特捜最前線

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特捜最前線
ジャンル 刑事ドラマ
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
企画 高橋正樹
出演者 登場人物参照
オープニング 作曲:木下忠司
エンディング F.チリアーノ「私だけの十字架」
水曜日時代
放送時間 水曜日22:00 - 22:54(54分)
放送期間 1977年4月6日 - 1985年10月2日(435回)
木曜日時代
放送時間 木曜日21:00 - 21:54(54分)
放送期間 1985年10月10日 - 1987年3月26日(74回)

特記事項:
放送回数:全509回
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特捜最前線』(とくそうさいぜんせん)は、テレビ朝日[1]東映の製作によりテレビ朝日系列で1977年4月6日から1987年3月26日まで放送された刑事ドラマ

ここでは2012年東映チャンネルで放送された『特捜最前線2012 爆破0.01秒前の女』と、2013年にテレビ朝日系列『日曜エンターテインメント』で放送された『特捜最前線2013〜7頭の警察犬〜』についても述べる。

内容[編集]

東京総合ビル33階の一室に置かれた警視庁特命捜査課(通称「特命課」。架空の部署)に所属する刑事たちの捜査活動と人間ドラマを描く。各回で取り上げられる事件は「行方不明になった子供の捜索」から「特殊爆弾による爆破テロ」まで幅が広く、放送期間10年に及ぶ人気番組となった。

放送時間[編集]

番組の歴史[編集]

1977年[編集]

  • 4月6日:「頭脳と行動力を駆使して多発する凶悪犯罪や難事件に挑戦する6人の刑事の活躍物語」というコンセプトでスタート。メンバーは、課長神代、ヘリ捜査専門の桜井、落としの名人船村、地方出身のバイタリティ男高杉、熱血刑事吉野、新米津上の6人。当初は特命ヘリの存在を作品の見せ場とし、他の刑事ドラマでありがちなエピソードが連作され、作風も比較的マイルド路線であった。また、各刑事にスポットを当てた個人編の存在も神代と桜井に集中し、各々の個性に言及しているものは少なかった。
  • 6月29日:第13話「愛・弾丸・哀」放送。これ以降佐藤肇・野田幸男演出回を中心に作風がハード化(刑事間の衝突を描いたり、世の不条理を問うような内容にシフト)していく。また、各刑事に主役が回るようになる。
  • 9月:番組初の地方ロケ(石川県金沢)が行われた(第24話・第25話)。

1978年[編集]

  • 3月:藤岡がドラマ『汽笛が響く!』出演のため降板。それに代わる特命ヘリポジションで紅林刑事が加入(第52話)。
  • 4月:桜井に代わる警部ポジションとして橘刑事が加入(第53話)。タイトルロゴ、オープニングテーマ、アイキャッチ、ナレーターを一新、メンバーを全員エリートキャラにシフトさせハードアクション中心の路線に。
  • 7月:北海道函館でロケを行った(第68話・第69話)。
  • 9月:3話連続作品「挑戦」を放送。

1979年[編集]

  • 1月 - 2月:北海道での二度目のロケを行った際(第97話・第98話)、二谷が撮影中スキーで転倒し重傷を負い番組を一時離脱。また55話以降、西田のスケジュールの都合で準レギュラー化していた高杉がほとんど姿を見せなくなり、実質レギュラーメンバーが橘、船村、紅林、吉野、津上の5人となる。
  • 3月:そのピンチを乗り越えるべく、蒲生警視(長門裕之)を課長代行(次長)として登場させる(第100話 - 第104話)。さらに補強策として降板していた藤岡が復帰(第103話・第104話)。
  • 4月:西田が番組を降板(第105話)。その穴埋め的なポジションとして、庶民派の滝刑事と(第108話)高杉婦警が加入(第109話)。
  • 5月:視聴者公募作品において二谷が番組に復帰(第110話)。
  • 9月:一時の危機を脱し安定したと思われた矢先、大滝が映画『影武者』の撮影で降板(第127話・第128話)。

1980年[編集]

  • 1月:時代劇俳優への転向を示した荒木が降板(第146話・第147話)。番組初の殉職という形を取る(その際のエピソードは後述)
  • 2月:叶刑事が加入(第148話)。
  • 7月:桜木が降板(第169話)。その翌週、大滝が復帰(第170話)。その後、番組は神代、船村、橘、桜井、紅林、叶、吉野の7人体制になり、このメンバーで5年間にわたり固定される。

1981年 - 1982年[編集]

  • 1981年3月:第200・201話「ローマパリ縦断捜査!」で、番組200回記念作品として初の海外ロケを行った。
    • この頃からアクション重視の路線から、刑事たちや事件に関わる人々の心情を深く描いた、いわゆる「人情系」の路線へとシフトしていった。また、この時期には、蒲生警視のシリーズ物(窓際警視シリーズ)、視聴者投稿作品、犯人当てクイズといった企画が登場するようになり、次回予告では五木田武信がリポーターとして顔を出すようになる。
  • 1982年8月:海外ロケ第2弾として、ハワイロケを行った5周年記念作品を放送(第275話・第276話)。
  • 1982年9月:第278話「逮捕・魔の24時間!」で、二谷が初めて監督を担当。
  • 1982年11月:制作サイドと対立したメインライターの長坂秀佳が番組を降板。

1983年 - 1984年[編集]

  • 1983年6月:制作サイドと和解し、長坂が7か月ぶりに番組に復帰。「長坂秀佳シリーズ」として原則集中型の放送形式となる。
  • 1983年9月:この頃からオープニングも一新して、20パーセント以上の視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。以下略)を連発するようになる。
  • 1983年12月:藤岡が映画『SFソードキル』の撮影の為に一時番組を離れ渡米。その間、五代高之扮する早見刑事が加入して穴を埋める(第342話 - 第348話)。
  • 1984年1月:第347話「暗闇へのテレフォンコール!」で、番組史上最高視聴率となる27.4パーセントを記録するなど、9週連続20パーセント以上の視聴率を記録した。
  • 1984年2月:350回記念作品の第1弾として放送された第350話「殺人トリックの女!」で、二谷英明の妻の白川由美が準レギュラーとして初登場(以後419話、第436話に登場)。続く第2弾での第351話「津上刑事の遺言!」では、荒木も含めこれまでのレギュラーが勢ぞろいした。
  • 1984年3月:作家シリーズ第2弾、石松愛弘シリーズを4週連続で放送した。
  • 1984年3月:五木田武信が予告担当を降板。
  • 1984年4月:7周年記念作品の一環として、第359話・第360話「哀・弾丸・愛・7人の刑事たち!」(第13話のリメイク版)が放送。この作品は、「特捜」の中でも名作との評価が高いと言われる。視聴率は、第359話、第360話ともに20.0パーセントの好視聴率を記録。
  • その後も、沖縄ロケ、東京の街シリーズ、秋の特別企画、女性の犯罪体験の手記シリーズといった企画を連発した。

1985年[編集]

