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宮本信子

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みやもと のぶこ
宮本 信子
宮本 信子
本名 池内 信子(旧姓:宮本)
生年月日 (1945-03-27) 1945年3月27日(79歳)
出生地 日本の旗 日本北海道小樽市[1]
出身地 日本の旗 日本愛知県名古屋市
身長 157 cm
血液型 O型
職業 女優歌手
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1963年 -
配偶者 伊丹十三(1969年 ‐ 1997年)[1]
著名な家族 池内万作(長男)
佐々木勝彦(再従兄)
事務所 東宝芸能
公式サイト https://miyamoto-nobuko.jp
主な作品
テレビドラマ
映画
舞台
『港町十三番地』
受賞
日本アカデミー賞
最優秀主演女優賞
第11回『マルサの女
優秀主演女優賞
第8回『お葬式
第12回『マルサの女2
第14回『あげまん
第16回『ミンボーの女
第20回『スーパーの女
第21回『マルタイの女
優秀助演女優賞
第13回『あ・うん
第31回『眉山-びざん-
第35回『阪急電車 片道15分の奇跡
その他の賞
日本映画批評家大賞
ダイヤモンド大賞(淀川長治賞)
2022年メタモルフォーゼの縁側
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宮本 信子(みやもと のぶこ、戸籍:池内 信子[2]、旧姓:宮本、1945年昭和20年〉3月27日[1][3] - )は、日本女優歌手。所属事務所東宝芸能[2]1990年から)。

北海道小樽市生まれ[3]愛知県名古屋市育ち[4][5]愛知淑徳高等学校卒業[3][1]。夫は伊丹十三。長男は池内万作。俳優の佐々木勝彦は再従兄[注 1]

来歴

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1963年、高校卒業後、文学座附属演劇研究所に入所[3][1]

1964年木村功が中心メンバーの劇団青俳に入団後にフリーとなる。

NHKドラマ「あしたの家族」(1965年 - 1967年)で共演した俳優・伊丹十三と交際に発展、1969年1月に結婚[1]。子どもが3歳頃よりおおよそ2年間、毎日自作の物語を作って聞かせていた[6]。子育てが一段落した1984年に夫の伊丹が監督した映画『お葬式』に主演してブレイク。以降の伊丹十三監督映画に全て出演、作品ごとに多彩で多様なキャラクターを演じ、国内の映画賞を多数受賞した。伊丹は「妻はいい女優なのに、なかなか主役の話が来ない。ならば彼女を主役にした映画を自分で撮ってしまえば良い」と、「お葬式」に起用したと述べている[7]

1997年の伊丹との死別を機にジャズシンガーとしての活動を開始。2005年2月にライヴ・アルバム『Jazz in Tokyo Live@Toranomon Nobuko Miyamoto』をリリースした[8]

伊丹の自殺以降は映画への出演を控えていたが(「映画館に入るのも恐くなった」という)、2007年に『眉山-びざん-』で実に10年ぶりの映画出演を果たす。

2011年、『阪急電車 片道15分の奇跡』で第36回報知映画賞助演女優賞を受賞[9]

2014年紫綬褒章受章[10]

2022年、芦田愛菜が主演を務めた『メタモルフォーゼの縁側』にキーパーソンとして出演し、日本映画批評家大賞におけるダイヤモンド大賞(淀川長治賞)を受賞。さらに、秋の叙勲により旭日小綬章を受章した[11][12]

人物

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出演作品

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映画

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テレビドラマ

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配信ドラマ

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舞台

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  • 油屋おこん(1998年、京都南座)
  • うさぎ一座物語(1999年、大阪松竹座)
  • 雪やこんこん (1999年、こまつ座)
  • あげまん(2000年、中日劇場)
  • 紙屋町さくらホテル(2001年、新国立劇場)
  • おやすみの前に(2002年5月、PARCO劇場)
  • 港町十三番地(2003年3月 - 4月、芸術座)
    • 港町十三番地(2004年7月、梅田コマ劇場)
  • 眉山-びざん-(2007年、明治座)

劇場アニメ

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吹き替え

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ラジオ

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  • 都会の二つの顔(1963年) ※ラジオテレビ記者会年間最優秀作品賞・芸術祭奨励賞
  • 鳥の名前の少年 あるいは、ある小惑星探査機の冒険(2011年12月24日) - ナレーション

その他のテレビ番組

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CM

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  • ハウス ジャワカレー(1970年) - 伊丹十三と共演[33]
  • 明治乳業 「ホイップ&ホイップ」 - 伊丹十三、長男の池内万作と共演
  • 味の素「マヨネーズDo」 - 伊丹十三と共演[34]
  • ツムラ 「日本の名湯シリーズ」、「バスクリン」- 伊丹十三と共演[35]
  • ミツカン 納豆・金のつぶシリーズ(2000年 - 2002年)
  • 資生堂 プリオール - 原田美枝子と共演

