ひょっこりひょうたん島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ひょっこりひょうたん島
ジャンル 人形劇
放送時間 NHK総合テレビ
平日17:45-18:00(15分)
放送期間 1964年4月6日 - 1969年4月4日
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本放送協会
演出 雪正一、武井博
原作 井上ひさし山元護久
テンプレートを表示
ひょっこりひょうたん島
ジャンル 人形劇
ドン・ガバチョ
サンデー先生
トラヒゲ
マシンガン・ダンディ
ライオン
ムマモメム
博士
ダンプ
テケ
チャッピ
プリン
リトル・キッド
マリー
藤村有弘
楠トシエ
熊倉一雄
小林恭治
滝口順平
はせさん治
中山千夏
伊藤牧子
増山江威子
江美京子
堀絢子
藤田淑子
松島トモ子
テンプレート - ノート

ひょっこりひょうたん島』(ひょっこりひょうたんじま)とは、NHK総合テレビで放送された人形劇である。

目次

概要[編集]

個性豊かなキャラクターたちがミュージカル形式で笑いと風刺、冒険の物語を繰り広げ本放送当時子供たちの絶大な人気を得た[要出典]。この番組で歌われた印象的な歌も含めて、NHK人形劇の代表的作品の一つとして数えられている[要出典]

ストーリー
子供たちとサンデー先生が遠足に行ったひょうたん島がひょうたん火山の噴火活動により海原へ流れ出してしまった。子供たちとサンデー先生が暮らすようになった島を訪れたへんてこな人や島の流れ着く奇妙奇天烈な所を巡って様々な事件が起きる。
ひょうたん島の世界
通貨はガバス。1ガバス=1円に相当する。ガバチョが芋判で造幣局長を名乗り発行している。

主要キャラクター[編集]

特記する人物以外はオリジナル版・リメイク版共に出演。カッコ内は声の出演。所属事務所別ではオリジナル版を中心に、テアトル・エコー所属者が多く参加している。

大人[編集]

  • ドン・ガバチョ(オリジナル版:藤村有弘、リメイク版:名古屋章、名古屋の死去後のプレマップ版 : 栗田貫一
    トラヒゲが持ってきたテレビからこぼれ落ちてきた政治家。イギリカ国のドンドン市出身でひょうたん島の初代大統領となる。大変なお喋り好きで、事あるごとに演説を行うため周囲からは煙たがられ、また名誉欲に駆られることも多いが責任感は強い(実際にアルカジル王国で王の怒りを買ってしまった子供達に代わり自分が死刑になると名乗り出たことがあった)。また、57ヵ国語を話せるという博識な面もある。
    リメイク版の声優を決める際に最も難航したのはガバチョ役(オリジナル版の声優であった藤村が当時既に亡くなっていたため)で、笑福亭鶴瓶にもオファーがあったという(演出の雪の1993年頃の証言による)。
  • サンデー先生(楠トシエ
    子供たちの世話をする美人教師。情にもろく、いつも子供たちのことを心配しているため、やや教育熱心すぎるところも。反面男勝りなところもあり、薙刀は五段の腕前で怒ると手が付けられない。ダンディのことを「ダンデーさん」と呼んでおり、彼を慕っている。好物はきんぴらごぼう
  • トラヒゲ(熊倉一雄
    ひょうたん島にイカダで流れ着いた片目の海賊。膨大な物品(盗品)を所持しており、それを元手にトラヒゲデパートを経営している。がめつい性格で猛烈なケチンボ。しかしいざとなると人の良さや情のもろさが出て、なかなか金儲けはできない。一応海賊なのだが、海賊小学校を放校されたり、海賊友の会の会費を20年分滞納していたため除名されたりしている。サンデー先生に好意を持っているようだが、いつも空周りしている。最初期は自分の食料がこれ以上食べられるのが嫌だということでガバチョを嫌っていたが、後に名(迷?)コンビとなり、ガバチョからは「とらドン」と呼ばれている。また、ガバチョに代わって二回大統領に就任したことがある(一回目はクレタモラッタシリーズ、二回目はウクレレマン・ダンシリーズにて)。
  • マシンガン・ダンディ(小林恭治
    シカゴギャング出身。マシンガンから大砲、果ては水鉄砲まであらゆる飛び道具を使いこなし、剣術においてもガラクータと互角に渡り合える腕を持つ。口笛も得意。飛行機で護送される最中に脱出して傘でひょうたん島に降り立ち、そのまま住民に。上述の通り元ギャングであり、そのことを隠すため付け髭をつけていた。容貌・行動共にニヒルでクールだが情に厚い面もあり、トラヒゲの大金庫に閉じ込められた子供達(それとムマモメム)を助けるために付け髭を外し正体を明かす。後にひょうたん島の保安官になる。常にサングラスをかけている。島の中央部の丘の上で、ハンモックで昼寝をするのが楽しみ。リメイク版のアラビアンナイトの巻では、蚊がうるさかったということでピストルを撃つという物騒な面もあり。
  • ライオン(滝口順平
    ライオン王国の王様だったがその生活に退屈し、ひょうたん島の住民になった人畜無害のライオン。サーカス入団希望。気が弱く、ネズミや怖いものが苦手。博士と気が合い、行動を共にすることも多い。
  • ムマモメム(オリジナル版:はせさん治、リメイク版:槐柳二
    トラヒゲが持ってきた大金庫に閉じ込められていた医師。医者としての腕は確かなのだが、「戦争してくれれば患者が増える」など不謹慎な発言も目立つ。笑い方は「ヘラヘッヘ」。次に出番が少なくなり、中盤で何の説明もなく姿を消してしまう(本当はスタッフ達により「面白くないから消そう」ということで、説明なしにいきなり消された)。リメイク版では「アラビアンナイトの巻」の冒頭で博士に「島を去った」と説明されたが、詳細は語られなかった。

子供[編集]

  • 博士(中山千夏
    垂れ目の眼鏡をかけた、細面の超天才少年。百科事典をすべて暗記しており、通信簿は5段階評価でオール6、テストは1600回連続満点の記録を達成。知識が豊富なばかりでなく、工学的応用力にも天才ぶりを発揮しており、ひょうたん島灯台を改造したロケットでガバチョを月面に送り込み、誤差10mという驚異的な精度で島に生還させたこともある。(誤差の原因は、破損したロケットの窓を修復するために、月面でウサギが搗いていた餅をもらい、大量に持ち帰ったことにより重量が増えたため)。頼りない大人たちの中でひょうたん島の実質的なリーダーであり、ライオン君を相談役兼助手として、ゴム動力戦車や足こぎ潜水艦などを開発し、子供たちを指揮して、ひょうたん島の幾多の危機を救っている。
    なお、リメイク版第1回で最初に登場したキャラクターは彼である。
  • ダンプ(伊藤牧子
    がっしりした体格の活発な少年。かなりの力持ちで、水泳やダンプカーの運転が得意だったりとスポーツ万能だが、勉強は苦手。「雲隠れのダンプ」を名乗り忍者の技を見せるなど意外な活躍をする。
  • テケ(増山江威子
    ピーナッツの殻のような形の顔をした少年。細身の体型とは裏腹に無類の食いしん坊だが、食べるだけでなく料理を作る事も得意としている。
  • チャッピ(江美京子
    三角おむすび型の顔の少女。かなり男勝りでおてんばな性格。サンデー先生のような教師になるのが夢らしいが、その夢はコロコロ変わる。劇中に「くたばれ男の子」という歌でその心情を吐露した。
  • プリン(堀絢子
    おとなしいお嬢様タイプの美少女。優しく、看護師になるのが夢で、ムマモメムの助手をしたこともある。オリジナル版では、マジョリタンのワニ王子と結婚してレギュラーを降板した。リメイク版では島を去る描写はなく、時系列的にはそれ以降に当たるシリーズにも登場している。
  • リトル・キッド(藤田淑子
    キャプテン・キッドの宝の中から出てきた男の子。大変ないたずら好き。トラヒゲや4人の海賊達からは「キッド坊ちゃま」と呼ばれる。レギュラーに入ったのは、オリジナル版は「魔女リカシリーズ」とリメイク版は「アラビアンナイトの巻」。

歴代島民[編集]

キャラクター 初出演 最終出演 リメイク
プリン 01 - 05 オープニング マジョリタン
ムマモメム 01 - 07 オープニング ランニングホーマー一族
しゅう長 01 - 02 ライオン王国 ブルドキア ×
ガラクータ 03 - 09 海賊 サーカス団
トーヘンボク 03 - 09 海賊 サーカス団
ヤッホー 03 - 09 海賊 サーカス団
ドタバータ 03 - 09 海賊 サーカス団
リトル・キッド 03 - 16 海賊 エンディング
トンカチーフ 06 - 07 南ドコニカ ランニングホーマー一族 ×
マジョリカ 07 - 09 ランニングホーマー一族 サーカス団 [1]
マリー 07 - 15 ランニングホーマー一族 ポストリア ×
パレンチ・コート 15 - 16 ポストリア エンディング ×

