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土曜劇場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

土曜劇場』(どようげきじょう)は、1967年4月から1981年3月フジテレビ系列にて毎週土曜日に編成された連続テレビドラマの放送枠である。

概要

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それまで土曜22時台に放送されていた連続テレビドラマの放送枠『夜の十時劇場』を発展させる形で1967年4月にスタート。当初は21:30 - 22:26(JST。後に22:25まで)に放送、1974年10月期の『6羽のかもめ』のみ『夜の十時劇場』と同じ22時台での放送となった。

『6羽のかもめ』が1975年3月末に放送終了してからは同年4月月曜21:00で放送された『太陽ともぐら(第2期)』が本放送枠での放送作品の後継とされ、同作は『月曜劇場』との放送枠名が設定されての放送となった。また『土曜劇場』は同年5月から放送時間が土曜日21時開始の1時間枠になり、『赤ちゃんがいっぱい』が開始された。

21時開始に移ってからは1978年田宮二郎主演『白い巨塔』が放送終了直前に起こった田宮の突然の死なども重なって高視聴率を記録したが、同作を除きヒット作には恵まれなかった。

1981年4月に『ゴールデン洋画劇場』との枠交換の形で終了し、放送枠自体は『金曜劇場』へ移行した。

放送作品リスト

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1967年
1968年
1969年
1970年
1971年
1972年
1973年
1974年
1975年
1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年

スポンサーについて

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  • この番組はNECを含む複数社が提供していた。また、NECは後番組「ゴールデン洋画劇場」も提供した(1999年10月から半年間は降板)。

ネット局

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特記の有るもの以外の放送時間は全て同時ネット(土曜 21:30 - 22:25(22:26)→ 土曜 22:00 - 22:55 → 土曜 21:00 - 21:55(21:54))

脚注

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  1. ^ 北海道新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  2. ^ 秋田魁新報』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  3. ^ 山形新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  4. ^ 福島民報』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  5. ^ 新潟日報』1974年9月各日朝刊テレビ欄
  6. ^ 『新潟日報』1976年5月各日朝刊テレビ欄
  7. ^ 『長野放送二十年の歩み』(1989年5月25日、長野放送発行)174p『昭和44年4月基本番組表』より。
  8. ^ a b 北國新聞』1969年4月12日付朝刊、テレビ欄。
  9. ^ 『北國新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  10. ^ 山梨日日新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  11. ^ 中日新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  12. ^ 京都新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  13. ^ 山陰中央新報』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  14. ^ a b 山陽新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  15. ^ 開局以前の広島テレビ(当時は日本テレビ系列・フジテレビ系列のクロスネット局。クロスネット解消直前は日本テレビから『土曜グランド劇場』を同時ネット)・広島ホームテレビ中国放送(以上2局のどちらかで広島テレビの編成から外れた日本テレビ・フジテレビの番組を放送)での放送状況は不明。
  16. ^ 愛媛新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  17. ^ a b c d 熊本日日新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  18. ^ a b 宮崎日日新聞』1975年12月各日朝刊テレビ欄
  19. ^ 沖縄タイムス』1975年12月各日朝刊テレビ欄

関連項目

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フジテレビ 土曜21:30 - 22:26枠
前番組 番組名 次番組
21:30-スター千一夜
※土曜放送中止
21:45-歌うトップスター
22:00-夜の十時劇場
(22:00 - 23:26)
土曜劇場
(1967年4月 - 1974年9月)
フジテレビ系 土曜22時枠
土曜劇場
(1974年10月 - 1975年3月)
フジテレビ系 土曜21時枠
がんじがらめ
テレビ西日本制作)
(1975年2月1日 - 4月26日)
土曜劇場
(1975年5月 - 1981年3月)
予告
(21:00 - 21:02)
ゴールデン洋画劇場
※22:54まで。金より移動
フジテレビ系 土曜21:54 - 21:55枠
21:00-土曜劇場
あなただけ今晩は
21:55-くいしん坊!万才
土曜劇場
(1975年10月-)
【1分縮小して継続】
くいしん坊!万才
(21:54 - 22:00)
【1分拡大して継続】