僕とロボコ
僕とロボコ | |
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ジャンル | 少年漫画 ギャグ漫画 |
漫画 | |
作者 | 宮崎周平 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表号 | 2020年31号 - |
発表期間 | 2020年7月6日[1] - |
巻数 | 既刊9巻(2022年8月4日現在) |
アニメ | |
原作 | 宮崎周平 |
放送局 | テレビ東京系列 |
放送期間 | 2022年冬 - 予定 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
『僕とロボコ』(ぼくとロボコ)は、宮崎周平による日本の漫画。『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2020年31号より連載中[1]。2022年3月時点の累計発行部数は約50万部を記録している[集 1]。
概要[編集]
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ギャグコメディであるが、登場キャラクターはほぼ全てが善人で、話中にも理不尽な暴力や陰湿なイジメ、失敗を嘲笑う、容姿を過剰に貶す、悪行に対する報いが無い等、読者が不快に感じやすい要素が薄くなるよう配慮がなされている。パロディがふんだんに盛り込まれており、それらの元ネタには1980年代~90年代における同誌の掲載作品が頻出する。昔の作品に触れたことのない読者でもパロディを楽しむことができるように、現在連載中の作品や担当編集の趣味を反映する配慮がなされている。それに加え、登場キャラクターが『ジャンプ』の愛読者であり、作中で連載作品に対する感想を交わしあう、というSNSが浸透した世情を汲んだメタフィクションも盛り込まれている点も特徴のひとつとなっている。パロディに関しては、当該作品の担当編集者を通じて許可得ていることが作中で語られている。
また、公言こそされていないものの、登場キャラクターの造形や立ち位置、話作りの骨格といった基本構造が『ドラえもん』のパロディとなっていることがしばしば指摘され[2]、その上で現代的なアレンジを加えたオマージュ作品とも評されている。
本作の連載開始と時期を同じくして、他の連載作品は陰鬱・ハードな展開を迎えているものが多かった状況もあり、どこか朗らかで安心感のある話の展開、縦横無尽に繰り出されるパロディ、他者を否定せずに認め合い、楽しそうに笑いあっているキャラクター達、といった作風が支持を集めている。[独自研究?]
2022年5月30日発売の2022年26号にてテレビアニメ化が発表された[3]。
2022年7月11日発売の『週刊少年ジャンプ』32号にて、本作が連載2周年を迎えたこととアニメ化の決定により、「ロボコ2大実写化プロジェクト」が始動される[4]。第1弾として、同号にてコスプレイヤーのえなこがロボコのコスプレを行ったグラビアを掲載[4]。
ストーリー[編集]
西暦20XX年、超高性能メイド型ロボットOM(オーダーメイド)が爆発的な人気を博し、一般家庭にまで広く普及した世界。主人公・平凡人の家には未だにOMがおらず、可愛いOMとの生活に憧れを抱いていた。あくる日、友人達からのOM自慢と生温かいプレッシャーに耐えかねたボンドは、どうにかママを説得し、ついにOMを買ってもらえることになったものの、いざやってきたのは、ユニーク過ぎる容姿とハチャメチャな挙動で、本当にOMなのかどうかも疑わしい「ロボコ」だった。なんやかんやありながらもロボコを迎え入れたボンドには、騒がしくも楽しい日々が待っていたのだった。
登場人物[編集]
担当声優は、ボイスコミック版でのキャスト[5]。
メインキャラクター[編集]
主人公[編集]
- 平凡人(たいら ボンド)
- 声 - 杉澤摩耶
- 本作の主人公[要出典]。ロボコの主人であり、通称「ボンド」。10歳(作中で11歳の誕生日を迎えている)。本作のエピソードは、主に彼の視点から描かれる。
