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地球SOS それいけコロリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地球SOS それいけコロリン
ジャンル 地球環境自然幼児向けアニメ
アニメ:地球SOS それいけコロリン
監督 高本宣弘
脚本 西村孝史、山田隆司ほか
キャラクターデザイン 安彦良和
音楽 東京おとぼけCATS
アニメーション制作 スタジオぎゃろっぷ
製作 日本放送協会学研、スタジオぎゃろっぷ
放送局 日本放送協会
放送期間 1992年4月8日 - 1993年3月10日
話数 26話
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル アニメ

地球SOS それいけコロリン(ちきゅうSOS それいけコロリン)は、1992年4月8日から1993年3月10日まで、NHK教育テレビで毎週水曜18:00 - 18:25(JST)に全26回が放送された教育アニメ番組。児童福祉文化賞受賞。(1992年度中央児童福祉審議会特別推薦(シリーズ)(放送・テレビ番組部門))

概要

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1992年度より各曜日の18時台前半に設けられた、6時だ!ETV内の番組として放送を開始。環境問題をテーマに、毎回「オープニングテーマ→オープニングトーク→アニメ(Aパート)→トーク→アニメ(Bパート)→エンディングトーク→エンディング」という構成で進行する。

トークパートの進行役として、女性タレントの相原勇と小学生5人から構成される探険隊が、ゴミ問題、水質汚染、砂漠化などの環境問題を調査、探検して地球を守るための解決の糸口を探す[1]。環境問題について難しく考えるのではなく、生活環境の中で身近な事(空き缶や昆虫採集、電気の無駄遣い等)を題材にしたり、実験も多く取り入れたりと、視聴者自身が興味を持たせるよう分かりやすい内容や工夫がなされている。

2023年現在、本番組を視聴する手段としては放送ライブラリー(第1回のみ)[2]のほか、フィルム映画[注釈 1]として各地の公民館などで上映されるケースもある。また、NHK BSプレミアムにて放送されていた子供向けバラエティ番組『ワンワンパッコロ!キャラともワールド』の2016年7月31日放送分において、本番組の第1回の一部が放送されたこともある[3]

ストーリー

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地球を守るために200光年の彼方にあるオアシス星からやってきたコロリンは、ある日お花見会場でお弁当を食べようとしていた江古一家と出会う。コロリンは江古一家に居候する事となり、兄のろじ太と妹のオゾンに超能力を使って、地球環境の大切さを学ばせていく。しかし時は同じくオアシス星人の一人、清潔シンドロームは、エゴカウンターを使い地球人のエゴを集め、そのエネルギーで怪獣を創り出し、地球を破壊しようと企んでいる。果たしてコロリンは、シンドロームの悪事を止めさせ、地球人自身が地球環境を守れるように出来るのだろうか。

キャラクター

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コロリン
声 - 小山茉美
主人公。200光年の彼方にあるオアシス星からやってきた宇宙人。地球環境の大切さを教えるために地球にやって来て、江古家に居候をすることになる。
変身(と言っていいのか微妙だが顔つきが変わる)すると超能力を使う事が出来る(後述)。普段は少し頼りないが、変身後は基本的な姿は同じだが目つきや性格が変わる。変身解除は時間経過で首のリングがいったん上まで上がって再び元の位置に戻るといつもの顔つきに戻る。
オアシス星では地球学を学んでいたらしい。
黄色くて大きな頭に2本の突起が生えている。白い手袋ブーツ、緑色の服を着用。
第25話の未来世界では少し痩せた同族が登場している。

コロリンの超能力

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前述の通りコロリンは超能力を使う事が出来るが、その前にトイレに入ってきばって変身しなくてはいけない。ただし、「トイレ」が必要なわけではなく「変身する瞬間を人に見られてはいけない」(正体を隠しているわけではなく見られること自体がいけない)が理由であり、他に移動不能な状況でそばにろじ太がいた際「絶対こっちを見ない」と約束して反対を向かせて目をつぶらせた直後に変身したことがある(第7話)。

  • 瞬間移動
    • 様々な場所へ移動をする能力。実写でも出演者が体験をした(クロマキー合成)。
  • 縮小機能
    • 胸の星マークを調節すると、体の大きさが変わる。
  • 物体変換
    • 集めたゴミで様々な種類の道具を作ることが出来る。この道具がシンドロームが生み出す怪獣を倒す道具になることが多い。
  • リサイクルビーム
    • コロリンに倒された怪獣を役立つものに変身するときに使う光線。物体変換を発展したもの。

