年7月9日
  2. ^ 峰岸が逝去した際の追悼インタビューにて、本人談。
  3. ^ 文藝春秋2013年5月号「見た目が変わらない芸能人の生活習慣」
  4. ^ 「病に学んだこと - 井上順さん」『NHKきょうの健康』5月号テキスト102頁
  5. ^ 爆報! THE フライデー』2017年4月21日放送分より。
  6. ^ 『ウチくる』 2009年12月20日放送分より。
  7. ^ ウチくる2009年12月20日放送分より

関連人物[編集]

外部リンク[編集]