- バミューダ小学校5年生であり、同校には2年生の頃に転校してきている。丸メガネとワークキャップがトレードマークで、コンプレックスの癖毛を隠すために帽子を着用しはじめて以来、すっかり帽子好きになった過去がある。筋金入りの『ジャンプ』大好きっ子であり、同居人とになったロボコに多大な影響を与えている。
- 基本的には穏やかな人柄ながら、ロボコを筆頭に周囲に振り回されるため、専らツッコミ役を担っており、何かと気苦労が絶えない立ち位置に陥りがち。学業は赤点の常連で、運動も不得意、年相応にスケベ心を覗かせる一面もある。他人からは気付かれづらいが、噂や色眼鏡に囚われずに人と向き合い、その心にある優しさに気付くことができる聡さと、大概のことは「ま、いっか!」の一言で受け入れてしまえる大きな器を持っている。他にも朗らかで親しみやすい性格や、失敗してもあまりめげず、悩んでいたり落ち込んでいる人に声をかけ励ましてあげられる優しさや前向きさや、自分の非はきちんと認め、ズルを良しとしない真っすぐさ等の心根の善さもあわせて、ガチゴリラやモツオとは固い友情を結ぶに至っており、ルリや円からは好意を寄せられている。
- 可愛いOMとの生活に憧れ、期待を膨らませていたあまりに、当初こそロボコのユニーク過ぎる容姿やエキセントリックな一挙手一投足には困惑するばかりだったものの、ロボコに窮地を救われたことでその本質に気付き、家族の一員として迎え入れている。
- ロボコ / 平 ロボコ
- 声 - 天川めぐみ
- 凡人のOM。平家に仕え、ボンドを主人とする。
- 世間に流通する一般的なOMとあまりにかけ離れたユニークな容姿の持ち主で、長身で筋肉質の本人曰く「愛されボディ」、「ナッパ(ドラゴンボール)」に喩えられるほどの逞しい膝と、困り顔が本人的なチャームポイント。家事の腕前は、料理をさせれば出てくるのはとても料理とは言い難い出来の「押忍!!クソ男飯!!」、掃除や洗濯をさせれば壊してしまう、といった有様のため、専らママから頼まれた雑用をこなす程度しか役に立っていない。立ち振る舞いは御淑やかさの欠片もなく、自由奔放で無軌道、妙なところにはやたらとこだわりを持ち、大体は寝ているかマンガを読んでいるかで、総じて「メイド」としての機能は壊滅的。その一方、酷寒の雪山から宇宙空間に至るまであらゆる環境をものともせず、ぶつかってきたトラックを無傷で逆に破壊してしまうほどの頑強なボディ、桁外れの怪力と運動性能、レーザー光線や謎のエネルギー波「ロボコ砲」といった戦闘アビリティを持つ。その他にも、ツインテールがプロペラ化して飛行する「ロボコプター」となったり、ファミチキが出せたり、腹部には自分でも何が起こるかわからないボタンが付いていたりと、体の各所に様々な機能が備わっている。エネルギーを使い過ぎると可愛らしい美少女の容姿に変化し、家事もそれなりにこなせるようになるが、様々な機能や戦闘力が制限されてしまうため、本人的には元のボディが良いらしく、またボンド以外には元の状態とあまり変わっていないように見えている。
- 行動のエキセントリックさに隠れがちであるが、思考回路は善良であり、特に面倒見は非常に良い。あらゆる行動に良くも悪くも悪気が無く、ドジや騒動を巻き起こしても結果的には周囲を明るくしてしまうため、誰とでも仲良くなることができ、ボンドの周囲にとどまらず、街の人々からも慕われる人気者となっている。ロボコの「善さ」に気付き、受け入れてくれたボンドのことを主人として一途に慕っているが、その一方で、自己顕示欲と承認欲求の塊でもあり、ボンドが他の女の子を褒めていると嫉妬に狂ったり、「乙女」な部分が重過ぎて面倒くさくなったり、騒動の発端となることもしばしば。『ジャンプ』好きのボンドに影響され、同誌のみならず多種多様に亘るパロディネタを容赦なく連発する。
- OMとしては欠陥品であるために返品され続けた過去を持ち、人間に対する憎しみを吐露することもある。そのストレスから一時期は戦場で暴れまわり、その際に残した数々の戦歴を知る者達からは「兵器」と称されているが、それを本人はあだ名でからかわれていると解釈しており、黒歴史として恥ずかしがっている。
- ロボコのキャラクター像は、作者の読切作『隣の席の珍子ちゃん』の登場キャラクター・珍子がモデルとなっている[6]。
