市毛良枝

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いちげ よしえ
市毛 良枝
本名 市毛 良枝
生年月日 (1950-09-06) 1950年9月6日(71歳)
出生地 日本の旗 静岡県田方郡修善寺町(現:伊豆市[1]
身長 156 cm
血液型 O型
職業 女優タレント登山家
ジャンル テレビドラマ・映画・舞台
活動期間 1971年 - 現在
事務所 アミューズ
主な作品
テレビドラマ
『嫁姑』シリーズ
やまとなでしこ
瑠璃の島
富豪刑事
駐在刑事』シリーズ
備考
特定非営利活動法人日本トレッキング協会理事
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市毛 良枝(いちげ よしえ、1950年9月6日 - )は、日本俳優登山家タレントNPO法人日本トレッキング協会理事。

静岡県田方郡修善寺町(現:伊豆市[1]出身、アミューズ所属。以前は、ハーキュリーズに所属していた。

来歴・人物[編集]

医師クリスチャンの父のもと、伊豆修善寺町で誕生[2]

立教女学院では松任谷由実の実姉とクラスメートであった(市毛も松任谷は立教女学院当時から校内で目立っていたといい、市毛と姉は仲良しだったと松任谷が自身のインターネットラジオ『ウィークエンドスペシャル 松任谷由実はじめました』で語っている)。 立教女学院中学校・高等学校卒業後[2]文学座や劇団俳優小劇場の養成所に入り、女優人生をスタートさせる[1]

1971年、『冬の華』でテレビドラマ初出演。この時から文学座出身の関係で其田事務所の所属となる。

1977年から出演したライオン奥様劇場の『小さくとも命の花は』から始まる初井言榮との一連の「嫁姑シリーズ」は、1984年の『喜劇 女の戦争』まで9作を数えた。このシリーズで演じた新妻のイメージから、「理想の花嫁ナンバー1」「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」とも呼ばれた[1]

1980年、男性誌『GORO』でフルヌードを披露した際には話題となり、2017年時点でも1950年代から1960年代に生まれた男性の間では語り草になっている[1]

1988年9月に、当時弁護士小川敏夫結婚した。(が、その9年ほど後に)離婚(※)。

(※)離婚原因について、報知新聞が(法律違反を犯し)「小川の市毛への暴力が原因」と誤った内容を報じたが、小川は報知新聞社に対し事実無根による名誉棄損とプライバシーの侵害を理由として損害賠償請求と謝罪広告の掲載を求めて東京地裁に提訴した。この訴訟について東京地裁は名誉棄損とプライバシーの侵害を認め、報知新聞社に対し慰謝料の支払いと謝罪広告の掲載を命じた[3]

40歳直前の時期にひょんなきっかけで登山も行うようになる。登山開始から3年後の1993年にはキリマンジャロ登頂。 #登山とのかかわり

俳優業のほうは、中年以降は母親役を中心に活躍。

2012年より現事務所のアミューズへ移籍。

60歳ころからは社交ダンスにも熱中している[4]

登山とのかかわり[編集]

医師であった実父[注 1]献体を言い残して亡くなり、その解剖結果を父の担当医に報告した時に誘われて登山を始める。それまでスポーツ経験は全くなかった市毛だったが、初めての登山、2泊3日の北アルプス燕岳(2763m)・常念岳(2857m)は非常に楽しいものであった。1999年には自らの経験を題材にした『山なんて嫌いだった』も出版し、環境問題にも関心を持つようになった。同年、環境庁環境カウンセラーに登録され、田部井淳子率いる環境調査隊に参加した。1993年にはキリマンジャロ登頂。

2007年6月から2008年7月までは、登山ブログ『遊歩の楽しみ ~ 街から山へ、山から街へ』も綴っていた。

出演[編集]

テレビドラマ[編集]

NHK[編集]

日本テレビ[編集]