基礎情報[編集]

スタッフ[編集]

シリーズ一覧[編集]

シリーズ 放送期間
01 オープニング 0001 - 0007 1964年04月06日 - 1964年04月14日
01 ライオン王国 0008 - 0050 1964年04月15日 - 1964年06月12日
02 ブルドキア 0051 - 0130 1964年06月15日 - 1964年10月07日
03 海賊 0131 - 0178 1964年10月08日 - 1964年12月28日
04 魔女リカ 0179 - 0251 1964年12月29日 - 1965年04月09日
05 マジョリタン 0252 - 0339 1965年04月12日 - 1965年08月17日
06 南ドコニカ 0340 - 0427 1965年08月18日 - 1965年12月23日
07 ランニングホーマー一族 0428 - 0516 1965年12月24日 - 1966年04月29日
08 アンコロピン王国 0517 - 0586 1966年05月02日 - 1966年08月05日
09 サーカス団 0587 - 0625 1966年08月08日 - 1966年10月03日
10 クレタモラッタ島 0626 - 0688 1966年10月04日 - 1966年12月29日
11 グッバイジョウ 0689 - 0751 1966年12月30日 - 1967年03月31日
12 アル・カジル王国 0752 - 0823 1967年04月03日 - 1967年07月14日
ドン・ガバチョ回顧録 ※特別編 1967年07月17日 - 1967年07月21日
13 ウクレレマン・ダン 0824 - 0932 1967年07月24日 - 1967年12月29日
14 カンカン王国 0933 - 1014 1968年01月04日 - 1968年04月26日
ドン・ガバチョ回顧録 ※特別編 1968年04月29日 - 1968年05月03日
15 ポストリア 前編 1015 - 1074 1968年05月06日 - 1968年07月26日
グッバイジョウ ※再放送 1968年07月29日 - 1968年08月30日
15 ポストリア 後編 1075 - 1139 1968年09月02日 - 1968年11月29日
16 ガン・マン 1140 - 1207 1968年12月02日 - 1969年03月12日
16 エンディング 1208 - 1224 1969年03月13日 - 1969年04月04日
スペシャル
タイトル 放送日時
1 ドクター・ストップの巻 1967年05月05日 金曜17:45-18:30
2 キャプテン・キッドの休日 1968年12月30日 月曜17:45-18:15

オープニング[編集]

あらすじ[編集]

サンデー先生と5人の子供たち(チャッピ、ダンプ、プリン、博士、テケ)がひょうたん島に遠足にやってくる。ひょうたん火山が噴火し、急いで避難しようとするが、あと少しのところで橋が壊れ、ひょうたん島が漂流を始める。途方に暮れる6人の頭上に囚人護送用飛行機からシカゴギャングの「マシンガン・ダンディ」が落下。ダンディが島の食べ物を独占しようとしてサンデー先生と言い争いに、そのさなか、ベランダが壊れ落ちかけたサンデー先生をダンディが助け、仲直り。大量の盗品をいかだに積んだ海賊、トラヒゲがひょうたん島に漂着する。トラヒゲは食べ物を調達しようとするが、「島の食べ物は少ないから」とダンディが拒否、トラヒゲとダンディの決闘となる。決闘に敗れ、気を失ったトラヒゲをサンデー先生と子供たちが介抱。お礼にテレビを貸すことに。テレビでどこかの大統領「ドン・ガバチョ」の記者会見を見ていると、ドン・ガバチョがテレビから「こぼれ落ちて」ひょうたん島に登場。トラヒゲ倉庫にあった金庫を博士が開けてしまい、その金庫に子供たちが入り、閉じ込められてしまう。サンデー先生は金庫を開けるためダンディに助けを求める。ダンディは正体がばれるのを恐れてためらうが、意を決して金庫を開ける。すると子供5人の他に、5年前から金庫に閉じ込められていた医者、ムマモメムが出てきた。

解説[編集]

リメイク版「海賊の巻」の第1回 - 第2回に相当する。

各話リスト[編集]

ライオン王国シリーズ[編集]

解説[編集]

ひょうたん島最初の敵は、ライオンを国王にした南洋の国。一見、未開の原住民に見えるが、実は非常に物質文明の発達したタムレ族の住む国にひょうたん島が流れ着き、住人たちとタムレ族に対立・抗争が起こる。

キャラクター[編集]

  • しゅう長(玉川良一
    タムレ族のリーダー。威張っているが、実はさびしがりや。民主化されたタムレの第1回大統領選に敗れブルドキアシリーズまで島とともに同行するが、望郷の念にかられ帰国。一時、トラヒゲと義兄弟(トラヒゲが兄)になった。
  • コンチキ(4代目 三遊亭小圓馬
    ライオン王国、国立気象観測所・探知機主任からタムレ共和国初代大統領になった。
  • コック長(坂本新兵
  • その他 三十人会

各話リスト[編集]

ブルドキアシリーズ[編集]

解説[編集]

大昔から自分たちを鎖に繋いで奴隷にしてきた人間たちに復讐するという、文化の進んだ犬たちの住む国・ブルドキア。ひょうたん島の人々は命の危険にさらされる。リメイク版では省かれた。

キャラクター[編集]

  • ブル元帥(田中明夫武田国久宮本昭太
    血筋もよく学歴もある、ブルドキアの最高司令官。しかし、どこか抜けており失敗の連続。
  • ピッツ長官(山崎唯
    平然とガバチョを人喰いライオンに食べさせようとしたりする、血も涙もない犬。ダンディとのゴーストタウンの決闘に敗れ、倒された独裁者。
  • ダックス刑事(佐山俊二雨森雅司
    長屋に住み男手ひとつで7人の子供を育てながら、ピッツにこきつかわれる刑事。
  • チワワ教授(三田松五郎
    「人間はおとぎ話に出てくるだけの動物か、それとも実際にいるか」をテーマに研究している。ひょうたん島民を実験材料にする。
  • プードル(小海智子
    テレビで「ハロー・プードル」というレギュラーをもつリッチなスター。歌もうまく、店も経営している。ひょうたん島民をもらいうけ、サーカスを作る。
  • ノラ(和久井節緒
    「ブルドキア新聞」の腕利きの記者。ひょうたん島民は人間であるという特ダネをつかむが公表すると殺されてしまう島民に同情し、島民に協力しようとしてピッツに射殺される。
  • コッカ・スパニオル(久里千春
    チワワ教授の秘書。ノラの恋人。
  • サポ(八奈見乗児
    のんびりした図書館員。
  • ポチ(油谷佐和子
    ブルドキアの生き残りの人間。ひょうたん島民とともに、犬と戦おうとする。
  • 老人(三國一朗
    ブルドキアの生き残りの人間。あくまで人間であることを隠し通そうとする。
  • ノミ(石井住子

各話リスト[編集]

海賊シリーズ[編集]

解説[編集]

キャプテン・キッドの宝を探しに4人の名うての海賊たちがひょうたん島に上陸する。宝の隠し場所を示す暗号の歌をもとに、博士を中心とするひょうたん島住人たちと海賊が宝の発見を巡って丁々発止の戦い。キッドの宝は、実はキッドの一人息子・リトルキッドだった。海賊たちはひょうたん島の住人になる。

キャラクター[編集]

  • 郵便屋(斎藤隆
    4人の海賊がひょうたん島に上陸することを知らせる手紙をひょうたん島に持ってきた郵便配達人。ひょうたん島を10年間探し続け、やっと見つけ手紙を100円札と引き換えに(手紙には切手が貼られていなかったから)ガバチョに渡した。
  • ガラクータ(黒沢良若山弦蔵
    元貴族の海賊。海賊友の会の理事。上品な言葉づかいだが怒ると怖く、右腕の義手(リメイク版では左腕に)にはマシンガンが仕組まれている。
  • トーヘンボク(柳沢真一、代役:坂本新兵
    元馬賊の海賊。海賊友の会の補欠理事。武器は青竜刀。「ラーメンの一つ覚え」で三度の食事はみんなラーメン。海賊学校で子供達にヴァイキングについて教えようとするも、逆に博士に教えられる。
  • ヤッホー(谷幹一、代役:雨森雅司
    元山賊の海賊。海賊友の会の補欠理事。元山賊のため、海には弱く船酔いをする。
  • ドタバータ(千葉信男
    元人足の海賊。海賊友の会の補欠理事。力は強いが頭は弱く、自分が何を言っているかわからなくなる時もある。
  • 国際警察元長官(前沢迪雄島田邨
    4海賊を捕まえにやって来たが、既に定年退職後で、宝目当てだった。その後も何らかの役で登場する。
  • ホウスケ(仲村秀生
    アホウドリの王様。自称は「アホウのホウスケ33世」。
  • ホウザエモン(安田隆久
    ホウスケの従者。
  • コーラス(ボーカル・ショップ

