ふしぎ駄菓子屋 銭天堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
小説
著者 廣嶋玲子
イラスト jyajya
出版社 偕成社
刊行期間 2013年5月 -
巻数 既刊15巻(2021年4月現在)
テンプレート - ノート
プロジェクト アニメ
ポータル 文学アニメ

ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』(ふしぎだがしや ぜにてんどう)は、廣嶋玲子による日本の児童小説。偕成社より2013年5月から刊行されている。挿絵はjyajya。全国学校図書館協議会・選定図書。2020年6月にアニメ映画化及びテレビアニメ化が報道され、同年9月から放映された[1]。2021年3月時点でシリーズ累計発行部数は300万部を突破している[2]

あらすじ[編集]

叶えたい望みがある人の前に現れ、不思議な駄菓子「ふしぎ駄菓子」を売る謎の駄菓子屋・銭天堂を訪れた客たちを主役に据えたオムニバス。店主の紅子が勧める駄菓子はどれも食べると様々な効果が得られるが、食べ方や使い方を間違えたり客が調子に乗り始めたりすると恐ろしい事態を招いてしまう。

更にはライバル店舗・たたりめ堂よどみや紅子に勝負を挑む男・怪童、そして銭天堂の駄菓子を調査する六条教授等とも交錯し、物語は進んでいく。

主な登場人物[編集]

銭天堂[編集]

紅子(べにこ)
声 - 池谷のぶえ[3]
訪れる客に不思議な駄菓子を与える「銭天堂」の主人。大きくふくよかな体つきの女性。真っ赤な口紅をつけ、古銭柄の赤紫色の着物を着ている。「〜でござんす」といった独特な言い回しで喋る。店を訪れた客たちのことは「幸運のお客様」と呼ぶ。代金を受けとる際、「○○(硬貨の発行年)の○円」と言う癖がある。代金はくじ引きで選び、「人間がどのようにお金を使うのかが楽しみ」というポリシーを持っている。
墨丸(すみまる)
声 - 片山福十郎[3]
紅子の飼っている黒い猫。普段は「ニャー」としか鳴かないが、普通に言葉を話すことができ紅子と言葉が通じる。とても賢く、客を銭天堂に導いたり、紅子の不在時に店番をしたりする。書籍版では巻末に絵日記を書いていて、そこでは紅子のことを「ご主人さま」と呼んでいる。
金色の招き猫(きんいろのまねきねこ)
声 - 片山福十郎(モブ個体)
店の地下でお菓子作りや箱の組み立てをして働く招き猫。銭天堂の駄菓子が客に幸せをもたらすと、小瓶に入った小銭がこの招き猫になる。
墨丸と同じく、普段は「ニャー」としか話さないが、普通に喋ることも可能。
個体名と担当は15巻巻末に記載されている。
こがね
声 - 高木渉
銭天堂の菓子工房の工房長。丸い模様が頬に2つ、額に3つあり、細目で眼鏡をかけている。皆の頼れるリーダー的存在。2021年度からは本編終了後、その回に登場したふしぎ駄菓子の解説をしている。
こはく
声 - ファイルーズあい
飴担当。丸い模様が頬に2つ、額に1つある。一人称は「僕」。元気一杯な性格。こがねと同様、2021年度からは本編終了後、その回に登場したふしぎ駄菓子の解説をしている。
こばん
声 - 坂本千夏
煎餅担当。顔の中央に1つ、両頬に2つ人魂のような模様が、目の上に丸い模様が1つずつあるつり目の招き猫。めんどくさがり屋。
まめ
声 - 木野日菜
三日月のような模様が両頬に1つずつある細目の招き猫。他の招き猫よりも小さい。やんちゃな性格。
つぶ
声 - 木野日菜
三日月のような模様が額に1つ、両頬に2つずつある。他の招き猫よりも小さい。臆病な性格。
しらたま
こがねの右腕ポジション。雫のような模様が両目と両頬にそれぞれ2つずつあり、細目で眼鏡を掛けている。
おと
両目と両頬の上にそれぞれ1つずつ丸い模様がある細目の招き猫。食いしん坊だが蛙が苦手。
ちゃちゃ
声 - 宮本充
お茶担当。両目の上に丸い模様が2つずつ、両頬に雫のような模様が2つずつある。よく気がつくタイプ。
かき
フルーツ担当。炎のような模様が額と頬にある。気が強い。
きなこ
声 - かぬか光明
餅担当。花びらのような模様が額と頬にある細目の招き猫。まろとは双子でよく間違えられる。
まろ
声 - かぬか光明
チョコレート担当。模様や顔つきは双子の兄弟であるきなこと同じ。
杉田 健太(すぎた けんた)
第10巻収録の『やりなおしおこし』から登場。母親が失踪し、祖母と同居している少年。本来は銭天堂に辿り着いた客の1人であり、紅子から「やりなおしおこし」を勧められるが購入を断った。その後は母親を待ちつつ銭天堂に住み込みで働いている。

たたりめ堂[編集]

よどみ
声 - 榊原良子
第3巻(テレビアニメ版第11話)〜11巻に登場。悪意の入った駄菓子を売る「たたりめ堂」を経営する紅子のライバル。見た目は真っ赤な彼岸花が描かれた着物を着た7歳ほどの少女だが、しわがれた声で喋る。客から悪意を吸い取りエネルギーにしている。
不幸虫(ふこうむし)
金色の招き猫とは対照的に、銭天堂の駄菓子が客に不幸をもたらしたり客が後悔したりすると生まれる。紅子は「紅子の負けでござんす」と言いながら瓶から逃がしているが、よどみはこの虫を虫籠に集め、邪悪な駄菓子の材料としている。

その他[編集]

ヨガラス宅配便(よがらすたくはいびん)
第2巻のプロローグと『しっぺがえしメンコ』に登場。銭天堂に荷物を届けている。配達員は黒い羽を縫い付けたマントを被った奇妙な身なりをしている。
鬼火堂(おにびどう)
第2巻収録の『しっぺがえしメンコ』に登場。おもちゃ屋さんらしく、紅子はこの店からカプセルトイを購入した。
怪童(かいどう)
第7巻〜第8巻に登場。遊園地「天獄園」を経営する男。よどみに依頼され、紅子に勝負を申し込む。
六条教授(ろくじょうきょうじゅ)
第12巻より登場。自身の研究所で銭天堂の調査を命じている謎の男。
名もなきもの(なもなきもの)
第12巻より登場。ゼリーのようにぷるぷるした体に目玉が付いた、変幻自在の謎の生物。特に悪さをする訳ではないが、銭天堂にいつの間にか棲み着いては増える。
アニメ版では未登場だが、エンディングの映像には映っている。

劇場版ゲストキャラ[編集]

慶司
声 - 熊谷俊輝[3]
『釣り鯛焼き』に登場。釣りが好きな男の子。
冬子
声 - 白鳥玉季[3]
『釣り鯛焼き』に登場。慶司の姉。
お父さん
声 - 渡辺いっけい[3]
『釣り鯛焼き』に登場。慶司の父。

TV版ゲストキャラ[編集]