ボンドの友達[編集]
- 我知 ゴリラ(がち ゴリラ)
- 声 - 八鍬忍
- ボンドの親友で、通称「ガチゴリラ」。11歳。
- 正にゴリラのような外見と口癖「ウホ」が特徴であり、投げられようが埋められようが平然と復活する異常なまでのタフさと、人間の枠としては驚異的な運動能力の持ち主。5人兄妹の長男であり、実家は動物病院を経営している。世間的には悪童として知られているが、その内面は作中随一の善人。親孝行で兄妹思い、友情に篤く、モラルやマナーを大切にし、弱きを助け強きを挫き、絶えず世界平和を願う、もはや「聖人」といえる域に達している。
- 普段はモツオと共にボンドをからかっているが、実際はからかっているように装って、元気のないボンドを励ましたり、ボンドを喜ばせてリアクションを楽しんでいたりする、半ば彼らなりのお約束のコミュニケーションとなっている。ユニーク過ぎるロボコを「可愛い」と評して惚れており、当のロボコからはぞんざいに扱われているが気にしていない。
- ボンドが転校してくる以前は、その強さや優しさを気味悪がった同級生の心無い言葉に傷つき、暴君を装い、似たような境遇にあったモツオと共に他者を遠ざけていたが、ボンドと出会ったことで心を救われ、3人で固い友情を結ぶに至っている。それ以降でも、自らが悪者になることで周囲の和を取りなす等、その優しさを表に出さないために理解者は多くないものの、彼の優しさに気付いたアカネからは好意を寄せられている(本人は全く気付いていない)。
- 金尾 モツオ(かねお モツオ)
- 声 - やまなか正之
- ボンドの親友で、通称「モツオ」。メイコの主人。11歳。
- 容姿端麗で頭脳明晰な財閥の子息であり、バミューダ町イケメン金持ち小学生グループ「バミュ4」の一人に名を連ねられている。イヤミなボンボンとして受け取られることもあるが、その内面はガチゴリラにも劣らぬ善人であり、ボンドとガチゴリラとの友情を何よりも重んじ、ふたりと遊ぶ時間を作り出すために、日々過酷な英才教育と闘っている。仕えてくれるOMを家族として大切にしており、父親が新しいOMを無理矢理買い与てくるために用済みとならざるをえなくなったOM達を匿い、いつか自由にさせてあげられるように絶えずメンテナンスを行っている。そうした苦労を表に出さないように努め、頑張っている姿を間近で見ているメイコからは強く深く慕われている。
- 普段はガチゴリラの腰巾着的な立ち振る舞いをしており、ガチゴリラと共にボンドをからかっているが、からかっているように装って褒め称えていたり、回りくどく励ましていたりする。
- ボンドが転校してくる以前は、モツオの境遇を妬む同級生の心無い言葉に傷つき、嫌な奴を装い、似たような境遇にあったガチゴリラとつるんで他者を遠ざけていたが、ボンドと出会ったことで心を救われ、3人で固い友情を結ぶに至っている。
- 本来は父親の意向で海外の学校に通うはずだったが、親友ふたりと離れたくない一心から「全国模試で1位を取り続けること」を条件に留まることを許されている。卒業後は海外での進学が決まっているため、卒業までに残された日常を何よりも大切にしている。
- メイコ / 金尾 メイコ
- 声 - 天川めぐみ
- 金尾家に仕える最新式OM。モツオの専属OMとして常に傍に付き添っており、モツオを自慢の主人として強く深く慕っている。
- 最新式の肩書に相応しい超高性能OMであり、家事万能・清楚貞淑で何よりも可愛らしくOMとして非の打ちどころがないのは勿論、モツオに褒めてもらいたいあまりに無茶をする、自身で状況を分析して好判断を取ることができる、ガチゴリラには本人の希望を汲みタメ口で接するなど、ほぼ人間と変わらないレベルの思考能力と自我を持っている。
- OMとしての完璧さゆえにロボコからは頻繁に嫉妬を向けられながらも、なんだかんだで仲良くなっており、メイコ自身はモツオを笑顔にし、街の人々にも好かれているロボコに憧れている。
- 円(まどか)
- 声 - 湯宮由海
- ボンドのクラスメイトで、学校のアイドル的存在。通称「円ちゅわん」。11歳。
- 読者モデルを務める才色兼備の美少女。流行りのファッションや色恋にも目聡いカリスマガールで、ポニーテールがトレードマーク。