各話リスト[編集]

魔女リカシリーズ[編集]

解説[編集]

ひょうたん島にやってきた魔女リカが、フランスの怪盗クッペパンと共に騒動を巻き起こす。

キャラクター[編集]

  • 魔女リカ(松岡圭子
    キッド坊やが魔女の岩を3回回ったことでやって来た。飛行手段は掃除機であったり、「魔法の計算機」と呼ばれるもので魔法を使うなど、現代的な魔女。ガラクータ達と結託してひょうたん島の人々を魔法で苦しめる。始祖鳥に変身出来る。自分の美しさに絶対の自信を持っており、自分より美しいサンデー先生を激しく憎む。
    ランニングホーマー一族シリーズで改心して再登場、サーカス団シリーズまで島民として活躍。改心したことでキャラクター表記が「魔女リカ」から「マジョリカ」に変更された。
  • アルセーヌ・クッペパン(日恵野晃一龍齋貞鳳

各話リスト[編集]

マジョリタンシリーズ[編集]

解説[編集]

魔女リカの出身地でもあったグレート・マジョリタンで、3人の恐るべき魔女がひょうたん島住人たちを待ち受ける。国王と王子はそれぞれワニと怪物に姿を変えられていたがひょうたん島住人の活躍で魔女たちは滅亡、国王たちは元に戻る。プリンは王子と結婚して当地に残り、レギュラーから外れる。

キャラクター[編集]

  • パトラ(鈴木光枝
    グレート・マジョリタンの魔女。ピエロのような姿をしている。ホウキでは無く掃除機を使って空を飛ぶ。彼女たちの心臓はトランプのカード(ハート。魔女リカも同様)であり、死ぬと蛙になってしまう。
  • ペラ(黒柳徹子
    グレート・マジョリタンの魔女。蜂のような姿をしており、ペラペラとしゃべるためパトラにいつも叱られている。
  • ルナ(久里千春
    グレート・マジョリタンの魔女。普段はマイペースな美少女だが、般若面のような怖い顔になることがある。
  • バック・ミラー(田畑明彦
  • ワニ→王子(野本礼三
    マジョリタンの城の中庭の池にいる喋るワニ。魔女たちの部下で、彼女たちにこき使われていた。正体は王子。
  • 怪物(筈見純)→国王(大宮悌二
    巨大な顔の赤いゴリラを思わせる怪物。普段は檻に入れられ、魔女達への反逆者等に襲い掛かるよう仕向けられていた。正体はマジョリタン国の王。怪物時は王子と違い「ウガー」等と唸る事しか出来ない。
  • アルセーヌ・クッペパン(一龍齋貞鳳
    魔女リカシリーズで島を追い出されたクッペパンと4海賊が手を組み、ひょうたん島に再上陸。魔女3人(パトラ・ペラ・ルナ)にひょうたん島を売り渡す。

各話リスト[編集]

南ドコニカシリーズ[編集]

解説[編集]

アンカ山の秘宝(打出の小槌)を巡って、ひょうたん島とゼロが騒動を起こす。

キャラクター[編集]

  • マンボウ(相模武
  • トンカチーフ(青島幸男
    ハリウッドの売れない脚本家。いい台本を送っても会社の方針が変わって不採用となる。どんな事件の最中でも、ギャグやストーリーをタイプでメモする。
  • ミスター・ゼロ(坊屋三郎
    全世界召使連盟会長。ネズミの国を作ろうと、アンカの宝探しを企む。

各話リスト[編集]

ランニングホーマー一族シリーズ[編集]

解説[編集]

世界一の富豪C・S・ランニングホーマーとその娘のマリー、親戚で名門イギリス貴族のドビン・ポット夫人がひょうたん島に来てドビン・ポット夫人と海賊ガラクータは先祖の遺恨を巡って一触即発の危機。以後、マリーがレギュラーに加わる。

キャラクター[編集]

  • マリー(松島トモ子
    本名はマリー・キャッチャーネット・ランニングホーマー。C・S・ランニングホーマーの娘。ひょうたん島にそっくりな移動島「とうがん島」に乗ってスイスの学校に行かされる途中、ひょうたん島に衝突。金持ちの生活が嫌いなマリーはひょうたん島の島民になりたいと頼む。ポストリアシリーズの初めに「仕事が嫌になった父に代わり社長を務める」までレギュラーとなる。リメイク版には登場せず、彼女の出番はすべてプリンに置き換えられている。
  • センターバック・スコアボード・ランニングホーマー(桑山正一
    マリーの父。野球選手希望だったが、ボールの当たった所から石油が噴き出して大富豪に。石油が止まって破産しても島で温泉を見つけ、帰った後に劇団を作って大当たりするも、興行主に金を持ち逃げされ、その後は金を掘り当てるというラッキーな男。しかし、それが原因でノイローゼになり、マリーが島を去るきっかけになった。
  • ドビン・ポット(新道乃里子
    C・S・ランニングホーマーの叔母。成金ではない正真正銘の貴族。

各話リスト[編集]

アンコロピン王国シリーズ[編集]

解説[編集]

かつてカラコロリン島にあった国をクジラに飲まれ、潜水艦でさまよっているうち、4海賊と結託してひょうたん島に王国を再建させようとする。

キャラクター[編集]

  • ボスケ王(左とん平
    アンコロピン王国の国王。
  • デビソン提督(矢島正明
    国王の家臣。
  • ムッツリーニ(相模武
    アンコロピンただ1人の国民。鯛焼きの職人。
  • 雷門ゴロ助(大山のぶ代

各話リスト[編集]

サーカス団シリーズ[編集]

解説[編集]

このシリーズを最後に4海賊は去る。またガバチョが団長の罠にかかって、一時的に飛ばされることに。

キャラクター[編集]

  • ウーステッド・ギャバジン団長(加藤武
    ひょうたん島民をサーカス団員にさせようとするが、実は島民をチーターに売り渡し、引き替えに猛獣の子供をもらってサーカス団を結成しようとしていた。最後は4海賊の変装したトドダドに襲われて逃げる。

各話リスト[編集]

クレタモラッタ島シリーズ[編集]

解説[編集]

ひょうたん島住民が出会った変な神様たち。地球最後の日という難題に、博士最大の苦戦。

キャラクター[編集]

各話リスト[編集]

グッバイジョウシリーズ[編集]

解説[編集]

天才泥棒・グッバイジョウとひょうたん島民との関わり合い。

キャラクター[編集]

  • ジョウ(左とん平
    着ている服を盗まれても気付かないほどのテクを持つ泥棒。最後は博士製の「盗みが嫌いになる薬」で更生。
  • パット・ロール(2代目 三遊亭歌奴
    ジョウの更生を認めない、国際警察巡査部長。
  • シャッキンバード(市村俊幸
    ジョウの盗品で商売をしている月賦屋。

各話リスト[編集]

再放送[編集]

1968年7月29日 - 8月30日に再放送。放送されたのは全63回中27回であり、話数調整のため土曜日にも3回放送された。

アル・カジル王国シリーズ[編集]

解説[編集]

砂漠の国で、アルカジル王が12時に寝ないと、王はラクダ、国民は魚に変えられる呪いを受けていた(先祖のアルカジル一世が夜更かしをしすぎたのが原因)。なおリメイク版では「アラビアンナイト」と改名され、マリーのパートはプリンになり、家来の隊長はオッサンに変更、ハッサンは未登場となる。

キャラクター[編集]

  • アルカジル王(北村和夫
    アルカジル王国の王。怒ると「首をはねよ!」と言うのが癖。
  • ハッサン(三波伸介
    アルカジル王の4家来の隊長。
  • ケッサン(上田吉二郎
    4家来の一人で従卒。
  • オッサン(晴乃チック
    4家来の一人で床屋。
  • タクサン(晴乃タック
    4家来の一人で会計士。口癖は「いいじゃなァい」「どったの?」(声を演じたタックのギャグ)。4家来は王からの給料を貯めて世界一周を夢見ていたが、トラ・ガバに「視聴者は世界一周」(費用は自前)と騙されてテレビを買い、金を失って自殺するが、最後は元に。
  • シエラザード(里見京子
    アルカジル王国の王女。10年前風邪で死ぬが、最後は博士の力で生き返る。
  • 火の玉
    竹から出てきた火のお化け。しかしキッド坊やに水が弱いということがバレ、子供達やトラヒゲにこき使われることになる(例:建物の看板の照明等)。最後は逃げ出して、川に投身自殺(?)をし成仏する。火の玉のこの行動が結果的にガバチョ等を意外な形で救うことになる。
  • ためきばやしはらつづみえもん(内山森彦
    「お化けの国」の大統領。先祖は「カチカチ山」のタヌキ。人間に復讐せんと様々な陰謀を企てる。最後はガバチョと腹鼓合戦の末、敗北し謝罪。

