柚希礼音

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ゆずき れおん
柚希 礼音
生年月日 1979年6月11日(37歳)
出生地 大阪市福島区
身長 172cm
血液型 B型
職業 舞台女優
ジャンル 舞台(宝塚歌劇
活動期間 1999年 -
活動内容 1999年宝塚歌劇団入団、星組配属
2009年:星組トップスター就任
2015年:宝塚歌劇団退団
同年:アミューズに所属
事務所 アミューズ
主な作品
宝塚歌劇
スカーレット・ピンパーネル
ロミオとジュリエット
愛と青春の旅だち
ノバ・ボサ・ノバ
オーシャンズ11
眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に-

柚希 礼音(ゆずき れおん、1979年6月11日[1] - )は、元宝塚歌劇団星組所属の元男役トップスター。大阪府大阪市福島区四天王寺高等学校出身。公称身長172cm。愛称は「CHIE(ちえ)」[2]血液型はB型。所属事務所はアミューズ[3]

来歴・人物[編集]

大阪市福島区に生まれる。
9歳のとき、『仲のよかった友達がバレエを始めて遊んでくれなくなったので』という単純な動機からバレエを始める。当時から背が高く、小学6年生のときに一度バレエ講師から宝塚志望をすすめられるが、当時は興味がなかったという。
その後もバレエを続けるが、高校在学中に背が伸びすぎてしまう。海外留学を考えるも、バレエ教室の講師や両親の熱心なすすめにより宝塚歌劇を志した。1997年2月、真矢みき(現真矢ミキ)トップの花組大劇場公演『失われた楽園/サザンクロス・レビュー』が初観劇である。

『音楽学校受験の出願締め切りギリギリに願書を取り寄せてみると、受験科目に声楽があることがわかり、急いでクラスの友人に教室を紹介してもらった。声楽のレッスンを始めた頃は怒られてばかりだったが、負けず嫌いな性格が影響して、次第に受けるのなら受かりたい、と思うようになった』と『宝塚GRAPH』の取材で告白した。

1997年宝塚音楽学校入学。

1999年85期生として宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は40人中2番[4]。雪組『ノバ・ボサ・ノバ』で初舞台を踏む。同期には映美くらら(元月組トップ娘役)、十輝いりす華形ひかる青樹泉彩那音(元月組トップスター彩輝直の妹)、七帆ひかる桜一花美羽あさひ、らがいる。月組公演『ノバ・ボサ・ノバ』の新人公演では、入団1年目ながら出世役と言われるドアボーイ役に抜擢される。同年10月4日[4]、星組に配属。

2000年、最下級生でドイツ・ベルリン公演『宝塚 雪・月・花/サンライズ・タカラヅカ』に選抜メンバーとして参加。

2001年、『ベルサイユのばら2001』の新人公演アンドレ役に抜擢されるなど、早くから注目された。

2003年王家に捧ぐ歌』で新人公演初主演。以来5作連続で新人公演の主演を務め、同年バウ・ワークショップ『おーい春風さん』でバウホール初主演を務めた。

2006年、バウ・ワークショップ『Young Bloods!』でダンサー役を演じ、劇中でバレエを披露した。同年、最後の新人公演『ベルサイユのばら』ではフェルゼン役を演じた。

2007年安蘭けいのトップ就任に伴い『さくら/シークレットハンター』より2番手スターに昇格。同年『Hallelujah GO!GO!』でバウホール単独初主演。

2008年、『スカーレット・ピンパーネル』で悪役ショーヴランを、『ブエノスアイレスの風』で主演ニコラスを演じ、第30回松尾芸能賞の新人賞を受賞。自身の当たり役ともなった。この年より、ジオタワー宝塚のイメージガールを務めている。

2009年4月、入団11年目で、星組トップスターに就任。お披露目公演は『大王四神記ver.Ⅱ』。相手役には夢咲ねねを迎える。

2010年、『宝塚花の踊り絵巻/愛と青春の旅だち』の演技が認められ、平成22年度(第65回)芸術祭演劇の部・新人賞を受賞。

2011年、初ソロCDとなる『夜空に眠るまで』を発売。

2012年、『オーシャンズ11』での演技が認められ、第37回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞。

2013年、宝塚歌劇団の台湾公演に参加[5]

2014年、宝塚歌劇100周年の幕開けとなった『眠らない男・ナポレオン -愛と栄光の涯に-』にてナポレオン役を演じた。同年11月、日本武道館にて、1998年に当時花組のトップスターだった真矢みきが行って以来、16年ぶりとなるリサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』を開催した(2日間3回公演)。この公演は観客参加型で休憩なし2時間の公演であったが、彼女のファンを大切にして「一緒に楽しもう!」というサービス精神がたくさんこめられたものであった[6]