篠田 真由美(しのだ まゆみ)
声 - 日高里菜
『型ぬき人魚グミ』に登場。水が怖く、泳ぎが上手くなりたい女子児童。「型ぬき人魚グミ」を購入して食べたことにより泳ぎが上手くなったが、副作用で人魚化しかけてしまう。寸前で人間グミを食べ元に戻ったものの、グミが少し柔らかい内に食べたからか水泳への恐怖心がなくなった。後に世界大会で活躍する水泳選手となる。
真由美の母
声 - 魏涼子
『型ぬき人魚グミ』に登場。鱗が現れて家に帰った真由美に対し「学校早かったね」と声をかけた。
宮木 信也(みやき しんや)
声 - 東内マリ子
『猛獣ビスケット』に登場。妹・恵美に怖い話をするのが大好き。恵実にだけ駄菓子を売った紅子への腹いせとして「猛獣ビスケット(ゴリラ・声 - 佐々木義人)」を万引きするが、食べ方を間違えたせいでビスケットに襲われかける。最終的に恵美の機転で助かる。
宮木 恵美(みやき えみ)
声 - 諸星すみれ
『猛獣ビスケット』に登場。信也の妹。兄にいつも脅かされている。紅子が彼女にだけ駄菓子を売ったことがこの騒動の発端となる。実は恵美が購入したのは呪文を唱えると恐ろしいものを吸収し、その分だけ甘くなるふしぎ駄菓子「リング・キャンディ」であった。これを使い、信也を襲おうとした猛獣ビスケットを封印した。
信也と恵美の母
声 - 日高里菜
『猛獣ビスケット』に登場。夕飯ができたと信也を呼んでいた。
工藤 美紀(くどう みき)
声 - 小原好美
『ホーンテッドアイス』に登場。ホラー映画が大好きなOL。涼むために購入した「ホーンテッドアイス」により引き起こされた怪奇現象を最初は怖がっていた。しかしアイスの影響と知ると恐怖心は消え、むしろその効力で出現したお化け達を気に入り、彼らと楽しく過ごしていた(過激な脅かし方をした際には咎めさえしていた)。ある日会社帰りに泥棒(声 - 佐々木義人)に自宅を荒らされ、勝手に残りのアイスを食べられる被害に遭ってしまう。だが何も盗まれなかった上にアイスの副作用を知って、「ざまーみろ!」と当然の報いを受けた泥棒を罵倒した。
北島 典行(きたじま のりゆき)
声 - 木村昴
『カリスマボンボン』に登場。叔母のコネにより努力せずとも有名になりたい野望を持つ美容師。先輩の話をろくに聞かないばかりか、客の要望にも応えないうえに接客態度も悪く、オーナーからも注意されるほどだが、本人は周りが悪いと思っており、決して反省しない。「カリスマボンボン」を購入し食べたことで有名になる。失敗して客の髪型が奇抜になってしまっても誰からも怒られず、後に日本一のカリスマ美容師になり、ヘアサロンの新オーナーに就任して美鈴を弟子にした。それでも有名になりたい欲に駆られると同時に「カリスマボンボン」の効果切れを恐れ、もう一度「カリスマボンボン」を食べたいと思っていたが、銭天堂にたどり着く事はなかった。ある日紅子がヘアサロンを訪れ、美鈴に差し出した駄菓子を「カリスマボンボン」だと勘違いし奪って食べるもそれが「実力ボンボン」だと分かり、副作用により怒った客から罵倒されて失脚した。
『しっぺがえしメンコ』で再登場。『カリスマボンボン』での一件をまだ根に持っていて、長谷川に紅子を探すよう依頼を頼む。しかし、なかなか彼女を見つけられず挙げ句取り逃がした長谷川に対しいつも怒鳴り散らしていたため、ストレスが溜まった彼が使った「しっぺがえしメンコ」の効果で交通事故で大怪我をしてしまった。死にはしなかったものの、これにより紅子を更に恨むようになってしまった。
美鈴(みすず)
声 - 近藤玲奈
『カリスマボンボン』に登場。北島の弟子である美容師。北島と違って人当たりがよく、ヘアサロンに来た紅子に美容師として頑張っていることを見抜かれ「実力ボンボン」を差し出された(本人は紅子のことを助けた猫(墨丸)の飼い主だと思っていた)。しかし食べる前にそれを「カリスマボンボン」だと思い込んだ北島に強奪され勝手に食べられてしまった。その後北島が失脚したため、代わって店を切り盛りしている模様。
アニメ版の『クッキングツリー』で再登場。翔平たちと同じアパートの隣人であることが判明する。翔平と北斗に料理を持ってきたが、母親に追い払われてしまう。実は「クッキングツリー」を購入したのは彼女で、紅子に頼んで二人の元に持ってきてもらっていた。なお、書籍版で翔平と北斗に「クッキングツリー」を買い与えたのは別のキャラの役回りになっているため、そちらでの同エピソードには登場しない。
三河刑事(みかわけいじ)
声 - 咲野俊介
『カリスマボンボン』に登場。刑事。ヘアサロンを訪れ、美鈴に北島が表紙に載っている雑誌を見せた。
『怪盗ロールパン』で再登場。かつて銭天堂で「正義の味方・ヒーロー刑事プリン」を買って食べたことがあり、これにより湧いた正義感で秀元を逮捕することができた。
大熊 翔平(おおくま しょうへい)
声 - 寺崎裕香
『クッキングツリー』に登場。母親に育児放棄されている少年。紅子に「クッキングツリー」をもらいその実を弟の北斗と共に食べていたが、母親に「クッキングツリー」を取り上げられてしまう。しかし翌朝人が変わったように朝食を作る母親を見て、「クッキングツリーが食べたのはママの心なのかもしれない」と優しくなった母親に喜んだ。
大熊 北斗(おおくま ほくと)
声 - 小林由美子
『クッキングツリー』に登場。翔平の弟。兄と共にひもじい思いをしていたが、紅子からもらった「クッキングツリー」で満足するほど食べることができた。
翔平と北斗の母
声 - 渡辺明乃
『クッキングツリー』に登場。息子たちをネグレクトしていて、不都合なことがあると二人の食事を作らずパチンコをしに家を出るほど。翔平と北斗が使っていた「クッキングツリー」を没収してしまうが、翌朝人が変わったかのように二人に謝罪し朝食を作り始める。翔平はこの理由を「ツリーの実を食べる前後に『いただきます』と『ごちそうさま』をちゃんと言わなかったから悪い心を食べられた」と考えた。
江代 秀元(えしろ ひでもと)
声 - 石住昭彦
『怪盗ロールパン』に登場。コソ泥の中年男。盗みの腕が衰えていたが、「怪盗ロールパン」を購入して食べたことにより怪盗に扮して誰にも見つからずに物を盗めるようになった。しかし「正義の味方・ヒーロー刑事プリン」を食べた三河に逮捕された。この時「お客様よりも運のある方がいる」と紅子に言われたことを思い出し、自分を上回る幸運を持っていたのは三河だということを悟った。
立花 響(たちばな ひびき)
声 - 大地葉
『ミュージックスナック』に登場。ピアノ教室に通っている少年。しかし腕前はあまり芳しくなく、練習にもあまり乗り気ではない。「ミュージックスナック」を食べてピアノがうまくなり大会にまで出場できる腕前になれた。だが調子に乗りすぎて練習を全くしなくなってしまい、本番では食べた作曲家と課題曲を作曲した作曲家が違ったため全く手が動かなくなる事態になってしまう。紅子が他の音楽家のスナックを持ってきてくれたが、「スナックには頼らない」と決心し、紅子から渡された「消し消しガム」を噛み今までのことを帳消しにする。代償としてその間の記憶を失ったが、ピアノの楽しさを見いだすことができた。
楠本 千里(くすもと ちさと)
声 - 小堀幸
『ドクターラムネキット』に登場。母親の頭痛を治そうとしている少女。周囲からは「ちーちゃん」と呼ばれている。「ドクターラムネキット」を購入し、メガネ先生の指示に従い薬型のラムネを与えたことにより母親を回復させることに成功する。その後は商店街の人々を治療することに奔走する。結果的に周囲から信頼され、「ちー先生」と呼ばれるようになる。だが患者数が減った犬丸院長から恨みを買ってしまう。げんさんのために作った「元気ドリンク」を犬丸院長にすり替えられてしまったが、元気のある相手チームが飲んだことでげんさんのチームに勝利を貢献する。その後「お薬ラムネ」を使いきってしまいメガネ先生の声も聞こえなくなってしまうものの、「将来本物のお医者さんになる」と決心した。
メガネ先生
声 - 斧アツシ
『ドクターラムネキット』に登場。「ドクターラムネキット」に付属している喋るメガネ。千里のことを弟子扱いしている。げんさんに野球チームの応援を頼まれた千里に「元気ドリンク」を作成することを提案する。だが「元気ドリンク」がすり替えられていることに気づく。本物を元気のある相手チームが飲んだため結果的に勝利はできたが、その後千里が「お薬ラムネ」を使いきってしまったため喋れなくなってしまった。
犬丸院長(いぬまるいんちょう)
声 - 魚建