各話リスト[編集]

ウクレレマン・ダンシリーズ[編集]

解説[編集]

「あくま島」に乗ってやって来た、人工卵を産むロボットニワトリを作り、ニワトリの解放を狙うデ・ペソと、人工卵を独占販売しようと企むウクレレマン・ダン一味との戦い。人工卵とは、殻は魚の骨のカルシウム、白身はトコロテン、黄身はきな粉で出来ており、博士のデータによると、1個につき、0.0001cal、ビタミンAと鉄分が共に0.00003g、ビタミンB1&B2無し、Cはごく僅か、灰分5g、水分99%。

キャラクター[編集]

  • ウクレレマン・ダン(牧伸二
    3人組のギャング団のボス。実はペーパーバックを呼んで教養をつけたゴリラ。キッドを傀儡の大統領に付けるなどの金稼ぎテクを駆使する。最後はネンネの裏切りで爆死、いいことをすべく生き返り、整形手術の末「新聞事情見学世界漫遊武者修行」に出る。
  • ドクトル・デ・ペソ(大森義夫島宇志夫
    ダンお抱えの科学者で、イモチュセツ農大・家畜学部・ニワトリ学科主任教授。世界のニワトリを解放すべく、ロボットニワトリを作ろうとする。叫ぶ錠前・ダンの自動背中洗い機・ニワトリおびき寄せ機(ガバの「ニワトリこちゃこ〜」の声を改良したもの)などといった発明品がある。
  • ネンネ(3代目 江戸家猫八
    ダンの部下。本名:ドタマポンチ・ドコンジョ。ダンディをいたぶるなどやりたい放題だが、最後は母アンナの愛に応え、ダン・アノネと共に卵型爆弾(博士が人工卵を改造して作った)で爆死、そのまま生き返らなかった。
  • アノネ(常田富士男
    ダンの部下で、ネンネの弟分。ダンと共に死ぬも生き返り、デ・ペソの部下になる。
  • アンナポンチ・ドコンジョ(鈴木光枝
    ドタマ(ネンネ)の母。ドタマは「マンマ」と呼ぶ。家出したドタマとその兄イカレポンチを探していた。窮地にも負けず、ダンにもつっぱった肝っ玉母。
  • イカレポンチA(江幡高志
  • イカレポンチB(小林清志
    双方とも、ドコンジョの金目当てに来島したニセモノ。

各話リスト[編集]

カンカン王国シリーズ[編集]

解説[編集]

このシリーズでマリーが父に代わり仕事をするため、レギュラーを降板する。

キャラクター[編集]

各話リスト[編集]

ポストリアシリーズ[編集]

解説[編集]

国民全員が郵便局員の発展途上国「ポストリア」。

キャラクター[編集]

各話リスト[編集]

ガン・マンシリーズ[編集]

解説[編集]

ひょうたん島最後の敵は、マーガレット率いるガンマンたち。最後に対決する舞台は月。

キャラクター[編集]

  • ジューワット・ホープ(鈴木やすし
    後ろ向きに発砲する特技を持つため、背中合わせの決闘では負けたことがない。
  • バッファロー・ザ・スローモー(小坂一也
    動きは鈍く、しゃべり方ものろいが凄腕のガンマン。
  • マーガレット(メグ)・バッツィドール(楠侑子
    3人組のガンマンのボス。

各話リスト[編集]

エンディング[編集]

あらすじ[編集]

ゴールド岬島で手に入れた金を盗んで島を去ろうしたトラヒゲは裁判にかけられる。執行猶予の判決が下るが、直後に再び金を盗もうとしてガバチョが激怒、金を国連に寄付してしまう。国連は「金の報酬として国連加盟を認める。ただし、ダンディを国際警察に引き渡すことが条件」と言ってくる。ダンディは自分にあこがれ守ろうとする子供たちを見て、将来ギャングになられては困ると、かっこ悪く死ぬことを選ぶ。ガバチョに見苦しく暴れまわる自分を撃ってくれと頼むが、ガバチョは撃てない。代わりにトラヒゲがダンディを刺してしまう。ガバチョが真相を島民に話し、瀕死のダンディを助けようとトラヒゲの血液を輸血し一命をとりとめる。そして国民投票の結果、国連に入らないことを決定。ひょうたん島はダンディとともに漂流を続けるのだった。

各話リスト[編集]

ドクター・ストップの巻[編集]

解説[編集]

1967年5月5日に「こどもの日特集」として放送。1話45分。

キャラクター[編集]

キャプテン・キッドの休日[編集]

解説[編集]

1968年12月30日に「年末特集」として放送。1話30分。

キャラクター[編集]

ドン・ガバチョ回顧録[編集]

ドン・ガバチョがひょうたん島の出来事を振り返りながら『ドン・ガバチョ回顧録』(トラヒゲ出版発行、350ガバス)を随筆する総集編。

第1期
アンコロピン王国シリーズ」と「サーカス団シリーズ」の間に放送。通常放送の回数に含まれる。
タイトル 放送日
第587回 ドン・ガバチョ回顧録 第1章 1966年8月08日 月曜
第588回 ドン・ガバチョ回顧録 第2章 1966年8月09日 火曜
第589回 ドン・ガバチョ回顧録 第3章 1966年8月10日 水曜
第590回 ドン・ガバチョ回顧録 第4章 1966年8月11日 木曜
第591回 ドン・ガバチョ回顧録 第5章 1966年8月12日 金曜
第592回 ドン・ガバチョ回顧録 1966年8月15日 月曜
第593回 1966年8月16日 火曜
第594回 1966年8月17日 水曜
第2期
アル・カジル王国シリーズ」と「ウクレレマン・ダンシリーズ」の間に放送。通常放送の回数に含まれない特別編。
タイトル 放送日
1 ドン・ガバチョ回顧録 第1章 1967年7月17日 月曜
2 ドン・ガバチョ回顧録 第2章 1967年7月18日 火曜
3 ドン・ガバチョ回顧録 第3章 1967年7月19日 水曜
4 ドン・ガバチョ回顧録 第4章 1967年7月20日 木曜
5 ドン・ガバチョ回顧録 第5章 1967年7月21日 金曜
第3期
カンカン王国シリーズ」と「ポストリアシリーズ」の間に放送。通常放送の回数に含まれない特別編。
タイトル 放送日
1 海賊の巻 1968年4月29日 月曜
2 魔女リカの巻 1968年4月30日 火曜
3 ドクター・ストップの巻 1 1968年5月01日 水曜
4 ドクター・ストップの巻 2 1968年5月02日 木曜
5 ドクター・ストップの巻 3 1968年5月03日 金曜

現存している回[編集]

当時ビデオテープ(2インチVTR)は非常に高価かつ大型であり、収録された映像は放送終了後に消去されて他の番組に使い回されたため、現存しているのは以下の回だけである。また、当時は全回カラー放送ではあったが、カラーで残っているのは第829回と第881回のみである。第650回「夜をまとうよ」は、ガバチョが「夜をまとうよ」を歌った回である。

タイトル 放送日 シリーズ
第547回 火事 その1 1966年06月13日 アンコロピン王国
第548回 火事 その2 1966年06月14日
第644回 地球最後の日 その5 1966年10月28日 クレタモラッタ島
第649回 地球最後の日 その10 1966年11月04日
第650回 夜をまとうよ 1966年11月07日
第710回 ひょうたん大捕物 1967年02月02日 グッバイジョウ
第829回 ドクトル・デ・ペソ その1 1967年07月31日 ウクレレマン・ダン
第881回 母子再会 その1 1967年10月16日

リメイク版[編集]

ひょっこりひょうたん島
ジャンル 人形劇
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本放送協会
演出 雪正一
原作 井上ひさし山元護久
海賊の巻
放送時間 NHK BS2
毎日19:30-20:00(30分)
放送期間 1991年4月26日 - 1991年5月12日(17回)
アラビアンナイトの巻
放送時間 NHK BS2
毎日19:30-20:00(30分)
放送期間 1991年12月24日 - 1992年1月15日(19回)
グレート・マジョリタンの巻
放送時間 NHK BS2
毎日18:00-18:50(本編30分)
放送期間 1992年12月21日 - 1993年1月10日(20回)
ドクター・ストップの巻
放送時間 ハイビジョン試験放送
日曜17:00-18:00(60分)
放送期間 1993年10月3日(1回)
魔女リカの巻
放送時間 ハイビジョン実用化試験放送
毎日11:00-11:40(40分)
放送期間 1996年4月29日 - 1996年5月2日(4回)
テンプレートを表示
ひょっこりひょうたん島
ジャンル 人形劇
ドン・ガバチョ
サンデー先生
トラヒゲ
マシンガン・ダンディ
ライオン
ムマモメム
博士
ダンプ
テケ
チャッピ
プリン
リトル・キッド
名古屋章
楠トシエ
熊倉一雄
小林恭治
滝口順平
槐柳二
中山千夏
伊藤牧子
増山江威子
江美京子
堀絢子
藤田淑子
テンプレート - ノート