江古家

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江古ろじ太
声 - 平松晶子
江古家の長男。生意気だが優しい一面もある。コロリンと一緒にいる事が多い。
名前の由来は「エコロジー」
江古オゾン
声 - 荒木香恵
ろじ太の妹。しっかり者で気が強いが、昆虫類には優しい一面も持っている。
だらしがないろじ太や、地球環境に良くない栗男に対しては、
父親の再生に似て常きつくにうるさく言う事が多い。
名前の由来は「オゾン」
江古再生
声 - 坂東尚樹
ろじ太、オゾンの父親。環境問題にうるさく、環境を守るために不便な生活を周りに求めることも多い。
その志は素晴らしいのだが、地球環境の為ならプライドばかりか世間体も迷わず投げ捨てる事があり、物乞い同然の行動・言動(「捨てるならください」など)を取って、ろじ太やオゾンに「見っとも無い」「恥ずかしい」と止められた事もある。
名前の由来は「リサイクル」
江古緑子
声 - ならはしみき
ろじ太、オゾンの母親。再生の妻。家計的な節約になる以外の環境問題には中立的だが、その時々の周囲の流行に流されてどちらにも寄ってしまうことがある。
名前の由来は「緑化」

汚死魔家

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汚死魔栗男
声 - 柏倉つとむ
ろじ太のクラスメートで大金持ちの息子。
一家揃って贅沢三昧の結果地球環境に良くない事を行っており、身勝手な行動がシンドロームのエゴカウンターのカウンターを上げるのに一役買ってしまう(シンドロームがやる以上にエゴカウンターを上げ、逆に驚かれる程)。
汚死魔家の中ではマシな部類で、第16話でシンドロームが化けた店主に販売している野菜がおかしいことについてろじ太達が指摘した際、ろじ太達に賛同して野菜を食べた自分たちの体に起きた異常を証拠に見せるなど、毎回シンドロームの思い通りになる行動をとるわけではない(彼の場合、周囲に流されやすい)。
実際、シンドロームと協力している訳ではなく、彼の事は「悪」と言い切っている。
父同様、物への執着が薄く、新作のゲームを買ったが、周囲が反応を示さなかった時はあっさり捨て、リサイクル品の玩具を買おうとしていた(興味を持てば物の新古は問わないスタンス)。
眼鏡をかけていて、つり目(母親似)。赤い蝶ネクタイと青いベストを着用している。
名前の由来は「クリーン」
汚死魔家父
汚死魔家の家長で栗男とフロンの父。
サングラスを掛けた小柄な男性で、金持ちである為か物に対する執着が無く、傷が付いた物や気に入らなかった物は捨てて新しいのを買えばよいと考えており、結果的に地球環境に優しくない行動を取って、シンドロームのエゴカウンターを上げるのに貢献する。
周囲に自慢する目的もあると思われるが、近所の人を誘い無料で豪華な食事会を開いたりするなど気前良くふるまう。
因みに食事会に参加した再生が「捨てる食材を下さい」と言った際は、ろじ太やオゾンが「見っとも無い」と嫌がる中、再生を変な目で見る事無く、快く承諾するなどの意外な一面もある(前述の通り物への執着が無い)。
汚死魔家母
栗男とフロンの母。
栗男とフロンとそっくりな風貌をしている。
汚死魔フロン
声 - 根谷美智子
栗男の姉。派手好きで遊びたがりの眼鏡の女性。
名前の由来は「フロン」

敵・対立する存在

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シンドローム
声 - 檜山修之
汚れた星々を破壊するために活動している異星人でコロリンの宿敵。第1話でコロリンがオアシス星人であると語っている。
エゴカウンターという機械を持っていて、人間が自分勝手なことをするとカウンターが上がっていき、満タンになるとそのエネルギーをゴミの塊等に放射し巨大怪獣に変身させ使役することが出来る。
意外とドジな一面もあり、エゴカウンターを上げる為に暗躍するが、催眠術をかける(態々かけて回る)、燃費の悪いオール電化住宅(OFF機能、非常電源なし)を作る、格安バイキングで客に食い残しを出させる(一応誘導はするが、食うか残すかは客任せ)、など地味で回りくどい(実際効率も悪く、特に格安バイキングの時は汚死魔一家に助けられた)。最終話では地球への愛着が芽生えていた一面が描かれていた。
第25話の未来の世界では太った同族の個体が登場している。
猫耳で赤いヘルメットをかぶっていて、マントのついた服を着ている。
名前の由来は「潔癖症」