『ドクターラムネキット』に登場。町の診療所を経営している。千里が「ドクターラムネキット」で患者を治療し始めたことにより診療所を訪れる人が減ったため、千里のことを恨むようになる。千里がげんさんに「元気ドリンク」を渡す直前、わざと彼女にぶつかり普通のオレンジジュースにすり替えたあと、本物の「元気ドリンク」を隣町のチームに渡して千里の信頼を落とそうとする。だが隣町のチームは元々元気があったため、逆に「元気ドリンク」の副作用で元気を失い敗北。それを千里のせいにしようとするが、子どもに責任を擦り付ける発言に激怒した隣町の監督と選手らに叱責されてしまった。
げんさん
声 - 小山剛志
『ドクターラムネキット』に登場。近所の野球チームの監督兼メンバー。老齢で腕が劣ったため、千里に野球の応援を頼む。千里が作った「元気ドリンク」を犬丸院長にすり替えられてしまい実際に飲んだのは普通のオレンジジュースだったが、本物を元気のある相手チームが飲んだことで勝利することができた。
有馬 みどり(ありま みどり)
声 - 伊藤美紀
『おもてなしティー』に登場。独身の女性。独り身を気にしていなかったが、時に寂しく感じることもあった。自宅でお茶をする準備としてたまたま立ち寄ったケーキ屋の店主が幼少期に自分をいじめていた明だったことを知り憤慨する。その帰り道に銭天堂に辿り着き、購入した「おもてなしティー」で様々な人々を呼び出す。最後の一杯分で明が現れたものの、相手は自身に好意を持っていたことを知り、お互い素直になれなかった者同士として彼と良い関係を築くことができた。
山本 明(やまもと あきら)
声 - 加藤亮夫
『おもてなしティー』に登場。みどりの家の近所にあるケーキ屋「ヴェルデ」を経営しているパティシエ。みどりが幼かった頃彼女のことをいじめていたため、彼女からは嫌われていた。だが本当はみどりに好意を抱いていた裏返しとして彼女をいじめていて、彼女から嫌われていたことも自覚していた。罪滅ぼしのためにみどりの好きな甘いものを売るケーキ屋となって、店名もイタリア語で「緑」を意味する「Verde」から取ってまで彼女と再会することを望んでいた。みどりが「ヴェルデ」を訪れた際も彼女だと気づいていたものの、まだ自分のことを恨んでいて知らんぷりをしていたのだと思っていた。「おもてなしティー」でみどりの家に呼び出された際、最初は夢だと思っていたが、みどりに現実であることを伝えられ、良い関係に進展した。
横手 信孝(よこて のぶたか)
声 - 藤巻大悟
『獏ばくもなか』に登場。悟の上司。娘の真理恵を溺愛している。会社帰りのバスの社内で妻の清美に「真理恵が悪夢に悩まされている」と言われた直後に紅子と出会う。「娘さんは呪われている」と彼女から聞かされ、ワープさせられた先の銭天堂で悪夢を消せる「獏ばくもなか」と相手に復讐できる「逆襲ジンジャーエール」のどちらを買うかを選ばせられる。一度は復讐心に駆られ「逆襲ジンジャーエール」を選ぼうとしたものの、「復讐しても真理恵の悪夢が消えるとは限らない」と気づき最終的に「獏ばくもなか」を買う。直後は後悔していたものの、紅子に「呪いは破られれば相手に跳ね返る」と聞かされたことで自信を取り戻し、真理恵の元に向かい「獏ばくもなか」を食べさせたことにより彼女を回復させることが出来た。娘を呪った相手が悟だったことには最後まで気づかなかった。
綿貫 悟(わたぬき さとる)
声 - 林勇
『獏ばくもなか』に登場。信孝の部下。信孝に仕事を押し付けられていたり彼の娘の真理恵の写真を見せられたりしていたことによりストレスが溜まり、そこをよどみにつけこまれ「わら人形焼き」を買って食べてしまう。だが真理恵が「獏ばくもなか」を食べたことで逆に獏に襲われる妄想に苛まれてしまった。
横手 清美(よこて きよみ)
声 - 三日尻望
『獏ばくもなか』に登場。信孝の妻で真理恵の母親。眠ろうとしない真理恵を心配していたが、彼女が「獏ばくもなか」を食べてからは快眠することが出来たため安堵した。
横手 真理恵(よこて まりえ)
声 - 幸村恵理
『獏ばくもなか』に登場。信孝と清美の娘で父親から溺愛されている。悟が「わら人形焼き」を買って食べたことにより悪夢に悩まされてしまうが、信孝に与えられた「獏ばくもなか」を食べて元気になり安眠した。
西谷 勝(にしたに まさる)
声 - 泊明日菜
『絵馬せんべい』に登場。クラスメイトのあかりと仲良くなりたいが、素直になれず彼女をいじめている男子児童。由香のことはいちいち口出ししてくるため嫌い。あかりと同じクラスに、由香と違うクラスになることを望んで神社に参詣していた最中、賽銭を落としてしまったところ紅子と出会う。購入した「絵馬せんべい」に先述の願いを書き奉納したが、3人は別々のクラスになってしまった。実は由香も彼と反対の願いを書いていて、お互いの願いが打ち消しあっていたためであった。
広田 由香(ひろた ゆか)
声 - 川井田夏海
『絵馬せんべい』に登場。勝のクラスメイト。口うるさい(実際はあかりにしつこく嫌がらせする彼を叱っている)ため勝からは嫌われている。実は彼女も紅子から「絵馬せんべい」を購入して「あかりと同じクラスに、勝と違うクラスになれますように」と書いていたが、勝の願いと相殺する形になってしまった。
秋村 あかり(あきむら あかり)
声 - 稲川英里
『絵馬せんべい』に登場。勝と由香のクラスメイトで由香の友人。勝に好意を抱かれているが、彼は素直になれないため執拗に嫌がらせを受けている。
小暮 桜子(こぐれ さくらこ)
声 - 石上静香
『ミイラムネ』に登場。悠里の妹。大好きだったパンケーキを食べなくなるほどダイエットに傾倒した姉を怪しみ、部屋に入ったところミイラと化した姉を発見する。一度は最愛の姉が無理をして死んだことにより絶望するが、まだ悠里が息をしていたため希望を取り戻し銭天堂に電話をかける。紅子の指示通り「元通り薬」をかけたことにより悠里を元に戻すことができた。
小暮 悠里(こぐれ ゆうり)
声 - 下山田綾華
『ミイラムネ』に登場。桜子の姉。過度なダイエットを無理矢理行い続けていることで拒食症になっている。ダイエットの本を買いに行った際に銭天堂を訪れ「ミイラムネ」を購入したが、紅子の忠告を無視して飲み干してしまったためミイラとなってしまう。最終的に桜子に「元通り薬」をかけられ蘇生したことにより反省、無理に行っていたダイエットをやめた。
水野 雄太(みずの ゆうた)
声 - KENN
『ヤマ缶詰とずるずるあげもち』に登場。勉強嫌いでなかなかテストでもいい点数が取れない男子児童。一度は銭天堂を訪れ「ヤマ缶詰」を購入するも、帰り道にたたりめ堂にも迷い着いてよどみと出会い、「紅子なんて信用できない、こっちを食べれば勉強せずともいい点を取れる。ただし買ったことを後悔しないこと」と誘惑され「ずるずるあげもち」を購入し食べる。その後のテストでは満点を連発することができた。しかしある時先生に問題の解き方を尋ねられ、あくまで答えしか分かっていなかったため周囲の児童たちからカンニング疑惑をかけられてしまう。突如眼前に現れたよどみに助けを乞うも、「後悔しないと言った癖に約束を破ったな」と見捨てられ気力を吸われてしまった。
富永 洋介(とみなが ようすけ)
声 - 潘めぐみ
『ウルフまんじゅう』に登場。クラスメイトの佐々木と青山にいじめられている男子児童。いじめられてもなかなか言い返すことができずによく持ち物をたかられていて、ヒーローのように強くなりたいと思っている。墨丸に導かれて辿り着いた銭天堂で「ウルフまんじゅう」を買って食べたところ、狼のような強い力が湧き怖いものがなくなった。だが「ウルフまんじゅう」で得た力を復讐行為に使ってしまい、今までいじめてきた相手を力でねじ伏せた光景を先生に見られてしまう。加えて身体中に狼の体毛が生え始め、学校から脱走したところ紅子と再会する。一度は彼女を襲おうとしたが逆にやり込められ、「自分が欲しかった強さは力ではなく勇気だった」と気付き反省したことで人間の姿に戻った。
佐々木(ささき)、青山(あおやま)
声 - こぶしのぶゆき(佐々木)、千葉翔也(青山)
『ウルフまんじゅう』に登場。洋介のクラスメイト。洋介をいじめていたが、「ウルフまんじゅう」を食べた彼にやり込められてしまった。
吉田 真美(よしだ まみ)
声 - 大久保瑠美
『ゴブリンチョコエッグ』に登場。本を読むのが好きな少女。母親に弟の弘毅の世話を押し付けられ、「何でも言うことを聞いてくれる家来が欲しい」と思っていた。紅子から「ゴブリンチョコエッグ」を買うも、父親から貰った動物消しゴムをゴブリンに譲ろうとせず、お菓子で妥協していたためなかなかゴブリンは思い通りに動いてくれなかった。そんな中出会った近所のおばあちゃんが仏壇に大事な食べ物を供えていたのを見て、こっそり仏壇の中にゴブリンを入れる。そのお陰でおばあちゃんに楽な生活をさせてあげることができた。
吉田 弘毅(よしだ こうき)
声 - 多田このみ
『ゴブリンチョコエッグ』に登場。真美の弟。母親が不在になるとすぐ泣くため姉からは疎まれている。真美は「弘毅の面倒を見て」とゴブリンに頼むが、報酬を出し渋りグミ1粒にしたことが原因でゴブリンは弘毅をあやすために近所の犬を連れてきたため、真美は母親に怒られてしまった。