スタッフ[編集]

  • 原作:井上ひさし山元護久
  • アニメーション:久里洋二
  • 人形劇:ひとみ座
  • 人形デザイン:片岡昌
  • 制作統括:山田卓、日根龍也
  • 演出:雪正一
  • 共同制作:NHKエンタープライズ
  • 資料提供:伊藤悟

シリーズ一覧[編集]

タイトル 放送期間 分数 回数
1 海賊の巻 1991年04月26日 - 1991年05月12日 30分 17回
2 アラビアンナイトの巻 1991年12月24日 - 1992年01月15日 30分 19回
3 グレート・マジョリタンの巻 1992年12月21日 - 1993年01月10日 30分 20回
4 ドクター・ストップの巻 1993年10月03日 60分 01回
5 魔女リカの巻 1996年04月29日 - 1996年05月02日 40分 04回

海賊の巻[編集]

基礎情報
放送日時
ch 放送期間 放送時間 備考
1 BS2 1991年04月26日 - 05月12日 毎日19:30-20:00 [3][4]
2 BS2 1991年07月21日 - 11月10日 日曜18:27-18:57 [5]
3 総合 1991年11月25日 - 12月19日 平日17:05-17:35
4 教育 1994年01月04日 - 05月03日 火曜18:30-19:00
5 教育 2003年04月13日 - 08月03日 日曜19:25-19:55
声の出演

アラビアンナイトの巻[編集]

基礎情報
放送日時
ch 放送期間 放送時間 備考
1 BS2 1991年12月24日 - 1992年01月15日 毎日19:30-20:00 [3][6]
2 BS2 1992年06月07日 - 1992年10月18日 日曜18:26-18:56 [5]
3 教育 1993年04月06日 - 1993年08月10日 火曜18:30-19:00
4 教育 2003年08月10日 - 2003年12月21日 日曜19:25-19:55
声の出演

グレート・マジョリタンの巻[編集]

基礎情報
放送日時
ch 放送期間 放送時間 備考
1 BS2 1992年12月21日 - 1993年01月10日 毎日18:00-18:50 [7][8]
2 教育 1993年08月17日 - 1993年12月28日 火曜18:30-19:00
3 教育 2003年12月28日 - 2004年03月28日 日曜19:25-19:55 [9]
2004年03月28日 日曜20:00-23:00 [10]
解説
初回放送は「冬休みファミリー劇場」(50分番組)として放送。本編と人形紹介、トラヒゲの名曲アルバム、子供たちの描いた絵の紹介が行われた。また、第1回と第20回に伊藤悟がゲスト出演した。
声の出演

ドクター・ストップの巻[編集]

基礎情報
放送日時
ch 放送日 放送時間 備考
1 HV 1993年10月03日 日曜17:00-18:00
2 BS2 1993年12月23日 木曜17:00-18:00
3 教育 1994年01月02日 日曜17:30-18:30
4 教育 1994年04月29日 金曜09:00-10:00
5 Eテレ 2013年01月01日 火曜12:00-13:00 [11]
解説
本編中、パリやバルセロナの背景に当時開業した東武ワールドスクウェアが使われている。
声の出演

魔女リカの巻[編集]

基礎情報
放送日時
ch 放送期間 放送時間
1 HV 1996年4月29日 - 5月02日 毎日11:00-11:40
2 BS2 1996年8月05日 - 8月08日 毎日10:00-10:40
3 HV 1997年1月02日 - 1月10日 [12][13][14][15]
解説
15分×73回(計1095分=18時間15分)のオリジナルをリメイク版では40分×4本(計160分=2時間40分)という、大幅に短縮された形にしなければならなかったため、演出の雪はシナリオの手直しに苦慮したという。他にも雪はリメイクのたびに削られる制作費に泣く羽目になり、冗談交じりにひとみ座に「VTRそっちに頼めない?」とまで言ったことがある。
声の出演

アンコール放送[編集]

2003年4月13日から2004年3月28日までの1年間、テレビ放送50周年記念の一環として、毎週日曜19:25-19:55にNHK教育テレビで「アンコール放送」という形で再放送。放送されたのは「海賊の巻」、「アラビアンナイトの巻」、「グレート・マジョリタンの巻」。放送最終日は通常枠の後、20:00-23:00に特別枠が設けられ通常枠で放送しきれなかった6回分を一挙に放送した。

たくさんのEね!ありがとう「お願い!編集長」スペシャル』(2013年1月1日 火曜12:00-13:00 NHK Eテレ)で「ドクター・ストップの巻」がハイビジョン放送された。

CS放送では2008年4月4日よりチャンネル銀河で放送開始。

人間レコードの巻[編集]

ひょっこりひょうたん島
人間レコードの巻
ジャンル 人形劇
放送時間 NHK総合テレビNHK BShi
土曜17:00-18:00(本編15分)
放送期間 2003年2月1日(1回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 日本放送協会
演出 野里元士
原作 井上ひさし山元護久
脚本 井上ひさし
テンプレートを表示
基礎情報
スタッフ
解説
オリジナル版放送終了以来34年ぶりの新作。山元護久の没後の制作であるため、脚本は井上ひさしが単独で執筆した。魔女パトラの声が鈴木光枝から田中真弓に変更されている。また主題歌の歌手、エンディングのアレンジもリメイク版と違っている。
ストーリーは未完であるが、今後仮に制作される場合、名古屋章、小林恭治、滝口順平、熊倉一雄は亡くなっているため、ドン・ガバチョ、ダンディ、ライオン、トラヒゲの声優は変えなければならない。井上も2010年4月9日に逝去したため、今後の製作については未発表である。
声の出演

主題歌[編集]

前川陽子ひばり児童合唱団が歌った主題歌「ひょっこりひょうたん島」(作詞:井上ひさし、山元護久/作・編曲:宇野誠一郎)の初出音盤は、1964年9月24日朝日ソノラマから発売された「ひょっこりひょうたん島 わんわん騒動」(E-56)である。1965年頃、新ヴァージョン(便宜上、「OP2」とする)[16]も発売された。

1966年キングレコードから発売されたシングルレコード(BS-491。B面は水谷玲子中川順子の「とんでったバナナ」(『うたのえほん』より))では、名義が「前川子」(とひばり児童合唱団)となっている。

その後、多くの歌手(ザ・フォーク・クルセダーズモーニング娘。モーニング娘。のひょっこりひょうたん島)、GO!GO!7188今沢カゲロウ(インストゥルメンタル)、佐藤ひろ美ほか)にカヴァーされており、前川もセルフカヴァーしている。珍しいものでは、子供向けのオムニバスCDに声優田中真弓がカヴァーしたものが収録されている。

音楽ソフト[編集]

レコード[編集]

  • ソノシート朝日ソノラマ
    • ひょっこりひょうたん島 わんわん騒動(E-56、1964年9月24日)
    • ひょっこりひょうたん島 わんわん騒動(B-77、1965年3月15日)
    • ひょっこりひょうたん島 オンボロ汽車騒動(B-86、1965年10月2日)
    • ひょっこりひょうたん島 テーマソング(B-106、1967年3月25日)
  • EP盤

CD[編集]