  • 1月:大滝が舞台で番組を一時離れたため、代打で渡辺裕之演じる的場刑事が4話限定(第397話 - 第400話)で加入(その後、第428話で再びゲスト出演)。
  • 3月:8周年記念としてベルギーロケを行った作品(第407話・第408話)を放送。
  • 6月:第418話「少年はなぜ母を殺したか!」では、全編法廷内でドラマを展開(連続ドラマ初[要出典])。
  • 8月:塙五郎と足掛け8年半レギュラーを務めた大滝が降板(第430話)。
  • 10月2日:初回からレギュラーとして出演を続けていた誠が殉職という形で降板(第435話)。
  • 10日には『ニュースステーション』スタートに伴い、木曜21時に枠移動。その初回は番組唯一の2時間スペシャルとして放送。この回から、5年9か月ぶりの新メンバーで渡辺篤史演じるマイホームパパキャラクターの時田警部補と、三ツ木清隆演じる激情派キャラクターの犬養巡査部長が加入。オープニングが一新された。
  • 11月:メンバー歴代最年少の阿部祐二演じる杉巡査が加入、婦警が6年半ぶり三度目の交代(第441話)。6年半ぶりに特命課員が8名になった。これ以降コミカルさを織り交ぜた生活感漂う設定が強調された。
  • 12月:岡山・香川ロケを行った(第444話「退職刑事失踪の謎!瀬戸内に架けた愛!!」・第446話「倉敷〜高松〜観音寺・瀬戸内に消えた時効!」)。
  • 木曜21時に移動後、視聴率が黄金期の平均20パーセント台から平均12パーセント台に下降するようになる。

1986年 - 1987年[編集]

  • 1986年4月:9周年記念・犯人当て懸賞付きドラマ(第460話「挑戦・この七人の中に犯人は居る!」)を放送。その後編(第461話「挑戦II・窓際警視に捧げる挽歌!」)で、番組準レギュラーの蒲生警視が殉職。視聴率は振るわなかったものの、捜査四課の西岡刑事(蟹江敬三)がその後もセミレギュラーとして登場、ミステリアスな刑事役を演じた。また、この回からオープニングを一部変更した。
  • この時期は、終着駅の女シリーズ(第457話 - 第459話)、石松愛弘シリーズ(第474話・第475話・第477話)、二谷英明監督作品第2弾(第490話「強殺犯逃亡・あぶない道連れ!」)、若者向けの作品など趣向を凝らした企画が練られた。
  • 1986年10月からは、再びオープニングを一新した。
  • 1987年3月をもっての番組終了が決定。
  • 1987年1月:500回記念作品(第500話・第501話)を放送。この作品では、船村ファミリーのほか、誠が殉職した吉野刑事と瓜二つのチンピラ役で出演。
  • 1987年3月:「長坂秀佳終幕三部作」を放送。警官大量汚職事件と橘・桜井・神代、3人それぞれの人生模様を絡めた。3部作の最終回でついに特命課廃止案が浮上。明確な解決的展開もないまま特命課は「特命部」に格上げとなり神代は特命部の部長に、橘、桜井はそれぞれ特命第一課と特命第二課の課長となり、「特捜最前線」は終了した。

登場人物[編集]

※新番組予告紹介順及び初登場順

特命捜査課・刑事[編集]

