エスパー伊東

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エスパー伊東
本名 伊東 万寿男(いとう ますお)
生年月日 (1960-12-26) 1960年12月26日(62歳)
身長 165cm[1]
言語 日本語
最終学歴 埼玉県立和光高等学校
出身 日本の旗 日本熊本県阿蘇郡南小国町
事務所 オフィス庄屋
活動時期 1980年代 - 2018年(休業中)
現在の代表番組 なし
過去の代表番組 超人!コロシアム
めちゃ2イケてるッ!
小島×狩野×エスパー3P
他の活動 画家
配偶者 未婚
受賞歴
日本選抜美術家協会主催 第44回国際美術家大賞展 都議会議長賞 「ガネーシャ守護神」
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エスパー伊東( - いとう、本名:伊東 万寿男(いとう ますお)、1960年12月26日 - )は、日本お笑いタレント画家熊本県阿蘇郡南小国町出身[2](公式プロフィールでは東京都出身)。

現在は芸能活動を休業している。

人物[編集]

  • 芸歴は長く、一時期電撃ネットワークと一緒に体を張ったパフォーマンスをしていたことがあり、現在もライブなどで共演することがある。
  • 結婚式余興の営業で、全国各地を回っている。
  • 趣味は漫画を書くこと。絵心もあり、毎年8月に出演する『めちゃ×2イケてるッ!』の「24時間対抗テレビ」でもその腕前を披露している。若い頃はFromAに掲載された谷村ひとしアシスタント募集の記事を見て実際に応募、面接を受けている[3]
  • 2003年に起きた有栖川宮詐欺事件に巻き込まれた著名人の一人で、パーティーに参加し祝儀として3万円を騙し取られている。
  • デビュー当初は現在の「エスパー」という芸名がなく、本名名義でテレビ出演をしていた時期があり、1991年のフジテレビの第5回FNS27時間テレビ1億人のテレビ夢列島)にてスタッフによって「エスパー伊東」と名付けられた[4]
  • 2018年7月、絵画「ガネーシャ守護神」で第44回国際美術大賞展都議会議長賞を受賞した[5]
  • 2018年12月22日、自身のブログで怪我の治療に専念するため2018年12月末日を以って芸能界を引退すると発表したが[6]、25日に記者会見を開き「ブログ制作の協力者との誤解のため”引退”と誤って伝わった」として撤回、右変形性股関節症と突然眠気が襲って来る原因不明の症状のため「休業」を発表した[7][8]
  • 股関節の手術後に多発性脳梗塞を発症しリハビリのため入院中であることを、2019年9月4日放送の『グッド!モーニング』(テレビ朝日)において、所属事務所社長のビトタケシが明らかにした[9]
  • 2020年2月28日放送の『爆報! THE フライデー』(TBSテレビ)で、休業後初のメディア出演。入院生活を続けており、生活保護を受給して入院費をまかない、手術費用などはビトタケシが捻出している現状を明かした。また、脳梗塞の影響で言語障害顔面麻痺も発症しており、番組内で伊東は呂律に苦しみながら発言していた。番組MCの爆笑問題からの激励のVTRに対しては「また一緒にライブやりたい。早く治して復帰したいです」と返し、芸能活動復帰への意欲は失われていなかった[10]
  • ビトタケシによれば、2020年2月頃に病院から老人ホームに移り[11]認知症を発症し半分寝たきり状態であるとしている。伊東とは入所以来コロナ禍もあり会うことはできず、認知症の症状は進行しているという。伊東の身内が別の老人ホームに入所している父親しかいないため、ビトタケシが伊東の身元引受人になっている[12]

芸風[編集]

上半身裸に黒スパッツ姿がトレードマークである。

自らを「高能力者」「高能力パフォーマー」と称して、体育会系の学生が先輩に強要されてやる様な怪しい芸を実行し、失敗しては笑いを取っている天然ボケキャラクターである。口下手のため、ソロではイジられ役に徹している。

顔だけ外に出して、ボストンバッグ等の中に全身を入れたまま登場することが多い。「高能力」を披露する際のテーマ曲は『バロック・ホウダウン』(いわゆる「エレクトリカルパレード」のテーマ)。これは、黒いゴム手袋を頭に被って鼻息で膨らませて割る一発芸を披露した際、割った後のゴム手袋の形がミッキーマウスの耳に似ていたことにちなんで使用されるようになったものである。いろいろな能力を示そうとするが、大抵失敗しては「はいーーっ」と言ってごまかす。