以下は、前川陽子の歌唱によるオリジナル主題歌あるいはセルフカヴァー版が収録されているCDである。他の歌手によるカヴァー版については、それぞれの項目を参照。

サウンドトラック
  • 「ひょっこりひょうたん島 復刻版I」(NCD-102)
    1991年12月16日発売。リメイク版を音源とするダイジェストCD。一部、旧音源も用いられている。
  • 「ひょっこりひょうたん島 復刻版II 海賊キッドの宝の巻」(BCCM-0016)
    1992年4月21日発売。内容は「復刻版I」とほぼ同じだが、収録曲が減っており、その分ドラマが収録されている。
  • 「ひょっこりひょうたん島 ヒット・ソング・コレクション(オリジナル版)」(MHCL246 - MHCL247)
    2003年4月24日発売。オリジナル版の音源をCD化。2枚組で全60曲。
混載盤
  • 前川陽子、ひばり児童合唱団
    • 「決定版 懐かしのテレビアニメ・特撮主題歌大全集」(VICL-40091 - VICL-40092)
      1992年11月26日発売。
    • 「決定版 懐かしのテレビアニメ主題歌大全集」(VICL-23077)
      1993年10月27日発売。
    • 「MEET THE MEMORY アニメ主題歌グラフィティIII〜アイドル伝説〜」(VICL-18165)
      1994年12月1日発売。
    • 「懐かしのアニメ主題歌集」(VICL-40155/6)
      1995年7月12日発売。
    • 「懐かしの人形劇テーマ大全」(TOCT-9355)
      1996年2月21日発売。
    • 「懐かしのテレビ主題歌集」(KICW-8005 - KICW-8006)
      2000年6月7日発売。
    • 「朝日ソノラマ主題歌コレクション1」(TOCT-25071 - 2)
      2003年6月18日発売。全47トラックのうち、本作からは2ヴァージョンの主題歌(OP1、OP2)と挿入歌(劇中歌)9曲を収録。
    • 「前川陽子スーパー・ベスト〜キューティーハニー/ひょっこりひょうたん島〜」(COCX-33277)
      2005年7月20日発売。OP1およびラテンジャズ風のセルフカヴァー版を収録。
    • 「アニソン100」(TOCT-26175 - 7)
      2007年3月7日発売。
  • 前川陽子、ヤング・フレッシュ(セルフカヴァー)
    • 「テレビまんがでレッツゴー! 最新テレビまんが大行進」(COCC-10718)
      1993年4月21日発売。
    • 「王様のレコード 懐かしのテレビ大行進」(CRCP-20442)
      2009年12月2日発売。
  • 前川陽子ソロ(セルフカヴァー)
    • 「前川陽子スーパー・ベスト〜キューティーハニー/ひょっこりひょうたん島〜」(COCX-33277)
      2005年7月20日発売。前田憲男によるラテンジャズ風アレンジ。

映像ソフト[編集]

オリジナル版[編集]

  • NHK DVD NHK人形劇クロニクルシリーズ Vol.2 劇団ひとみ座の世界 ひょっこりひょうたん島(2003年1月28日)
    収録話:第547回、第548回、第644回、第649回、第650回、第829回、第881回
  • NHK DVD NHK人形劇クロニクルシリーズ Vol.5 劇団ひとみ座の世界2 新諸国物語 笛吹童子(2003年3月21日)
    収録話:第710回
  • NHK DVD 懐かしのこども番組グラフィティー 夕方六時セレクション1(2004年12月17日)
    収録話:第547回

リメイク版[編集]

  • NHK VISUAL BOOK ひょっこりひょうたん島(VHS
    • 海賊の巻(全9巻、1992年)
    • アラビアンナイトの巻(全9巻、1993年)
  • NHK DVD ひょっこりひょうたん島
    • 海賊の巻 Vol.1 - Vol.4(各巻、2003年8月22日)
    • 魔女リカの巻 Vol.1 - Vol.2(各巻、2003年8月22日)
    • 海賊の巻+魔女リカの巻 DVD-BOX(2003年8月22日)
    • アラビアンナイトの巻 Vol.1 - Vol.5(各巻、2003年11月21日)
    • アラビアンナイトの巻 DVD-BOX(2003年11月21日)
    • グレート・マジョリタンの巻 Vol.1 - Vol.5(各巻、2004年2月27日)
    • ドクター・ストップの巻/人間レコードの巻(単巻、2004年2月27日)
    • グレート・マジョリタンの巻/ドクター・ストップの巻/人間レコードの巻 DVD-BOX(2004年2月27日)

書籍[編集]

オリジナル版[編集]

  • テレビ絵本 ひょっこりひょうたん島(すずき出版
    • 1 ライオンおうこくのまき
    • 2 トラヒゲきかんしゃのまき
    • 3 サンタクロースのまき
    • 4 かぼちゃそうどうのまき
    • 5 おにがしまのまき
    • 6 どうぶつじどうしゃのまき
    • 7 きえたおやまのまき
    • 8 ビンポット家とガラクータ家の巻
    • 9 おかしなじごくのまき
    • 10 ゆかいなもぐらのまき
    絵は杵渕やすお。8巻のみ「~のまき」が「~の巻」になっている。
  • 絵本 NHKひょっこりひょうたん島(日本放送出版協会
    • 第1集 らいおん王国(1964年7月)
    • 第2集 いぬのくに・ぶるどきや王国(1964年10月)
    • 第3集 かいぞくたちがやってきた(1965年1月)
    • 第4集 まじょ・りかおおあばれ(1965年4月)
    当時のNHK教育局長・長浜道夫氏が、第3集の絵本のカバーのそでに“ひょっこりひょうたん島”絵本第3集の出版にあたってと題して、次にような言葉を載せている。

「ひょっこりひょうたん島」は昨年4月からスタートしたカラー番組です。カラー放送とはいいながらまだカラー受信機があまり一般に普及していない現在では、カラーでごらんいただく機会は少ないかと存じます。そういう意味で、“家庭のカラー版”としてこの美しい絵本をみなさまにおとどけしましたが、こんどまた第3集ができました。「ひょうたん島」はその内容、表現、人形デザイン、人形操作法、その他いろいろの点でこれまでのこども番組とはちがった、新しい独自の領域を追求しているユニークな番組です。この「ひょうたん島」の愉快な物語は、お子さま方の豊かな夢と希望を育てる一助となるものと信じます。

1965年1月

  • 講談社のテレビ絵本「ひょっこりひょうたん島」(講談社
    • ふしぎなたまごのまき(1966年)
    • にげだしたせんすいかんのまき(1966年)
    • でんきくらげのまき(1966年)
    • サーカスそうどうのまき(1966年)
    • おばけかぼちゃのまき(1966年)
  • ちくま文庫「ひょっこりひょうたん島」(筑摩書房
    • 1 ライオン王国の巻 上(1990年12月)
    • 2 ライオン王国の巻 下(1990年12月)
    • 3 ブルドキアの巻 上(1991年1月)
    • 4 ブルドキアの巻 中(1991年2月)
    • 5 ブルドキアの巻 下(1991年3月)
    • 6 海賊キッドの宝の巻 上(1991年4月)
    • 7 海賊キッドの宝の巻 下(1991年5月)
    • 8 魔女リカの巻 上(1991年7月)
    • 9 魔女リカの巻 下(1991年8月)
    • 10 マジョリタンの巻 1(1991年10月)
    • 11 マジョリタンの巻 2(1991年12月)
    • 12 マジョリタンの巻 3(1992年1月)
    • 13 マジョリタンの巻 4(1992年2月)
    • 全13巻セット(1995年3月)
    オリジナル版の台本を書籍化したもので、全50巻の予定がマジョリタンシリーズまでの13巻で中断している。

リメイク版[編集]

  • 講談社のテレビ絵本「ひょっこりひょうたん島」(講談社)
    • 1 ふしぎなひょうたんじま(1991年7月)
    • 2 かいぞくをやっつけろ!(1991年11月)
    • 3 さばくのぼうけん!(1992年2月)
    • 4 おばけにまけるな!(1992年8月)
  • ひょっこりひょうたん島であそぼう(ポプラ社
    • ひょっこりひょうたん島のゲームでさがそう(1991年8月)
    • ドン・ガバチョとえいごであそぼう(1991年10月)
    • ひょっこりひょうたん島のおりょうりきょうしつ(1991年12月)
  • ナガオカの知育シール絵本「ひょっこりひょうたん島」(永岡書店
    • 1 ひょうたん島のだいぼうけん(1992年2月)
    • 2 ひょうたん島とかいぞくせん(1992年2月)
  • NHKひょっこりひょうたん島(ニューズビート)
    • サンデー先生のA・B・C(1992年2月)
    • ドン・ガバチョといち・に・さんすう(1992年3月)
    • はかせのこくご(1992年3月)
    • ひょっこりひょうたん島のちえあそび(1992年7月)
    • ひょっこりひょうたん島のかくしえ(1992年7月)
    • ひょっこりひょうたん島のめいろ(1992年7月)
    • ひょっこりひょうたん島のABC(1992年7月)
  • ひかりのくにテレビえほん「ひょっこりひょうたん島」(ひかりのくに
    • あいうえお(1992年7月)
    • 1・2・3(1992年7月)
  • ものがたり絵本 ひょっこりひょうたん島(日本放送出版協会、2003年6月26日)
  • 人形劇ガイド ひょっこりひょうたん島2003(日本放送出版協会、2003年7月)

その他[編集]