近所のおばあちゃん
声 - 宮沢きよこ
『ゴブリンチョコエッグ』に登場。真美の隣人。汚部屋に寝たきりになっている。真美が持ってきた煮物をすぐに仏壇に供えたため何故かを尋ねられ、「ご先祖様を敬うのは大切だから」と答えた。これを聞いた真美が「これを使うのは私よりもおばあちゃんの方がふさわしい」とゴブリンを仏壇に潜ませたことにより、近所のボランティアに掃除をしてもらったり髪の手入れをしてもらったりしていた。なお、家にゴブリンがいるのには気づかず、「家に座敷童子が住み着いた」と思っていた。
安室 誠一(あむろ せいいち)
声 - 阿部敦
『虫歯あられ』に登場。歯磨きをしたがらない男子生徒。一度銭天堂を訪れ「歯磨きナッツ」を購入するも、使いきってしまったため再び購入することを望んでいた。銭天堂を探していたところよどみに出会い、彼女に「自分のためだけに使え」と言われ「虫歯あられ」を購入する。自分が嫌っていた浩介に「虫歯あられ」を食べさせ、自分の虫歯を押し付けることに成功した。だが樹里が虫歯を患っていることを知り、彼女の虫歯までもを浩介に押し付けようと彼女に「虫歯あられ」を与えようとしたところ、現れたよどみに「契約違反をする奴なんかに取引させるもんか」と言われ歯を全て消されてしまった。
松原 浩介(まつばら こうすけ)
声 - 榎木淳弥
『虫歯あられ』に登場。誠一のクラスメイト。樹里と仲良しのため誠一からは嫌われている。誠一に「虫歯あられ」を食べさせられ虫歯を押し付けられてしまった。
樹里(じゅり)
声 - 藤田茜
『虫歯あられ』に登場。誠一が好意を寄せる女子生徒。浩介が虫歯を患ったため介抱した。誠一の歯が一本たりとも無くなっていることに気づき非常に驚いていた。
等々力 まどか(とどろき まどか)
声 - 朝井彩加
『虹色水あめ』に登場。美大志望の女子高生。急に絵が描けなくなると同時に友人の百合子が腕を上げ、しかも自身に辛く当たるようになったため、心情を「心が灰色に塗りつぶされたみたい」と評していた。墨丸をデッサンしていたところ銭天堂に迷い込み、「虹色水あめ」を購入して食べたことにより心が晴れやかになり、百合子とも和解することができた。だがその直後よどみと出くわし百合子を庇う。一度はよどみに「百合子はお前を裏切った」と言われ「虹色水あめ」の光が消えかけるが、「誰にでも汚い心があるが、綺麗な心もある」と言い返す。その後「虹色水あめ」を消されかけてしまうが紅子が現れ、「うちの駄菓子を消すのはルール違反」と助けられる。一度はどうしたら百合子を救えるか悩むが、紅子の「先程誰にでも汚い心と綺麗な心があると言った」という言葉に呼応するように「虹色水あめ」が二人で一緒に描いた新緑の色へと変わり、その後自身の百合子を救いたい気持ちに呼応して虹色へと変化した「虹色水あめ」を百合子に食べさせたことにより彼女を救うことができた。
百合子(ゆりこ)
声 - 安済知佳
『虹色水あめ』に登場。まどかと同じデッサン教室に通う友人。前まではまどかと仲良しだったのだが、ある時突然絵の腕が上がり性格が悪くなってしまう。だがまどかが食べていた「虹色水あめ」を見て改心、彼女と和解することができた。実はまどかに嫉妬して「絵が上手くなるためなら多少ズルをしても構わない」と考えていたところをよどみにつけこまれ、たたりめ堂で「デッサン汁粉」を買って食べ、まどかの才能を奪うと共にその影響で性格が豹変していた。よどみに対価として悪意(虚栄心と後悔)を吸われ、二度と絵を描けなくなるように視力も奪われかけるが、虹色に変わった「虹色水あめ」をまどかに食べさせられたことにより、元気を取り戻した上に視力も戻ったため彼女に謝罪した。
野田 早苗(のだ さなえ)
声 - 村川梨衣
『お稲荷せんべい』に登場。クラス内で目立たないことを気にしている少女。琴音が占いで人気になったため軽く嫉妬していたところ銭天堂に迷い込み、そこで買った「お稲荷せんべい」のおみくじキーホルダーで占いをして人気者になることができた。しかし「他の子が『お稲荷せんべい』を買ったら自分の人気がなくなるかもしれない」と考え、再び銭天堂を訪れ紅子に「お稲荷せんべい」を売らないように頼もうとするも、銭天堂すら見つけることができなかった。加えて「お稲荷様の言う通り~!」と言わずにキーホルダーを使ってしまった上に「凶」しか出なくなったお告げに従おうとしなかった。銭天堂の紛い物店「銭転堂」に辿り着くも、店主であるお稲荷様(声 - 種市桃子)が差し出した「巫女缶」から出てきた巫女が早苗の顔に変化し、中に閉じ込められてしまった。
小柴 琴音(こしば ことね)
声 - 長谷川育美
『お稲荷せんべい』に登場。早苗のクラスメイト。占いで人気になったため、早苗からは嫉妬されている。頭にバスケットボールのゴール(アニメ版では花の入った鉢植え)が頭上に落ちてきそうになったが、事前に「お稲荷せんべい」の預言でその事を知っていた早苗のお陰で怪我をせずに済んだ。
岡村 雪江(おかむら ゆきえ)
声 - 唐沢潤
『しわとり梅干し』に登場。顔の皺を気にしている女性。孫の真子から「ばあばしわくちゃ」と言われてショックを受けていたところ、銭天堂を訪れ「しわとり梅干し」を購入し、これを食べて皺を取り除くことができた。しかしある時見つけた小皺も取りたくなり、紅子の忠告を無視して食べ過ぎてしまったことにより顔の皺を今まで以上に増やしてしまう。「このままだと真子に怖がられてしまう」と思い、皺を押し付ける赤い梅干しを見つけたものの、誰に食べさせるか迷って結局「誰かに押し付けることなんてできない」と決められなかった。その後真子が誘拐されそうになった現場を目撃。自身の顔に怯んだ誘拐犯に赤い梅干しを食べさせたことにより、皺を押し付け綺麗な顔に戻った。真子に励まされ、「私は私。もう『しわとり梅干し』は食べない」と決断した。
岡村 真子(おかむら まこ)
声 - 古木のぞみ
『しわとり梅干し』に登場。雪江の孫娘で、彼女のことを「ばあば」と呼んでいる。誘拐犯に拐われそうになったが雪江の機転で助かった。その後、まだ自身の顔に皺が残っていると思い込んでいた祖母に対し「しわくちゃでもすべすべでも、ばあばはばあばだもん」と励ました。
誘拐犯
声 - 佐々木義人
『しわとり梅干し』に登場。雪江の住む街で多発する誘拐事件の犯人。真子を拐おうとするが、こちらに向かってきた雪江の皺だらけの顔に驚き、怯んだ隙を突かれて赤い梅干しを食べさせられたことにより顔が皺だらけになってしまった。
長谷川 大輝(はせがわ だいき)
声 -加瀬康之
『しっぺがえしメンコ』に登場。北島に雇われた探偵。紅子を探すこととなったが、なかなか手掛かりは得られずいつも彼に怒鳴られていた。ある時カプセルトイを設置しようとしている紅子に遭遇し彼女を追いかけようとするが、突如金縛りのように体が動かなくなってしまう。「幸運のお客様」であることを告げられ、カプセルトイを回したところ「しっぺがえしメンコ」を入手する。翌日、紅子に会ったが取り逃がしてしまったことを北島に報告したところ普段以上に怒られてしまい、ついに我慢の限界に達し「しっぺがえしメンコ」を使ってしまう。後日北島が事故に遭ったことを知り、「自分が北島を殺してしまったのでは」と一度は後悔するも、怪我で済んだため安堵した。その後、「こんな代物を持っているなんて危険すぎる」とライターで「しっぺがえしメンコ」を焼き捨てた。
青木 潤(あおき じゅん)
声 - 井上麻里奈
『新品ピン』に登場。兄・宗二と姉・なみのお下がりばかり着させられている少年。新しい服を着たいあまり嫌気が差して姉のものだった靴を投げ捨てたところ、カプセルに入っていた「新品ピン」を拾う。古くなった服を新品同様に変えたことで幼稚園で人気者になれた。なみが服を汚した際には、自分の服が元に戻るのを覚悟で「新品ピン」を貸した。元々彼は「幸運のお客様」ではなかったためその後「新品ピン」は紅子に回収されてしまったが、後に兄と姉から新品のロボット玩具を買ってもらったため、「助けてよかった」と安堵していた(実際、もしもこのまま「新品ピン」を使い続けようとしていたら「おんぼろの呪い」が掛かるところだった)。
青木 宗二(あおき そうじ)
声 - 井口祐一
『新品ピン』に登場。潤の兄。「新品ピン」の存在こそ気づかなかったが、潤がこれを使っていた際には若干怪しんでいた。その後、潤をなみのピアノの発表会に連れていった。
青木 なみ(あおき なみ)
声 - 河村梨恵
『新品ピン』に登場。潤の姉。ピアノを習っている。大事にしていたドレスを発表会の本番直前にコーラをこぼして汚してしまったが、潤が「新品ピン」を付けたことで事なきを得た。しかしその後「新品ピン」が外れ清掃員に変装した紅子に回収されたことにより、ドレスは元に戻ってしまった。

