助け人走る

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助け人走る
ジャンル 時代劇
放送時間 土曜22:00 - 22:55(55分)
放送期間 1973年10月20日 - 1974年6月22日(36回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 朝日放送
松竹
監督 三隅研次
工藤栄一
蔵原惟繕
脚本 野上龍雄
國弘威雄
安倍徹郎
プロデューサー 山内久司(朝日放送)
仲川利久(朝日放送)
櫻井洋三(松竹)
出演者 田村高廣
中谷一郎
宮内洋
野川由美子
佐野厚子
住吉正博
津坂匡章
山村聰
ナレーター 山崎努
オープニング 作曲:平尾昌晃「陰惨」
エンディング 森本太郎とスーパースター「望郷の旅」
時代設定 元禄年間
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助け人走る』(たすけにんはしる)は1973年10月20日から1974年6月22日まで、毎週土曜日22:00 - 22:55に、朝日放送松竹(京都映画撮影所、現・松竹撮影所)が共同製作・TBS系(現在とネットワーク編成が異なる)で放送された時代劇。全36話。必殺シリーズの第3作目である。

原作は佐賀潜の『清兵衛流極意 - 明治泥棒物語 -』[1]。必殺シリーズでは、第1弾『必殺仕掛人』以外で、原作を有する作品。

概要[編集]

必殺仕掛人』『必殺仕置人』が成功し、『仕置人』の延長と『仕掛人』の続編が予定されていたが『仕置人』放映中に起こった、必殺仕置人殺人事件の影響を受け、これらの予定が白紙となり、本作が制作された。放映前の仮題として、『痛快! 助け人走る』『お助け人走る』といったものがあった。[2]本作の作風は前2作と大きく異なり、よくある時代劇の雰囲気が強調されており[3]、タイトルからも「必殺」の文字が外されている。そのため、当時の視聴者から見るとこれが必殺シリーズの第3弾とは認識しづらかった[3]

本作は佐賀潜の『清兵衛流極意 - 明治泥棒物語 -』を原作としているが、関係しているのは「幻の清兵衛」と呼ばれた元・大盗賊が盗賊時代の業を用いて、難題を解決するという点のみで、ほぼオリジナルの設定、展開である。

当初は明るい作風であったが、第24話で、シリーズ初となるレギュラーの殉職者が出て、グループが崩壊し、助け人は解散する。これを機に、第25話以降の終盤はそれまでの明るい作風から一転し、奉行所の厳しい監視下から逃れつつ、助け人たちは裏の仕事を行うというハードボイルド タッチの作風となっている。

このように異色で、かつ途中で大きな作風の変化があったが、プロデューサーの山内久司は本作について「視聴率がよかった」と述べ、また「次回作の企画がなかなか決まらなかったために延長になった」と述べている[4]

概説[編集]

本作の「助け人」は表稼業の名称で、元締が市井の人々から仕事を請け負い、囲っている「助け人」を向かわせる口入屋であり、現代で言うところの日雇い派遣である。元締は手数料として、請け負った額の一割を受け取る。

持ち込まれた仕事のうち、解決に非合法的な手段が必要なものや、公には出来ないものなどを裏の仕事として行う[5]。裏仕事では前金(手付金)として、五両。仕事完遂後に後金として、五両を受け取り、助け人に渡す[6]。仕事に掛かった経費は元締が別途支払うが、仕事を失敗した場合は前金を返さなければならず、経費も自己負担になる。

エンディング ナレーションによれば、(裏の)助け人は一般的には「義賊」「世直し」と呼ばれ、総勢26人存在したとされている。

後の必殺シリーズのフォーマットとの相違点として

  • 助け人が受け取る金額に、仕事の内容(危険度など)で差がつけられることがある。
  • 元締を通さない裏仕事を受けても、厳しい制裁はあまり無い。
  • 裏仕事を他人に知られれば始末しなければいけないことは同じだが、仲間に加われば、その必要は無いことが決まりになっている。
  • 最終的に悪人を殺すことは変わりないが、最初は表稼業の範疇であったものが結果として、裏の仕事になることがある。例えば第1話の目的は女郎の足抜け、第3話の当初の目的は盗みであり、裏の仕事ではあるが、殺しが目的ではなかった。

などがある。

あらすじ[編集]