  • ひょっこりひょうたん島熱中ノート(伊藤悟 著、実業之日本社、1991年7月)
  • ひょうたん島大漂流記 1964 - 1991(伊藤悟 著、飛鳥新社、1991年8月)
  • ひょっこりひょうたん島熱中ノート 復刻版(伊藤悟 著、メディアパル、2000年9月)
  • NHK連続人形劇のすべて(池田憲章・伊藤秀明 編著、エンターブレイン、2003年4月10日)
  • ひょうたん島から明日が見える ガバチョと未来が変えられる10のヒント(伊藤悟 著、文芸社、2003年5月31日)
  • 泣くのはいやだ、笑っちゃおう「ひょうたん島」航海記(武井博 著、アルテスパブリッシング、2015年12月15日)

ゲーム[編集]

  • 『ひょっこりひょうたん島 なぞのかいぞくせん』(FC、1992年4月25日、ユタカ、アドベンチャーゲーム、6,300円)
  • 『ひょっこりひょうたん島 ひょうたん島の大航海』(GG、1992年5月22日、セガ、アクションゲーム、3,500円)
  • 『ひょっこりひょうたん島 大統領をめざせ!』(MD、1992年8月7日、セガ、ボードゲーム、4,800円)
  • 『ひょっこりひょうたん島 パネルでポン』(NINTENDO64、1996年8月7日、任天堂、パズルゲーム、4,800円)
  • 『ひょっこりひょうたん島 ドン・ガバチョ大活躍の巻』(GBA、2003年11月21日、MTO、パズルアクションゲーム、3,980円)

オールカラーで!東映まんがまつり ひょっこりひょうたん島[編集]

ひょっこりひょうたん島
The Madcap Island
監督 薮下泰次
脚本 井上ひさし山元護久
原作 井上ひさし、山元護久
製作 大川博
関政次郎、浦田郁也、籏野義文
出演者 藤村有弘
熊倉一雄
中山千夏
音楽 宇野誠一郎
主題歌 「ひょっこりひょうたん島」(前川陽子ヤング・フレッシュ
撮影 平尾三喜
編集 千蔵豊
製作会社 東映動画
配給 東映
公開 日本の旗 1967年7月21日
上映時間 61分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 サイボーグ009 怪獣戦争
次作 アンデルセン物語(長編アニメ版)
テンプレートを表示

オールカラーで!東映まんがまつり」(同時上映:魔法使いサリーキャプテンウルトラ黄金バット)1967年7月21日公開、アニメーション作品。

単発の作品のため、冒頭にダイジェストでテレビ版の内容(ひょうたん島漂流、テレビからのガバチョ登場など)が語られた。当時の東映長編アニメーションでは設定画と併用して動作確認のために立体キャラクター(以下人形)の製作・使用が基本とされていたが、本作では放送で使用した人形が用いられた。 現存するとみられるひょうたん島関連映像で唯一ソフト化されておらず、東映ビデオからも長編アニメでは『世界名作童話 森は生きている』(1980年)・『世界名作童話 アラジンと魔法のランプ』(1982年)・『まんがイソップ物語』(1983年)と共にソフト化されていない(1960年代以前の作品では唯一)。またテレビ版が性質上再放送が望めない作品であるため、このアニメ版のテレビ放映[17]が初見という世代もあり、その上1970年代後期までは一部のアニメ回顧番組で取り上げられた事も有ったが、1980年代以降は全く取り上げられず、リメイク版やアンコール放送がされた時期でも、本作は放送される事は無かった。しかし製作会社の東映アニメーション(当時:東映動画)にはフイルムは現存しており、「上映会」などで公開される事がある。また1980年代以降のアニメ(主に長編アニメ)関連文献でも、本作はイメージ画像付で紹介されているため、本作は「封印作品」にはなってない。

作品は「ブルドギアシリーズ」をアニメ化、主題歌及びキャストはオリジナルを踏襲している[18]

スタッフ
  • 監督:薮下泰司
  • 脚本:井上ひさし山元護久
  • 企画:関政次郎、浦田郁也、旗野義文
  • 製作:大川博
  • 作画監督:喜多真佐武
  • 撮影:平尾三喜
  • 美術:千葉秀雄
  • 音楽:宇野誠一郎
  • 録音:石井幸夫
  • 編集:千蔵豊
  • 原画:細田暉雄、国保誠
  • 色彩設計:遠藤重義
オリジナル版との相違点
  • マリー・キッド・ライオンが最初からいる。逆にプリン・ムマモメム・しゅう長・4海賊がいない。
  • ブルドギアで登場するのは、ブル・ピッツ・ダックス・ノラ・兵士のみ。人間はいない。
  • ひょうたん岬が壊れた方は火山側(オリジナル版は逆)。
  • ダンディはオリジナル版では自分がギャングであることを隠すため付け髭をつけていたが、アニメ版では付けていない。
  • ダックスは直立している。さらに7匹の息子はいない。
  • トラヒゲが「トラヒゲデパート」を出している(オリジナル版はこれより後の「南ドコニカシリーズ」より開業)。
  • ガバチョがニワトリの扮装で時の声を上げるシーンがある(オリジナル版はこれより後の「マジョリタンシリーズ」より)。
  • オリジナル版のピッツはノラを平気で射殺する冷酷なキャラクターだったが、アニメ版は兵士を脅したりするシーンはあっても、射殺するシーンは無く、(原作からの流用とはいえ)犬の自由のために最後まで戦うという、勇ましいキャラに変わっている。
  • ブルドギアの秘密兵器「入れ歯ミサイル」は、アニメ版ではただ噛み付くのみなのに対し、オリジナル版では噛み付かれると死ぬまで笑い続けるという設定があった。
  • ひょうたん島の着岸と離岸に関しては、オリジナル版ではブルドギア湾に着岸し、ムマモメムにビタミン注射されたクジラに引っ張られて離岸しているのに対し、アニメ版はブルドギア沖の海上で静止し、ピッツとの決着後に何も行われずに離岸している(オリジナルのひょうたん島はある場所にぶつからない限り止まらず、あることをしない限り離岸しない)。

漂流劇 ひょっこりひょうたん島[編集]

2015年12月から2016年2月にかけて、Bunkamura シアターコクーンほかで上演予定。脚本は、宮沢章夫山本健介、演出・美術を串田和美が担当予定[出典 1]

ただし、本作品はオリジナル台本に基づく新作であり、このことに関して上演時における著作権者である井上ユリ氏は、ひょっこりひょうたん島の世界観は人形劇で完結されており、「もし『漂流劇ひょっこりひょうたん島』が許諾申請の必要がない新作であるならば、『ひょっこりひょうたん島』の名称、設定、キャラクター、役名は、使用されるべきではありません。」との考えを示している[出典 2]

キャスト
スタッフ

製作秘話[編集]

オリジナル版[編集]

  • 原作者の一人である井上ひさしは、2000年9月の山形県川西町・遅筆堂文庫生活者大学校「ひょっこりひょうたん島」講座で、制作当時から秘密にしていたこととして、以下の2点を明かした[出典 3][出典 4]
    • 井上ともう一人の原作者である山元護久および担当ディレクターの3人が、いずれも家庭の事情により両親に頼ることのできない子供時代を送ったことから、子供たちの「」を登場させなかった。
    • 物語の場において発生しうる食糧危機という現実的な問題を回避し、親や大人に絶望した上で子供たちが持つ明るさを描くユートピアとするため、登場人物をすべて「んだ子どもたち」として物語を作っており、サンデー先生と5人の子供たちは最初にひょうたん島に遠足に行った時点で火山の噴火に巻き込まれて死んだ設定になっている。劇中に「御詠歌」や「四国霊場物語」(四国八十八箇所)が登場するのも、「死者の物語」の設定ゆえである。
  • 井上ひさしは『ひょっこりひょうたん島』の着想を、北杜夫の童話『船乗りクプクプの冒険』から得たことを、角川文庫版『船乗りクプクプの冒険』の解説で述べている。
  • ひょうたん島のモデルは、瀬戸内海広島県尾道市愛媛県今治市にまたがる瓢箪島[出典 5][出典 6][出典 7][出典 8]岩手県大槌町沖の蓬莱(ほうらい)島[出典 9]グアム島のオンワードホテル前にある無人島のアルパット島などと言われている。
  • ガバチョがトラヒゲを「トラどん」と呼んでいたのは藤村がアドリブで言ったところ、スタッフに受けたため定着した。また、ガバチョのつぶやき声「ブフ・ブハ」も誤植に由来するとのことである[19]。藤村は、元々台本をよく読まないまま収録に臨み、途中で話を読み間違え、アドリブで何とか話の辻褄を合わせることがよくあったという。他にも声優のアドリブが徐々にセリフに反映されていった。ガバチョの笑い方が「ハタハッハ」になったのも、「ハッハッハ」が「ハタハッハ」と誤植されているのを藤村がそのまま読んだためである。また、ダンディをダアさんと呼んだりするのも藤村によるアドリブ。
  • 第1035回「郵便泥棒」(ポストリアシリーズ、1968年6月3日)の郵便局員がネコババをするストーリーが、NHKの監督官庁である郵政省の逆鱗に触れて番組終了の原因になったと言われている[出典 10][20]。この影響でポストリアシリーズは第1074回(1968年7月26日)で放送中断、グッバイジョウシリーズの再放送を急遽実施した後、ポストリアシリーズ後編とガン・マンシリーズ完結編を放送して1968年度末である1969年4月4日で放送を終了した。

