はぐれ刑事

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はぐれ刑事』(はぐれでか)は、1975年俳優座映画放送国際放映が制作し、日本テレビ系で放映された刑事ドラマ2004年DVDソフト化され、2005年チャンネルNECOにて、2007年2008年にはホームドラマチャンネルにて再放映された。

内容[編集]

東京の下町、台東署の1年生刑事・影山(沖雅也)と、胸に受けた拳銃の弾をあえて摘出しない先輩刑事・風間(平幹二朗)を中心に、人情味あふれる浅草隅田川の風景を織りまぜて展開する刑事ドラマ。

放送データ[編集]

  • 放送期間:1975年10月7日 – 同年12月30日
  • 放送日時:毎週火曜日 21:00 - 21:54
  • 放送回数:全13回
  • カラーフィルム作品

キャスト[編集]

  • 風間史郎:平幹二朗 - 台東署刑事(41歳〜42歳)。人情派かつ思いやりのある刑事で、地元の下町育ち。右胸に銃弾が入ったままになっており、激しく動く度にそれが奥に入っていき激痛が走る。それでも摘出しない理由は...。
  • 影山健三郎:沖雅也 - 台東署刑事(23歳)。当初はエリート意識を持っている生意気な刑事で、風間の犯人に対しても情に厚い手法に苛立ちを見せるが、風間や課長らが暖かく育て人間として成長していく。
  • 原田美智子:夏純子 - 新藤の義妹。新藤外科で看護婦をしているシッカリ者。風間に徐々に惹かれる。
  • ラリパッパのお京:ホーン・ユキ - 浅草生まれの浅草育ち、焼酎のミルク割りが好物な下町娘。酔っては影山にからんでくるのは好意の現れでもある。
  • 四谷係長:山本清 - 台東署捜査係長。昇任試験の勉強をしているが一向に出世の見込みが無く、部下から「本庁行きはぐれ鳥」と言われている。「たまんねぇよ」が口癖。
  • 矢野刑事:阿部希郎 - 台東署刑事
  • 坂田刑事:望月太郎 - 台東署刑事。大分県別府出身、「金時」というニックネームもある。
  • 大川刑事:片岡五郎 - 台東署刑事。風間とは同期である。
  • 山本刑事:青木卓司 - 台東署刑事。九州弁が特徴(#9からの出演)、「山さん」と呼ばれることもあった。
  • 大村刑事:伊東辰夫 - 台東署刑事。普段は刑事部屋で適当な憎まれ口をたたき、軽い人間像で振舞っているが、事件発生時には顔つきが変わり熱心な刑事の一面を見せる。もうすぐ三人目の子供が生まれる予定。
  • 浅若芳太郎 - 酒処「浅若」主人
  • 滝川課長:小沢栄太郎 - 台東署刑事課長。人情派で人当たりが柔らかいが、優しいだけではなく本庁上司の苦情から部下を守る心意気も持つ。年下の妻にメロメロである。
  • 滝川淳子:浅茅陽子 - 滝川課長の妻。課長より30も年下の若妻であり、刑事部屋に差し入れに来るので皆の心を和ます存在でもあるが、「亭主50で妻20」と皆が課長を嫉妬の目で見てしまうことも。
  • 山崎イサオ
  • 大塚訓代 - 新藤外科看護婦
  • 森田由起子 - 新藤外科看護婦
  • 大辻医師:火野正平 - 新藤外科の若手医師(26歳)。知的な男だが人間味も兼ね備えている新藤の片腕。
  • 新藤保太郎:田中邦衛 - 風間の幼馴染の外科医(43歳)。都電荒川線沿いにある「新藤外科」の主。かつてはシカゴで腕を振るっていたと吹聴する。妻と息子がいる。

スタッフ[編集]

放映リスト[編集]

各話 放送日
(1975年)
サブタイトル 脚本 監督 ゲスト
1 10月7日 銃弾 尾中洋一 小野田嘉幹 桃井かおり磯部勉橋本功地井武男川口敦子、ペドロ&カプリシャス
2 10月14日 逃避行 宮下順子蟹江敬三泉ピン子沢りつお
3 10月21日 復讐 安倍徹郎 松尾昭典 三ツ木清隆津山登志子松山照夫小美野欣二
4 10月28日 密告 尾中洋一 赤座美代子蜷川幸雄田口計丹古母鬼馬二阿川泰子粟津號松崎真石井富子岡田正典
5 11月4日 偽証 山田正弘
櫻井康裕
森崎東 加藤嘉小野進也木村理恵江幡高志
6 11月11日 姉弟 尾中洋一 渡辺美佐子長谷川哲夫野村昭子今福正雄藤岡重慶成瀬昌彦
7 11月18日 蒸発 下飯坂菊馬 小野田嘉幹 片桐夕子中谷一郎手塚茂夫林ゆたか本山可久子
8 11月25日 裏切り 安倍徹郎 本郷直樹中北千枝子本木紀子
9 12月2日 誘拐 福田純 松尾昭典 渥美国泰小原秀明平泉征槙ひろ子中村美代子
10 12月9日 本ボシ 櫻井康裕 佐野厚子市地洋子真屋順子三景啓司堺左千夫
11 12月16日 氷雨 尾中洋一 渡邊祐介 田中浩木村元佐久間宏則、地井武男、外山高士
12 12月23日 傷痕 下飯坂菊馬 安東結子瀬戸山功
13 12月30日 冬よ せめて美しくあれ 尾中洋一 小野田嘉幹 市毛良枝南風洋子桑山正一内田勝正桜井センリ鹿島信哉

再放送[編集]

1985年日本テレビの「ナイトスクリーン」枠で再放送された。

ナイトスクリーン」は、週末以外まだ24時間放送が無く、深夜帯の午前2時前後に一日の放送が終了していた1980年代、日本テレビでは『11PM』や『読売新聞あすの朝刊』、天気予報の放送後、午前1時前ぐらいから大人向けのドラマを再放送していた。人気作品やファミリー向けのドラマは主に夕方に再放送されており、この時間帯は比較的マイナーな刑事ドラマが放送されることも多かった。