神代 恭介
演 - 二谷英明(第1話 - 第92話、第97話・第98話、第110話 - 第509話)
刑事歴25年の警視正。城南警察署捜査二課、警視庁捜査第一課、丸の内警察署長、警視庁捜査第二課長、警察庁捜査課長、警察大学校教官などを歴任したのち、新設された特命捜査課の課長に。自らの命令は絶対で、背いた刑事には容赦なく雷を落とす。その妥協を見せない捜査姿勢から「剃刀(かみそり)の神代」の異名を持つが、部下からは「四角ダルマ」と陰口を叩かれることもある。正義感が強く相手が誰であろうと犯罪を許さない性格で上からの圧力(政治家など)にも動じない気迫を持つ。自ら捜査の現場に出ることも多く、メンバーからの信頼も厚いが、その部下が不祥事を起こした際には査問会側に立つなど一定の距離を置く一面もある(立った上で他の刑事に問題解決のヒントを与える役回りである)。番組開始当初は娘がいたが、その娘夏子は暴力団組長という裏の顔を持つ男に射殺されるという悲劇に直面、妻も神代のかつての部下と蒸発していた。家族について言及することはほとんどないものの、第87話の女流画家(演:小山明子)や第424話での会社社長(演:ハナ肇)との会話の中で、自身の職務一辺倒の姿勢が夫人の蒸発や娘の死へとつながったと後悔の念を吐露している。その事件に関与した暴力団を単独で襲撃したり、メンバーの心配をよそに無謀な捜査を行ったりと、意外に気性の激しい一面も持ち合わせている。煙草は赤ラーク(第51話)。基本的に劇中での一人称は「私」だが、長坂秀佳・塙五郎などの脚本回では「俺」、石松愛弘脚本回では「僕」なども使っている。最終回、警視庁特命捜査部が新設され、部長に就任する。
桜井 哲夫
演 - 藤岡弘、(第1話 - 第52話、第103話 - 第341話〈第103話・第104話はゲスト扱い〉[注釈 1]、第348話 - 第509話)
設定では城西署、外事課、警視庁スカイポリスなどを経て特命課配属とされている。初期の位置づけは特命ヘリを用いた空中捜査担当の警部だった。その当時は単独捜査が多く神代からしばしば激昂されることもあったが、次第に特命課No.2としてのポジションを確立していく。不言実行型で考えている事を今一周囲に理解されない事もあるが、基本的にはやはり他のメンバーと同じく人情派である。父・正規は弁護士で法曹界の大御所。長兄・修一郎は判事、次兄・道夫も弁護士というエリート一家に生まれる。父親は非常に厳格な人物で2人の兄が大変優秀であったため、末っ子の哲夫に対してはとりわけ厳しく教育する。そのため彼は幼少時から劣等感の塊であり、それが父親への反発心につながって、警察官を志すことになった。捜査の過程で父が介入してきた際には、反抗期の少年のような不貞腐れた態度をとるなど、普段の姿からは想像出来ない一面を垣間見せたこともある。第52話で国外逃亡した外国人容疑者の続行捜査という形でワシントン日本大使館に派遣され、それから程なくして異動したニューヨーク市警(この時は国際警察に籍を置いていた)で親友刑事の家族が射殺される事件に遭遇。その復讐のために彼は手段を選ばない悪徳刑事に変貌する。結果として国外追放処分となり事件と深い繋がりのあった容疑者を追って帰国。同事件を捜査中の特命課と遭遇し、確執の末、警部補に降格という形で復帰。それ以降は特命課陣も手を焼くほどの犯人を上げるためには手段を択ばない荒くれ刑事となる。しかし自らの行動・発言に一切言い訳をしない態度は船村から一目置かれてる(第114話「サラ金ジャック・射殺犯桜井刑事!」)。人情派の橘・理論派の紅林とは捜査方針を巡り衝突することもしばしばであったが、後に打ち解け、荒くれぶりも形を潜めシリーズ中盤以降は橘と共に神代を支える。服装はノーネクタイの皮ジャンか派手めな柄の背広が多い。第400話で的場に対して「俺のお袋の煙はもっとか細かった」と語るも後に「田舎の母が…」と母の健在を語っている為、矛盾を指摘する声もある(実母が父、正規と離婚して後妻に入った義理の母が亡くなっている、という考えもある)。煙草は時期によってモアキャビンなどを吸っていたが、番組終了直前には禁煙パイポを愛用している。これはスポンサーに禁煙パイポメーカーがいたためである。最終回、特命捜査部配下である特命捜査第二課の課長に就任した。
船村 一平
演 - 大滝秀治(第1話 - 第128話、第170話 - 第396話[注釈 2]、第401話 - 第430話、第499話・第500話)
昭和5年7月9日生まれ。茨城県出身。刑事生活30年(基本的にこの設定は放送期間と無関係に一貫しているが、40年と言われていた回もある)のベテラン警部補。神代とも数十年の付き合い(第29話では神代が「20年来のつきあい」と発言)があり、彼をはじめ、特命課のメンバーからは「おやじさん」と呼ばれている(初期には「落としの船さん」「落としの一(ピン)さん」と呼ばれることもあった)。感情的で私情に走ることが多い特命課刑事の中でも最もその傾向が強く、第1話をはじめ、「犯罪を立証することも大切だが、残された者のためには時として目を瞑ろう」という思想の持ち主である。演じる大滝自身が演技なのかアドリブなのかわからなくなってしまうほどであった[注釈 3]。家族は妻と子供が二人いたが長男・秀平は幼くして他界、妻の香代も1979年に癌に侵され、その看病のために刑事を辞職し、妻の郷里・飛騨高山に旅立つ。妻の他界後は東京に戻り、娘の香子とビーフシチュー店を経営していたが、その従業員が関わった事件で神代と再会し、彼の説得で刑事に復職することとなる(前回の辞職時には届けが正式に受理されていない扱いだった)。刑事に戻ってからは娘の駆け落ち、その夫の死と不幸な経験を繰り返したのち、自身の心臓病が悪化。刑事の職を続けるかどうかで苦悩した末、1985年に刑事を再び退職する。
退職後は倉庫の作業員として働いていたが、自分を事件の証人として訪ねてきた橘と桜井を拒絶する一方で、全く面識のない西岡刑事の尋問に対してはあっさり自白するという謎めいた行為を見せている。
神代をはじめ、特命捜査課の刑事たちは部下や後輩を呼ぶときは基本的に呼び捨てであったが、船村だけは基本的には「○○君」と君付けで相手を呼んでいた。階級が上である橘に対しても船村の方が年齢が上であるために「橘君」と呼んだ。なお、船村をメインとしたエピソードの脚本は塙五郎が特に多く手がけており、船村が退職した第430話をもって、塙も番組を降板している。演じた大滝は自動車免許を所持していなかったか、或いはペーパードライバーだったようで、初期では運転席に座っていたりスクリーンプロセスで運転している描写もあったが、実際に公道で運転している場面は一切撮影されておらず、その後「船村は車の運転はしない」というのが暗黙の了解となっていったようである。
高杉 陽三
演 - 西田敏行(第1話 - 第84話、第92話、第105話、第351話〈第105話・第351話はゲスト扱い〉)
東北出身の巡査部長。妻と娘との3人暮らし。兄弟については「12人兄弟の貧乏農家の倅(第7話)」、「末っ子(第36話)」、「8人兄弟の三男(第105話)」と一定していない。当初は神代の捜査方針に反発するバイタリティーな刑事だったが、キャラクターも次第に涙もろい人情刑事へとシフトしていった。所轄の係長への栄転という形で特命課を去るが、その後、津上がやり残した事件の捜査に協力。そのときは保護観察官に転身していた。悪気はないのだがいつも一言多い性格で、橘を傷つけたり、真面目な津上などから反感を買ったこともある。特命課では数少ない妻子ある刑事だが、妻との間で仕事と家庭を巡って対立したりするなど、家庭持ちならではの悩みもある。ベレー帽やチェックのコートの他、スーツにショートウエスタンブーツを合わせたりと、意外にお洒落な一面もある。演ずる西田のスケジュールの都合上、第55話以降は欠場することが多く、後姿のシーン等はスタッフが代役を務めたこともある。最終的には他の出演者が西田のスケジュールに合わせて収録することに対して、申し訳ないと感じた西田自身が降板を申し出た形となった。
吉野 竜次
演 - 誠直也(第1話 - 第435話)
佐賀県出身[注釈 4]で、浅草の所轄から特命課に配属された叩き上げの巡査長。性格は猪突猛進の直情径行型。課内では桜井と並ぶ武闘派的存在で、古巣の浅草では吉野の名を知らない者はモグリと言われるほど。直情的ゆえに正義感も強いが犯罪者に対して容赦ない一面もある。それゆえに湿っぽい捜査活動への鬱憤から帰国直後の桜井の非情な捜査方針にメンバーで唯一共感したりしていたが、特命課員としての年数を重ねるうちに次第に人情味あふれる刑事へと変化していった。吉野も叶と同じく、父親が愛人に産ませた子供で、その出生の境遇から父親には複雑な心情を抱いているが、その父親の設定には矛盾があり、第18話では元水道局の職員ですでに他界していることを語る一方で、第96話、第220話では吉野が父を気にかける様子が描かれている(後者のラストは吉野の帰省)。さらに第334話では断絶状態となっている。また、高校に所属した部活動がボクシング部(64話)、水泳部(第120話)、ラグビー部[注釈 5](第185話)と話によって違っている。煙草は第34話ではチェリーを吸っていたが、第133話ではモアを吸っている描写がある。出世欲がなく、捜査にかこつけて昇進試験をすっぽかしたりすることもあったが、第405話で巡査部長に昇進。第435話の拳銃事件で殉職するが、殉職後は二階級特進となって警部に。なお、演ずる誠は吉野の殉職後に第499話と第500話に「吉野にそっくりな暴力団員」の松田鉄治役でゲスト出演している。演じた誠は第435話まで皆勤扱いとなっているが、出演していない回が複数ある。
津上 明
演 - 荒木しげる(第1話 - 第147話、第351話〈第351話はゲスト扱い〉)
警察大学卒の巡査長。当初はエリート意識を鼻にかけた新米刑事として描かれていたが、次第に情熱的な若手刑事にシフトしていった。事件の大小に関係なく捜査に情熱を燃やし、特に子供には優しく小さな約束からも事件解決に積極的に取り組んだ。感情的になることも多く、神代にも噛みつくことも多々あった。両親は既に他界しており、幼い頃から妹のトモ子(演:牧美智子立枝歩)と二人で懸命に生きてきた。大学時代はラグビー部に所属。特技はドラムを叩くことで、第90話、第146話等それが生かされるエピソードもあった(荒木がフォー・セインツのドラマーだったため)。煙草はマイルドセブン(第57話)。同僚の警官が女性の「下着泥棒」事件で冤罪がかけられた際には、同僚を罵倒するマスコミに対して「あんた達は、一度でも女を抱きたいと思った事はないのか?僕は道行く女性を見て押し倒したい衝動に駆られる時がある」と弁護し男性の本能をリアルに語ったこともある。神代の娘・夏子に対して密かに想いを寄せていたが、あえなく失恋。夏子が殺害されたときには神代を激しく糾弾した。それ以降神代に対しては反発心が増し、それが元で第146話、第147話における細菌爆弾事件で、細菌入り風船の脅威から市民を守るため、風船を積んだ車で廃工場の鉄柱に突っ込み爆死。最後まで神代を憎んだまま死んでいった。享年28。殉職から4年後、少年に解決を約束していた事件があることが判明し、特命課やそのOB(高杉と滝)がその解決に尽力した。
