登別市

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のぼりべつし
登別市
131102 Noboribetsu Onsen Hokkaido Japan04s3.jpg
地獄谷(2013年11月)
Flag of Noboribetsu, Hokkaido.svg Emblem of Noboribetsu, Hokkaido.svg
登別市旗 登別市章
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道 胆振総合振興局
団体コード 01230-1
法人番号 5000020012301
面積 212.21km2
総人口 49,084
住民基本台帳人口、2017年3月31日)
人口密度 231人/km2
隣接自治体 室蘭市伊達市
有珠郡壮瞥町白老郡白老町
市の木 プラタナス
市の花 キク
市の花木 ツツジ
登別市役所
市長 小笠原春一
所在地 059-8701
北海道登別市中央町6丁目11
北緯42度24分45.9秒東経141度6分23.7秒
Noboribetsu siyakusyo.jpg
外部リンク 登別市

日本地域区画地図補助 01570.svg

登別市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

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登別市(のぼりべつし)は、北海道胆振総合振興局にある。市名はアイヌ語の「ヌプㇽ・ペッ」(ラテン文字表記:nupur-pet 色の濃い・川)に由来している。これは石灰質の温泉が川に流れ込み、川の色が白く濁っていることによるものである。

概要[編集]

1869年明治2年)、太政官布告により仙台藩白石城主の片倉邦憲幌別郡支配を命じ、翌年に片倉旧臣・職人が移民してきたのが登別市のはじまりである[1]。北海道有数の温泉地である登別温泉江戸時代から知られており、最上徳内著の『蝦夷草紙』にも記されている。市東部の登別温泉・カルルス温泉がある地域は支笏洞爺国立公園となっており[2]、「観光都市」としての色合いが強い[注 1]。丘陵地では酪農も行っている。一方、市中西部は室蘭市からの市街地が続いており、「工業都市」の一翼を担っている。

地理[編集]

東南部の海岸沿いに平地があり、内陸部は台地と丘陵地・山地になっている。海岸線の殆どは砂浜で、北東部にある蘭法華岬周辺や南西端の鷲別岬周辺に岩地がある。日和山は活火山で湯気を上げており、付近は気象庁の常時観測火山「倶多楽(登別火山)」となっている[3]。キウシト湿原は環境省による「日本の重要湿地500」に選定されている[4]

気候[編集]

ケッペンの気候区分によると亜寒帯湿潤気候(Dfb)の気候型になる。1月の平均気温は-4.4℃で、8月の平均気温は19.5℃。年間平均気温は7.0℃。7・8月の盛夏でも気温が25度を越える夏日は少ない。冬は気温の日較差が少なく最低気温も-10℃以下になることはほとんどない。北海道の中では比較的温暖で雪が少ない地域となっている[5]。ただ、山間部のカルルス地区は雨量が多く、降り始めからの降水量の多さは北海道内有数となっている。

人口[編集]

Demography01230.svg
登別市と全国の年齢別人口分布(2005年) 登別市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 登別市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
登別市(に相当する地域)の人口の推移
1970年 46,526人
1975年 50,885人
1980年 56,503人
1985年 58,370人
1990年 55,571人
1995年 56,892人
2000年 54,761人
2005年 53,135人
2010年 51,540人
2015年 49,625人
総務省統計局 国勢調査より

歴史[編集]

「NOBORIBETSU GUIDEBOOK きらり登別」参照[6]

江戸時代には松前藩によって「ホロベツ場所」が開かれ、1838年天保9年)には岡田半兵衛が場所請負人となった[6]1845年弘化2年)に松浦武四郎が現在の登別温泉を初めて立ち寄り、1857年安政4年)になると岡田半兵衛が登別温泉までの新道を私費で整備し、翌年に湯治止宿小屋を建てた[6]。また、同年には滝本金蔵がホロベツに移住した[6]

姉妹都市・友好都市[編集]

姉妹都市

友好都市

行政[編集]

役所[編集]

  • 登別市役所
    • 登別温泉支所
    • 鷲別支所
      • 鷲別支所若草分室

市長[編集]

名前 就任日 退任日 備考
高田忠雄 1970年(昭和45年)8月1日 1975年(昭和50年)3月16日 1967年(昭和42年)5月1日から町長として任務していた
田村仙一郎 1975年(昭和50年)4月27日 1979年(昭和54年)4月26日
中浜元三郎 1979年(昭和54年)4月27日 1988年(昭和63年)7月21日
上野晃 1988年(昭和63年)8月28日 2008年(平成20年)8月27日
小笠原春一 2008年(平成20年)8月28日

市議会[編集]

「登別市議会」参照[21]

議員定数

  • 19名

議会

  • 定例会
    • 年4回(概ね3月・6月・9月・12月開催)
  • 臨時会

委員会

  • 議会運営委員会
  • 常任委員会
    • 総務・教育委員会
    • 生活・福祉委員会
    • 観光・経済委員会
    • 議会だより編集委員会
    • 予算・決算委員会

