この記事は検証可能 な参考文献や出典 が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加 して記事の信頼性向上にご協力ください。出典検索? : "悲しみがとまらない" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL (2020年6月 )
「悲しみがとまらない 」(かなしみがとまらない)は、杏里 の14枚目のシングル。 1983年 11月5日 発売。発売元はフォーライフ・レコード 。
「オリビアを聴きながら 」、「CAT'S EYE 」と共に、杏里を代表する一曲でもあり、翌月発売で6枚目のオリジナルアルバム『Timely!! 』からの先行シングル曲であった。プロモーションビデオも初めて制作されている。初版である1983年のEPレコード盤に加え、1988年には当時登場したばかりの8センチCD によるCDシングル盤も発売された。CDシングル盤はカップリングが「Remember Summer Days」ではなく『Timely!!』から「キャッツ・アイ (NEW TAKE)」が収録されている。「Remenber Summer Days」は2008年 7月にリマスタリング紙ジャケット盤で再発された『Timely!!』のボーナストラックとして、リリースから25年目で初CD化された。
前作「CAT'S EYE」に引き続き、オリコン でシングル・チャート10位圏内にランクされ、またTBS 系「ザ・ベストテン 」でも9週間10位以内にランクインして連続大ヒットを記録する。なお、「ザ・ベストテン」出演時に同曲を歌唱中、側に座っていたチンパンジー が不意に杏里の腕を引っ叩く態度に思わず吹き出し、その後杏里は笑いを堪えきれず歌えなくなってしまうハプニングは「ザ・ベストテン」名迷場面集における定番シーンのひとつとなっている。
この曲のアレンジャーのひとりである角松敏生 の述懐によると、杏里と当時同じ事務所に所属し、かねてから杏里のアルバム制作にも関わっていた縁でプロデューサーを任せられた。『「CAT'S EYE」の一発だけで終わらせずに、それに続くヒット曲を』という至上命令のもと、当時一部の若者層だけにウケていた自身や杏里の制作スタイルでやってきような作詞・作曲・編曲をすべて自分自身で賄うことはせず、幅広い層にウケてもらうようにと、角松が思う当時の歌謡ポップス界において旬の作詞家であった康珍化 と作曲家であった林哲司 に依頼し、彼らに「友達に彼氏を奪われてやるせなくなるうんぬん」という詞世界とそれに合わせた曲調を説き、角松自身はプロデューサーに徹したという。この戦略は功を奏し、チャート的には「CAT'S EYE」を凌げなかったものの、見事に連続ヒットを打ち上げた。そして、現在ではスタンダードソングとしても親しまれている。後年、プロデューサーとしても活躍する角松にとっても、その音楽活動を読み解く上で欠かせない曲である。杏里本人も「CAT'S EYE」よりもこの新曲が好きでとても気に入っていると当時のプロモーション時に語っていた。
リリースからちょうど25年に当たる2008年 11月5日 には、稲垣潤一 &小柳ゆき のデュエット によるカヴァーシングルがリリースされた(後述)。
また、は2019年には韓国のミュージシャン・Night Tempoによる「Remember Summer Days」のリミックス版が発表された[1] 。
収録曲 [ 編集 ]
レコード盤 [ 編集 ]
悲しみがとまらない
Remember Summer Days
CDシングル盤 [ 編集 ]
悲しみがとまらない
作詞:康珍化、作曲:林哲司、編曲:角松敏生 ・林哲司
キャッツ・アイ (NEW TAKE)
参加ミュージシャン [ 編集 ]
ドラム - 菊地丈夫
ベース - 青木智仁
ギター - 角松敏生
ピアノ - 友成好宏
シンセ - 野力奏一
パーカッション - 磯広行
コーラス - EVE
トランペット・ソロ - 数原晋
ホーン・アレンジ - 磯広行
ストリングス・アレンジ - 瀬尾一三
稲垣潤一&小柳ゆきのカヴァー [ 編集 ]
「悲しみがとまらない 」は、稲垣潤一 が小柳ゆき とのデュエットにより「稲垣潤一&小柳ゆき」名義で、47枚目のシングルとしてリリースした。稲垣のナンバーとしては、初のデュエットである。
プロモーションビデオは2008年10月21日 、台東区 根岸 の東京キネマ倶楽部で撮影された。なお、収録には稲垣・小柳の双方のファンが参加した。
本作以降、「USM JAPAN」から「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」へ会社内でのレーベル変更となっている(「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」レーベルの発足(旧USM JAPANを改組)は2008年 1月1日 だが、2008年2月リリースの前作「サヨナラからのメッセージ 」は、USM JAPANレーベルとなっていた)。
稲垣のシングル扱いであるため、ユニバーサルミュージックの「ユニバーサル ストラテジック マーケティング ジャパン」レーベルからのみリリースされ、小柳が所属する同社のレーベル「NAYUTAWAVE RECORDS」からのリリースはない(従って、カップリングには小柳は参加していない)。
カップリング曲の「黄昏のビギン 」は、水原弘 のカヴァーである。この曲はちあきなおみ がカヴァーしたことでも知られる。
本曲が収録された稲垣のアルバム『男と女 -TWO HEARTS TWO VOICES- 』では、稲垣単独の名義で「悲しみがとまらない (Duet with 小柳ゆき) 」のタイトルとなっている。
収録曲 [ 編集 ]
悲しみがとまらない(稲垣潤一&小柳ゆき)
黄昏のビギン(稲垣潤一 with 島健 )
悲しみがとまらない (Instrumental)
外部リンク [ 編集 ]
稲垣潤一 シングル
アルバム
映像作品
SOUND OF LIFE 稲垣潤一武道館コンサート - 稲垣潤一 HEART & SOUL LIVE at BUDOKAN - J'S IN MOTION - オーシャン・ブルー - メリークリスマスが言えない - Red & Sepia Night at オーチャードホール - Junichi Inagaki Present from verry merry christmas at budoukan - Live History Ⅰ 1984~1992
関連項目
小柳ゆき シングル
アルバム
オリジナル ミニ ベスト バラードベスト カバー ライブ コラボレーション
映像作品
1.KOYANAGI THE MOVIES PRODUCT 1 - 2.KOYANAGI THE MOVIES PRODUCT 2 - 3.KOYANAGI THE BUDOKAN KOYANAGI THE LIVE IN JAPAN
その他