日本テレビ系列局で放送されていた『投稿!特ホウ王国』には番組成熟期から衰退期にかけて、本名の伊東 万寿男で出演。出演時の肩書(職業)はアルバイトだった。当時番組内で、手力(てぢから)で人気を博していた謎の郵便局員こと栗間太澄(Mr.マリック)に対抗して、「伊東万寿男の無謀な挑戦」という文字通り体を張って無謀な挑戦をするコーナーが存在し、数々の対決を繰り広げた。また栗間太澄と同様、誰がどう見ても明らかに正体が分かっているにもかかわらず、エスパー伊東であることを頑なに否定していた。なお、栗間は最終回で正体がバレたものの、伊東は正体が明かされるといった演出は無く、最後まで素人の挑戦という設定を崩さなかった。

2010年6月、台湾電視公司で放送の番組「鑽石夜総会」に出演。日本では知らない人はいないといわれる200以上のパフォーマンスを持つ有名な芸人であると報じられた。同番組で「ボストンバッグ入り」で登場し、つかみは得たものの「激辛唐辛子1皿1分ニコニコ食い」、「テニスラケット軟体くぐり」をことごとく失敗し、最終的に収録打ち切りになった。この一部始終は、翌日の現地新聞に取り上げられ散々に書き立てられてしまった[13]

2010年8月21日の『めちゃ×2イケてるッ!』では、自身がプリントされているTシャツを着たエスパーギャル武田るい皆本侑樹高橋里美神谷玲子大塚莉奈)を従えて登場した。

「高能力」の数々[編集]

  • スプーンねじきり」 - 本人曰く「スプーン曲げは難しいから。」
  • ビールジョッキで3杯一気飲みした後30回転しても目が回らない男」
  • ペットボトルで空を飛ぶ」 - エアを詰めた業務用ペットボトル数本を背中に背負って噴射し、キリモミしながら空を飛ぶ[注 1]
  • エアバッグで空を飛ぶ」 - ハンドルの上に座り、エアバッグを膨らませて空を飛ぶ。「ハンドルでナニしちゃう男」として紹介された。
  • 「地獄車」 - 漫画『柔道一直線』に登場する架空の柔道技。
  • 「0cm読書
  • 手んぷら
  • ドライアイス食い」
  • 「指ドリル・指ペンチ
  • 「小指1本突きダンボール穴あけ」
  • 扇風機舌止め」
  • 「三歳児の服を着る」
  • 「火炎ガラス渡り」
  • 「爆裂ゴム手袋鼻息割り」 - 医療用ゴム手袋を頭から被り、鼻息で膨らませて割る。失敗することも多い。
  • 「テニスラケット軟体くぐり」- 体を二つ折りにして網の張っていないラケットを通り抜ける。
  • 「熱々おでんニコニコ食い」
  • 「高熱たこ焼き串いらず」 - たこ焼きを指でひっくり返す。
  • 「高熱おしぼりヒラリハラリ」 - 次々と投げられる、沸騰した湯に浸したおしぼりをかわし続ける。
  • 「360°敵だらけ」 - 360°から放たれるを、映画『マトリックス』の様に華麗にかわす。
  • 「I am チャッカマン
  • 「本気(マジ)キックネバーギブアップ」 - キックを受けても痛がらず、逆にキックを打つ人の方が疲れる(らしい)。
  • 「熱々流しそうめんハシいらず 〜次の人ごめんなさい〜」
  • 「長距離ハッピーバースデートゥーミー」
  • 「360°亀田祭りネバーギブアップ」
  • 「ドキドキメジャー寸止メジャー」 - メジャーを巻く時に水が入った風船ぎりぎり目の前で止める。
  • 「ドキドキメジャー寸止メジャー2」
  • かんしゃく玉ホッピングヒョヒョイのヒョイ」 - かんしゃく玉を潰さずにスタートからゴールまで行く。
  • 「鋼鉄レバーギブアップ」 - 空手経験者のレバーブローを我慢する。

「高速」シリーズ[編集]

  • 高卒電話帳破り」 - 電話帳を破る。本来は「高卒」でなく「高速」であったが、滑舌が悪いために聞き間違えられた。
  • 「ラベラーヌンチャク高速貼り」 - ラベラー(値札貼り)2つを紐で繋いだものをヌンチャクのように振り回しながら牛乳パックにバーコードを張っていく。
  • 「高速1分間梅干し30個食い」
  • 「高速わんこ飲み」
  • 「高速目覚まし止め」
  • 「高速ほえすた祭り」
  • 「高速大工さん」 - すばやくを打ち、板の上を銀色にする。
  • 「高速真っ黒」 - ホワイトボード水性ペンで全てを真っ黒にする。
  • 「高速チラシはさみ」
  • 「高速踊る大交差点」 - 全方向から来るミニ四駆を欠かさず受け止める。
  • トイレットペーパー高速巻取り(上級者編)」
  • 「高速キャップもどし万寿男」
  • 「高速ねんど潰し」 - ねんどを1分以内で潰してシートをねんどだらけにする。
  • 「高速フォーク壁抜けするり」

