柚希礼音

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ゆずき れおん
柚希 礼音
生年月日 6月11日
出身地 日本の旗 日本 大阪府大阪市
身長 172cm
血液型 B型
職業 女優歌手
ジャンル 舞台ドラマ
活動期間 1999年 -
活動内容 1999年:宝塚歌劇団入団、星組配属
2009年:星組トップスター就任
2015年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
事務所 アミューズ
公式サイト 柚希礼音オフィシャルウェブサイト
主な作品
宝塚歌劇
ロミオとジュリエット
オーシャンズ11
眠らない男・ナポレオン
舞台
バイオハザード
ボディガード
 
受賞
第30回『松尾芸能賞』新人賞(2009年)
第65回『文化庁芸術祭賞』演劇部門新人賞(2010年)
第37回『菊田一夫演劇賞』演劇賞(2011年)
備考
宝塚歌劇団卒業生
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柚希 礼音(ゆずき れおん、6月11日[1] - )は、日本女優歌手。元宝塚歌劇団星組トップスター[2]

大阪府大阪市[3]四天王寺学園出身[4]。身長172cm[3]。血液型B型[1]。愛称は「ちえ」[4][5]

所属事務所はアミューズ[1]

来歴[編集]

1997年、宝塚音楽学校入学。

1999年、宝塚歌劇団に85期生として次席入団[6]雪組公演「再会ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台[6]

入団当初から大器として認められた逸材で、初舞台に続いて出演した組まわりの月組「ノバ・ボサ・ノバ」新人公演で、スターの登竜門とされるドアボーイ役に抜擢[7]

星組配属後は抜きんでたダンス力で注目され[7]、2000年のベルリン公演には最下級生として参加[8][9]

2003年のバウ・ワークショップ「おーい春風さん」でバウホール公演初主演[10][3]。同年、湖月わたる檀れいトップコンビ大劇場お披露目となる「王家に捧ぐ歌」で、新人公演初主演[11][3]。その後も5作連続で新人公演主演を務める[3]

2007年の「Hallelujah GO!GO!」でバウホール公演単独初主演[12][4][3]。続く安蘭けい遠野あすかトップコンビ大劇場お披露目となる「さくら/シークレット・ハンター」より、入団9年目にして、新生星組の2番手に昇格[3][7]

2008年の「ブエノスアイレスの風」(日本青年館・バウホール公演)で、東上公演初主演[13][14]

2009年4月27日付で星組トップスターに就任[14]。入団11年目での早期就任となった[7][2]。相手役に夢咲ねねを迎え、「太王四神記 Ver.II」でトップコンビ大劇場お披露目[15][7][16]

トップ就任後は「ロミオとジュリエット」、「オーシャンズ11」など話題作で主演を務め、2013年には宝塚初となる台湾公演「宝塚ジャポニズム怪盗楚留香/Étoile de TAKARAZUKA」に主演[4][16][2]

2014年には元花組トップスター・真矢みき以来、16年ぶり2度目となる日本武道館でのコンサートを開催[17][16][2]。その後も宝塚歌劇100周年を支えるトップとして活躍を続ける[1][16][2]

2015年5月10日、「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を夢咲と同時退団[17][1][16][2]。トップとしての任期は6年を超え、平成以降では和央ようかに次ぐ記録となった[17][2]。退団公演の千秋楽には、過去最多となる1万2000人が集結した[2]

退団後はアミューズ所属となり、舞台を中心に活動を続けている[1]

エピソード[編集]

9歳からバレエを習っており、バレエ留学が夢だった[18]

高校2年生の時、ニューヨークのバレエシアターダンススクールへ願書を出すために渡米する直前、父親から「海外に行く前に日本で勉強することがあるはず」と諭され、音楽学校を受験[19][18]。初めて宝塚を観劇したのは音楽学校受験の1ヶ月前、声楽も2ヶ月程度しか習っていなかった[9]

音楽学校受験時には試験官から「何か特技はありますか?」と聞かれ、レオタードのまま面接会場の隅に歩を進め、両掌を床につけて海老反りになり、会場の隅から隅へとブリッジのまま高速歩行をした[9]。これは「つかみが大事なんや」という父親からの厳命によるものだった[9]

