地球SOS それいけコロリン

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地球SOS それいけコロリン(ちきゅうエス・オー・エス- )は、1992年4月8日から1993年3月10日までNHK6時だ!ETV内で放送された全26回の教育アニメ番組である。放送時間は18:00 - 18:25であった。

構成[編集]

オープニングテーマ→オープニングトーク→アニメ(Aパート)→トーク→アニメ(Bパート)→エンディングトーク→エンディング、という構成で環境問題について考える番組である。アニメだけでなく、進行役として女性タレント相原勇と小学生5人から構成される探険隊が、ゴミ問題、水質汚染、砂漠化などの環境問題を調査、探検して地球を守るための解決の糸口を探す。環境問題について難しく考えるのではなく、生活環境の中で身近な事(空き缶や昆虫採集、電気の無駄遣い等)を題材にしたり、実験も多く取り入れたりと、視聴者自身が興味を持たせるよう分かりやすい内容や工夫をした。

児童福祉文化賞受賞。(1992年度中央児童福祉審議会特別推薦(シリーズ)(放送・テレビ番組部門))

ストーリー[編集]

地球を守るために200光年の彼方にあるオアシス星からやってきたコロリンは、ある日お花見会場でお弁当を食べようとしていた江古一家と出会う。コロリンは江古一家に居候する事となり、兄のろじ太と妹のオゾンに超能力を使って、地球環境の大切さを学ばせていく。しかし時は同じくオアシス星人の一人、清潔シンドロームは、エゴカウンターを使い地球人のエゴを集め、そのエネルギーで怪獣を創り出し、地球を破壊しようと企んでいる。果たしてコロリンは、シンドロームの悪事を止めさせ、地球人自身が地球環境を守れるように出来るのだろうか。

キャラクター[編集]

コロリン
声 - 小山茉美
主人公。200光年の彼方にあるオアシス星からやってきた宇宙人。地球環境の大切さを教えるために地球にやって来て、江古家に居候をすることになる。
超能力を使う事が出来る(後述)。普段は少し頼りないが、超能力を使うときは目つきや性格がかわり勇気度が上がる。ただし、トイレに入って気張らなくてはならない。
オアシス星では地球学を学んでいたらしい。
黄色くて大きな頭に2本の突起が生えている。白い手袋ブーツ、緑色の服を着用。
江古ろじ太
声 - 平松晶子
江古家の長男。生意気だが優しい一面もある。コロリンと一緒にいる事が多い。
江古オゾン
声 - 荒木香恵
ろじ太の妹。しっかり者で気が強いが、昆虫類には優しい一面も持っている。
だらしがないろじ太や、地球環境に良くない栗男に対しては、
父親の再生に似て常きつくにうるさく言う事が多い。
江古再生
声 - 坂東尚樹
ろじ太、オゾンの父親。環境問題にうるさく、環境を守るために不便な生活を周りに求めることも多い。
江古緑子
声 - ならはしみき
ろじ太、オゾンの母親。
汚死魔栗男
声 - 柏倉つとむ
ろじ太のクラスメートで大金持ちの息子。
一家揃って地球環境に良くない事を行っており、身勝手な行動がシンドロームのエゴカウンターのカウンターを上げるのに一役買ってしまう。
眼鏡をかけていて、つり目。赤い蝶ネクタイと青いベストを着用している。
シンドローム
声 - 檜山修之
汚れた星々を破壊するために活動している異星人でコロリンの宿敵。第1話でコロリンがオアシス星人であると語っている。
エゴカウンターという機械を持っていて、人間が自分勝手なことをするとカウンターが上がっていき、満タンになると巨大怪獣が現れる。
意外とドジな一面もある。最終話では地球への愛着が芽生えていた一面が描かれていた。
猫耳で赤いヘルメットをかぶっていて、マントのついた服を着ている。
汚死魔フロン
声 - 根谷美智子
栗男の姉。
ゴミタロウ
声 - 河合義雄

コロリンの超能力[編集]

前述の通りコロリンは超能力を使う事が出来るが、その前にトイレに入ってきばって変身しなくてはいけない。なぜトイレに行かなければならないかは不明だが、人間の自分勝手な行動で生み出された怪獣が出現する場所が公園など屋外であるケースが多く、死角になる場所が公衆トイレしかないからであると思われる。ただし超能力を使えるには時間制限がある。他者に見られた状態では変身できない。ただし例外としてトイレ以外の場所で変身したケースもあり、変身シーンを人に見られない場所であれば変身場所は限定されないようである。

  • 瞬間移動
    • 様々な場所へ移動をする能力。実写でも出演者が体験をした(クロマキー合成)。
  • 縮小機能
    • 胸の星マークを調節すると、体の大きさが変わる。
  • 物体変換
    • 集めたゴミで様々な種類の道具を作ることが出来る。この道具がシンドロームが生み出す怪獣を倒す道具になることが多い。
  • リサイクルビーム
    • コロリンに倒された怪獣を役立つものに変身するときに使う光線。物体変換を発展したもの。

スタッフ[編集]

実写パート出演[編集]

  • お姉さん役:相原勇
  • 探検隊[1]:やのさくら、ぎしゅんたくや、ごとうしんのすけ、はぎゅうまゆ、はまおるり

主題歌[編集]

  • オープニング「それいけコロリン」(作詞:松宮恭子 作曲:前田克樹 編曲:藤原いくろう 歌:本間かおり=現・普天間かおり
  • エンディング「天国の子守歌」(作詞:松宮恭子 作曲:岡崎律子 歌:本間かおり
  • エンドバックには、野生動物の生態を取材したVTRが流れる。

地球環境のひみつ[編集]

学研ひみつシリーズ」の一冊で、コロリンが出ている。江古一家、シンドロームは登場していない。尚、コロリンは表紙でのみアニメと同じ。マンガは山口太一が描いている。

コロリン以外の登場人物[編集]

  • 望太郎
    • 苗字は不明。地球についてほとんど知らない。
  • 希子
    • 苗字は不明。望太郎と同じで地球についてほとんど知らない。
  • 物知りおじさん
    • 本名は不明。とても博学。
  • 省エネおばさん
    • 本名は不明。省エネに関してはうるさい。物知りおじさんの苦手な人物。
  • 望太郎、希子の両親
    • 少しだけ登場しており、名前は不明。
  • 望太郎の友人
    • 名前は不明。眼鏡をかけている。やはり地球についてほとんど知らない。

その他[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 最終回まで探検隊の名前が平仮名のままで表記。
  2. ^ 但し、実写パートは入っていない。