  • 伝七捕物帳
    • 第2話「鬼娘の涙」(1973年)
    • 第39話「どぶねずみ退治」(1974年) - 早苗 役
    • 第67話「幼なじみに恋が散る」(1975年) - お千代 役
    • 第103話「花の錦の三姉妹」(1976年) - お良 役
    • 第128話「むすめ十手はなぜ重い」(1976年)
    • 第139話「とんだ火の粉の後始末」(1977年) - おたみ 役
  • はぐれ刑事 第13話「冬よ せめて美しくあれ」(1975年)
  • 剣と風と子守唄 第3話「紅い罠」(1975年)
  • 桃太郎侍 第12話「はるかなる江戸の灯」(1976年) - 沙織 役
  • 十手無用 九丁堀事件帖 第26話「九丁堀ニセ者大作戦」(1976年) - お葉 役
  • 犬笛 娘よ、生命の笛を吹け(1978年7月 - 8月)
  • 西遊記II 第25話「虎竜魔王 悟空の慕情」(1979年)
  • 黄金の犬 第6話(1980年)
  • 火曜サスペンス劇場
    • 「ママに殺意を」(1981年)
    • 「少年は見ていた」(1983年11月1日) - 速見ひな子 役
    • 「見えない橋」(1984年)
    • 「観覧車は見ていた」(1984年12月11日)
    • 「愛する妻への遺書」(1985年10月8日)
    • 「お連れの方 男と女は破局の終着駅に向かう」(1986年8月19日)
    • 「駅に佇つ人」(1986年10月28日)
    • 「過失」(1989年3月28日、福岡放送
    • 「小さな証言者 パパが殺された! あの子は嘘つき少女?」(1989年9月12日)
    • 「最終電車を待つ女 たった一枚の写真が、はかない夢を追う主婦の運命を変えた」(1989年12月26日、中京テレビ
    • 「ベビーシッター殺人事件」(1990年4月24日)
    • 名無しの探偵11 ガラスの少女」(1995年8月1日)
    • 「いのち 夫殺しの疑惑の娘は記憶喪失で妊娠4ヵ月 - 産婦人科医の母の苦悩の決断」(1998年7月21日) - 産婦人科医・森道子 役
    • 「孤独な果実」(2000年11月28日)
    • 盲人探偵・松永礼太郎13 愛する人へ 点字の手紙は死への招待状…白ユリの香りに狂う心優しき隣」(2001年2月27日)
    • 「松原完治 お金ちょうだい致します - もう払えない!借金地獄の夫婦と復讐鬼の老人が握る血染めの刃」(2004年3月30日)
  • 長七郎江戸日記 第1シリーズ 第9話「風流悪人狩り」(1983年)
  • 燃えて散る〜炎の剣士 沖田総司(1984年)
  • 妻たちの課外授業(1985年) - 紺野真弓 役
  • 木曜ゴールデンドラマ読売テレビ
    • 「私が殺した女」(1982年8月19日)
    • 「赤い罠」(1985年6月6日)
    • 「秘密結婚」(1986年6月12日)
    • 「愛を描く女」(1989年8月24日)
    • 「証言しない女」(1991年4月11日)
    • 「平成OL再婚事情」(1992年1月23日)
  • 主婦代行いたします(1987年) ‐ 桑野萌子
  • 水曜グランドロマン
    • 「雪やどり」(1988年12月21日)
    • 「妻たちの二世帯住宅作戦」(1991年5月21日)
  • あの夏に抱かれたい(1989年)
  • お父さん(1990年) - 中村敦子 役
  • ドラマシティ'93 「ふられ上手」(1993年2月4日、読売テレビ)
  • 禁断の果実(1994年) - 内海麻子 役
  • 日本一短い「母」への手紙「再婚」(1995年4月5日)
  • STATION(1995年)
  • 日本テレビ開局45年記念ドラマ「嫁とり婿とり大騒動」(1998年1月6日)
  • shin-D「1998いずみ白書」(1998年10月6日 - 27日)
  • 伝説の教師(2000年) - 山村銀子 役
  • 本家のヨメ(2001年) - 奥山美枝 役
  • Pure Soul〜君が僕を忘れても〜(2001年) - 瀬田鈴子 役
  • 伝説のマダム(2003年) ‐ 藤ノ森洋子 役
  • 瑠璃の島(2005年 - 2006年) - 新垣佳枝 役
  • ユウキ(2006年) - 三田ひとみ 役
  • 百鬼夜行抄(2007年) - 飯嶋八重子 役
  • 貧乏男子 ボンビーメン(2008年) - 小山静江 役
  • RESET(2009年) - 高尾政子 役
  • ブルドクター(2011年) - 中川瑞江 役
  • この世界の片隅に(2011年) - 北條サン 役
  • 松本清張 球形の荒野(2014年) - 野上孝子 役
  • 怪盗 山猫(2016年) - 細田芳子 役
  • 天国からのラブソング(2020年) ‐ 光井康子 役
  • コントが始まる(2021年) - 高岩由加里 役

TBS[編集]

フジテレビ[編集]

テレビ朝日[編集]

テレビ東京[編集]

WOWOW[編集]

地方局[編集]

福岡放送[編集]

時代劇専門チャンネル[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

PV[編集]

ラジオ[編集]

バラエティ[編集]

