志村屋です。

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志村屋です。
Tokyo media city kinuta 2014.jpg
ジャンル バラエティ番組
放送時間 木曜日 1:08 - 1:38(水曜深夜(30分)
放送期間 2008年4月9日 - 2010年4月7日
放送国 日本の旗 日本
制作局 フジテレビ(番組配信局)
イザワオフィス(企画制作)
演出 戸上浩
小倉肇
プロデューサー 井澤健
出演者 志村けん
優香
肥後克広
上島竜兵
近藤春菜
箕輪はるか
小林恵美
谷澤恵里香
音声 ステレオ放送
(2008年12月3日分より)
エンディング エンディング曲を参照。
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志村屋です。』(しむらやです)は、2008年4月9日から2010年4月7日までフジテレビで毎週水曜深夜(日付上は木曜未明)の25:08 - 25:38(JST)に放送されていたバラエティ番組である。イザワオフィス制作。

番組概要[編集]

今までの志村の水曜深夜番組とは大きく変わり、出演陣にハリセンボンなどを迎えての新たなスタートとなったが、番組全体としては、内容の多くが前番組『志村けんのだいじょうぶだぁII』を継承している。

2008年7月24日に発生した岩手県沿岸北部地震に関連して、7月24日は『FNN報道特別番組』放送のため休止。

2008年9月17日にはだんごのしむら屋と傑作コントの名場面を集めたスペシャル版を初放送。以降はおおよそ3ヶ月(1クール)に1度の割合で放送された。

2008年9月24日は1時間拡大スペシャルを放送、内容はだんごのしむら屋の総集編と傑作コント拡大版などであった。

2008年12月3日放送分からデジタル放送ではハイビジョン制作となり、これと同時に、音声もモノラル放送からステレオ放送へと移行した。また「志村屋です。」のタイトルバックのイラストが若干変更されている。その後、フジテレビでは、2009年4月8日放送分から、アナログ放送において上下に黒帯を付加してのアスペクト比16:9のレターボックスでの放送になった。

2009年10月14日放送分より、オープニングの変更、提供クレジットの省略など、番組全体の構成が変更となる(詳細は以下の通り)。

  • 2009年9月以前
    • 開始時:「志村屋です。」タイトルバック→提供クレジット→CM→「だんごのしむら屋」タイトルバックが入り本編開始
    • 終了時:後半のコーナー→エンディング→CM→提供クレジット→ENDクレジット
  • 2009年10月以降
    • 開始時:「志村屋です。」タイトルバック→「だんごのしむら屋」本編(開始直後に提供クレジットを右下に表示)
      • 「だんごのしむら屋」のタイトルバックが無くなり、「志村屋です。」のタイトルバックのジングルBGMが「だんごのしむら屋」タイトルバックのものに変わる。
    • 終了時:後半のコーナー(終了直前に提供クレジットを右下に表示)→エンディング→ENDクレジット

2017年5月よりファミリー劇場にて再放送が決定した。

だんごのしむら屋[編集]

番組前半に放送される、メイン企画であるコメディコント。

実質的には前深夜番組の『志村通』及び『志村けんのだいじょうぶだぁII』で放送されたコメディドラマ「志村運送物語」(以下:前作)の引継ぎであり、舞台のセットなどは前作とほぼ同じ構成で、さらにタイトルバックの映像部分までも前作のタイトルで使用していた同じ荒川の映像が引き続き使用されていた(このタイトルバックは前述通り2009年9月まで使用された)。また、一部前作と同じようなネタのコントが放送されていることから、台本に関しても部分的に再構成しているものと思われる。 また、BGMにはヤッターマン(第2作)のBGMが使われることがある。

開始当初は『志村通』時代の前作と同様、タイトルバックの後にプロローグのナレーションとキャスト紹介がされていたが、2008年5月7日放送分より省略され、前番組時代の前作と同様にタイトルバックのみとなっている。

浅草の下町の商店街を舞台とし、だんご屋「しむら屋」を中心に、向かいの食堂「定食屋肥後」(夜間は「居酒屋肥後」となる)とアパート「根本荘」(外観のみ)で様々なコントを繰り広げる。

基本的に構成のパターンは決まっていないが、前作同様に、「しむら屋」内でのコント→「定食屋肥後」内でのコント→再度「しむら屋」内でのコントというパターンになることが多い。

上島や肥後と同じダチョウ倶楽部の仲間である寺門ジモンは前作同様に一度も出演していないが、名前のみ使われネタにされる場合がある。また、志村が園長を務める「天才!志村どうぶつ園」に相葉雅紀が飼育係として出演している関係か、「志村屋」内で彼を含めたのメンバーの誰かがやはり名前のみ使われネタにされることもある。