紅林 甚一
演 - 横光克彦(第52話 - 第509話)
前所属は警視庁外事課の警部補。外事課時代の先輩でもあった櫻井の転勤に伴い特命課に配属。旧満州からの引揚者である実母・常子とは幼少時に生き別れ(昭和57年に交通事故で死亡)、実父とは大学生の時に死別している。また第507話では「父親の味を知らない」と語っている。エリート揃いの特命課にあって最も特命課員らしい刑事で、性格は、演ずる横光曰く「個性がないことが個性」(ファミリー劇場での談話)、滝からは「クソ真面目」、桜井には「真面目って辞書で引くと『特命課の紅林』と載ってる」などと揶揄されたほど。当初は酒が飲めないという設定であったが、こちらは番組が進むにつれてなくなったようである。メンバーの中で唯一の左利きであるため、第129話では彼のイメージとはほど遠い、軽妙な男に化けて潜入させられたこともある。桜井と同じくヘリの操縦ができ、空からの捜査場面も多く見られた。中盤で義理の妹の存在が明らかになる。第173話で血液型はAB型であるとカミングアウトしている。他の刑事と比較すると影は薄いが、主役となったエピソードは全刑事の中でも最多である。最終回、特命捜査第一課所属となる。
横光は第40話「初指令・北北東へ急行せよ!」に、町工場を倒産させて妻と子供2人と一家心中を図ろうとする父親役でゲスト出演をしてから、本作のレギュラーとなった。
橘 剛
演 - 本郷功次郎(第53話 - 第509話)
昭和13年生まれ、長崎県出身。渋谷区在住。高校時代は野球部に在籍していた。県警本部のエリートだった頃無二の親友を逮捕したことから五島駐在所に自ら進んで転属。やがて野球選手であるその親友の息子を応援に上京した際に、別事件で親友を追っていた特命課と遭遇。苦悩の末、再び親友を逮捕することになる。その自責の念から警官を退職しようとしていた矢先に、神代の計らいで警部の階級を得て特命課に転属(ただし第208話では、東京の警察大学院出身というかなりの矛盾設定が登場している)。射撃の腕前は警視庁内でもトップクラスであり、その百発百中ぶりは第277話や第339話などで見ることができる。ときには長距離からの狙撃を任されることもある。その上、柔道四段で格闘能力も高い。また、変装しての潜入捜査も得意で、第74話、第137話、第177話、第234話、第277話などで実力を発揮した。こうした有能さを持つことから、次第に神代の右腕的存在となっていき、やがては特命課No.2のポジションに収まることとなる。神代の不在時などには彼が課長代理として捜査の指揮を執ることも多い。普段は自らを「牛」と例えるほど温厚だが、感情的になると「待てぇ!」「行けよこの野郎」「おい、おっさん」「ここは日本だぞ。日本語使え馬鹿!」「外国人だ?ほざくな!」「証拠なんかあるかい!」などと怒声を浴びせることが多い。家族は妻・美詠子と息子二人だが、五島への転勤の際に起きたいざこざがきっかけで長年別居状態が続き、終盤にて離婚を決意。東京の予備校に通うために上京した長男・信一とは紆余曲折の末同居、次男・健二も終盤で上京した際に事件に巻き込まれている。信一との同居までは1人暮らしであったが意外と部屋は小綺麗で清潔な一面も持っている(登場当初はボサボサの髪に無精髭、風呂にもまともに入っていない不潔な身なりだったが、すぐに改めている)。初期は高杉同様、スーツにショートウエスタンブーツを合わせるというファッションが多かった。ピークドラペル(剣襟)のシングルスーツを着る事が多く、拳銃を撃つ際のグローブ、煙草を吸う際のシガレットホルダーなど、細部の小道具にまでこだわりの詰まった刑事である。最終回、特命捜査部配下である特命捜査第一課の課長に就任した。
滝 二郎
演 - 桜木健一(第108話 - 第169話、第351話〈第351話はゲスト扱い〉)
巡査。所轄署の交番勤務だった頃、巡回中にビルから人の転落する現場を目撃し、捜査にあたった特命課に協力する。自身がかねてから特命課に憧れを抱き、自ら配転を希望したため、マスコミ対策も兼ねて特別配属され、事件解決後に正式に配属された。捜査においては失敗が多いが、饒舌で韋駄天である。演じた桜木は当時31歳だったが、年齢設定は24歳とかなり差があり、エリートが多い特命課の中では階級が低いゆえ、同じ若手の吉野、津上、叶よりも格下的な扱いを受けていた。演じた桜木のスケジュールの関係から欠場も多く、主演エピソードも少ないが、捜査において他の刑事よりも早く手がかりを見つけるなど地味ながらも重大な役回りを演じることも少なくなかった。特命課で働くうちに人を信じるよりも疑うことが優先される刑事の職務に疑問を抱き、それが原因で不本意ながら刑事を退職する羽目に。その際に知り合った女性(赤座美代子)とラーメン屋を共同経営する。幹子とはデートの約束をするほどの仲だったようだが、進展することはなかった。その後、津上がやり残した事件の捜査に加わり、高杉同様、特命課を応援した。初登場の第108話はゲスト扱いの為オープニングではなくエンディングにクレジットされ、翌週からオープニングに加わっている
叶 旬一
演 - 夏夕介(第148話 - 第509話)
昭和30年2月2日生まれ(戸籍上の誕生日は2月11日)。大物政治家が愛人に産ませた子供であったが、母は出産直後に彼を捨てて自殺したため、孤児院ひまわり学園で育つ(実際には、実母は実父の政治家としての将来を考え自殺。父親自身も孤児となった叶の存在を気にかけて心を痛めており、最期は彼を護るために凶弾に倒れた)。苦学の末、若くして警部補になるが自信過剰な性格と法律スレスレのスタンドプレーを繰り返すことから所轄をたらい回しにされる。そんな中で自分を狙った狙撃事件の捜査中に、同事件を追っていた特命課のメンバーと遭遇し、衝突の末に神代の強引な転属命令で配属される。当初は施設育ちのコンプレックスのせいか、誰にも心を開かない一匹狼だったが、次第にメンバーとも心を通わせるようになり、最終的には庶民に最も近く、親しみを持てる刑事となっていった。一見エリートに見られがちだが、警官に採用されるまでは職を転々としていた時期もあり、施設育ちで幼い頃から苦労を重ねてきたために、物や食べ物を粗末にする容疑者に対して激怒した事もある。また、自身が孤児の辛さを身をもって体験しているだけに、犯罪者や若者に親の有り難みを説くことも多かった。なお、吉野との関係では、叶の方が吉野より階級は上であるが、特命課では吉野の方が先輩であるため、彼には目上の態度で接している(逆に吉野は叶を呼び捨てにするなど、先輩としての態度を取る)。吉野とは同じ若手とあって仲が良く一緒に飲みに行く事も多い。刑事のキャリアもそれなりにあるが、後期のエピソードでは船村から新米呼ばわりされたことも。終盤では恋人の存在も発覚、また犬養や杉という後輩も増え中堅として特命課を支える存在となっていった。煙草はマイルドセブン(第152話)。初登場の第148話はゲスト扱いの為オープニングではなくエンディングにクレジットされ、翌週からオープニングに加わっている。
夏は第3話「禁じられた愛の詩」第31話「浅草・愛と逃亡の街」第82話「望郷殺人カルテット!」第133話「六法全書を抱えた狼!」のゲスト出演を先にしており、第133話は悪徳非道な犯人にも扮し、これらを経て本作のレギュラーとなった。最終回、特命捜査第二課所属となる。
時田 伝吉
演 - 渡辺篤史(第436話 - 第509話)
眼鏡がトレードマーク。家族は妻と10歳の娘、6歳の息子と4人。誘拐事件の合同捜査を機に大田北署から人員補充のため特命課に転属した叩き上げの警部補。大田北署では「秋の花火」と揶揄され浮いた存在だった。江戸っ子気質であり、配属当初はエリート揃いの特命課に妙な偏見を持っていたため自ら進んで馴染もうとはしなかった。その後特命課の面々が仲間意識の強い好漢揃いと気付き、逆に時田にとって特命課は居心地の良い職場となる。他の特命課刑事と異なり、家族の写真を肌身離さず携帯し、徹夜勤務のときは自宅に電話をする様子や、捜査後の酒飲みの誘いも「(妻子が)待っているから帰る。」と家庭を大切にする描写が多くなされた。なお、一家は仏教徒のため、クリスマスを祝うことはやらない方針。比較的ドライな言動が多いが、社会的弱者を食い物にする犯罪に対しては思わぬ熱さを見せる事も多々あった。脚本上の都合から船村に似通ったキャラクターになることが度々あった。最終回、特命捜査第一課所属となる。
犬養 清志郎
演 - 三ツ木清隆(第436話 - 第509話)
時田と同じく誘拐事件の合同捜査を機に警視庁捜査一課から人員補充のため特命課に配属した巡査部長。殉職した吉野の後任的存在であるが設定年齢26歳とかなり若い。自己中心的で子供じみた部分があり、饒舌で一度決めたことは梃子でも捻じ曲げない性格で、暴走して状況を悪化させたり、自分の意見が通らなかった時には相手構わずヒステリックに噛み付くことも多い。捜査方針で対立し、桜井を殴ったり、叶を突き飛ばしたこともあるが、おっちょこちょいな一面もある。タイトなフレアスラックスが主流の特命課には珍しく、ツータックのスラックスを愛用していたこともあった。イライラするとしきりにタバコを吸う癖がある。最終回、特命捜査第二課所属となる。
三ツ木は前後篇である第160話「復讐I・悪魔がくれたバリコン爆弾!」第161話「復讐II・五億円が舞い散るとき!」に犯人役でゲスト出演している。
杉 敏夫
演 - 阿部祐二(第441話 - 第509話)
原宿に住んでいる。所轄署の刑事課にいた時、ヤクザの拳銃乱射事件の捜査中に特命課と出会い協力捜査。事件解決後に転属された巡査。いかにも現代の若者といった性格であるが、特命課員の中では長身以外大した特徴もなく影が薄かった。だが第481話、第488話など終盤では彼が中心となって解決した事件もあり成長も少なからず見られた。的外れかつ不謹慎な発言で、周囲から顰蹙を買うこともある。レギュラー刑事陣で唯一劇中ナレーションをしていない。最終回、特命捜査第二課所属となる。