「激辛」シリーズ[編集]

出演[編集]

テレビ番組[編集]

過去のレギュラー番組[編集]

過去の出演番組[編集]

CM[編集]

  • 西友 サゲイスト エスパー伊東 「スプーン篇」
  • ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインのBlu-ray / DVD第1巻編
  • 置き配バッグ OKIPPA

映画[編集]

ミュージック・ビデオ[編集]

ゲーム[編集]

  • エスパー伊東の高能力開発vol.1+:高速真っ黒(Android用)
  • エスパー伊東の高能力開発vol.2+:高速真っ白(Android用)
  • 龍が如く OF THE END - ゾンビとして登場

作品[編集]

著書[編集]

CD[編集]

  • 迷惑ダイヤル エスパー110番 by エスパー伊東withスーパーICONS (2000年、カムランド) /cw Power Of High by エスパー伊東

DVD[編集]

  • 高能力芸人エスパー伊東の「ハイ〜ッ!」(2008年、CCRE

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ ただし、ディスカバリーチャンネルで放送された番組『怪しい伝説』において、やらせであることが明かされている。
  2. ^ 1998年より「24時間対抗テレビ」などのコーナーを中心に、1-2年に1回のペースで出演していた。

出典[編集]

  1. ^ エスパー伊東”. 日本タレント名鑑. 2016年12月30日閲覧。
  2. ^ “ようこそ=結婚式の余興で全国を回る芸人、エスパー伊東”. 熊本日日新聞. (2012年11月15日朝刊) 
  3. ^ “谷村ひとし 爆裂!!オカルト攻略塾”. 日刊スポーツ大阪版. (2016年7月6日22面) 
  4. ^ “エスパー伊東 タモリに激怒されるも鶴瓶の仲介で和解した”. NEWSポストセブン. (2015年4月28日). http://www.news-postseven.com/archives/20150428_318094.html 
  5. ^ 国際美術大賞展2018年度/受賞者その1日本選抜美術家協会
  6. ^ “エスパー伊東が年内で引退 公式HPで「股関節の状態悪く動かすこと困難に」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年12月23日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/23/kiji/20181223s00041000047000c.html 2019年9月4日閲覧。 
  7. ^ “エスパー伊東 引退ではなく“休業宣言”と訂正「間違って伝わってしまった」”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2018年12月25日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/12/25/kiji/20181225s00041000237000c.html 2019年9月4日閲覧。 
  8. ^ “エスパー伊東が引退を撤回「またカバンに入りたい」原因不明の眠気も告白”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年12月25日). https://hochi.news/articles/20181225-OHT1T50145.html 2019年9月4日閲覧。 
  9. ^ “エスパー伊東、脳梗塞で入院「お医者さんから二度とバッグの中に入れませんと言われた」”. SANSPO.COM (産経デジタル). (2019年9月4日). https://www.sanspo.com/article/20190904-ZZCIC4LMRVIGRBSEOJPRJUMKIA/ 2019年9月4日閲覧。 
  10. ^ “エスパー伊東が生活保護受給者に…右変形性股関節症、多発性脳梗塞で入院生活”. サンスポ. (2020年2月28日). https://www.sanspo.com/article/20200228-D77BBSN5IBIZJIZYPNSQTX34JA/ 2022年1月30日閲覧。 
  11. ^ “エスパー伊東が認知症で老人ホームに 所属事務所社長「食事や歩行は介助が必要」”. サンスポ (産経デジタル). (2022年1月31日). https://www.sanspo.com/article/20220131-NWWYICGMZFMFRPQOZQC5OZRGVQ/ 2022年7月26日閲覧。 
  12. ^ “〝行方不明〟エスパー伊東の消息判明!「今は老人ホームに。あまりいい状態ではない」と事務所社長”. 東スポWeb (東京スポーツ新聞社). (2022年1月30日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/147375 2022年1月30日閲覧。 
  13. ^ 台湾人気TV番組”. 結婚式余興芸人 エスパー伊東ブログ (2010年7月3日). 2010年9月27日閲覧。

外部リンク[編集]