2015年5月10日、『黒豹の如く/Dear DIAMOND!!』の東京宝塚劇場公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団。千秋楽公演は宝塚歌劇のライブ中継史上最大規模で行われ、さいたまスーパーアリーナ宝塚バウホール他、全国45ヵ所の映画館、台湾の映画館でも生中継され、2万6000人を動員した。終演後、同劇場前で行われたサヨナラパレードには、過去最高の1万2000人が集結した[7]

同年6月から、アミューズ所属となる[3]

同年10月からのミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に出演[8]。 2016年3月には『REON JACK』が梅田芸術劇場で。その後東京国際フォーラムホールにてソロコンサート開催。

人物[編集]

寝ることが大好き(大切)で、1日8時間睡眠では足らず、10時間は寝たいといっていた。

劇場入りの際には、愛犬であるロングコート・チワワの「ちょこちゃん」と一緒に劇場入りする愛犬家であった(チョコレートでなく、ちょこちょこしていたからちょこちゃんと命名)。

愛称は「CHIE(ちえ)」であるが、一期上である先輩の北翔海莉からは「かねごん」、星組の後輩紅ゆずるからは「にゃんにゃん」と呼ばれている。「にゃんにゃん」はモンスターズ・インクのサリーから来ている。

趣味はショッピング。好きな色は黒、白、ベージュ。

宝塚歌劇団時代の主な出演[編集]

舞台[編集]

組配属前[編集]

星組時代[編集]

  • 2000年1月 - 2月、「我が愛は山の彼方にグレート・センチュリー
  • 2000年3月/7 - 8月、ドラマシティ他公演「Love Insurance」ポール
  • 2000年6月 - 7月、ベルリン公演「宝塚雪月花/サンライズ・タカラヅカ」
  • 2000年8月 - 9月、「黄金のファラオ美麗猫(ミラキャット)」
  • 2000年10月 - 11月、バウホール公演「花吹雪・恋吹雪」熊若(伊賀忍者)
  • 2001年1月 - 2月、「花の業平夢は世界を翔けめぐる」新人公演・梅若(本役:絵麻緒ゆう
  • 2001年3月 - 10月、「ベルサイユのばら2001」新人公演・アンドレ(本役:香寿たつき他)
  • 2001年6月、バウホール公演「イーハトーヴ 夢」ザネリ
  • 2002年4月 - 8月、「プラハの春/LUCKY STAR!」新人公演・ヤン・パラフ(本役:安蘭けい
  • 2002年9月 - 10月、中国公演「蝶・恋/サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ」
  • 2002年11月 - 2003年3月、「ガラスの風景/バビロン」新人公演・フランコ・ミラー(本役:安蘭けい)
  • 2003年1月、バウホール公演WS「おーい春風さん」清太 *バウ初主演
  • 2003年4月 - 5月、全国ツアー「蝶・恋/サザンクロスレビューIII」
  • 2003年7月 - 11月、「王家に捧ぐ歌」メレルカ 新人公演・ラダメス(本役:湖月わたる)*新公初主演
  • 2003年12月、ドラマシティ他公演「永遠の祈り」コンスタン
  • 2004年2月 - 6月、「1914/愛/タカラヅカ絢爛」エドモン 新人公演・アリスティド(本役:湖月わたる)*新公主演
  • 2004年8月、バウホール公演「花のいそぎ」藤原常嗣
  • 2004年1月 - 12月、「花舞う長安/ロマンチカ宝塚'04」寿王 新人公演・玄宗(本役:湖月わたる)*新公主演
  • 2005年3月、バウホール公演WS「それでも船は行く」ジョニー・ケイス *主演 [1]
  • 2005年5月 - 8月、「長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・シバ!」あんぺ 新人公演・伊佐次(本役:轟悠)*新公主演
  • 2005年10月、ドラマシティ他公演「龍星」李霧影
  • 2006年1月 - 2月、宝塚大劇場公演「ベルサイユのばら」アラン 新人公演・フェルゼン(本役:湖月わたる)*新公主演
  • 2006年2月 - 4月、東京宝塚劇場公演「ベルサイユのばら」ベルナール/アンドレ(立樹遥と役替わり)新人公演・同上のフェルゼン
  • 2006年5月、バウWS「Young Bloods!」ミハエル・チェリンカ *主演[2]
  • 2006年8月 - 11月、「愛するには短過ぎる/ネオ・ダンディズム!」フランク・ペンドルトン
  • 2007年1月、バウホール公演「Hallelujah GO! GO!」 *バウ単独初主演[3]
  • 2007年3月 - 7月、「さくら/シークレットハンター」セルジオ
  • 2007年9月、日生劇場公演「KEAN」プリンス・オブ・ウェールズ
  • 2007年11月 - 2008年2月、「エル・アルコン-鷹-/レビュー・オルキス-蘭の星-」ルミナス・レッド・ベネディクト
  • 2008年3月 - 4月、ドラマシティ他公演「赤と黒」フーケ/コラゾフ公爵
  • 2008年6月 - 10月、「THE SCARLET PIMPERNEL」ショーヴラン
  • 2008年11月 - 12月、日本青年館他公演「ブエノスアイレスの風」ニコラス・デ・ロサス *主演
  • 2009年2月 - 4月、「My dear New Orleans-愛する我が街-/ア ビヤント」レオナード・デュアン(レニー)