出演者・役構成[編集]

作品内では出演者の芸名と役名はほぼ同じであると見て良い。但し優香の場合はフルネームが「志村優香」、春菜の場合は「肥後春菜」となる。

志村けん
しむら屋・主人。三代続いた団子屋を妻と共に切り盛りしている。典型的な中年男性で、もの忘れをしたり、竜兵や克広とキャバクラなどに飲みに行き、妻・優香の目を盗んで知り合った女とこっそり会って遊んだりしていることがよくある。その浮気行為は全て、所持品(特に出掛けた先の店で働くホステスの名刺)や肥後夫婦の夫婦喧嘩における克広の発言の中で発覚してしまい、これに激怒した優香に叱られてしまうというパターンがその際の定番である。竜兵にお金をせがまれ、いつも貸してしまう。
優香
しむら屋・主人の妻。常に店の売り上げを考えている。夫・けんの浮気行為(?)には常に悩まされており、それがきっかけで夫婦喧嘩になることもしょっちゅうある。本人曰く、「(けんとは)恋愛結婚だったため自分達夫婦にはお見合いの経験がない」らしい。浮気を含めたけんの道楽行為を快く思っていない優香だが、けんに隠れて服や貴金属類を何万円分も買い込むことがある。
小林恵美
しむら屋・店員。けんの事は「旦那さん」優香の事は「奥さん」と呼んでいる。資格マニアで数々の資格を持ち、常に新しい資格を取得するべく勉強中である。志村屋に住み込みで働いており、事実上家族同様の扱いを受けている。志村、優香夫妻を「バカ夫婦!」と罵倒したり、「くだらねえ事でいつまでも喧嘩してんじゃねえぞ!」とキレたりして志村、優香を驚かす事もしばしば(台本の都合からか、欠場した回もある)。
肥後克広
定食屋肥後・大将。けんの幼馴染。結婚生活8年目である妻の春菜と共に定食屋肥後を切り盛りしている。アルバイトの恵里香をこき使う等前作「志村運送」からキャラをほぼ継承しており、妻・春菜の目を盗んではけんや竜兵と一緒にキャバクラやパチンコなどに出掛けることがあり、そこで知り合った女とこっそり会って遊んだりしていることがよくある。それらの浮気行為を含めた生活態度が原因で春菜と夫婦喧嘩することがしょっちゅうあるが、最終的には仲直りして終わっている。春菜との喧嘩における自身の発言がきっかけでけんの過去の浮気行為全てが芋づる式に発覚し、これに激怒した優香が「あなた、ちょっといらっしゃい」と言ってけんの首筋をつかんで団子屋へ連れて帰るというパターンが定食屋関連のストーリーの中で定着している。
近藤春菜
定食屋肥後・大将の妻。人が良いが、恵里香にキレたりと中々癖のある人物だが、面倒見が良い面もあり、慕われている。夫婦喧嘩が絶えないが必ず仲直りして終る。また、夫の克広や姉のはるかに体型や容姿のことを小馬鹿にされることがある。
谷澤恵里香
定食屋肥後・アルバイト。普段は椅子に座って漫画を読んでいるが、時々「猫の金玉!」「うんことうんちってどう違うんですか?」等と突拍子の無い事を言い、怒られる事もある。克広・春菜よりも料理が上手いため、定食屋肥後の赤字を無くそうと自らアルバイトを辞めることを提言したこともあるが、2人に止められている。
上島竜兵
根本荘の住人。いつもけんに金の無心をしに来たり、克広に食事をせがんだりしている。定職に就かず、アルバイトをしながら職を探している(恵美や子供からも金を借りる程)。しかし最近は色々とアルバイトをして本気で職を探そうとしている模様。また、けんや克広と一緒にキャバクラやパチンコ、競馬などに行くことが楽しみの1つでもある。
箕輪はるか
春菜の姉、根本荘の住人で上島の隣人。上島とはよく喧嘩する。団子屋の常連客。職業は不明。妄想癖があり、謎多き人物。志村が身の上話を訊いても応えない。怒ると一斗缶を蹴飛ばす。あと、失敗はしているものの何度かお見合いの経験がある。また、妹・春菜と喧嘩になる時は、大抵は体型を引き合いに出している。

 (演者の箕輪はるかが肺結核の病気療養中の為、2009年5月13日 - 7月29日放映分は欠場していた。なお作中では入院中という設定だった。)

※ 前作から引き続き出演している志村、優香、肥後、上島の4人の役設定については一部を除き、前作から変わっていない部分が多い。

ゲスト出演[編集]