- 過去にはネットボードゲーム界で「ボドゲの女王マッド」の異名とともに無敵の強さを誇った伝説的存在。ひとたび勝負事となると性格はおろか顔自体が変わってしまう妙な癖があり、ボードゲームは母親から止められているが、それ以外にも食レポ、怪談や肝試し、釣り等、様々なシュチュエーションでも顔が変わってしまっている。
- ロボコに興味を持って以来ボンド達とも遊ぶようになり、特にロボコとは親友となるが、その可愛さにロボコに嫉妬を向けられることもある。ボンドの優しい心根やズルを良しとしない真っすぐさを知って以来、密かに好意を寄せている。
- 我知 ルリ(がち ルリ)
- ガチゴリラの妹であり、我知家の長女。10歳。
- 母親似の美少女で、ベレー帽がトレードマーク。華奢な外見に反した兄同様の怪力の持ち主で、動揺すると思わずゴリラ口調が口をついてしまう。
- 幼い頃に『ワンピース』を読んで感銘を受け、漫画家を志している。自身が初めて描いた漫画を褒めてくれたボンドに対して、周囲にはダダ漏れなほどの好意を抱いているが、当のボンドは全く気付いていない。
- やたらとモテる一面を持つロボコを恋愛の師匠と仰ぎ師事する一方、漫画においてはロボコに弟子入りを請われて以来師匠として接している。
- 浦原 アカネ(うらはら アカネ)
- ボンドのクラスメイトで、ボーイッシュな少女。
- ガチゴリラに好意を寄せており彼を「ガチ君」と呼んでいる。また、ガチゴリラと仲良しなボンドをライバル視しており、さらにその仲良さげな姿がまれにBLのような雰囲気に見える事もある。
- オカルト好きな面があり、多少ではあるが黒魔術が使える。
- モテ杉 シュン(モテすぎ シュン)
- ボンドのクラスメイトで、その名の通り女子から絶大な人気を集める美少年。
- 勉強もスポーツも得意な上、普段は学校に来られないほどの天才子役だが、彼自身はその「子役」としての自分に不満を抱いており、漫画やゲームは低俗だからと過保護な母親から禁止され、外へ遊びに行く事も許されず、空いた時間は遅れを取り戻す為の勉強と日に日にストレスを抱えていた。それらをボンドに打ち明けた事で少しずつ心境が変化し、最終的にはガチゴリラやモツオとも友情を深めた。
- ボンドと友達になって以来、同性愛に目覚めてしまい、日に日に彼に対する想いが異常になっている。
- 三船 千鶴(みふね ちづる)
- 物語の途中で、ボンドたちのクラスに転校してきた少年。
- 自分以外の人の心の声を聴くことができる超能力者である。
サブキャラクター[編集]
メインキャラクターの家族[編集]
- ボンドのママ
- 声 - 福乃愛
- ボンドの母。本名は不明。大抵の場面で刃物(主に包丁)を持っており、アーマード武者を瞬殺する戦闘技術を持つ。
- 朗らかかつ温厚で、どうみても普通ではないロボコやニョンタをも平然と迎え入れてしまう並外れた胆力を持つが、細かいことを気にしなさすぎるきらいもあり、ボンドからは「思慮がないのだろうか?」と思われてしまっている。その一方で、息子の思春期の暴走を心配するあまり、「ダークネス」な展開を機敏に察知して「子供は『あやかしトライアングル』までにしときなさい」と阻止してくる。
- ニョンタ
- ネコともライオンともつかない独特の容姿をした動物。二本足で歩き、「ニョン」と鳴く。
- ロボコが道端で拾い、ママの一声で平家のペットとして迎え入れられる。生存本能と過剰な愛情によるお世話が災いして当初こそロボコを嫌っていたが、マカロンたち野良猫から助けられてからは打ち解けている。
- ロボミ
- ロボコの妹。ロボコに対して厳しい態度を取っているが、これはロボコがOMの訓練時代から売れない、売れてもすぐに返品されるのを見てきたことから、ロボコが立派なOMになって欲しいと思ってあえて心を鬼にして厳しく振舞っているためである。
- 我知 ルコ(がち ルコ)
- ガチゴリラの母で、我知動物病院の獣医。ボンドのママとは同級生でバレーボール部の仲間でもあり、彼女からは今でも「ルッコ」とのあだ名で呼ばれている。
- 家族構成は 夫と長男ゴリラ(11歳)、長女ルリ(10歳)、次男ゴリジ(7歳)、次女ルミ(5歳)、三男ゴリスケ(2歳)。
