チラシ

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通りに散らばるチラシ(マイアミで)

チラシ(ちらし、散らしとも: flyer, flier)は、マスコミュニケーション(主に広告)の媒体として用いられる、一枚刷りの印刷物のこと。1683年三井越後屋における引き札、他にビラフライヤーともいう。

チラシによるコミュニケーション[編集]

主に、次の3通りの方法で、印刷された情報を伝達する。一般に、大量に印刷し配布(まき散らす)されないと、その効果は薄い。

配布する[編集]

一般に撒く(ま-)という。チラシ、フライヤーいずれも、この行為自体を表している。具体的には次のような方法で配布される。

  • 駅前、街頭などで配る
飲食店旅行会社関係が多い
宅配ピザ風俗関連のチラシやビラ配布にこの方式が取られることが多く、トラブルともなっている。
宅配される新聞に折り込まれたものは、各種販売関係(スーパーマーケットドラッグストアなど各種小売店不動産、新車、中古車など)やパチンコ店、求人募集が多い。
  • 店頭で商品(店頭個々の)と一緒に客に渡す。商品とは特に関連性がない場合もある
  • 飛行機やヘリコプターを使用し、上空から地上に向けて大量に投下する。フライヤーとも。
太平洋戦争中にアメリカ軍が日本国民に対して“戦争の真実を知らせる”とプロパガンダの一環で行った例、終戦後に東南アジアで日本政府が残留日本兵に投降・帰国を呼びかけるために行った例は有名。別名「紙の爆弾」。
  • インターネットで配信する。最近ではデジタルチラシとしてインターネットでチラシを配信する流通企業も多い。
  • 映画館で、次回作のPRの為に、無料で配布される、映画チラシ。

掲示する[編集]

チラシよりもビラと呼ばれることがある。(英)billはその意味のひとつに張り紙という意味を持つ。

置き場を利用[編集]

チラシ置場や、人(ターゲット層)の多く集まる場所(例:鉄道駅ファミリーレストラン映画館など)に置いておくことで、手にとってもらう。ピンクチラシ公衆電話に張られる方式が取られることが多く、トラブルともなっている(電話ボックス内に通話以外の目的で立ち入る事を禁じた規定が作られてからは減る傾向にある)。

チラシ、ビラ、フライヤーの呼び名の使い分け、由来[編集]

古くは「引き札」と呼ばれたが、呼び名については、同一のものでも年代によって変わり、地域によって一定ではない。

引き札
チラシ
「散らすもの」→「散らし」から。A4判やB5判の一枚刷りのもので薄い紙のものが多い。街頭などで配布されるものでも、プラスチックの袋に入れることで、A3などの大きな判のものも配られている。新聞折込チラシでは広げた場合、B2~B1判(D2~D1判)の大きさのものもある。
ビラ
(英)bill、もしくは、((ひら)、(日)擬態語:びらびらから。単色刷りで薄い紙のものが多い。政治的な宣伝に用いられる場合、ビラと呼ばれることが多い。また、掲示を行うときはビラと呼ばれることがある。
フライヤー
(英)flyer,flierから。近代において、飛行機ヘリコプターを用いて、空からチラシをばら撒いて配布する方法がとられていたことがあった。
  • 日本では、A6などの特に小さいものや、一般的な版型ではなく丸などの裁断やその他の装飾が施された厚い紙のチラシを指すことが多い[要出典]

その他[編集]

  • 2つ折以上のものをどう呼ぶかについて明確な境界はない。新聞折込では広げた場合、B2~B1判(D2~D1判)の大きさのものでもチラシと呼ぶことが多い[要出典]

関連項目[編集]