かつて「幻の清兵衛」と呼ばれた大盗賊の清兵衛は現在は大工を営みつつ、助け屋稼業を開いていた。助け人は依頼があれば、犬の世話。ゴミ拾い。どぶ掃除と、どんな仕事も請け負う口入れ屋で、そこで働く助け人の中にはその日暮らしの気ままな生活を送る、素浪人の中山文十郎と侍崩れの辻平内がいた。

大の男がやるにはみっともないと、妹のしのに呆れ返られる文十郎であったが、実は彼らは清兵衛から別口の仕事も受けていた。それは表沙汰にできない仕事、表では解決できない裏の仕事。

文十郎と平内はその腕っぷしの強さを生かし、表では解決できない仕事を「闇の助け人」として解決していく(第1話)。

文十郎と平内たちの前に、島帰りの龍が突如現れる。彼は自分も裏の仕事をすることを宣言し、商売敵となる文十郎らへの挨拶と牽制を行う(第20話)。いくつかの出来事の後、龍は清兵衛の命を狙うが、自分の未熟さを逆に思い知ることとなり、清兵衛の配下となる(第21話)。

助け人の裏稼業は頼み金の小判から足が付き、為吉が奉行所に捕まる。無実の者でも拷問で痛めつけ、手柄を得ようとする北町奉行所の与力 黒田は執拗な捜査で、助け人たちを追い込んでいく。些細な罪状で、文十郎らも牢屋に入れられてしまうが、為吉は拷問に耐えて白状せず、息絶える。釈放された助け人たちは為吉の仇を討つことを決意し、黒田とその配下の同心らを始末する。清兵衛は助け人稼業から離れることを決め、助け人稼業は事実上、解散する(第24話)。

清兵衛が為吉の墓標を弔う為に巡礼の旅に出た後、助け人は表稼業・裏稼業ともに奉行所の追及を逃れるため、表向きは店を閉めざるを得ず、文十郎たちは生活苦を余儀なくされる。

ある日、利吉が持ち込んだ裏の仕事に対し、龍は仕事を受けるが、文十郎は為吉の死を思い出し、平内は別居中の妻と息子の事を考え、仕事を断る。その後、平内は妻から奉行所に捕縛された事に対し、縁を切られ、自らが係わった頼み人の死を龍から聞いた文十郎は裏の仕事に復帰する決意をした(第25話)。

清兵衛が江戸に帰参し、文十郎らに仕事を持ち込む。それは大奥からお手付き中﨟のおちさを脱出させるという大仕事であった。助け人の意義を主張する文十郎と、巨大すぎる相手に難色を示す平内が対立しつつも、町方の目を盗んで計画を進める助け人たちであったが、ほどなく将軍が逝去。脱出は不要となり、依頼は打ち切られる。

しかし、おちさは桜田御用屋敷に軟禁され、脱出の依頼が助け人に再び持ち込まれる。大奥の思惑も絡む中で、文十郎たちはおちさの救出を強行。成功するが、助け人たちは捕り方に包囲され、文十郎、平内、龍は大立回りを演じながら血路を切り開いてゆく。やっとの思いで、逃走のための舟のある場所まで辿り着いたところで、龍は自らが囮となることを申し出て、捕り方の集団に単身立ち向かう。舟の上の清兵衛らが見守る中で、龍は死闘の末に重傷を負いながらも最後の技を決め、捕り方を道連れに川へ落ち、姿を消した。

龍の犠牲で無事に江戸を脱した助け人たちは、これからの道を各々決める。文十郎は妹のしのを利吉に託し、待っていたお吉と共に夕陽の草原を旅立っていった(最終話)。

登場人物[編集]

助け人[編集]