会派

平成27年5月現在
会派名 人数
市民・前進 9
市政クラブ21 5
公明党 3
日本共産党 2

官公署[編集]

国の機関

道の機関

独立行政法人

地方公営企業

公共施設[編集]

  • 登別ビーチパーク
  • 登別市婦人センター
  • 登別市葬斎場
  • 登別市民プール らくあ[22]
  • 登別市クリンクルセンター
  • 岡志別の森運動公園
  • 登別市営陸上競技場
  • 登別市労働福祉センター
  • 登別市立図書館[23]
  • 登別市民会館
  • 登別市総合福祉センター しんた21[24]
  • 川上公園
  • 登別市ネイチャーセンターふぉれすと鉱山
  • 登別市総合体育館
  • 亀田記念公園

公的機関[編集]

警察

  • 室蘭警察署
    • 新生交番・登別交番・登別東交番・登別温泉交番

消防

  • 登別市消防本部
    • 登別温泉支署・登別支署・鷲別支署・幌別分遣所・富士分遣所・美園分遣所

水道

  • 登別温泉浄水場
  • 幌別浄水場
  • 千歳浄水場(室蘭市と共同使用)
  • 若山浄化センター

報道機関

通信

  • 市外局番は0143。室蘭市とは市内局番から電話をかけることができる。
  • 市内局番は登別温泉地区は84、それ以外は80 - 83・85 - 88。

コミュニティ放送

中継局

教育機関[編集]

専修学校

高等学校

中等教育学校

中学校

小学校

  • 登別市立登別小学校
  • 登別市立幌別東小学校
  • 登別市立幌別小学校
  • 登別市立幌別西小学校
  • 登別市立青葉小学校
  • 登別市立富岸小学校
  • 登別市立若草小学校
  • 登別市立鷲別小学校

保育所

  • 登別保育所(幼保一元化施設 コロポックルの森)[25]
  • 幌別東保育所[25]
  • 富士保育所[25]
  • 栄町保育所[25]
  • 鷲別保育所[25]

幼稚園

  • 白雪幼稚園(幼保一元化施設 コロポックルの森)[26]
  • 登別カトリック聖心幼稚園[26]
  • 白菊幼稚園[26]
  • リリー文化幼稚園[26]

その他教育施設

閉校した学校

経済・産業[編集]

市東部は観光業漁業酪農が盛んであり、市中西部は海岸沿いを中心に製造業建設業工場が立地している。

組合[編集]

金融機関[編集]

郵便局[編集]

  • 登別郵便局:幌別・鷲別・登別地区
  • 登別温泉郵便局:登別温泉・カルルス地区

宅配便[編集]

  • ヤマト運輸千歳主管支店
    • 登別センター・登別東センター(室蘭センター・室蘭西センター併設)
  • 佐川急便室蘭営業所(所在地は室蘭市)

交通機関[編集]

JR登別駅(2008年11月)
登別温泉・カルルス温泉への最寄駅
JR幌別駅西口(2008年8月)
登別市役所への最寄駅
道南バス登別温泉ターミナル(2007年11月)

鉄道[編集]

バス[編集]

路線バス

都市間高速バス

タクシー[編集]

小型車初乗り運賃は550円。中型車初乗り運賃は570円(距離制)[29]

道路[編集]

索道[編集]

文化財[編集]

国指定

市指定

  • 文化財
    • 円空作観音像
    • 円空作聖観音像 - 観音山聖光院
    • 高村東雲作観音像 - 観音山聖光院
    • 日野愛憙の「明治2年以降片倉家北海道移住顛末」 - 登別市郷土資料館蔵
    • 黒澤家史料 - 登別市郷土資料館蔵
    • 幌別鉱山獅子舞 - 幌別鉱山獅子舞保存会
    • 札内神楽獅子舞 - 札内神楽獅子舞保存会

観光地[編集]

祭事・催事[編集]

  • 元旦縁起もちつき(元日)
  • 登別温泉湯まつり(2月)
  • カルルス温泉冬まつり(3月)
  • 地獄の谷の鬼花火(6月から8月)
  • 鷲別神社祭(6月)
  • のぼりべつ夏まつり(8月)
  • 刈田神社例大祭(8月)
  • 登別地獄まつり(8月)
  • 登別漁港まつり(9月)

特産・名産[編集]

2011年(平成23年)に市内の特産品の信頼と知名度を高めることを目的とした「登別ブランド推進協議会」が発足した。

  • 熊まんじゅう
  • 木彫り民芸品
  • わさび漬け
  • 文志郎の納豆
  • らんぼっけのたらこ
  • 閻魔ラーメン
  • 登別閻魔やきそば
  • プレミアムビール 鬼伝説(地ビール
  • 牛乳プリン

登別市が舞台(ロケ地)となった作品[編集]

テレビドラマ

映画

小説

漫画

人物[編集]

50音順

出身人物[編集]

ゆかりのある人物[編集]

市民憲章[編集]