芸名の「柚希」は赤ちゃんの命名辞典から、「礼音」は歌が苦手なので音に礼をする気持ちを込めた[9]

宝塚歌劇団時代の主な舞台[編集]

初舞台[編集]

組まわり[編集]

星組時代[編集]

星組トップスター時代[編集]

出演イベント[編集]

  • 2001年1月、逸翁デー『タカラヅカ・ホームカミング』
  • 2001年3月、『ベルサイユのばら2001』前夜祭
  • 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
  • 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
  • 2001年9月、『レビュー記念日』
  • 2002年1月、『大滝愛子バレエ・レッスン発表会』
  • 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
  • 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
  • 2004年8月、映美くららミュージック・サロン『マイ・スイート・メモリー』[23]
  • 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
  • 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
  • 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
  • 2007年1月、『清く正しく美しく』
  • 2007年7月、『宝塚巴里祭2007』 主演[3]
  • 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』
  • 2007年10月、第48回『宝塚舞踊会』
  • 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
  • 2009年6月、『百年への道』
  • 2009年11月、第50回記念『宝塚舞踊会』
  • 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
  • 2011年4月、『ノバ・ボサ・ノバ』前夜祭
  • 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
  • 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
  • 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
  • 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』
  • 2014年10月、『宝塚歌劇100周年記念 大運動会』
  • 2014年10月、『演劇人祭 特別篇』(外部出演)
  • 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
  • 2015年3月、柚希礼音ディナーショー『The REON!!』 主演[24]

宝塚歌劇団退団後の主な活動[編集]

舞台[編集]

コンサート[編集]

ドラマ[編集]

映画[編集]

  • 2023年4月、『この小さな手』[45]

書籍[編集]

  • 2015年10月、『夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと』(KADOKAWA[46]

広告・CM出演[編集]