リメイク版[編集]

  • 元々オリジナル版で使用された人形は損傷が激しく、番組終了後破棄されたが、NHKの倉庫で予備の人形が発見され、リメイクの企画が持ち上がった。オリジナル版の映像やシナリオは大部分が失われていたが(台本は4分の1が散逸、映像は前述通り8話分のみ現存)、オリジナル版の視聴者である伊藤悟が書きとめたセリフ、セットなどのデータを基に復活することができた。伊藤が記録していた「ライオン王国シリーズ」の3週目[21]からガンマンシリーズ〜エンディング(最終回)は、NHKにも映像の保存がほとんどないものばかりであった[22]
  • 人形が改良されたほか(オリジナル版の頃発注していた製造元が倒産していたり、また素材面などに於いて技術の向上による)、内容が大幅に編集・縮小され1回の放送時間も30分になった。
  • 作曲の宇野誠一郎は「過去をひきずるのはよくないだろう」と、オリジナル終了後に楽譜を全部捨ててしまったが、リメイクのサントラはファンクラブの井上豊[誰?]が持っていた楽譜コピーと新たな書き起こしによる(捨ててしまう前に宇野の許諾で手持ちの楽譜のコピーをしていた、1983年にひょうたん島復活を目指し活動していた井上豊の弁[要出典])。
  • オープニングなどはアニメーターの久里が個人的に保存していたフィルムを利用した。ただし1997年におきたポケモンショックの影響により、一部の映像が、修正されている。
  • またオープニングの別バージョン(きわめて初期に使われたバージョンと番組製作に先駆けて作られたもの、歌の歌詞などが異なる)はDVD「ドクターストップ/人間レコードの巻」に収録された。

他作品への登場[編集]

  • 同じNHK人形劇『プリンプリン物語』でもオサラムームー島へ向かうプリンプリン一行がひょうたん島と出会っており、主題歌も流れた。その時島に住んでいたのはガバチョ1人だけで、彼の言うところでは「他の分野で有名になられた方もいれば、お亡くなりになられた方もいる」とのこと。これは生前の藤村がガバチョの声をあてた最後のケースとなった。同作の最終回でガバチョが言った「またお会いいたしましょう」の言葉はこの客演を意味していたとも解釈できる。なおこの頃のエピソードもビデオテープがNHKに残されていなかったため、視聴は極めて困難だが、同作品をテープ残留分のみ再放送する際、NHKで特別番組が作られ、劇でなく人形のみだがプリンプリンとガバチョが再会している。
    • この回は「プリンプリン物語」番組初期の第25回の放送であるが、2016年にNHKアーカイブスの「番組発掘プロジェクト」にて、人形操作を長年担当した伊東万里子が録画していた家庭用ビデオテープの中に含まれていることが分かり、同プロジェクトのホームページに画像が掲載された。これにより実に37年ぶりに陽の目を見る事となった。[23]
  • ガバチョはNHK開局50周年マスコットキャラクターとなり、2003 - 2004年の『NHKプレマップ』などで番組紹介を務めた。声の出演は2003年7月まで名古屋、それ以降は栗田貫一が担当した。
  • アニメ映画『おもひでぽろぽろ』の作品内のテレビの中にひょっこりひょうたん島が登場している(開始85分目のあたり)。ガバチョ、トラヒゲ、サンデー、ダンディー、博士が書き下ろしのアニメーションで描かれており使用されている場面のセリフはオリジナル版、第881回「母子再会 その1」のものであるが、ガバチョの格好が実際の映像とは異なる。エンディングの映像とオープニングの映像も書き下ろしのものとなっている。挿入歌は使用されている順に「コケッコソング」、「エンディングテーマ」、「プアボーイ」、「テーマソング」となっており、音源はオリジナル版のものを使用している。
  • 本作のオープニングテーマがアニメ『よみがえる空 -RESCUE WINGS-』の第6話「Bright Side of Life(前編)」のオープニングテーマで、第7話「Bright Side of Life(後編)」では劇中歌(主人公達がカラオケで歌う)とエンディングテーマとして特別に使われている。また、第6話冒頭の葬式のシーンにおける故人及び遺族の名字が「井上」となっている。
  • ふしぎの海のナディア』の南の島の後半は本作の「ひょうたんじま」が舞台になっている。
  • NHKBSハイビジョンの双方向クイズ番組「インタラクTV クイズあの日その時」では全国トップになった賞品が、ドンガバチョを全身金色にした人形「金ガバ」だった。
  • 映画『ALWAYS 三丁目の夕日'64』では、予告編でオープニングのシーンが登場している。
  • 2013年2月11日『ざわざわ森のがんこちゃん』のスペシャルショーとして特番で放送。プリンプリン物語のキャラクターとともに特別出演する。
  • 日通のプロコンポの宣伝でひょうたん島のキャラクターが使用されたことがある。また、北海道旭川市道北バスではかつて、ひょうたん島のキャラクター込みで上記の広告を利用したラッピングカー(日産ディーゼル)製)を走らせていたことがある。
  • トヨタ自動車のCM『ReBORN』でも、木村拓哉北野武笑福亭鶴瓶がひょうたん島のキャラとして出てくるバージョンもある。(この人形デザインは片岡昌の監修による。)
  • 2015年には、「NHKプレマップ」でのNHKアーカイブス「NHK名作選 みのがし なつかし[24]」紹介映像にCGキャラのハカセとトラヒゲが登場した。また、NHKアーカイブス会員特典のペーパークラフトの紹介にてペーパークラフトで組み上げられた形のCGによるドン・ガバチョも登場した。

脚注[編集]

出典
注釈
  1. ^ 改心後の出演は無し。「人間レコードの巻」で近況が語られた。
  2. ^ 放送休止45回。スポーツ中継(高校野球東京オリンピック国民体育大会ユニバーシアード)・臨時ニュース(日韓交渉・吉田茂国葬・日米首脳会談)・特別番組(祝日・年末年始)など
  3. ^ a b NHK衛星スペシャル
  4. ^ 放送休止(5月10日)、2回分放送(5月12日)
  5. ^ a b サンデーアニメ劇場
  6. ^ 放送休止(12月30日、12月31日、1月1日、1月10日)
  7. ^ 冬休みファミリー劇場
  8. ^ 放送休止(1月1日)
  9. ^ 第1回 - 第14回
  10. ^ 第15回 - 第20回
  11. ^ たくさんのEね!ありがとう「お願い!編集長」スペシャル
  12. ^ 1月2日 木曜18:00-18:40
  13. ^ 1月3日 金曜18:00-18:40
  14. ^ 1月9日 木曜17:00-17:40
  15. ^ 1月10日 金曜17:00-17:40
  16. ^ 初期版(OP1)とOP2では前川陽子の声が異なる(OP2の方が成長後の声に近い)。
  17. ^ 1970年代中頃にフジテレビ関東ローカル番組『土曜邦画劇場』でオンエアされたことがある。
  18. ^ ただしブルとダックスはオリジナル版ではなく、代役の武田国久雨森雅司がそれぞれ担当した。またマリーはノンクレジットだった。
  19. ^ NHKの番組での熊倉のコメントによる。[要出典]
  20. ^ 井上によると翌年度も放送継続の話があったが、特定郵便局長会で番組が批判されたことを受けてNHK幹部が動揺し、打ち切りになった[要出典]と言う。
  21. ^ ライオンシリーズ終了後の11週目からはセリフもすべて記録。
  22. ^ 上記のように当時ビデオテープ(2インチVTR)は非常に高価で大型であり収録されたほとんどの映像は放送終了後に消去され、他の番組に使い回されていたためである。
  23. ^ NHKアーカイブス「番組発掘プロジェクト」 発掘ニュースNo.101 「プリンプリン物語」貴重な初期の回、一気に25本!
  24. ^ NHK名作選 みのがし なつかし

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

NHK総合テレビ 平日17:45枠
前番組 番組名 次番組
ひょっこりひょうたん島
きょうの健康
※17:35- 17:55
みんなのうた
※17:55-18:00
NHK総合テレビ 平日夕方の人形劇
ひょっこりひょうたん島
NHK教育テレビ 火曜18:30枠
前番組 番組名 次番組
ひょっこりひょうたん島
NHK教育テレビ 日曜19:25枠
ひょっこりひょうたん島
トップランナー
※19:00-19:45
あの人に会いたい
※19:45-19:55