特命捜査課・婦警[編集]

※高杉幹子は3代目、江崎愛子は4代目婦警。初代と2代目は準レギュラー一覧に表記。

高杉 幹子
演 - 関谷ますみ(第109話 - 第441話、第446話〈第446話はゲスト扱い〉)
高杉刑事のいとこで巡査。通称「カンコ」。登場当初は「みきちゃん」、「高杉」などと呼ばれていた。第137話で滝に初めて「カンコちゃん」と呼ばれ、以後そのあだ名が定着する。ただし、神代や船村は「高杉君」と呼ぶことが多く、橘は「高杉」と呼び捨てにする。普段は無線連絡やデスク業務が中心であるが、外出捜査に加わることも多く、女性ならではの潜入捜査を任されることもしばしばあり、そのため犯人に襲われることもあった。特命課員とのラブロマンスは特に描かれなかったが、滝や吉野とデートの約束をしたことがある。しかし、結果として滝は辞職、吉野は殉職という結末に。その後、農協に勤めている青年からの3年越しのプロポーズを受けたことと、病弱の母の面倒をみることを理由に退職[注釈 6]。最終回で紅林と叶が「2人の刑事が死んで、3人が辞めた」と回想するシーンに婦警であるにもかかわらず登場する。[注釈 7]
江崎 愛子
演 - 愛田夏希(第442話 - 第509話)
高杉幹子の退職後に配属された婦警。あだ名は「アイちゃん」。オープニングでは杉と一緒に登場していた。外出捜査に参加する機会が多かった。最終回、特命捜査部、第一課、第二課が新設されるもどれが転属先かは不明。

その他[編集]

スタッフ[編集]

  • 企画:高橋正樹(全話、ただし第358話まではプロデューサー)
  • プロデューサー
    • 東映:斉藤頼照(第1話 - 第328話)、深沢道尚(第1話 - 第435話)、武居勝彦(第336話 - 第435話)、阿部征司(第436話 - )、東一盛(第436話 - )
    • テレビ朝日:五十嵐文郎(第359話 - 第436話)、浅香真哉(第436話 - )
  • 脚本:石松愛弘、今村文人、須崎勝弥江連卓長坂秀佳、橋本綾、塙五郎大野武雄高久進押川国秋古田求、本田英郎、大原清秀阿井文瓶藤井邦夫竹山洋宮下隼一、佐藤五月、山田隆司
  • 音楽:木下忠司
  • 撮影:西山誠、林七郎、藤本茂、工藤矩雄、小林武治、加藤弘章
  • 照明:吉岡伝吉、石垣敏雄、高橋弘、中川勇雄、斉藤久、竹田勝三、丸林洋一、石垣紘一
  • 録音:織本道雄、長井幹夫、小松忠之、橋本泰夫、広上益弘、上出栄二郎、近藤克己、新川昌史、佐藤幸哉、須田武雄、武進、川田保、映広音響
  • 美術:井上明、宮国登、河村寅次郎、森田ふみよし、野本幸男、山下宏、入野達弥、安部衛、木村光之、中村州志、内田欣哉、藤田博
  • 助監督:三村道治、小笠原猛、服部和史、稲垣信明、加島忠義、中津川勲、坂本太郎、長谷川計二、南晃行、木戸田康秀、山下龍次郎、荒井俊昭、白山一城、長石多可男蓑輪雅夫、山口純生、伊藤一男、藤田保行、北村義樹、松井昇、吉野晴亮、秦衛、白井政一、息邦夫、宮坂清彦、竹安正嗣
  • 計測:斉藤健、黒須健雄、内田正司、小泉貴一、松井由守、小林啓二、三木修二
  • 記録:伊藤明子、石川和枝、栗原節子、大橋仁子、高橋扶佐緒、君塚みね子、舟津一、照井鈴子、渋谷康子、宮本衣子、高津省子、勝原繁子、山内薫、宮瀬淳子、福島勇子、津田のり子、井上カズエ、高橋久美子、伊藤溶子、滝沢恵美子、安倍伸子、古屋彰子、丹波明子、高坂穂美、新藤郷子、富田幸子、菅正子、小林みどり
  • 編集:成島一城、松谷正雄、山口一喜、伊吹勝雄
  • 装置:紀和美建→東映美術センター
  • 装飾:装美社チヨダ靴店
  • 美粧:サン・メイク
  • 衣裳:鷹志衣裳→東京衣裳
  • 衣裳協力:ジェントローレル紳士服、水甚、紳士服トランペッター、ハナムラ
  • 音楽制作:あんだんて
  • 選曲:東映企画プロモーション→石川孝
  • ギター演奏:ルナ憲一
  • 効果:大泉音映
  • 現像:東映化学
  • 技斗:三島一夫高瀬将敏高瀬将嗣
  • プロデューサー補:五十嵐文郎
  • 進行:武居勝彦、長橋勇、桐山勝、沼尾和典、穂鷹一興、小原武羅夫、橋本鉄雄、藤田佳紀、大場正弘、土川勉、小迫進、橋本寛、隈部文康、高山篤、加藤茂、神野智、高田正男、高沢吉紀、小沢康彦、奈良場稔、野口賢一、林三津良、富田政雄、赤坂幸隆、平林俊夫、藤沢克則、塚本幸雄
  • 制作デスク:野田邦夫、野田幸男、須田啓一
  • 制作担当:野田邦夫→藤田佳紀
  • ナレーター:森山周一郎(第1話 - 第52話)→中江真司(第53話 - )、五木田武信(予告のみ。第204話 - 第357話)
  • 協賛:日本農林ヘリコプター (のちに(株)エースヘリコプターに改称したが、2002年12月解散した)
  • 監督:永野靖忠、村山新治野田幸男、村山三男、松尾昭典宮越澄天野利彦佐藤肇、北本弘、辻理、藤井邦夫、田中秀夫三ツ村鐵治青木弘司、二谷英明、山口和彦
  • 制作協力:静岡けんみんテレビ (第315話・第343話)、名古屋テレビ(第385話)、三重中部讀賣広告社(第385話)
  • 制作:テレビ朝日東映