当コントになってからは、不定期でゲストが出演するようになった(前作では、スペシャルのみで出演した程度であった)。これまでに下記のゲストが出演している。

ジェロ
2008年7月2日放送でゲスト出演し、デビュー曲の「海雪」を熱唱した。その後はお客としてしむら屋に来店し、レギュラーメンバーとのフリートークとなり、通常のコントとは違う構成であった。
はるな愛
2008年7月30日の放送で、上島が告白した女性役としてゲスト出演した。
原史奈
2009年3月4日の放送で、上島が付き合っている女性の友人役としてゲスト出演した。
ノッチ
2009年7月1日の放送で、ゲスト出演した。
U字工事
2009年7月8日の放送で、栃木から来た学校の先生役としてゲスト出演した。
松村邦洋
2009年7月22日の放送で、区民会館への道を尋ねる役としてゲスト出演した。
ぶらり途中下車の旅、掛布雅之、ビートたけし、高見盛、野村克也、西田敏行などのものまねを披露。
ナイツ
2009年9月2日の放送で、しむら屋に来店したセールスマン役としてゲスト出演した。
猫ひろし
2009年9月2日の放送で、しむら屋に来店した人の役としてゲスト出演した。竜兵と背比べをした。

スペシャルでの初放送[編集]

実際は当番組開始前に、2008年3月25日放送の『志村けんのだいじょうぶだぁ笑い一番!春一番!!SP』にてこのコントの第一回目が放送されている。同スペシャルの前半、約1時間にわたって放送された志村けんと優香の結婚式のコントは、この「だんごのしむら屋」のストーリーの一部で、その三年後という設定でこの第一回目に繋げていた。なお、コントの最後に「下着泥棒騒動の巻」とサブタイトルが表示されていた(当番組で放送された作品については、サブタイトルは設定されていなかった)。「だんごのしむら屋」としては唯一の全国ネットのゴールデンタイムでの放送であった。

その他のコーナー[編集]

番組後半は以下のコーナーが放送された。こちらも内容のほとんどが前番組『志村けんのだいじょうぶだぁII』の引継ぎである(各コーナーのその他の詳細についてはその他のコーナーを参照のこと)。「だんごのしむら屋」の放送時間等の都合により、これらのコーナーが同日に全て放送されることは少なく、いずれかが放送される点も前番組とほぼ同様である。

2010年2月17日放送分以降、番組後半はだんごのしむら屋の「爆笑!!名場面特集」となり、これらのコーナーは先に放送終了となった。

志村診察室[編集]

志村と優香が患者(グラビアアイドル)を診察するトークコーナーである。基本的に前番組からの大きな変更点は見られない。細かな変更点は志村自らが小型カメラで撮影をしなくなったことなど。

ゲスト一覧[編集]

2008年
2009年
2010年

寝室でのトーク[編集]

志村と優香が寝室でフリートークをするコーナーである。前番組ではただ二人で収録後のこぼれ話などをしていることが多かったが、当番組になってからは、志村イチ押しの珍しいグッズや食材などを紹介するようになり、食材に関しては試食するシーンなどが『志村通』で放送されていた健康レシピを紹介するトークコーナーを思わせるような内容になり、両者のトークコーナーを合わせたような形式となった。放送回数は少なく、2009年以降は全く放送されなかった。

傑作コント[編集]

開始当初は放送がなかったが、2008年5月7日放送分から放送されるようになった(前番組にあったような、寝室でのトークの最後に志村がテレビをつけて開始するという演出は省略されている)。コントは前番組に引き続き、過去の志村の水曜深夜番組のものを放送しており、前番組で再放送されたものと同じコントも再度、再放送をしていた。

エンディング曲[編集]

※ 放送月はフジテレビ基準とする。

2008年
  • 5月7日、14日「GIRLS STYLE」
  • 5月21日、28日「GIRLS STYLE(SHIBUYA GIRLS VERSION)」
2009年
  • 1月「KISS〜恋におちて…冬〜」MAY'S
  • 2月「君となら絶好調」光上せあら
  • 3月「Happy Life〜明日に向かって〜」島崎和歌子
  • 4月「クラック・ザ・シャッターズ」スノウ・パトロール
  • 5月「ありがとう」Honey L Days
  • 6月「終わりなき旅 feat. AJCLIFF EDGE
  • 7月「Alone〜君に伝えたくて〜 with MAYO」クレンチ&ブリスタ
  • 8月・9月「アリガトウ」Sonar Pocket
  • 10月「うる星やつらのテーマ -ラムのラブソング-」misono
  • 11月「SA・YO・NA・RA〜君を忘れないよ〜」CLIFF EDGE
2010年
  • 2月・3月「NERDHEAD(ナードヘッド)」BRAVE HEART feat.西野カナ
  • 4月7日(最終回)「オー・マイ・メモリー」Smiles(放送終了後、次番組の『志村軒』で引き続き使用)