中山文十郎
演 - 田村高廣
酒好きの素浪人。平内からは「文さん」と呼ばれる。
明朗快活な性格で、人当たりが良いが、流派は自己流ながらも腕の立つ剣客である。妹のしのと共に長屋に住み、その日暮らしの生活を送る。
しのを溺愛しており、由緒正しい家に嫁ぐことを望んでいるため、男を近づけさせないでいるが、妹思いが高じるあまり、勝手に婚約させようとしたことがある(第3話)。
助け人崩壊後は困窮するが、しのの援助もあり、平内ほどは困らなかった。為吉の死が心に重くのしかかっており、当初は裏稼業への復帰を渋るが、自ら招いた頼み人の死に責任を感じ、助け人となる。
第2話で、高田馬場の決闘に加勢した中山安兵衛[7]の似顔絵を見て、「どこかで見た顔だな」と発言している。
終盤まで、利吉としのが恋仲であることを知らされていなかったが、最終話で、2人の関係を認め、しのを利吉に託し、待っていたお吉と共に旅立つ。
辻平内
演 - 中谷一郎
坊主頭の侍崩れで、陽気な人物。文十郎からは「平さん」と呼ばれる。
三度の飯より煙管が好きで、標的を目の前にしながら傍にあった高級品の煙草に手を出したり、自分で煙草の葉を蒸して手作りしたり、街頭の珍しい煙草屋で楽しんでいたほか、自分の部屋に数々の煙管を収集していた[8]
女にも目がなく、博打にも手を出すなど、根っからの享楽家。気ままな一人暮らしの一方で、別居中の妻に毎月、八のつく日に生活費を送ることを約束しており、今も妻子のことを大事に思っている。八の日を迎え、金策に奔走するシーンがよく描写される。
少年時代、父親は飢えていた自分と母親のために窃盗と殺人を犯し、島送りで行方知れずとなる[9]。その後、辻家の婿養子に納まったが、武家社会に嫌気をさして出奔した過去を持つ。
助け人稼業崩壊後の終盤は仕事が全く無く、困窮し、辻家の恥として、妻から会うことも拒絶されてしまう。
文十郎とは表裏とも気の合う間柄だったが、最終話で取り下げになった、大奥 中臈脱出の依頼を巡って、対立する。その大仕事の後、わだかまりを残したまま、一人で旅立った。
油紙の利吉
演 - 津坂匡章[10]
清兵衛の配下で、助け人の密偵。
お調子者の男だが、仕事には忠実である。文十郎の妹のしのと密かに付き合っている。元々は清兵衛の配下の盗賊で、潜入の際などは盗賊時代に培った業を見せることがある。本人によると、盗賊歴は12年である。
助け人解散後は清兵衛に託された店を一人で切り盛りし、依頼人との仲介人も務める。奉行所の監視下から巧みに逃れつつ、文十郎たちに繋ぎを取り、仕事を依頼した。
最後の大仕事の後、文十郎にしのとの仲を認められ、しのと頼み人のおちさを連れて、旅立つ。
為吉
演 - 住吉正博[11]
清兵衛の配下で、助け人の密偵。
生真面目な性格で、私生活も謎だったが、第24話で、家族がいることが明かされる。裏の仕事にかかわる者として、実の息子に自分が父親だとは明かさず「為のおじちゃん」と呼ばせていた。利吉の弟分で、元々は清兵衛の配下の盗賊であった。
第24話で、奉行所に捕らえられ、苛烈な拷問を受けるが、助け人稼業のことを決して明かさず、絶命する。
お吉
演 - 野川由美子[12]
芸者で、助け人の密偵。
姉御肌で、気風のいい性格。文十郎とは互いに好きあっているが、喧嘩も多い。第5話で、助け人の裏の仕事を知り、以後、清兵衛に気に入られ、裏の仕事に加わる。
最後の大仕事の後、一人で旅立とうとする文十郎を待ち伏せし、共に旅立つ。
島帰りの龍[13]
演 - 宮内洋[14]
第20話から登場。裏の仕事専門の一匹狼の青年。島流しから戻ってきた男で、江戸に帰ってきて、早々に裏稼業としての「助け人」を始める。
他者の助けを借りようとせず、当初は清兵衛達に喧嘩を売るに近い形で顔を見せるが、清兵衛の気迫から裏稼業を行うにあたっての覚悟や未熟さを悟り、彼の配下となる。助け人崩壊後は困窮した文十郎や平内とは異なり、さほど生活は変わらなかった。
最後の大仕事で、清兵衛たちを逃がすために囮となり、大勢の捕り方を迎え撃ち、川の中へ消え、生死不明となる。
中山しの
演 - 佐野厚子
文十郎の妹で、普段は茶屋で働いている。
兄思いだが、何かと自分に干渉しようとしてくる点については反発している。
文十郎の裏の仕事を知らず、助け人の表の仕事をする兄を情けなく頼り無いと愚痴をこぼす。裏の仕事に出向こうとする兄に不審を抱いたりしていたが、為吉の捕縛で、奉行所からの追及を受けた際に、文十郎から真実を聞かされる。最終話では、裏の仕事の繋ぎ役として活動した。
最終話で、利吉との仲を文十郎から認められ、兄と別れ、利吉と共に旅立つ。
清兵衛
演 - 山村聰[15]
助け人の元締。表稼業では口入屋を営む、人当たりの良い初老の男。
裏の「助け人」の元締として、文十郎と平内に裏の人助け、殺しを依頼する。かつては「幻の清兵衛」と呼ばれた大盗賊で、現在は足を洗っているが、裏世界の人間との交友関係も広い。
元締のため、自らは原則として動かないが、情報収集を行い、裏の仕事の先陣を切ることがある。場合によっては例外的に殺しを行っている。
第24話で、奉行所に捕まった為吉のために奔走するが、結局、彼を救うことはできず、為吉の死に責任を感じ、裏稼業から手を引く。店は利吉に任せ、為吉の故郷に遺骨を届けるため、巡礼の旅に出る。
その後、江戸近郊の山奥の小屋で仏像を彫っていたが、偶然、出会った侍の頼みで、一時的に江戸に戻る(第33話)。最終話で、大奥に絡む裏の仕事を文十郎たちに持ち込む。