その他

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ゴミタロウ
声 - 河合義雄

スタッフ

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実写パート出演

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  • おねえさん役:相原勇[2]
  • 探検隊[注釈 2]:やのさくら(谷野桜)[2]、ぎしゅんたくや(城俊拓矢)[2]、ごとうしんのすけ(後藤慎之介)[2]、はぎゅうまゆ(萩生万由)[2]、はまおるり(濱尾留梨)[2]

放映リスト

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話数サブタイトル脚本絵コンテ放送日
1コロリン、オアシス星からやって来るのコロリ!西村孝史高本宣弘 1992年
4月8日
2対決!ヨドミ川のコロリ大山歳郎三沢伸4月15日
3ゴミラ対ゴミコのコロリ西村孝史藤森一真4月22日
4キャンプ場は大騒ぎ!のコロリ山田隆司小田仁4月29日
5切っても切ってもムダガミラー!のコロリ大山歳郎池端隆史 5月13日
6オゾンデストロイヤー登場!のコロリ西村孝史小田仁5月20日
7雨ふり仮面がやって来たのコロリ雪室俊一三沢伸5月27日
8グルメをおそうマンプクーのコロリ山田隆司高本宣弘6月3日
9自動車はコリゴリのコロリ大山歳郎小田仁6月17日
10鳥だって怒っているのコロリ田中浩司6月24日
11おばあちゃんの知恵で解決のコロリ桶谷顕三沢伸7月1日
12チョウのおばけにチョービックリ!のコロリ山田隆司小田仁 7月8日
13怒りのアカシオ!のコロリ西村孝史藤森一真9月2日
14パパは節約ヒーローのコロリ大山歳郎池端隆史9月9日
15南極の氷が溶けちゃうのコロリ?田中浩司前田日明9月16日
16ピカピカ野菜にご用心のコロリ山田隆司桜井弘明9月23日
17森はみんなの宝物のコロリ桶谷顕池端隆史10月7日
18電気に感謝の日のコロリ岸間信明藤森一真10月14日
19うらみのハゲチャビンタ!のコロリ西村孝史熊谷雅晃10月21日
20アイドルは清潔好き!のコロリ橋本裕志横山貴史10月28日
21リサイクルでテレビにでるのコロリ岸間信明熊谷雅晃11月11日
22おなかぺこぺこハツデンキーのコロリ桶谷顕藤森一真11月18日
23いちばんこわ~い動物は?のコロリ横山貴史11月25日
24砂漠をみどりに変えるのコロリ岸間信明熊谷雅晃12月2日
25未来の地球を見ちゃった!のコロリ西村孝史酒井伸次1993年
3月3日
26コロリン最後の戦いのコロリ高本宣弘3月10日

主題歌

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  • オープニング「それいけコロリン」(作詞:松宮恭子 作曲:前田克樹 編曲:藤原いくろう 歌:本間かおり
  • エンディング「天国の子守歌」(作詞:松宮恭子 作曲:岡崎律子 歌:本間かおり)
  • エンドバックには、野生動物の生態を取材したVTRが流れる。

地球環境のひみつ

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学研ひみつシリーズ」の一冊で、本番組よりコロリンのみ登場。マンガは山口太一が作画を担当。

コロリン以外の登場人物

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  • 望太郎
    • 苗字は不明。地球についてほとんど知らない。
  • 希子
    • 苗字は不明。望太郎と同じで地球についてほとんど知らない。
  • 物知りおじさん
    • 本名は不明。とても博学。
  • 省エネおばさん
    • 本名は不明。省エネに関してはうるさい。物知りおじさんの苦手な人物。
  • 望太郎、希子の両親
    • 少しだけ登場しており、名前は不明。
  • 望太郎の友人
    • 名前は不明。眼鏡をかけている。やはり地球についてほとんど知らない。

脚注

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注釈

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  1. 実写パートは未収録
  2. 最終回まで探検隊の名前が平仮名のままで表記。

出典

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外部リンク

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