※ 2009年12月~2010年1月までは、志村けんのだいじょうぶだぁDVD-BOXの宣伝などが入り、エンディング曲は使用されなかった。

スタッフ[編集]

  • 作・構成:朝長浩之
  • 音楽:たかしまあきひこ
  • カメラ:藤江雅和
  • SW:小林光行
  • 音声:松本政利
  • 映像:原 啓教
  • 照明:野崎政克
  • 美術制作・進行:山根安雄
  • デザイン:根本研二
  • 大道具:宮越 浩
  • 装飾:菊池 誠
  • 持道具:網野高久
  • 衣装:佐藤孝二
  • メイク:佐藤恭子
  • 電飾:宇塚敏明
  • 編集:轟 貞治(''D-Craft''
  • MA:大塚 大
  • 音響効果:戸辺 豊
  • 技術協力:ニユーテレスIMAGICAFLT
  • 制作協力:エスカンパニー、エクシーズ、ゼブラカンパニー
  • 編成:松崎容子
  • TK:増山郁子
  • 演出補:長谷吉洋
  • 演出:戸上 浩・小倉 肇(エクシーズ)
  • プロデューサー : 井澤  健
  • 企画制作:イザワオフィス

ネット局と放送時間[編集]

放送対象地域 放送局 系列 放送日時 備考
関東広域圏 フジテレビ フジテレビ系列 水曜 25時08分 - 25時38分 番組配信局
北海道 北海道文化放送 月曜 25時25分 - 25時55分 12日遅れ
山形県 さくらんぼテレビ 水曜 24時35分 - 25時05分 14日遅れ
岩手県 岩手めんこいテレビ 水曜 24時45分 - 25時15分[2]
広島県 テレビ新広島 木曜 24時35分 - 25時05分 15日遅れ
秋田県 秋田テレビ 月曜 25時15分 - 25時45分 26日遅れ
福島県 福島テレビ 月曜 24時35分 - 25時05分
新潟県 新潟総合テレビ 水曜 25時30分 - 26時00分 36日遅れ
富山県 富山テレビ 水曜 25時40分 - 26時10分 50日遅れ
中京広域圏 東海テレビ 月曜 24時40分 - 25時10分 6ヶ月遅れ
福井県 福井テレビ 火曜 24時40分 - 25時10分 1年33日遅れ
沖縄県 沖縄テレビ 金曜 25時50分 - 26時20分
京都府 KBS京都 独立UHF局 木曜 23時00分 - 23時30分 22日遅れ
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 日曜 10時30分 - 11時00分
青森県 青森テレビ TBS系列 火曜日 24時25分 - 24時55分 約9ヶ月遅れ[3]

※ 近畿地域では、系列局の関西テレビがネットしておらず、独立U局が放映する形となっているが、前述のようなスペシャル番組は関西テレビでの放映となっており、番組が連動していない。
福島テレビではオープニングの次に入る提供ベースが切られ、本編直前に独自のフィラーで時間をつないでいる。
秋田テレビでは2010年3月29日の放送をもって打ち切りとなった。
東海テレビでは2010年5月10日の放送(フジテレビ2009年5月放送分)で途中打ち切り。後番組に5月24日より「志村軒」を約1ヶ月遅れで放送開始。
テレビ西日本では、2010年5月から11月まで土曜日中心に不定期に放送された(プロ野球中継ソフトバンク広島戦の穴埋めなどで放送)。


脚注[編集]

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  1. ^ 2009年12月2日にも「だんごのしむら屋 」のゲストとして出演。
  2. ^ 2009年3月までは唯一フジテレビと同時ネットで放送していたが、同年4月からは時差ネットでの放送になった。
  3. ^ 2009年3月1日放送開始。主に日曜11:00 - 11:30(月2回程度)と土曜・日曜昼間および深夜に特別番組放送の時の穴埋めとして放送されていた。途中から水曜日深夜に放送していたが、2010年6月8日深夜(9日)から火曜日深夜に時間を移動した。TBS系列の番組の放送時間が延長されると放送時間が繰り下がったり、休止することがある。

外部リンク[編集]

フジテレビ 水曜25:08 - 25:38枠
前番組 番組名 次番組
志村屋です。