ふしぎ駄菓子[編集]

銭天堂やたたりめ堂の商品の総称。「駄菓子」という名がついてはいるものの、実際は駄菓子屋で販売されている商品の範疇のため、菓子類以外も含まれている。

正しく使用すれば客の願いを叶えられるが、恐ろしい効果や副作用を持つふしぎ駄菓子もある。そのため、使用者は必ず紅子の話をちゃんと聞くか説明書をしっかり読まなくてはならない。

○は公式サイト「ふしぎ駄菓子図鑑」では紹介されていないふしぎ駄菓子、※はたたりめ堂のふしぎ駄菓子、()内はアニメ版で登場した話数。

第1巻
  • 型ぬき人魚グミ(TV版第1話)
型と材料の袋がセットになっている。食べると人魚のように素早く泳ぐことができる。ただし、食べたあとにコップ一杯の塩水を飲み忘れると使用者はだんだん人魚と化してしまう。塩水を飲み忘れた場合、付属の人間の型で作ったグミを食べれば脚が元に戻るが、完全に人魚になってしまった場合二度と人間には戻れない。
  • 猛獣ビスケット(TV版第2話)
様々な猛獣型のビスケットの詰め合わせと猛獣遣い型のビスケットのセット。箱から出すと本物のように動き出す。猛獣遣いを先に食べれば食べた者を主と認めて大人しくなり、残りを安全に食べられるが、逆に猛獣を先に食べてしまうと「仲間を食べた不届き者」と見なされ、巨大化したビスケットに襲われてしまう。
  • リング・キャンディ○(TV版第2話)
呪文を唱えると如何なる恐ろしいものを吸収して、その分だけ甘くなる指輪型の飴。
  • ホーンテッドアイス(TV版第3話)
食べるとひんやり冷たいアイスクリーム。半分だけ食べて残りを冷蔵庫にしまっておくと心霊現象を体験できる。最初から完食する、もしくは残りを食べてしまえば効果はなくなる。ただし複数人で食べてしまった場合はお化けが混乱し最後に食べた人に取り憑いてしまうため、必ずアイス一つにつき一人しか食べてはならない。
  • 釣り鯛焼き(劇場版)
鯛焼きを釣ることができるバケツと釣竿のキット。ただし付属の釣竿以外を使用すると、鯛焼きのいない普通の海に通じてしまうことがある。
  • カリスマボンボン(TV版第4話)
食べるとカリスマ性を発揮し、あらゆる人からもてはやされるマシュマロ入りのボンボン。
  • 実力ボンボン○(TV版第4話)
努力している者が食べると報われるが、努力を怠る者が食べると没落するナッツ入りのボンボン。
  • クッキングツリー(TV版第5話)
鍋に肥料と種を埋めると美味しい料理の実がなる木。台所の神様が宿り、いくらでも実をつけてくれる。「いただきます」と「ごちそうさま」をちゃんと食前と食後に言わないと、木が枯れてしまうばかりか木に心を食べられてしまう。
第2巻
  • 怪盗ロールパン(TV版第6話)
髭を模したロールパン。食べるとルパン能力が身に付き、他人に顔を覚えられたり気づかれたりすることなく物を盗める。ただし、あまりいい気になりすぎるとしっぺ返しを食らう。
  • 正義の味方・ヒーロー刑事(デカ)プリン○(TV版第6話)
食べると文字通り正義感のある英雄になれるプリン。ただし自分が悪事をすると災いが降りかかる。
  • ドクターラムネキット(TV版第8話〜第9話)
白衣・喋る眼鏡・「お薬ラムネ」と呼ばれる薬型のラムネのセット。白衣と眼鏡を身に付けると病人から色のついた煙が見えるようになる。眼鏡のアドバイスに従って煙と同じ色をしたラムネを処方すると、食べた人の病気や怪我が治る。普通にラムネを食べれば薬としての効果はない。ラムネを使い切ると眼鏡は二度と喋らなくなる。
  • 元気ドリンク○(TV版第8話〜第9話)
「お薬ラムネ」を特定の割合で調合することで作成できる飲み物。元気のない人が飲むと文字通り元気溌剌になる。ただし元気があり余っている人が飲むと、逆に元気を吸い取られてしまう。
  • お稲荷せんべい(TV版第21話)
お稲荷様が付属のおみくじキーホルダーで知りたいことを教えてくれる煎餅。ただし質問の最後に「お稲荷様の言う通り〜!」と唱えなければならず、お告げに逆らうような態度を取るとお稲荷様が罰を与えに来る。
  • 巫女缶○(TV版第21話)
持っていると缶の中の巫女が預言を教えてくれ、占い師としてのカリスマ性が備わる。ただし遠い未来はわからない他、お告げに逆らうと閉じ込められる。こがね曰く「非常に危険な代物」。
第8巻にも登場する。
  • ミュージックスナック(TV版第7話)
音符の形をしたスナック菓子。食べると音楽の天才になれる。1袋につきなれる音楽家タイプは1人までのため、袋に記載された作曲家の作った曲しか上手に弾けない。本来は音楽を楽しむ目的のために開発されたふしぎ駄菓子である。
  • 消し消しガム○(TV版第7話)
噛むと指定した時期までの記憶や時間を消し飛ばし無かったことにできるガム。
  • しっぺがえしメンコ(TV版第23話)
悪魔柄のメンコ1枚と白い無地のメンコ数枚のセット。嫌いな相手の名前を白いメンコに書き、悪魔のメンコを叩きつけて引っくり返すとその相手に仕返しできる。仕返し方法を使用者は決められないため、予期せぬ結果になることがある。元々は銭天堂が設置したカプセルトイの景品。
  • おもてなしティー(TV版第10話)
お客様用のコップに注ぐと、孤独を癒してくれる友を呼び出せる茶葉。呼び出された相手が使用者の元にいられる時間はコップ一杯分のみで、相手が全て飲み干してしまうと強制的に元々いた場所に帰されてしまう。最後の一杯分には強い出会いの魔法が掛けられていて、運命の人を呼び出すことができる。ただし、その出会いが本当に成就するかどうかは使用者次第。
第3巻
  • 獏ばくもなか(TV版第11話〜第12話)
神獣・獏の力が宿る最中。食べると悪夢を見た時に獏が現れ、夢を食べてくれる。ただし夢の中に出てくる獏とは仲良くしなければならず、喧嘩すると二度と助けてもらえなくなってしまう。
  • わら人形焼き○※(TV版第11話〜第12話)
食べると嫌いな相手に悪夢を見せて呪うことができる人形焼き。ただし跳ね返されると使用者自身が酷い目に遭う。
  • 逆襲ジンジャーエール○(TV版第11話〜第12話)
飲むと自分を攻撃してきた相手を見つけ出し復讐できる。ただし自身の憎しみが消えるまで際限なく相手に災いをもたらすため、非常に危険なことになる。
  • 留守電でんシール
カタツムリが描かれたシール。電話やメールに持ち主の代わりに応答してくれる。ただしそれ以外のことに使用するとオーバーヒートを起こし、小さな音を立てて消滅してしまう。
  • 絵馬せんべい(TV版第13話)
神様の好物の煎餅。付属の醤油ペンで願いを書き奉納すると、その願いが叶う。ただし複数人が矛盾した願いを書き込むと、神様が混乱し双方が無効化されてしまう。
  • しわとり梅干し(TV版第22話)
1日3個食べるとシワが消える緑色の梅干し。紅子も愛用している。食べ過ぎると「皺逆流」が発生し、逆にシワが増えてしまう。4つ以上食べ過ぎた場合は1つだけ入っている赤い梅干しを食べさせると、その人にシワを移せる。
  • 兄弟だんご
漢数字が書かれた団子。兄弟で食べると兄弟順が食べた数字の順に入れ替わる。ただし後先を考えずに入れ替えてしまうと予期しないことが起こることもあるので、慎重に食べなければならない。
  • かりんとうばん○
食べると家族の役割が毎日入れ替わる。ただし誰が何の役をやるのかといった指定はできない。
  • ミイラムネ(TV版第14話)
ファラオが愛飲していた飲み物。飲むと痩せられ、何千年も生きることができる。ただし一度に3分の2以上飲むと強制的にミイラ化し、1時間後に棺型の容器に2000年間閉じ込められてしまう。時間内に「元通り薬」をかければ容器を破壊し飲んだ人も元に戻ることが出来る。
第4巻
  • ヤマ缶詰(TV版第15話)