主題歌・挿入歌[編集]

主題歌
「私だけの十字架」
作詞:尾中美千絵 / 作曲:木下忠司 / 編曲:青木望 / 歌:F.チリアーノ(Fausto Cigliano)
歌い手のチリアーノはイタリア出身のナポリターナ歌手。よくクロード・チアリと間違えられる[注釈 8]場合があるが、まったくの別人。通常は「♪ジャカジャーン」というギターの搔き鳴らしのイントロで始まるテレビサイズ(歌詞は2番のみ)が使用されていたが、フルコーラス(レコードサイズ)や、レコードサイズの編集バージョン(1番の歌詞を除いたもの)、冒頭にレコードサイズのイントロ部分を接続したテレビサイズが使用された回もあった。また、第21話「胡蝶の舞の女」ではテレビサイズの歌詞1番バージョン、第101話「拳銃哀歌・狼たちは跳んだ!」ではレコードサイズ編集版が挿入歌として使用された。第22話「標的 ある女の情炎」ではNGテイクと思しきテレビサイズ2番(歌唱が伴奏とかなりずれており、その伴奏も別テイク)が挿入歌として使用されているが、過去に発売されたサントラなどには未収録である。第115話「チリアーノを歌う悪女!」はこの曲がモチーフとなっており、劇中ではチリアーノ自身も登場して同曲を歌唱するシーンも存在する。現在、フルコーラスバージョンはポリドール(ユニバーサルミュージック)から発売されているCDで聴くことができる。
オープニングはこの楽曲をアレンジしたエレキギターとピアノによるインストゥルメンタルであった。
ちなみに、山口百恵主演のテレビドラマ『赤い迷路』の挿入歌「去り行く今」を歌っていたのも、チリアーノである。
挿入歌
「悪女の子守唄」
歌:朝倉陽子
第354話 - 第357話「石松愛弘悪女シリーズ」で使われた。
「砂時計」
歌:朝倉陽子
第393話 - 第396話「女性の犯罪体験の手記シリーズ」で使われた。
「雪虫」
歌:誠直也
第203話「幼児誘拐・菜の花の匂う女!」などで使われた。
「右手に枯れたバラ」
歌:藤岡弘
第406話「スキャンダル・スクープ」などで使われた。

設定[編集]

警視庁刑事部特命捜査課(通称:特命課)は、警視庁本部や所轄が手がけた解決済事件の再調査や通常捜査では手に負えない難事件の解決を目的として、警視庁が創設した独立セクションである。その捜査は多岐に及び、いかなる事件にも介入できる権限を持つ。「他では出来ないことをやる」という課長の神代警視正の信念が捜査活動に大きく反映されたものとなっている。

特命捜査課は霞ヶ関の警視庁本部庁舎内ではなく、民間の総合ビルに入居[注釈 9]。屋上にはヘリポート、地下には捜査車両が待機する駐車場がある。また刑事部屋の隣には取調室があり、そこにある洗面台の鏡がマジックミラーとして、刑事部屋から取り調べの様子が見えるようになっている。

番組開始当初の刑事部屋は近未来的な意匠が施されており、出入口付近に数本の柱が設けられ、課長のデスクの後ろにはレーダー型の背景が置かれた(第3話よりレーダーに東京周辺の地図が写るようになる)。第6話には柱が撤去、課長のデスクの背景も大きな東京周辺の地図に変更され、一般的なイメージの刑事部屋に変更されている。大型無線装置(電話や取調室の音を部屋内に流す拡声機能つき)、固定電話、リール型のテープレコーダーと一通りの設備が整っている。部屋内には特命ヘリをはじめ各種ヘリコプターのスチールが貼られている。

特命車・特命ヘリ[編集]

特命車
前番組である『特別機動捜査隊』に引続き、日産自動車が番組提供及び車両提供していた。
劇中の覆面パトカーとして登場していた、セドリックグロリアスカイラインの日産車各車種は、4年に一度のサイクルでフルモデルチェンジされる度に新型に代替されており、番組のオープニング映像もその都度変更されていた。
番組のオープニング映像で覆面パトカーが疾走する形式は、前番組の『特別機動捜査隊』の流れを引き継ぎ、セドリック(330前期型→430前期型)・スカイライン(C110型(ケンメリ)→C210前期型(ジャパン)→C210後期型(ジャパン)→R30前期型(ニューマン))・グロリア(330前期型→430前期型)の順に疾走する形式であったが、1983年の3代目オープニングからは、セドリック(Y30前期型)・スカイライン(R30前期型(ニューマン))・セドリック(Y30前期型)の順に疾走する形式に変更され、1986年の4代目オープニングからは、フルモデルチェンジにより代替導入されたスカイライン(R31前期型(7th・セブンス))が先頭となり、後続にセドリック2台(Y30前期型)の順に疾走する3台体制が続いていたが、後の5代目オープニングからは、追加導入されたセドリック(Y30後期型)が先頭となり、後続にスカイライン(R31前期型(7th・セブンス))・セドリック2台(Y30前期型)の順に疾走する4台体制に改められている。
主演の二谷英明は、劇中の覆面パトカーとして登場していた日産・セドリックの専属CMキャラクターを、1972年(230前期型4ドアハードトップ追加発売時)から1987年(Y30後期型)までの15年間務めていた。
特命ヘリ
スタート時において番組の特色として用意されたのが、専用ヘリコプターの存在である。ヘリの使用自体は他の刑事ドラマでもあるが、ここまでメインに扱うケースとしては本作が唯一無二である。最初期ではほぼ毎回のように登場し、クライマックスでの追跡シーンや事件現場への移動手段などに使われた。だがヘリを必要としない捜査が増えていった点や予算の都合などもあり、次第に出番も減り、最終的には完全に姿を消した。操縦は回によって刑事自ら(主に桜井、紅林)か、専属のパイロットが担当(2年目には吉野がヘリを操縦している作品もあった)。当初は特命ビルの屋上から発進できるよう待機していたが、次第にヘリポート待機に変更。ベースは日本農林ヘリコプターのベル47型(47G3B-KH-4)で、2年目にはドア無し仕様のヘリが、終盤ではヒューズ 369型の特命ヘリも登場した。ちなみに当時のテレビドラマの多くは朝日航洋所有のヘリコプターを使用していたのに対し、東映では2000年頃までベル47型ヘリを作品に起用していた。