星組トップ時代[編集]

映画[編集]

  • タカラヅカ レビュー・シネマ 幻想歌舞劇「太王四神記VER.Ⅱ」(2010年2月/全国ロードショー)タムドク

テレビドラマ[編集]

宝塚歌劇団退団後の主な出演[編集]

舞台[編集]

コンサート[編集]

テレビ番組[編集]

  • 宝塚プルミエール(WOWOW、2016年4月23日 - ) - ナレーター [13]
  • 柚希礼音が踊る!魅惑のアルゼンチンタンゴ〜元宝塚トップスターの挑戦(BSジャパン、2016年7月2日)[14]

テレビドラマ[編集]

  • 死幣 第6話 -(2016年8月 - 、TBS) - 茅原伊織 役 [15]

CM[編集]

ディスコグラフィー[編集]

CD[編集]

  • 『夜空に眠るまで』(2011年6月22日発売、宝塚クリエイティブアーツ)
  1. 夜空に眠るまで(作詞:市川喜康、作曲:本間昭光
  2. love U(作詞:市川喜康、作曲:本間昭光)
  3. 写真 (作詞・作曲:平井堅
  4. 夜空に眠るまで 〔カラオケ〕
  5. love U 〔カラオケ〕
  6. 写真 〔カラオケ〕
  • 『R+』(2016年2月24日、アミューズ)[16]
  1. REON JACK
  2. Maybe If...
  3. 希望の空

著書[編集]

  • エッセイ「夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと」(KADOKAWA、2015年10月23日)[17]

脚注[編集]

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  1. ^ 柚希礼音、アミューズ入り「アーティストと呼ばれるのが一番いい」 スポーツ報知 2015年6月17日
  2. ^ 『宝塚おとめ』2012年版、阪急コミュニケーションズ
  3. ^ a b 宝塚から世界へ!柚希礼音、アミューズから本格始動「壁に挑戦」”. サンスポ (2015年6月17日). 2015年6月17日閲覧。
  4. ^ a b 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』、阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、P111。ISBN 9784484146010
  5. ^ 宝塚歌劇団が初の台湾公演を実施(シアターガイド、2011年11月24日)
  6. ^ 宝塚・柚希礼音、武道館でリサイタル!(デイリースポーツ、2014年5月29日)
  7. ^ 人気トップ柚希さん、宝塚を卒業=過去最高1万2千人が見送り”. 時事通信 (2015年5月11日). 2015年5月11日閲覧。
  8. ^ a b 柚希礼音、ブロードウェー巨匠と初仕事!”. スポーツ報知 (2015年5月20日). 2015年5月20日閲覧。
  9. ^ “「バイオハザード」がミュージカルに!主演は柚希礼音、演出はG2”. ステージナタリー. (2016年3月16日). http://natalie.mu/stage/news/179966 2016年4月12日閲覧。 
  10. ^ “柚希礼音、来年1月舞台決定!ブロードウェーの鬼才が日本初演出”. SANSPO.COM. (2016年6月9日). http://www.sanspo.com/geino/news/20160609/geo16060907000009-n1.html 2016年6月9日閲覧。 
  11. ^ トップページ公演>スケジュール一覧>公演詳細>お気に召すまま”. 梅田芸術劇場. 2016年8月19日閲覧。
  12. ^ 元宝塚トップ柚希礼音、来年3月に退団後初のソロ公演”. ORICON STYLE (2015年11月22日). 2015年11月24日閲覧。
  13. ^ 柚希礼音「宝塚プルミエール」新ナレーターに「心をこめてお伝えしていきます」”. ステージナタリー (2016年2月27日). 2016年2月29日閲覧。
  14. ^ "元・宝塚トップスター柚希礼音、タンゴの本場で新境地" ORICON STYLE(2016年6月9日)
  15. ^ “柚希礼音、宝塚退団後初ドラマ&初の女役「本当に緊張」 主演の珠理奈は凛々しさにメロメロ”. ORICON STYLE. (2016年8月3日). http://www.oricon.co.jp/news/2076150/full/ 2016年8月3日閲覧。 
  16. ^ 元宝塚トップ柚希礼音、退団後初CD発売 MVに水田航生&植原卓也が出演”. ORICON STYLE (2016年1月25日). 2016年1月25日閲覧。
  17. ^ 100年にもおよぶ宝塚の歴史に、強烈な光を残したレジェンド。 元宝塚トップスター 柚希礼音、初のエッセイ『夢をかなえるために、私がやってきた5つのこと』10月23日発売!”. PR TIMES (2015年10月1日). 2015年10月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]