食べると何となくテストの問題がわかるフルーツ缶。ただし相応の事前勉強は必要。
  • ずるずるあげもち※(TV版第15話)
食べると勉強しなくてもテストの結果がわかり満点を取れる。ただし解答欄に答えが映って見える都合上、知ることができるのは問題に対する答えそのものだけであり、解法まではわからない。
  • ウルフまんじゅう(TV版第16話)
月を連想させる饅頭。食べると狼のような強大な力を得られる。ただし力を求め過ぎてしまうと使用者の姿が狼になってしまう。力ではなく勇気を望めば元の姿に戻る。
  • 眠り貯金箱
余分な睡眠時間を貯金できる、時計と一体化した貯金箱。セットした時間より多く寝るとその時間が貯金される。1時間貯まると金貨チョコ1枚になり、このチョコを1枚食べると1時間寝たことになる。ただし金貨チョコを他人に食べさせると使用者自身が眠れなくなってしまう。
  • 眠れませんべい※
食べると眠れなくなる。
  • ゴブリンチョコエッグ(TV版第17話)
願いを叶えてくれるゴブリンのフィギュアが付属しているチョコエッグ。報酬を前払いで与えれば何でも言うことを聞いてくれる。ただしゴブリンは素直な性格ではなく、報酬をケチると使用者の思いどおりになることをしてくれない。
  • 歯磨きナッツ○(TV版第18話)
食べると歯を磨かなくても歯が綺麗になる。ただし歯の健康が保たれるのはナッツを食べている間だけ。
  • 虫歯あられ※(TV版第18話)
食べた相手に自身の虫歯を移せる。自身が移させたい相手に直接使わなければならず、誰かに譲渡すると購入者の歯が消えてしまう。
  • 虹色水あめ(TV版第19話〜第20話)
付属の変化液を垂らして混ぜると様々な美しい色に変化し心が洗われる水飴。色によって味も変化する。使用者の本心と呼応すると虹色に輝く。
  • デッサン汁粉(TV版第19話〜第20話)○※
食べると嫉妬している相手から画力を奪えるお汁粉。食べたことを後悔すると視力を取られる。
第5巻
  • 新品ピン
カプセルトイの景品の、「新」と書かれたピンバッチ。これを着けると身に付けている物が新品同様になる。ただし留め具が弱く落下しやすい他、人に貸したあとで自分に使うと何を着ても古着にしか見えなくなる「おんぼろの呪い」が掛かってしまう。
  • おじょうさまココア
飲むと仕草や口調がお嬢様のようになる。ただし中身が伴っていないと化けの皮が剥がれて辛い思いをすることになる。
  • バーチャルバッジ
着けるとゲームの中のバーチャル世界に入れる。ただし外すと二度とゲームの中に行けなくなる。
  • イケ面
被るとイケメンになれるパック型マスク。ただし着ける前に顔に油を塗っておかないと取れなくなる。
  • スピーチジュース
飲むとスピーチが苦手な人でも上手に話せるようになる。ただし人の悪口を言うと顔にピンクと黄緑の斑模様が浮かび上がる。
  • 守らニャイト○
小さな黒猫型のフィギュアが付いたストラップ。持ち主を全力で守ってくれる。心の綺麗な人のみに仕えるが、悪意があっても断ち切ることができれば助けてくれる。
第6巻
  • ビッグリもなか
食べると細かいことを気にしない大物になれる。ビッグはビッグでも身長のことではない。
  • バランスラスク
2人で1箱を食べると、バランスが取れて仲良くなれる。ただしそれ以上食べるとアンバランスな形で未来に影響を与えてしまう。
  • がまんエンピツ
この鉛筆で我慢したいことと共に「がまんがまん」と書くとそのことを我慢できる。ただし一度書いたことを取り消すと10倍になって帰ってくるため、我慢の中身によってはとんでもない苦しみになることがある。
  • チャーミングミ
食べるとあらゆる人から愛されるようになる。ただし本当に大切な人からは嫌われやすくなる。
  • ラプンツェル・プレッツェル
伸ばしたい髪の長さを決めて呪文を唱えると、その長さまで髪が伸びる。ただし今後生える分の髪を間借りして伸ばしている都合上、一生分伸びる髪の長さを使い切ると二度と髪が映えてこなくなる。
  • もじゃもんじゃ焼き○
食べると髪が生えてくる。
  • 堂々ドーナッツ○
食べると自信をつけられる。ただし威張ると効果が消える。
  • 子守コウモリ
ベビーベッドの上に取り付けると、赤ちゃんの世話をしてくれるコウモリ型のマスコット。ただし気を付けないとコウモリが子供を奪おうとする他、赤ちゃんが喋る前に取り外さないと、「ママ」呼ばわりされたコウモリが自分が母親だと勘違いを始めてしまう。
第7巻
  • ドリームドーム
理想世界が広がるドーム型の置物。付属のチヂミントガムを噛むと小さくなって中に入ることができる。ただしガムを紙に包まずに捨てたり飲み込んでしまうと、大きなショックが起こらない限り現実世界に戻ってこられなくなる。
  • 最後にわら麩(ふ)
食べるとここぞという勝負に勝てる。ただし油断したり全力を出さなかったりして本気で戦おうとしないと勝てない。
  • 負け知らずアンズ○※
食べるとどんな勝負にも勝てるようになる。
  • シェフ・ショコラ※
悪魔を象ったチョコレート。どんな人でも最高のシェフになれる。ただし食べた人の性格によっては暴君のようになり、食べた人が味の虜になってしまう。
  • ハンターバターサンド
食べると探したいと思っている獲物にいち早く気付ける一流のハンターになれる。ただしこちらが意識していないと、自分に身の危険が迫っていても気付けない。
  • おもてナシ○※
食べると愛想がよくなり、体が勝手におもてなしの行動を取るようになる。ただし相手の望み通りの態度を取るようになるため、あとで後悔することもある。
  • らくらくがん○
食べると人生が楽しくなり、人との付き合いも楽に感じる。ただしお茶とセットで食べないと真面目であるべき場所でもふざけてしまう。
  • 餓鬼ニッキ※
食べると勝利に飢え、とにかく勝ちたくてたまらなくなる。ただし思いやりの精神もなくなる。
  • 団結ナッツ○
仲間と分け合うと固い絆で結ばれる。ただし相手を束縛しがちになってしまう。
第8巻
  • ほしいイモ
食べると欲しい物を欲しいと言えるようになる。
  • おっかさん仮面
他の人やぬいぐるみに被せるだけで家事を全部やってくれるお面。ただし母の日は無敵モードになり、母親にちゃんと感謝できない人が使おうとすると、逆に家事を無理矢理やらされる。
  • 泣かんパイ
食べると泣きたい時に涙を我慢できる。泣きたい時には自然と涙が出る。
  • マスク・メロンパン
被るとどんな表情でも自在に演じられる。
  • なりきりくずきり○
食べると与えられた役になりきれる。ただしすすると持ち味が薄っぺらになる。
  • 正直ニッキ○
食べると自分の心に正直になれる。ただし演技もできなくなる。
  • バイリンガール
この人形を身に付けたりポケットに入れたりすると、言語がわからなくても外国人と話せる。ただし話している最中に紛失すると会話ができなくなる。
  • スリスリリンゴ※
食べると貴重品の放つ光を感じ取れ、欲しいと思えば盗むこともできる。ただし警察に捕まる危険性も高まる。
第9巻
  • 酔わんようかん
食べると乗り物酔いしなくなる。ただしアルコール類を飲むと2種類の酔いに対応できず逆に気持ち悪くなる。
  • 肩こり地蔵まんじゅう
この饅頭を食べると肩凝りの原因となる「肩こり地蔵」が見えるようになり、それを落として肩凝りを治す力が備わる。ただしお湯の中に落ちた肩こり地蔵は拾い集めて日向に置いて消滅させなければならず、放置すると他の人が入浴した際にくっついてしまうことがある。
  • 写らんシール
このシールをカメラに貼り写真を撮ると、人が写らない綺麗な風景が撮影できる。ただし一度剥がした後にまた貼り直して使うと、撮った写真が全て心霊写真になってしまう。