ナレーション・次回予告[編集]

ナレーション
オープニングの刑事紹介映像と共に聞こえてくるナレーションがこのドラマの特徴の一つである。第1話から第52話は森山周一郎が、それ以後は中江真司が担当した。森山は本編では一度も担当することはなく、中江は主に後編冒頭におけるあらすじの説明を担当していたが、まれにそれ以外の回を担当することもあった。
オープニングの音楽は、先述の「私だけの十字架」の楽曲をエレキギターとピアノでアレンジしたものだった。
次回予告
最初期は「次回予告」のテロップで始まり、オープニングナレーションの森山周一郎が担当していた。4クール目からは冒頭にブルーバックで「特捜最前線 次回予告」のテロップによるタイトルが付いていた。
森山は自身がゲスト出演した53話の予告まで担当、以後本編の全面的リニューアルに合わせて中江に交代。第54話以降の予告は時間が若干伸び、番宣にも使い回されるようになった。ただし番組内での使用分と番宣ではラストにサブタイトルが表示されたりとしなかったりなど幾つかの相違点が存在する。
1981年春からは劇中の現場に現れた五木田武信がマイク片手に、あらすじを説明していくという演出に変更され、回をおうごとに冒頭と終わりにバンクフィルムによる特命課のセットに五木田が現れるシーンを挿入、それ以外はナレーションで済ませるという構図になったものの、この演出は3年で終了。以降は1981年以前の予告パターンに戻った。

番組エピソード[編集]

