いい湯だな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
いい湯だな
デューク・エイセスシングル
B面 銀杏並木
リリース
規格 7インチシングル
ジャンル 流行歌歌謡曲
時間
レーベル 東芝レコード
作詞・作曲 永六輔いずみたく
デューク・エイセス シングル 年表
黒部四代/ホッファイホウ
(1965年)
銀杏並木/いい湯だな
(1966年)
ひかり知らずに/一番星はどんな星
(1966年)
テンプレートを表示

いい湯だな」(いいゆだな)は、各地の温泉を歌っている日本の楽曲である。作詞は永六輔で、作曲はいずみたく

概要[編集]

元々はデューク・エイセスによる日本各地のご当地ソングである「にほんのうた」シリーズの一つで、この歌は群馬県のご当地ソングとして1966年2月にリリースされたものである。大阪府のご当地ソングである「銀杏並木」との両A面シングルとして発売された(東芝音楽工業 TP-1202)。

その後ザ・ドリフターズがデビューシングル「ズッコケちゃん」のB面としてカバーした(1967年6月10日発売。東芝音楽工業 TP-1661。両面ジャケット仕様で、事実上の両A面扱い)。「ズッコケちゃん」より本曲の方がヒットした。デューク・エイセス版とはアレンジと一部の歌詞が違い、区別のため「ビバノン・ロック」というサブタイトルが付く。1969年公開のドリフ映画いい湯だな全員集合!!』(監督 - 渡邊祐介)のテーマ曲にもなった。

また、この曲をアレンジしたものをTBS系の『8時だョ!全員集合』とフジテレビ系の『ドリフ大爆笑』のエンディングでそれぞれ使用していた。『8時だョ!全員集合』版は「ドリフのビバノン音頭」、『ドリフ大爆笑』版は「さよならするのはつらいけど」という題名がついている。

ただし、両番組とも長く放映されたのにもかかわらず、歌詞はあくまで番組エンディングとしてのオリジナルであり、シングル版でも元の歌詞の温泉地の部分が改編されているため、この歌がご当地ソングであることを知る人は、発売当初を知る世代以外では少ない。また2007年関西テレビ・フジテレビで放映された「鬼嫁日記 いい湯だな」でサブタイトルとして使われており、主人公の義父役でザ・ドリフターズの加藤茶が出演していた。

収録曲[編集]

デューク・エイセス版
  1. 銀杏並木(大阪) (3分6秒)
  2. いい湯だな(群馬) (2分45秒)
    • 作詞:永六輔、作曲・編曲:いずみたく、伴奏:東芝レコーディング・オーケストラ

歌詞[編集]

デューク・エイセスのオリジナル版の歌詞の方が実際の温泉場の様子と合致しているようである。二番の歌詞「誰がうたうか八木節が。いいもんだ」はオリジナル版では八木節発祥地に近い伊香保温泉である。三番の歌詞「湯気にかすんだ白い人影。あの娘かな」は山のいで湯で混浴も数箇所ある万座温泉に合致する。LPレコード盤ケースには永六輔といずみたくの長いコメントがあり、そこで永六輔は「にほんのうた」シリーズの仕事を一生の仕事にしてゆきたいと述べている。

ちなみに四番の歌詞がデューク・エイセス版とザ・ドリフターズ版で異なっている。デューク・エイセス版では「いい湯だな。いい湯だな。日本人だなア浪花節でも。うなろうかな。うなろうかな。ここは上州。水上の湯」であり、ザ・ドリフターズ版では「日本人なら、浪花節でも」と仮定形になっている。前者が「湯船の中で温泉文化の担い手である日本人の実感を満喫している」歌詞であるのに対して、後者は「日本人であるならば湯船では皆浪花節をうなるものである」という内容でありオリジナル版の歌詞とは異なる印象である。

歌われた温泉地[編集]

デューク・エイセス版[編集]

ザ・ドリフターズ版[編集]

その他のカバー・使用例[編集]

その他[編集]

脚注[編集]