竹下景子が1986年4月の産休時に、代役として4枠の席に2週間座った経験がある。成績は合計4勝12敗で正解率2割5分。(まるごと大集合の時の4枠の成績も含めると、9勝15敗で正解率3割7分5厘。)5枠ゲストの出演も含めると約3割(2勝6敗 - 3勝5敗ペース)の成績だった。

CM[編集]

著書[編集]

ディスコグラフィ[編集]

シングル[編集]

  1. 四万十川慕情(1984年10月、コロムビア、AH-515)
    (c/w ひとり清里)
  2. 山遊歌(2000年6月21日、コロムビア、COCC-15362)※「みなみらんぼう&市毛良枝」名義作品
    • 作詞:みなみらんぼう / 作曲:みなみらんぼう / 編曲:石原眞治
    (c/w もしもある日俺が)

アルバム[編集]

  • 市毛良枝の小さな旅(1985年、コロムビア、AF-7341)

ビデオ・DVD[編集]

  • DVD登山学校 - 市毛良枝と学ぶ登山の基礎技術(ビデオ全10巻・2000年3月、DVD全6巻・2009年2月、山と溪谷社

脚注[編集]

[脚注の使い方]

注釈[編集]

  1. ^ 第4次中東戦争の際、被弾した貨物船山城丸の船医を務めていた。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f g h 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.81.
  2. ^ a b 週刊朝日 1882年11月5日号、46-50ページ(本人のインタビューも含む記事)。
  3. ^ 東京地方裁判所 平成4年(ワ)9285号 判決 - 大判例”. daihanrei.com. 2021年12月2日閲覧。
  4. ^ テレビ朝日、テレ朝POST、徹子の部屋
  5. ^ “白濱亜嵐、田中みな実、高橋克典、高嶋政伸ら「M 愛すべき人がいて」に参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年3月18日). https://natalie.mu/eiga/news/371598 2020年3月18日閲覧。 
  6. ^ “木村拓哉主演ドラマ「未来への10カウント」安田顕が親友役、柄本明や内田有紀も出演”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月5日). https://natalie.mu/eiga/news/468254 2022年3月5日閲覧。 
  7. ^ “「未来への10カウント」山田杏奈や村上虹郎が出演、木村拓哉のもとに集う生徒役”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年3月13日). https://natalie.mu/eiga/news/469212 2022年3月13日閲覧。 
  8. ^ Inc, Natasha. “寺島進の主演ドラマ「駐在刑事」シーズン3が1月スタート、新レギュラーに藤井美菜(コメントあり)” (日本語). 映画ナタリー. 2021年11月28日閲覧。
  9. ^ “市毛良枝、イッセー尾形の妻役で出演決定! 『天国からのラブソング』”. テレビドガッチ (株式会社プレゼントキャスト). (2020年2月11日). https://dogatch.jp/news/ntv/74868/detail/ 2020年2月19日閲覧。 
  10. ^ “岡田健史と清原果耶が堤真一、石田ゆり子と親子に、「望み」追加キャスト6人発表”. 映画ナタリー (株式会社ナターシャ). (2020年5月21日). https://natalie.mu/eiga/news/379841 2020年5月21日閲覧。 
  11. ^ Inc, Natasha. “吉高由里子グリコCMでサンボ山口、バクホン松田が熱演” (日本語). 音楽ナタリー. 2021年11月28日閲覧。
  12. ^ LIXIL | ニュースリリース | 井上順さん・市毛良枝さんが、仲の良い親夫婦役を演じるLIXILのリフォームを訴求する 新テレビCMスタート ~ 「暮らしを育てる。」シリーズ第2弾CM、9月8日(土)より全国で集中投下~”. newsrelease.lixil.co.jp. 2021年11月28日閲覧。
  13. ^ LIXIL | ニュースリリース | 松山ケンイチさん・広末涼子さん等を起用したLIXILの新テレビCM 暮らしを育てる。「サーモス 特等席の窓辺」篇スタート ~眺望性・断熱性に優れた「サーモスⅡ」がかなえる、家族が集まる快適であたたかい暮らしを訴求~”. newsrelease.lixil.co.jp. 2021年11月28日閲覧。
  14. ^ LIXIL | ニュースリリース | “庭から暮らしを育てよう。”をキーワードに、LIXILガーデンルームをPR 新テレビCM「ガーデンルーム つけてよかった」篇スタート ~松山ケンイチさん・広末涼子さん等が出演、ペット(犬)も登場~”. newsrelease.lixil.co.jp. 2021年11月28日閲覧。

外部リンク[編集]