  • 底なしイ〜カ
食べると胃の中に貪欲なイカ「胃イカ」が住み着き、いくらでも食べられるようになる。ただしよく噛んで飲み込まないと胃イカが暴走し、際限なく食べ続けなければならなくなる。
  • カモメアメ
食べると1分後にカモメに変身する。ただし自由に飛べる喜びが強いと人間に戻れなくなる。
  • 連絡落雁○
食べると特定の人と連絡が取れるようになる。
  • アイディアあんこ
食べると新しいアイディアが浮かぶようになる。ただしお茶と一緒に食べないとアイディア一辺倒になり、他のことに目が行かなくなってしまう。
第10巻
  • 天晴れレモン
おめでたい日の天気を晴れにすることができる飴。ただし本当におめでたい日でないと好天にならず、おめでたくない日は逆に大嵐になる。
  • 聞き耳グミ
食べると人のひそひそ話を聞き取れるようになる。気持ちを一ヶ所に集中させればそこからピンポイントに聞き取れるが、悪口は耳を夫妻でも流れ込んできてしまう。また、耳垢が溜まりやすくなるののでこまめに耳掃除をしなければならず、耳が塞がると効果が消え、二度と元に戻らなくなる。
  • 家カエル
所持しているとどんな時でも帰宅できる、茸と蛙の形をしたストラップ。ただし過去に訪れたことがある場所にしか行けず、雨の日は蛙が抜け出して効果が無くなる。
  • コントロールケーキ
食べると食欲がコントロールできるロールケーキ。ただし自分の食欲しかコントロールできず、他の人の食欲まで意のままにしようとすると自身の食欲が暴走する。
  • アドベン茶〜
半分だけ飲むとファンタジーの世界に行ける。もう半分を飲むと帰ってこられる都合上、一気飲みすると二度と現実世界に戻れなくなる。
  • やりなおしおこし
食べると記憶が消える代わりに、時間を戻し好きな所からやり直せる。どこからやり直したいかをよく考えないと全てが無駄になってしまう。
第11巻
  • ダイナソーダ
飲んで瓶のキャップに付いている恐竜の頭の飾りを身に付けると、鈴のような音で古代の化石が埋まっている場所がわかる。ただし飲んだ人が掘り出せる深さにあり持ち帰れるサイズの化石しか見つけられない。
  • 遺跡おかき※
食べると古代遺跡を見つけられる。ただし自分が本当に見つけたい物は見つけられなくなる。
  • 虫よけ香水
体に吹きかけると虫が寄り付かなくなる。害虫に効く「弱」とそれ以外のあらゆる生きている虫にも効果がある「強」の二種類があるが、必ず「弱」から使わなければならない。
  • チュチュットチューインガム
相手に赤いガムを食べさせ、自身は黄色いガムを噛むと、赤を噛んだ相手の才能や能力を少しだけ吸い取れる。ただし2つしかないので、能力を吸い取れる相手は1人だけ。
  • つまみぐいサブレ※
食べて相手をつねると何人からでも能力や才能を奪い取れる。ただし調子に乗るとトラブルになる。
  • いそげもち
時間にルーズな人が食べると少しだけせっかちになれる。遅れてくる人の気持ちも理解できるようになる。
  • のんびりりんご※
食べるとのんびり屋になれるりんご飴。
  • すいすいソーダ
飲むと人混みの中をぶつからずにすり抜けられる。ただし行列の前の方には行けない。
  • 先頭糖(せんとうとう)※
食べると行列の先頭に並べる金平糖。ただし面倒な役目も率先して回されることになる。
  • 引きさきイカ※
仲を引き裂きたい2人の名前を書き墓場で食べると、その人たちの仲を壊すことができる。恋人だけでなく、縁を切りたい相手と自分に使っても効果はある。
第12巻
  • 楽だお札(らくだおふだ)
楽にやりたいことを裏に書くと願いが叶う。ただし繰り返し叶えたい場合は細かく書きすぎない方がよく、条件が違ってくると叶えられなくなる。
  • インココイン
食べるとインコのように物真似がうまくなるコイン型チョコレート。ただしインコの天敵である蛇の物真似をすると力が消え、ロボットのような声しか出なくなる。
  • 田舎もなか
割らずに食べると自然に恵まれた場所で暮らせる。割って食べると祖父母が田舎に引っ越すなどして田舎ができる。食べ方を間違えた場合は包み紙を破れば効果を取り消せる。
  • ホームズビーンズ
食べると名探偵のように隠された物や秘密を発見できる。知る必要のない秘密までわかってしまうこともあり、それを防ぎたい場合は食べる前に「ワトソン」と3度唱えれば程々の効き目になる。
  • お仲間まんじゅう
食べると使用者と同じ趣味の相手の上に花丸マークが浮かぶ。
  • なつかれナッツ
自分で赤いナッツを1粒食べ、懐いて欲しい子供や動物にピンクのナッツを1粒食べさせると懐いてもらえる。ただし赤を食べたあとにピンクを自分で食べると効果が消える。
第13巻
  • 熱帯焼き
食べると熱帯ジャングルの力をもたらし、庭で南国フルーツを作れる鯛焼き。ただし頭から食べないと室内までもが熱帯夜になり、真冬でもクーラーが必要になる暑さになってしまう。
  • スクープクレープ
食べるとスクープに近付いた時に音が鳴り、スクープを集められる。ただしそれなりの装備と覚悟がないと、危険な目に遭い死ぬ場合もある。
  • ぴったりピーナッツ
食べると自分にぴったりの洋服が光って見える。ただし2粒セットで食べなければならず、片方だけ食べると変なコーディネートになる。
  • ヒップポップコーン
食べるとヒップホップダンスを踊れる。一気食いしなければ他のダンスも踊れるようになる。
  • 先取りメガネ
掛けると連載漫画の続きを読める。続きを読めるのは一度だけであり、あとでその漫画を買わないと周囲から悪者扱いされ孤立する。
  • 見定メーター(みさだメーター)
見定めたい相手に向けると、その人が自分にとって良い人か悪い人かがわかる。
第14巻
  • もてもてもち
ハート型のピンクの餅。食べると周囲に好かれるようになる。ただし誰かに酷い態度を取った回数分だけ振られ、品格と優しさを持たないと本当に好きになった人から嫌われる。
  • チリチリチェリー
食べると辛いものを食べられるようになる。ただし一日に唐辛子10本分以上の辛いものを食べると尻から火を吹く。
  • プレゼント扇子
相手の顔を思い浮かべながら扇ぐとその人にふさわしいプレゼントが紙に浮かび上がる。ただし夏しか使えず、それ以外の時期に使うと的外れの品物が浮かび上がる。
  • タイムライム
食べたあとに「タイムタイム」と唱えると時間が2倍になる。「クイックタイム」と唱えると早送りできる。戻す際に「タイムストップ」と唱えないと一日中自分の時間が乱れてしまう。
  • レアレアチーズケーキ
食べると珍しく価値のあるものが光って見える。ただし専用のスプーンで食べないと生ものに当たってしまう。
  • みせびら菓子
孔雀の羽を模したクッキー。食べると周囲から羨ましがられる。ただし「妬ましい」と言うと周囲の妬みが見えてしまう。
  • ほっとけケーキ
3分間温めバターをつけて食べると、心の中の醜い気持ちが洗われて心が晴れやかになる。ただし温める時間を守らなければならず、温かいうちに食べないとだらしない人になってしまう。
Web限定
  • きっちりがま口[4]
欲しい物を紙に書き入れると、その代金に達するまで無駄遣いをしなくなる。ただし、目当ての商品の購入前に他の物を買うためにお金を出そうとすると、指を噛まれる。
公式サイト「ふしぎ駄菓子図鑑」限定
  • マスターチョップスティック
箸そっくりの2本1組のスナック菓子。食べると箸の達人になれる。
  • 甘えん棒
食べると甘えん坊になれるキャンディ。食べ過ぎた時用の「しっかりかりん糖」も付属している。
  • こんこん雪砂糖
食べると雪を降らせられる氷砂糖。一度に3つ以上食べると猛吹雪になってしまう。