脚注

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注釈

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  1. ^ 父が佐々木の父である俳優の千秋実と従兄弟。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h 別冊宝島2551『日本の女優 100人』p.67.
  2. ^ a b 宮本信子”. 東宝芸能オフィシャルサイト. 2022年8月4日閲覧。
  3. ^ a b c d e プロフィール”. 宮本信子 Official Site. 2014年4月28日閲覧。
  4. ^ ひとりごと 宮本信子”. ZAKZAK. 2014年4月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年4月28日閲覧。
  5. ^ タンポポだより 「・・・紋別・ホワイトコンサート・・・」”. 宮本信子 Official Site. 2014年4月28日閲覧。
  6. ^ 長新太アンコール 伊丹十三「長さん賛」より
  7. ^ 伊丹『「お葬式」日記』287p
  8. ^ CD・DVD”. 宮本信子 Official Site. 2014年4月28日閲覧。
  9. ^ 宮本信子「新しい何か始まる予感」…第36回報知映画賞”. シネマ報知. 報知新聞社 (2011年11月29日). 2012年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月29日閲覧。
  10. ^ 「春の褒章 684人23団体」『読売新聞読売新聞社、2014年4月29日、東京朝刊、30面。
  11. ^ 『官報』号外235号、令和4年11月4日
  12. ^ 秋の叙勲 各界で功労の3999人受章”. NHK (2022年11月3日). 2023年1月16日閲覧。
  13. ^ 丸刈りの役所広司主演『聯合艦隊司令長官 山本五十六』に超豪華キャスト続々決定!”. シネマトゥデイ. 2022年8月4日閲覧。
  14. ^ 岡田惠和×峯田和伸「いちごの唄」映画キャストに清原果耶、蒔田彩珠、岸井ゆきのなど”. ほんのひきだし (2019年3月7日). 2019年3月7日閲覧。
  15. ^ 志村けん:菅田将暉と山田洋次監督作でW主演 永野芽郁、宮本信子も 松竹映画100周年記念作「キネマの神様」”. MANTANWEB(まんたんウェブ). 2022年2月19日閲覧。
  16. ^ 芦田愛菜&宮本信子、58歳差の親友に!『メタモルフォーゼの縁側』で再共演|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2022年2月19日閲覧。
  17. ^ "池田エライザ、田中圭×犬童一心監督「ハウ」に参加! 石田ゆり子がナレーションを担当". 映画.com. カカクコム. 31 May 2022. 2022年5月31日閲覧
  18. ^ NHKドラマ館 さよなら五つのカプチーノ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス
  19. ^ 永作博美、女ざかりの10年を演じる 脚本読んで「泣きました」”. ORICON NEWS. 2022年2月19日閲覧。
  20. ^ 松田翔太、初のNHKドラマ主演決定! 宮本信子とラブラブに!?|シネマトゥデイ”. シネマトゥデイ. 2022年2月19日閲覧。
  21. ^ 銀杏BOYZ ・峯田、連ドラ初主演 麻生久美子と13年ぶり共演”. ORICON STYLE (2016年3月11日). 2016年3月11日閲覧。
  22. ^ 柴咲コウ、冬の釧路に20日間“缶詰め” ドラマ撮影で孤独と向き合う”. ORICON NEWS. 2022年2月19日閲覧。
  23. ^ “ドラマ「この世界の片隅に」追加キャストに二階堂ふみ、村上虹郎、宮本信子ら”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2018年6月4日). https://natalie.mu/eiga/news/285004 2018年6月4日閲覧。 
  24. ^ ドラマスペシャル あの家に暮らす四人の女”. テレビ東京. 2019年10月1日閲覧。
  25. ^ “中谷美紀・吉岡里帆・永作博美・宮本信子が一つ屋根の下 ドラマSPで共演”. シネマトゥデイ. (2019年8月14日). https://www.cinematoday.jp/news/N0110548 2019年10月1日閲覧。 
  26. ^ “宮本信子が「日曜の夜ぐらいは...」で生見愛瑠の祖母役、役作りで舌打ち練習”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2023年3月26日). https://natalie.mu/eiga/news/518115 2023年3月26日閲覧。 
  27. ^ 浅田次郎「母の待つ里」が実写化、出演は中井貴一・松嶋菜々子・佐々木蔵之介・宮本信子”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年3月15日). 2024年3月16日閲覧。
  28. ^ 中井貴一主演の特集ドラマ「母の待つ里」キーパーソンは満島真之介”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年7月22日). 2024年7月22日閲覧。
  29. ^ 神木隆之介「海に眠るダイヤモンド」で1人2役、宮本信子の出演も明らかに”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年9月8日). 2024年9月8日閲覧。
  30. ^ “賀来賢人が主演・原案担う「忍びの家 House of Ninjas」Netflixで2024年配信”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年9月9日). https://natalie.mu/eiga/news/492908 2022年9月9日閲覧。 
  31. ^ 妻夫木聡『STAND BY ME』“大人のび太”続投 宮本信子がおばあちゃん役”. ORICON NEWS. オリコン (2020年7月27日). 2020年7月27日閲覧。
  32. ^ 是枝裕和「真実」日本語吹替版も公開決定、宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆが参加”. 映画ナタリー. 2019年9月19日閲覧。
  33. ^ 全日本CM協議会 編『CM25年史』講談社、1978年1月15日、247 - 250頁。NDLJP:12025175/128 
  34. ^ 講談社 編『SFX-CM大図鑑』講談社〈講談社X文庫〉、1986年11月3日、76 - 77頁。NDLJP:12023325/40 
  35. ^ 「CF撮影余話(ツムラ)」『近代企業リサーチ 4月10日』第679号、中小企業経営管理センター事業部、1993年4月10日、77頁、NDLJP:2652180/39 

外部リンク

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