その他[編集]

辻綾
演 - 小山明子[16]
平内の妻。
辻家の子女で、辻家の体面を重んじる。出奔した平内には毎月、八の日に養育費名目の金を払わせ、それが無い時は自ら赴いて、取り立てる。息子に様々な稽古事をさせ、平内から得た金はこれにつぎ込んでいる模様。
平内を頼りが無いと軽んじる一方で、今も彼を愛していると思われる描写もある。助け人崩壊後は実際の内容如何にかかわらず、奉行所の取り調べを受けたことで、辻家の汚点とし、関係を絶縁する。
弓坂の庄八
演 - 伊吹新吾[17]、有川正治[18]
岡っ引き。
助け人崩壊後、奉行所の監視下に置かれた文十郎らに牽制をかける人物。文十郎らに高圧的な態度で接し、時に難癖を付けたりする。最終話で、利吉の後を付けて、助け人の隠れ家を突き止めるが、清兵衛の投げたノミを胸に受けて絶命した。
中村主水
演 - 藤田まこと
北町奉行所の定町廻り同心。前作『必殺仕置人』の登場人物で、第12話に登場した。
清兵衛らの裏の仕事を嗅ぎつけ、自分も一口乗せるように脅迫するが、清兵衛は裏の仕事の代わりに、盗賊一味の捕縛の手柄を立てさせる。
上記のことから殺しはせず、十手術で盗賊を仕留める。

ゲスト[編集]

第1話 「女郎大脱走」
第2話 「仇討大殺陣」
第3話 「裏表大泥棒」
第4話 「島抜大海原」
第5話 「御生命大切」
  • 笹本虎之助 - 津川雅彦
  • おこう - 弓恵子
  • 小佐内圭介 - 池田秀一
  • 太田新八 - 斉隠寺忠雄
  • 伊東 - 浜伸二
  • 関根 - 須永克彦
  • 小山内行介 - 柳川清
  • 山谷軍平 - 芦田鉄雄
  • 大東又三郎 - 藤沢薫
  • 山野 - 家野繁次
  • 大崎 - 森内一夫
  • 同心 田村 - 滝譲二
  • 家老 武田 - 原聖四郎
  • 門番 弥生平 - 西康一
  • 用人 - 乃木年雄
  • 門番 - 松田明
  • 門番 - 亀井賢二
  • 藩士 - 関真吾
  • 藩士 - 井上茂
  • 藩士 - 美樹博
  • 仲間 - 下元年世
  • 仲間 - 石沢健
  • 仲間 - 千代田進一
第6話 「上意大悲恋」
第7話 「営業大妨害」
第8話 「女心大着服」
第9話 「悲願大勝負」
第10話 「水中大作戦」
第11話 「落選大多数」
第12話 「同心大疑惑」
第13話 「生活大破滅」
第14話 「被害大妄想」
第15話 「悪党大修業」
第16話 「掏摸大一家」
第17話 「探索大成功」
第18話 「放蕩大始末」
第19話 「世情大不安」
第20話 「邪恋大迷惑」
第21話 「心中大悲憤」
第22話 「父子大相剋」
第23話 「裏切大慕情」
第24話 「悲痛大解散」
第25話 「逃亡大商売」
第26話 「凶運大見料」
第27話 「江戸大暗黒」
第28話 「国替大精算」
第29話 「地獄大搾取」
第30話 「貸金大仕掛」
第31話 「狂乱大決着」
第32話 「偽善大往生」
第33話 「忠誠大心外」
第34話 「必死大逃走」
第35話 「危機大依頼」
第36話 「解散大始末」

殺し技[編集]