既刊一覧[編集]

  • 廣嶋玲子(著) / jyajya(挿絵) 『ふしぎ駄菓子屋_銭天堂』 偕成社、既刊15巻(2021年4月現在)
    1. 2013年5月発行、ISBN 978-4-03-635610-2
    2. 2014年1月発行、ISBN 978-4-03-635620-1
    3. 2014年8月発行、ISBN 978-4-03-635630-0
    4. 2015年5月発行、ISBN 978-4-03-635640-9
    5. 2015年9月発行、ISBN 978-4-03-635650-8
    6. 2016年5月発行、ISBN 978-4-03-635660-7
    7. 2017年2月発行、ISBN 978-4-03-635670-6
    8. 2017年10月発行、 ISBN 978-4-03-635680-5
    9. 2018年4月発行、 ISBN 978-4-03-635690-4
    10. 2018年10月発行、ISBN 978-4-03-635700-0
    11. 2019年4月発行、ISBN 978-4-03-635710-9
    12. 2019年10月発行、ISBN 978-4-03-635720-8
      • 第12巻から第2シーズンとなっている。
    13. 2020年4月発行、ISBN 978-4-03-635730-7
    14. 2020年9月発行、ISBN 978-4-03-635740-6
    15. 2021年4月発行、ISBN 978-4-03-635750-5
  • ふしぎ駄菓子屋銭天堂にようこそ 公式ガイドブック 廣嶋玲子(著) / jyajya(挿絵)(2021年1月 偕成社)

アニメ映画[編集]

映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
つりたい焼き
監督 富岡聡
脚本 小林雄次
原作 廣嶋玲子
jyajya
出演者 池谷のぶえ
熊谷俊輝
白鳥玉季
渡辺いっけい
片山福十郎
音楽 未知瑠
主題歌 野田愛実「奇想天外ふしぎをどうぞ」
製作会社 2020東映まんがまつり製作委員会
配給 東映
公開 2020年8月14日
上映時間 9分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂 つりたい焼き』は、東映まんがまつり枠で公開された[5]。同時上映は『映画 おしりたんてい テントウムシいせきの なぞ』、『仮面ライダー電王 プリティ電王とうじょう!』、『りさいくるずー まもれ!もくようびは資源ごみの日』。キャッチコピーは「幸福な人だけがみつけられる、ふしぎな駄菓子屋に、いらっしゃいませ。」[6]。オープニング・エンディングの監督は宇治茶監督が務め、監督が得意とする“ゲキメーション”で描かれている[7]

当初は2020年4月24日公開予定であったが新型コロナウイルス感染状況とこれに伴う政府および関係機関等の方針により公開延期となり[8]、緊急事態宣言解除に伴い2020年8月14日に公開された[9]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

オープニングテーマ「奇想天外ふしぎをどうぞ」
作詞 - 六ツ見純代 / 作曲・編曲 - 福田陽司 / 歌 - 野田愛実
エンディングテーマ「はにゃ○満点、銭天堂。」
作曲・編曲 - 坂東邑真 / 歌・作詞 - KOCHO

テレビアニメ[編集]

2020年9月8日からNHK Eテレで放送。

スタッフ(テレビアニメ)[編集]

  • 原作 - 廣嶋玲子、jyajya
  • 企画 - 鷲尾天、今村正樹、田邊良成
  • プロデューサー - 柳川あかり、早坂寛、野島恵里 
  • 監督 - 富岡聡
  • シリーズ構成・脚本 - 小林雄次
  • 音楽 - 未知瑠
  • 美術監督 - 古部満敬
  • キャラクター・プロップデザイン - 関厚人
  • 音響監督 - 松田悟
  • アニメーション制作 - 東映アニメーション、カナバングラフィックス
  • 制作・著作 - 銭天堂製作委員会(偕成社・東映アニメーション・NEP

主題歌(テレビアニメ)[編集]

  • オープニングテーマ:「奇想天外ふしぎをどうぞ」(歌:野田愛実、作詞:六ツ見純代、作曲・編曲:福田陽司)
  • エンディングテーマ:「はにゃ○満点、銭天堂。」(歌・作詞:KOCHO、作曲・編曲:坂東邑真)

各話リスト[編集]

話数サブタイトル初放送日
第1話型ぬき人魚グミ 2020年9月8日
第2話猛獣ビスケット 9月15日
第3話ホーンテッドアイス 9月22日
第4話カリスマボンボン 10月6日
第5話クッキングツリー 10月13日
第6話怪盗ロールパン 10月20日
第7話ミュージックスナック 10月27日
第8話ドクターラムネキット 前編 11月10日
第9話ドクターラムネキット 後編 11月17日
第10話おもてなしティー 11月24日
第11話獏ばくもなか 前編 12月8日
第12話獏ばくもなか 後編 12月15日
第13話絵馬せんべい 12月22日
第14話ミイラムネ 2021年1月5日
第15話ヤマ缶詰とずるずるあげもち 1月12日
第16話ウルフまんじゅう 1月26日
第17話ゴブリンチョコエッグ 2月2日
第18話虫歯あられ 2月16日
第19話虹色水あめ 前編 2月23日
第20話虹色水あめ 後編 3月2日
第21話お稲荷せんべい 4月6日
第22話しわとり梅干し 4月13日
第23話しっぺがえしメンコ 4月20日
第24話銭天堂と金色の招き猫 4月27日
第25話新品ピン 5月11日

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送期間 放送日時 備考
日本全域 NHK Eテレ 2020年9月8日 - 火曜 18:45-18:54 天てれ第2部
2020年9月12日 - 土曜 17:25-17:34 再放送
過去の放送時間
日本全域 NHK Eテレ 2020年9月12日 - 2021年4月3日 土曜 09:20-09:29 再放送
NHK Eテレ 火曜18:45 - 18:54
前番組 番組名 次番組
ブレーカーズ
(2020年1月7日 - 9月1日)
ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
(2020年9月8日 - )
-

脚注[編集]

[脚注の使い方]

出典[編集]

  1. ^ 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」TVアニメ化決定、不思議な駄菓子屋が舞台の児童書”. コミックナタリー (2020年6月24日). 2020年6月25日閲覧。
  2. ^ 累計300万部突破!「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ15巻、4月7日発売!巻末付録で、地下工房で働く金色の招き猫の名前と菓子担当を初公開!, , PR TIMES (偕成社), (2021年3月12日), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000086.000026693.html 2021年3月15日閲覧。 
  3. ^ a b c d e f 『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』キャスト&スタッフ解禁東映まんがまつり公式 2020年3月12日
  4. ^ 「きっちりがま口」〈アニメ映画化記念公開〉
  5. ^ 「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」アニメ映画化決定!偕成社 2019年12月13日
  6. ^ 『映画おしりたんてい』本ポスタービジュアル&本予告解禁!「東映まんがまつり」”. 東映 (2020年3月6日). 2020年3月6日閲覧。
  7. ^ 『映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』オープニング&エンディングのテーマソングと監督が解禁!!
  8. ^ <東映まんがまつり>公開延期 「おしりたんてい」「仮面ライダー電王」など4本”. Yahoo (2020年4月8日). 2020年4月8日閲覧。
  9. ^ 映画おしりたんてい/仮面ライダー電王/映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂/りさいくるずー (東映まんがまつり)新公開日決定!!”. 東映 (2020年6月27日). 2020年6月27日閲覧。

外部リンク[編集]