受賞歴[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ a b c d e f 柚希礼音 公式プロフィール アミューズWEBサイト。
  2. ^ a b c d e f g h i j 柚希礼音さんインタビュー 時事ドットコム。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 星組 柚希礼音 星組男役二番手として威風堂々 産経新聞ENAK。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l フェアリーインタビュー 星組 柚希礼音 ウィズたからづか。
  5. ^ 春原弥生 『宝塚語辞典 宝塚歌劇にまつわる言葉をイラストと豆知識で華麗に読み解く』誠文堂新光社、2017年2月、174頁。ISBN 978-4416516553 
  6. ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 111.
  7. ^ a b c d e f g h 100年史(人物) 2014, p. 156.
  8. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 335.
  9. ^ a b c d e f 松島奈巳 『宝塚歌劇★柚希礼音論 : レオンと9人のトップスターたち』東京堂出版、2016年5月10日、3・24・25・31頁。ISBN 978-4-490-20939-6 
  10. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 237.
  11. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 313.
  12. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 240.
  13. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 241.
  14. ^ a b c d e f 宝塚に元関脇・逆鉾の長女が花組異動 スポニチAnnex。
  15. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 196.
  16. ^ a b c d e f g 柚希礼音サヨナラ特別番組「SUPER THANKS」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  17. ^ a b c d e f 柚希礼音、夢咲ねねの退団公演が開幕 日刊スポーツ。
  18. ^ a b 柚希礼音 『夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと』KADOKAWA、2015年5月10日、14・15・16頁。ISBN 978-4-04-601362-0 
  19. ^ 松島奈巳 『宝塚歌劇★柚希礼音論』東京堂出版、2016年5月10日、22頁。 
  20. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 314.
  21. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 239.
  22. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 315.
  23. ^ 映美くららミュージック・サロン「マイ・スイート・メモリー」('04年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  24. ^ 柚希礼音ディナーショー「The REON!!」 ('15年・パレスホテル東京) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
  25. ^ 柚希礼音「バイオハザード」は人間ドラマ「登場人物との関係性を大切に演じた」 ステージナタリー。
  26. ^ 「お気に召すまま」男装から恋する乙女まで、柚希礼音が見せる多彩な表情 ステージナタリー。
  27. ^ 「ビリー・エリオット」ビリーズがパフォーマンス初披露「とてもイイ気分」 ステージナタリー。
  28. ^ 「マタ・ハリ」東京公演が本日開幕、“女スパイ”柚希礼音が華麗に舞う ステージナタリー。
  29. ^ 柚希礼音らがたどり着くのはユートピアか?地球ゴージャス「ZEROTOPIA」開幕 ステージナタリー。
  30. ^ 窪田正孝・柚希礼音の“熱”でシアターコクーンが紅テントに「唐版 風の又三郎」開幕 ステージナタリー。
  31. ^ 柚希礼音、芸歴20周年祝う「LEMONADE」で退団後初の台湾公演 ステージナタリー。
  32. ^ 芸歴20周年締めくくる柚希礼音の集大成、「FACTORY GIRLS」世界初演 ステージナタリー。
  33. ^ ミュージカル「ボディガード」演出家決定、追加キャストに佐賀龍彦・入野自由ら ステージナタリー。
  34. ^ 「ビリー・エリオット」本公演に安蘭けい「見どころは全部!でもあえて絞るなら…」 ステージナタリー。
  35. ^ 運命に翻弄された女スパイの物語「マタ・ハリ」再び、柚希礼音&愛希れいかのWキャストで ステージナタリー。
  36. ^ 「ボディガード」再演決定!柚希礼音・新妻聖子・大谷亮平が続投、新キャストにMay J. ステージナタリー。
  37. ^ 浦井健治、成河、濱田めぐみ、柚希礼音が出演 新作オリジナルミュージカル『COLOR』上演決定(コメントあり) メディアスパイス。
  38. ^ 柚希礼音×ソニンが女性の闘いと連帯描く「FACTORY GIRLS」再び、新キャストに平野綾ら ステージナタリー。
  39. ^ 柚希礼音「REON JACK」公開稽古で「私にジャックされたいと思って来て」 ステージナタリー。
  40. ^ 「挑戦をテーマに」柚希礼音ソロコンサート「REON JACK2」大阪で開幕 ステージナタリー。
  41. ^ 柚希礼音が華麗に歌い踊る、ソロコンサート「REON JACK3」本日開幕 ステージナタリー。
  42. ^ 柚希礼音ソロコンサート『REON JACK 4』開催が決定 豪華出演者&日替わりゲスト、キービジュアルが解禁 メディアスパイス。
  43. ^ “柚希礼音、宝塚退団後初ドラマ&初の女役「本当に緊張」 主演の珠理奈は凛々しさにメロメロ”. ORICON STYLE. (2016年8月3日). https://www.oricon.co.jp/news/2076150/full/ 2016年8月3日閲覧。 
  44. ^ "八木亜希子、"火10"新ドラマで上野樹里の母&松重豊の妻役に 「すでに半生を生き抜いた気持ち(笑)」". ORICON NEWS. oricon ME. 17 March 2022. 2022年3月17日閲覧
  45. ^ “武田航平の主演作「この小さな手」公開、父親になれなかった男が娘との絆を取り戻す”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年1月12日). https://natalie.mu/eiga/news/508606 2023年1月12日閲覧。 
  46. ^ 100年にもおよぶ宝塚の歴史に、強烈な光を残したレジェンド。 元宝塚トップスター 柚希礼音、初のエッセイ『夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと』10月23日発売!”. PR TIMES (2015年10月1日). 2015年10月2日閲覧。
  47. ^ 100年史(人物) 2014, p. 77.
  48. ^ 50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ. 2022年3月25日閲覧。
  49. ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 53.
  50. ^ a b 100年史(人物) 2014, p. 57.

注釈[編集]

  1. ^ a b 立樹遥と役替わり。
  2. ^ 4/23〜30のみ特別出演。
  3. ^ 4/11〜13のみ夢咲ねねと特別出演。
  4. ^ 島田歌穂とWキャスト。。
  5. ^ 新妻聖子とWキャスト。
  6. ^ 安蘭けいとWキャスト。
  7. ^ 愛希れいかとWキャスト。
  8. ^ 新妻聖子・May J.とトリプルキャスト。

参考文献[編集]

外部リンク[編集]