- 那須さん(なすさん)
- 動物病院を経営する我知家の医療用OM。
- 医療用らしく患者受付等の機能を持つが、ガチゴリラの母が調整に失敗した際には好戦的な性格になってしまっている。
その他[編集]
- 芹澤 岳(せりざわ がく)
- 1年の半分を山で暮らすネイチャーライター。眼鏡をかけ、ひげを生やして熟練者の風貌をしているが、年齢は20歳。熊八(クマ)に襲われたところをロボコに助けられて以降、OMのことを見直すようになった。
- Dr.モッコス
- 科学者。カニオの主人でロボコに負けすぎたため精神が崩壊してしまっている。
- カニオ
- カニ型ロボット。ロボコをライバル視している。腕は調理すればカニ玉になる。ガチゴリラにパーの手で破壊されたこともある。
- アーマード武者(アーマードむしゃ)
- 戦闘用ロボット。全ての攻撃をはね返す特殊装甲を持っているが、ロボコに八つ裂きにされた。
- 絆創膏を張って復活するも、ボンドのママに小刀のような包丁で再び八つ裂きにされた。
- B・B(ビー・ビー)
- 全身黒づくめの破壊兵器。
- 犬近
- 犬にかなり近い容姿をしている。色々なことの実況をしていて、犬に絡めた喩えをよく言う。
- カナッペ
- 年長さんで7の段をマスターしている。ロボコの友達。
- 妙妙寺
- バミュ4の1人。ロボコに好意を抱いていて電話番号を交換している。
- 2年目
- 集英社ジャンプ編集部の編集者。主にルリの漫画エピソードで登場する。思考がずれており、さらに卑しい性格をしている。
- 小林先生
- ボンドたちのクラスの担任。ケンドーコバヤシによく似ている。
- 元々は『99人の壁』の賞品としてのゲスト出演であったが、その後もたびたび登場している。
用語[編集]
- OM(オーダーメイド)
- ロボコをはじめ、本作で登場するアンドロイド。AI搭載超高性能メイド型ロボット。20XX年に発売されて以降、全世界で普及している。
- ロボコなどの例外を除き、主人の命令に忠実である反面、暴力行為など無理な命令をするとフリーズしてしまう。
- バミューダ小学校
- ボンドたちが通う小学校。
他にもロボコがLINEのようなトークのときに使う「じっちゃけ」や「寝坊之助食五郎」などの言葉が存在する。
関連情報[編集]
- 第1話が掲載された2020年31号の表紙は、ロボコとボンドの周りに同号に連載されている全作品の主人公が、宮崎周平によりロボコ風に描かれて勢揃いした「勝手に全作品集合表紙」となっている[1]。
- 『呪術廻戦』のパロディをきっかけに、『呪術廻戦』アニメエンディング主題歌、ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」公式コラボレーションPVが制作された[7]。
- 単行本の表紙デザインも他作品へのパロディとなっている。
1巻 | ドラえもん |
2巻 | ONE PIECE |
3巻 | 約束のネバーランド |
4巻 | 呪術廻戦 |
5巻 | 僕のヒーローアカデミア |
6巻 | 鬼滅の刃 |
7巻 | ハイキュー!! |
8巻 | 【推しの子】 |
書誌情報[編集]
- 宮崎周平 「僕とロボコ」 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊9巻(2022年8月4日現在)
- 「ボンドとロボコ」2020年11月9日発行(2020年11月4日発売[集 2])、ISBN 978-4-08-882509-0
- 「モツオとメイコ」2021年2月4日発行(2021年2月4日発売[集 3])、ISBN 978-4-08-882548-9
- 「ズボンとボンド」2021年4月7日発行(2021年4月2日発売[集 4])、ISBN 978-4-08-882595-3
- 「アイドルとロボコ」2021年7月7日発行(2021年7月2日発売[集 5])、ISBN 978-4-08-882708-7
- 「二人とボンド」2021年10月9日発行(2021年10月4日発売[集 6])、ISBN 978-4-08-882760-5
- 「合併号とボンド」2022年1月9日発行(2022年1月4日発売[集 7])、ISBN 978-4-08-882845-9