登別市民憲章

わたしたちは 古い歴史と美しい自然に恵まれた登別の市民です
ここに わたしたちの心がまえを定めてよりよいまちをつくることに努めます
1 心身をきたえよく働いて 活気あふれる豊かなまちをつくりましょう
1 親切をつくし きまりを守って 明るく住みよいまちをつくりましょう
1 自然を愛し 力をあわせて 緑と空気と太陽のいっぱいあるきれいなまちをつくりましょう
1 未来をつくる青少年の 健全な夢の育つまちをつくりましょう
1 教養をつみ 視野を広げて 平和で文化のかおり高いまちをつくりましょう
— 昭和43年9月20日制定[33]

脚注[編集]

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注釈

  1. ^ 登別温泉方面からのアクセスでしか行けない倶多楽湖は、白老町の行政区域となる。
  2. ^ 現在のコープさっぽろしがイースト店。店舗は2014年に建て替えた[10]

出典

  1. ^ NOBORIBETSU GUIDEBOOK きらり登別 2009, p. 11.
  2. ^ 支笏洞爺国立公園”. 北海道地方環境事務所. 環境省. 2015年8月10日閲覧。
  3. ^ 気象庁 倶多楽”. 気象庁. 2014年5月27日閲覧。
  4. ^ a b No.55 キウシト湿原”. インターネット自然研究所. 2014年6月5日閲覧。
  5. ^ 登別 平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2015年11月23日閲覧。
  6. ^ a b c d NOBORIBETSU GUIDEBOOK きらり登別 2009, pp. 12-13.
  7. ^ a b 登別原始林 - 文化遺産オンライン(文化庁
  8. ^ 日本八景・二十五勝・百景の選定内容 (PDF)”. 環境省. 2014年5月24日閲覧。
  9. ^ 登別温泉【姉妹温泉】”. 草津町. 2017年10月2日閲覧。
  10. ^ コープさっぽろ「しがイースト店」(登別市)オープン、大見英明理事長「2014年の到達点を具現化した新店」”. リアルエコノミー (2014年11月21日). 2017年10月2日閲覧。
  11. ^ 第44回大会の概要 - 国民体育大会”. 日本体育協会 (1989年). 2015年8月10日閲覧。
  12. ^ 環境省選定 かおり風景100選”. 環境省. 2014年5月15日閲覧。
  13. ^ 北海道遺産「登別温泉地獄谷」”. 北海道遺産協議会. 2014年5月15日閲覧。
  14. ^ “北海道で5万6千戸が一時停電 猛吹雪、鉄塔が倒壊”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2012年11月28日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2705F_X21C12A1CZ8000/ 2014年5月25日閲覧。 
  15. ^ “停電5万5千戸に拡大…室蘭市内は早朝から順次復旧”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2012年11月28日). http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2012/11/28/20121128m_01.html 2014年7月25日閲覧。 
  16. ^ 3・3・301中央通(若山地区)拡幅改良事業の促進 (PDF)”. 登別市. 2014年3月31日閲覧。
  17. ^ “登別のJR貨物鷲別機関区廃止へ、運転課は縮小し存続”. 室蘭民報 (室蘭民報社). (2014年8月6日). http://www.muromin.co.jp/murominn-web/back/2014/08/06/20140806m_04.html 2014年9月5日閲覧。 
  18. ^ 登別市と姉妹都市を締結 〜5月18日 登別市内で調印式を実施〜”. 海老名市 (2015年5月19日). 2017年10月2日閲覧。
  19. ^ a b 姉妹都市を紹介します”. 登別市. 2017年10月15日閲覧。
  20. ^ a b c 友好都市の紹介”. 登別市. 2017年10月15日閲覧。
  21. ^ ようこそ!登別市議会ホームページへ”. 登別市議会事務局. 2014年7月5日閲覧。
  22. ^ 登別市民プール『らくあ』”. 2014年7月25日閲覧。
  23. ^ 登別市立図書館”. 2014年7月25日閲覧。
  24. ^ 登別市総合福祉センター しんた21”. 登別市. 2014年7月25日閲覧。
  25. ^ a b c d e 保育所のご案内”. 登別市. 2017年10月2日閲覧。
  26. ^ a b c d 幼稚園”. 登別市. 2017年10月2日閲覧。
  27. ^ 登別地方高等職業訓練校”. 登別職業訓練協会. 2014年6月5日閲覧。
  28. ^ いぶり中央漁業協同組合”. 北海道. 2014年5月26日閲覧。
  29. ^ 北海道ハイヤー協会”. 2014年9月4日閲覧。
  30. ^ 知里幸恵 銀のしずく記念館”. 2014年5月16日閲覧。
  31. ^ 鬼ナビステーション登別”. 2014年5月26日閲覧。
  32. ^ 登別温泉と第一滝本館の歴史”. 第一滝本館. 2014年6月6日閲覧。
  33. ^ 登別市民憲章”. 登別市. 2017年10月2日閲覧。

参考資料[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

行政

産業

観光