中山文十郎
剣の達人で、大刀で悪人を斬り倒す。とどめは「兜割り」と呼ばれる短刀[19]で刺すことが多い。第4話では銛、第19話では平内の煙管を使用した。
解散後は刀の代わりに「鉄心の大刀」と呼ばれる刀の形をした鉄棒で、悪人の骨を折る(第27話など)。最終話では、大刀を再び用いている。
辻平内
煙管の吸い口に仕込んだ錐状の針で、悪人の首筋、額、脳天、こめかみを突き刺す。第19話では、文十郎の「兜割り」を使った。最終話では、大刀も用いている。
登場回によって、象牙製の針(第1 - 3話)、細い針(第4 - 10話)、太い針(第11 - 36話)など、針の形状が微妙に異なる。
殺陣のシーンはBGMと共に、平内の煙管の煙の登場から始まることが多い。
島帰りの龍
怪力で、悪人を頭上へ担ぎ上げ、頭から地面に叩き落す「脳天逆落とし」[20]が決め技。補助技として、空手も使用する。
その他、バックドロップ(第20、21話)。岩で撲殺(第22話)。人体二つ折り(逆エビ固め、第29話)。ジャイアント スイング(第33話)。最終話では、大刀も用いている。
清兵衛
彫刻用のノミで、相手の首筋、額、心臓を突き刺す(第9、14、24、36話)。

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

  • 森本太郎とスーパースター「望郷の旅」[21]日本コロムビア
    作詞:安井かずみ、作曲:平尾昌晃、編曲:竜崎孝路
    必殺仕置人殺人事件への配慮から、「歌詞の一節が過激な印象を与える」として、テレビバージョンは一部変更されている[22]。変更前の歌詞は挿入歌として、最終話のラストシーンにのみ使われた。
    第1話のみ、映像が異なる。
    本作の殺しのテーマは本曲をアレンジしたものだが、冒頭部分のみ本曲に差し替えた編集バージョンが多用されている[22][23]

放送日程[編集]

  • サブタイトルのフォーマットは「」を含む、漢字5文字。
話数 放送日 サブタイトル 脚本 監督
第1話 1973年10月20日 女郎脱走 野上龍雄 蔵原惟繕
第2話 10月27日 仇討大殺陣 國弘威雄 松野宏軌
第3話 11月03日 裏表大泥棒 安倍徹郎 三隅研次
第4話 11月10日 島抜大海原 國弘威雄 工藤栄一
第5話 11月17日 御生命大切 安倍徹郎 松本明
第6話 11月24日 上意大悲恋 國弘威雄 蔵原惟繕
第7話 12月01日 営業大妨害 野上龍雄 三隅研次
第8話 12月08日 女心大着服
第9話 12月15日 悲願大勝負 ジェームス三木 松野宏軌
第10話 12月22日 水中大作戦 猪又憲吾 松本明
第11話 12月29日 落選大多数 村尾昭 工藤栄一
第12話 1974年01月05日 同心大疑惑 安倍徹郎 三隅研次
第13話 1月12日 生活大破滅 國弘威雄 蔵原惟繕
第14話 1月19日 被害大妄想 ジェームス三木
第15話 1月26日 悪党大修業 松野宏軌
第16話 2月02日 掏摸大一家 猪又憲吾 松本明
第17話 2月09日 探索大成功 押川国秋 松野宏軌
第18話 2月16日 放蕩大始末 安倍徹郎 田中徳三
第19話 2月23日 世情大不安 國弘威雄
第20話 3月02日 邪恋大迷惑 松本明
第21話 3月09日 心中大悲憤 村尾昭 蔵原惟繕
第22話 3月16日 父子大相剋 押川国秋
第23話 3月23日 裏切大慕情 石川孝人 田中徳三
第24話 3月30日 悲痛大解散 村尾昭
第25話 4月06日 逃亡大商売 野上龍雄 松野宏軌
第26話 4月13日 凶運大見料 猪又憲吾
第27話 4月20日 江戸大暗黒 松原佳成
第28話 4月27日 国替大精算 安倍徹郎 田中徳三
第29話 5月04日 地獄大搾取 國弘威雄 工藤栄一
第30話 5月11日 貸金大仕掛 松原佳成
第31話 5月18日 狂乱大決着 松田司 田中徳三
第32話 5月25日 偽善大往生 猪又憲吾 松本明
第33話 6月01日 忠誠大心外 石川孝人 三隅研次
第34話 6月08日 必死大逃走 松原佳成 田中徳三
第35話 6月15日 危機大依頼 松田司 蔵原惟繕
第36話 6月22日 解散大始末 國弘威雄