- 「恋とロボコ」2022年3月9日発行(2022年3月4日発売[集 1])、ISBN 978-4-08-883037-7
- 「初雪とロボコ」2022年6月8日発行(2022年6月3日発売[集 8])、ISBN 978-4-08-883098-8
- 「花見とロボコ」2022年8月9日発行(2022年8月4日発売[集 9])、ISBN 978-4-08-883196-1
テレビアニメ[編集]
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出典[編集]
- ^ a b c “美少女メイドロボを注文したはずが?宮崎周平のジャンプ新連載「僕とロボコ」”. ナターシャ (2020年7月6日). 2020年11月9日閲覧。
- ^ “ジャンプ漫画『僕とロボコ』、『呪術』はじめジャンプ作品への愛が深すぎる!” (2021年4月26日). 2021年5月16日閲覧。
- ^ “僕とロボコ:「ジャンプ」人気ギャグマンガがテレビアニメ化 「押忍!!祝アニメ化飯!!」”. MANTANWEB (MANTAN). (2022年5月30日) 2022年5月30日閲覧。
- ^ a b “「僕とロボコ」×えなこのグラビアがジャンプに掲載、合金フィギュアも発売決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年7月11日) 2022年7月11日閲覧。
- ^ 【ジャンプ漫画】美人メイドが来るはずが現れたのは…?誤奉仕メイドのハートフルコメディ!『僕とロボコ』第1話 前編【ボイスコミック】 - YouTube
- ^ 『週刊少年ジャンプ』2021年28号196ページ『第51回J新世界漫画賞大募集中!!』より。
- ^ “TVアニメ「呪術廻戦」EDテーマ踊ってみた/EDテーマ:ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」【JC『僕とロボコ』2巻発売記念】” (2021年2月4日). 2021年2月5日閲覧。
- ^ “僕とロボコ:テレビアニメがテレ東で今冬放送 「ジャンプ」人気ギャグマンガ原作”. MANTANWEB (MANTAN). (2022年7月11日) 2022年7月11日閲覧。
以下の出典は『S-MANGA』(集英社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
- ^ a b “僕とロボコ 7 / 宮崎周平”. 2022年3月4日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 1 / 宮崎周平”. 2020年11月9日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 2 / 宮崎周平”. 2021年2月5日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 3 / 宮崎周平”. 2021年4月2日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 4 / 宮崎周平”. 2021年7月2日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 5 / 宮崎周平”. 2021年10月4日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 6 / 宮崎周平”. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 8 / 宮崎周平”. 2022年6月3日閲覧。
- ^ “僕とロボコ 9 / 宮崎周平”. 2022年8月4日閲覧。
関連リンク[編集]
- 『僕とロボコ』|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト
- 平ロボコ 【僕とロボコ公式】🦵 (@roboco_hizanapa) - Twitter