ネット局[編集]

系列は放送当時のもの。
放送対象地域 放送局 系列 備考
近畿広域圏 朝日放送 TBS系列 制作局
関東広域圏 東京放送 現・TBSテレビ[24]
北海道 北海道放送
青森県 青森テレビ NETテレビ系列
TBS系列
[25]
岩手県 岩手放送 TBS系列 現・IBC岩手放送
宮城県 東北放送
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列
山形県 山形放送
福島県 福島テレビ TBS系列
フジテレビ系列
新潟県 新潟放送 TBS系列
長野県 信越放送
山梨県 テレビ山梨
富山県 富山テレビ フジテレビ系列
石川県 北陸放送 TBS系列
福井県 福井テレビ フジテレビ系列
静岡県 静岡放送 TBS系列
中京広域圏 中部日本放送 現・CBCテレビ
鳥取県島根県 山陰放送
岡山県 山陽放送 当時の放送エリアは岡山県のみ[26]
広島県 中国放送 [27]
山口県 テレビ山口 TBS系列
フジテレビ系列
NETテレビ系列
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
愛媛県 南海放送
高知県 テレビ高知 TBS系列
福岡県 RKB毎日放送
長崎県 長崎放送
熊本県 熊本放送
大分県 大分放送
宮崎県 宮崎放送
鹿児島県 南日本放送
沖縄県 琉球放送

脚注[編集]

  1. ^ エンディング クレジットでは資料と表記
  2. ^ 助け人走る DVD-BOX 上巻ブックレットより
  3. ^ a b 必殺アワー『助け人走る』よもやま噺
  4. ^ 洋泉社「必殺シリーズを作った男」
  5. ^ ここで言う裏の仕事とは必ずしも「殺し」とは限らない。
  6. ^ 表仕事と同じく、元締は手数料を取るが割合はまちまちで、取らないこともある。
  7. ^ 演者は田村の父の阪東妻三郎で、映画からのフィルム流用。
  8. ^ 殺しの際のBGMのタイトル「紫煙立ち上る時」は彼の煙管から吐き出される煙のことであり、その煙が見えた時が殺しの場面へと切り替わる合図になることが多い。
  9. ^ 第4話で、平内が島送りされた先の島で死亡していたことが判明。
  10. ^ 第1 - 4、6、9、10、14、21 - 36話
  11. ^ 第5 - 20、24話
  12. ^ 第1、2、5、7、10、12 - 14、16、17、19、21、24、25、27、31 - 36話
  13. ^ エンディングでは「龍」と表記。
  14. ^ 第20 - 36話
  15. ^ 第1 - 15、17、18、21 - 24、33、36話
  16. ^ 第1、7、11、14、23、25話
  17. ^ 第25、26、36話
  18. ^ 第28話
  19. ^ 先が反っており、本来の意味の匕首に近い。
  20. ^ プロレスのブレーンバスター
  21. ^ 助け人走る/必殺剣劇人”. Billboard JAPAN. 2016年1月18日閲覧。
  22. ^ a b 『必殺シリーズ オリジナル・サウンドトラック全集3 助け人走る/必殺剣劇人』(1996年、キングレコード)の楽曲解説より。
  23. ^ 必殺シリーズ オリジナル・サウンドトラック全集3 助け人走る/必殺剣劇人』(1996年、キングレコード)にはオリジナルバージョンが収録され、編集バージョンはコンピレーション・アルバム『必殺! The BEST』(2000年、キングレコード)で初商品化となった。
  24. ^ 後年の再放送はネットチェンジ後のキー局のNETテレビ → テレビ朝日でも実施された。
  25. ^ 1975年3月までは、JNNには番販で加盟していた。
  26. ^ 香川県では、周辺局で視聴可能だった。
  27. ^ 後年の再放送は、ネットチェンジ後の系列局の広島ホームテレビでも実施された。

関連項目[編集]

  • 中山文十郎 - 小説家、漫画原作者。ペンネームの由来は、本作の中山文十郎からである。

外部リンク[編集]

朝日放送制作・TBS 土曜22時枠
前番組 番組名 次番組
必殺仕置人
(1973年4月21日 - 1973年10月13日)
助け人走る
(1973年10月20日 - 1974年6月22日)
暗闇仕留人
(1974年6月29日 - 1974年12月28日)