  • 前番組の『特別機動捜査隊』と同じ東映テレビプロによる作品ではあるが、前番組のスタッフの大半は新たにスタートした『ジグザグブルース』や『快傑ズバット』、『ロボット110番』に回されたため、スタート時は『特別機動捜査隊』と同時期に終了した『非情のライセンス』からの陣営で固められた。
  • スタート当初、「特捜最前線」のタイトルは筆書きのロゴタイプであったが、第53話からはシンプルなゴシック調のタイトルロゴに変わった。
  • 桜井がヘリを操縦するシーンでは、後に自家用操縦士まで実際に取得した藤岡自身が担当していた。紅林が操縦をしているシーンでは、横光はヘリの免許を有していない為に実際には操縦していない(他の特命課のメンバーも同様)。いかにも本人が操縦をしているかのように見せることには苦労したという。また、二谷以外の全員が本物のアマチュア無線技士である。
  • 撮影は1週間に1本。あまり早くから撮影をして画面に違和感が出るのを防ぐため、なるべく劇中の季節に合わせて撮影をしていた。
  • 放送当時人気だった「太陽にほえろ!」や西部警察など他の刑事ドラマに比べて、殉職する刑事が極端に少ないのが本作の特徴のひとつ。他の刑事ドラマとの差別化をはかるため、「刑事の殉職は描かない」という制作サイドの強い意向・方針があったためである。しかし、津上刑事役の荒木しげるは、自身の降板に際して「番組に戻ってくる余地をなくすために、敢えて殉職という形をとって欲しい」とプロデューサーに申し出たため、番組としては初めての殉職話が誕生するに至った。ちなみに津上が期間中唯一出演していない第145話「凶器が歩く街!」は元々147話目として制作された。
  • 刑事が滅多に拳銃を撃たないことも特徴の一つである(この路線はのちに『はぐれ刑事純情派』に引き継がれた)。初期は発砲シーンもそれなりにあり、第57話、第79話、第104話、第154話、第171話など、幾度か大がかりな銃撃戦もあった。5年目以降は第276話や第361話など、発砲シーンが多く登場するにもかかわらず特命課は一発も撃っていないという回や、第335話や第436話など、銃器を所持した犯人に刑事が丸腰で立ち向かうという回も多く見られた。
  • 第1話の犯人逮捕シーンにレギュラーメンバーの中で高杉だけがいなかったり、地方ロケにも参加せず、他の刑事より明らかに出番が少ないなど、放送開始当初から西田敏行はかなり多忙であった。プロデューサーが「1クールでもいいから出演してほしい」と頼み込んで出演するに至ったという。
  • 桜井のキャラクターがアメリカでの過酷な経験で変わった、と設定されたのは、復帰の際に藤岡が「最近の刑事ドラマの刑事は人情刑事が多い。一人くらい非情に徹する男がいてもいいのではないか」と提案したことによる。
  • レギュラー入りして間も無く5週連続で欠席するなど、高杉同様、滝も演じる桜木健一のスケジュールの都合上欠席が多い。
  • 前述の津上、高杉、滝をはじめ、多くのメンバーは俳優のスケジュールの都合などで欠席の回が存在する。レギュラーメンバーで初登場回から最終回まで休むことなく出演している真の皆勤賞だったのは紅林・叶・時田・犬養・杉・江崎の6人である。
  • 最初、第1話の脚本は長坂秀佳・作によるものが予定されていた。しかしその台本を読んだある監督が「登場する刑事がみんな同じような台詞で、まるで『刑事くん』みたいだ」と難癖を付けたことを耳にして長坂は憤慨し、長坂は番組を降りることも考えたという。その台本は一度お蔵入りになりかけたものの「この台本は必ず使う」と言ったスタッフからの説得によって長坂も了承し、この作品は第7話『愛の刑事魂』として採用された[2]
  • 第123話「豪華フェリージャック・恐怖の20時間!」は当初、桜井主役の回だったが、桜井役の藤岡弘が撮影中に捻挫し撮影不可能になってしまった為、主役は紅林刑事に変更した。
  • 第215話「シャムスンと呼ばれた女!」では、内館牧子が岸牧子のペンネームで原案に初参加(「ドラマ」第1回プロット募集入選作品)。そのほか、第248話「殺人クイズ招待状!」でも原案に参加している。
  • 第277話「橘警部逃亡!」(原案:谷口義正、脚本:長坂秀佳)は、5周年記念としてプロットが一般公募され、応募総数3000通の中から谷口の作品が選ばれて、再編の上放送された。
  • 放送当時トミー(現:タカラトミー)からボードゲームが発売されているが、パッケージは作品とはなんら関係ない外国人の刑事3人のイラストであるものの、テレビ朝日・東映の正規の公認商品だった。
  • 最高視聴率27.4パーセントを記録した時のテレビ朝日・高橋正樹プロデューサー(当時)の談話
「脚本を大事にして、なるべくオーソドックスに描いてきたことが結果的に良かったかも。」
「(視聴率30パーセントの大台という期待については)上がれば上がったでコワイのが実感。あまり視聴率を意識せず、これまでどおりオーソドックスに地味にやっていきます。」
  • 1985年には、レギュラー出演者が一人ずつレコードをリリースし、最終的にはそのベストアルバムまで出す計画が組まれていた。藤岡弘の歌う挿入歌の「右手に枯れたバラ」はその第1弾シングルであったが、このシングルを出したきり計画自体がフェードアウトした。
  • 第418話「少年はなぜ母を殺したか!」は全編法廷の中だけ(しかもそれまでの過程は画面では描写されず、法廷での攻防のみのシーンだけで進行する)という異色作だった。監督・辻理によれば、この作品ではリアリティーにこだわり、裁判所への見学やリサーチを行って撮影したという。また役者には「台本を持たないでセットに入ってほしい」と依頼したり、助監督に実際の裁判資料とそっくりな物を作らせた(セリフを書いたわけではない)という。作品の視聴率は16.4パーセント(ビデオリサーチ関東地区調べ)と、まずまずの数字を残した。
  • 誠直也の降板は、一部スタッフとの折り合いや役に関していろいろと思うところがあった事が理由と言われている。第435話(「特命課・吉野刑事の殉職!」)の脚本に竹山洋、監督に三ツ村鐵治を指名したのは、誠本人である。脚本家の長坂はDVD-BOXボーナスディスク収録のインタビューにおいて、ドラマ終了から数年後、自身の江戸川乱歩賞受賞記念パーティーの席で誠と再会した際、撮影当時に誠が吉野の人物設定に関して少なからず不満を持っていたという事を知り、その件も含め酒の席でお互い朝まで語り合った末、和解したことを告白している。また、誠自身もファミリー劇場の取材で長坂と人物設定を巡り一時確執があったことと、降板を自ら申し出た事実を明らかにしている。
  • 当番組は『ニュースステーション』のスタートに伴い、水曜22時枠から木曜21時枠への時間変更をした。その第1弾は、「疑惑のXデー・爆破予告1010!」で、当番組初の期首特番の2時間ドラマ(1985年10月10日木曜20時 - 21時48分まで放送)として放送されたが、再放送では、前編と後編に分けて放送された(2話連続放送を行っているファミリー劇場では前後編に分かれたものを繋げて放送した)。本放送時は、オープニングが始まる前に、1分30秒ほどのダイジェストが流れた。スペシャルが終了して次回予告の直前に、主演の二谷英明とレギュラーメンバーが集結して新メンバーが加わった事と時間枠が変更をした事を視聴者にアピールした。また、本放送時には前半と後半に一回ずつ「特捜最前線は、10月17日より木曜夜9時放送になります。ますます面白い“特捜最前線”どうぞご期待下さい!」と画面上にテロップが流された。新メンバーには、三ツ木清隆と渡辺篤史が特命課の刑事役で加入し、豪華ゲストとして二谷夫人の白川由美をはじめ、大場久美子浅茅陽子高城淳一渥美国泰らが出演。この時の視聴率は、12.4パーセント(ビデオリサーチ関東地区調べ)。
  • 9周年記念犯人当て懸賞付きドラマとして放送された第460話と第461話の懸賞品は、「正解者の中から抽選で日産サニー1300DXを1名様に、3組6名様にハワイ旅行ペアご招待」というものだった(応募総数26214通のうち、正解者は713通)。この企画の記者会見で、長門裕之は「殉職するんなら出るんじゃなかった!」。また、脚本の長坂は「時間枠が変わって、視聴率も以前よりも下がって『何か手がないか?』って、高橋Pから相談され、『それじゃあ蒲生警視を殺していいか?』って言った。インパクトがないと視聴者にとって大事件じゃないからね。“犯人当て懸賞ドラマ”は?、というアイデアは五十嵐文郎Pが考えた。俺には、最後のダイイング・メッセージのアイディアがあったのでOKした」というコメントを残している。なお、視聴率は第459話が9.4パーセント、第460話が10.9パーセント(ビデオリサーチ関東地区調べ)とふるわなかった。
  • 「特捜」が水曜22時から木曜21時へ枠移動する事によって、旧時間帯の視聴者が離れ結果的に番組の寿命を縮めたと言われている。脚本家の藤井邦夫は、その時期に20本近い脚本を提供しているが、当時を回想し「時間帯が変わったので、少し(内容を)明るくしてというのはあった」と述べている。
  • 第488話の放送終了後の1986年12月19日 - 1986年12月24日までの5泊6日の日程で、特捜メンバーと行く「特捜ハワイツアー」が企画された。料金は17万9000円。旅行の企画はテレビ朝日と特捜最前線制作者が行なったが、実際行われたかは不明。
  • 最終回では、ナレーターの中江真司が神代の上司である査問委員の役を演じた。
  • 『ファンタスティック・コレクションNo.49 快傑ズバット』(朝日ソノラマ刊)におけるインタビューで、長坂は盟友である市川森一を『特捜』に招聘し、彼との(脚本での)対決シリーズを展開したいと抱負を語っているが、実際に市川が『特捜』を手掛ける事は無かった。
  • 長坂秀佳が原作・監修を務めたゲームソフト『街 〜運命の交差点〜』(1998年発売)の劇中で、神代のその後について若干触れられている。
  • 1992年にバンプレストから発売されたゲームソフト『ヒーロー戦記 プロジェクト オリュンポス』の劇中に、桜井と津上がそれぞれ本郷猛城茂にそっくりな刑事として登場している。ちなみにこのゲームでの津上は風船爆弾事件の際に奇跡的に生還したという設定になっている。
  • 500回記念当時の脚本・長坂秀佳のコメント
「タイトルは高橋Pがつけた。いいタイトルだったね。最終回の3本もそうなんだ。ただ、もう少しスマートにしたかったかな、『父の十字架』とか。でもこういうタイトルのそろえ方は好きなんだよ。」
この500回記念エピソードの視聴率(ビデオリサーチ関東地区調べ)は、前編「退職刑事船村・鬼」13.3パーセント。後編「退職刑事船村II・仏」11.6パーセントだった。
  • 「特捜最前線」終了決定当時のテレビ朝日広報部のコメント
「視聴率だけ(が理由)ではありません。3年前から二谷さんから他の仕事にも力を入れて行きたいという申し出があり、その時は『(番組開始から)10年まで頑張りましょう!』と言ってここまで来ました。10年ひと区切りと言いますから、いい潮時と思います。淋しさよりも、役目を終えたと言う満足感が強いです。」
  • 主要脚本家の一人でもある藤井邦夫の終了決定当時のコメント
「長坂さんはまだイイですよ。オレなんか、何も知らずに書き終えてから(番組終了を)知らされた。だからオレ達の脚本は、シリーズが終わるつもりの本じゃないんだ。」
  • 最終回における主演・二谷英明の視聴者へのメッセージ
「この10年間に渡って、特捜最前線をご支援いただき、本当に有り難うございました。」
  • 二谷以下レギュラーメンバーが全員集結した最終回の視聴率は、11.2パーセント(ビデオリサーチ関東地区調べ)だった。
  • 横光は「何故、特捜最前線は終了したのか」との問いに、「やはり誠ちゃんと大滝さんの抜けたのが大きかった。あんな個性的な人が抜けた後は、なかなか埋められない。」「最後はマンネリだったかもしれない。プロデューサーとしても500回と言うのが一つの目安だった。みじめに視聴率が下がって終わるよりもいいところで終わろうと言うのがあった。」とコメントしている。又、個人的な意見として「特捜が終了した後に、年に1、2回スペシャル版を作る体制を残しておけなかった事が残念だと思う。」とも語っている。
  • 最終回のエンディングで、警視庁刑事部から独立した警視庁特命捜査部が新設され、特命捜査課のメンバーが発令された異動先は以下のように設定されている。
    • 特命捜査部長……神代
    • 特命捜査部特命捜査第一課……橘(課長)、時田、紅林
    • 特命捜査部特命捜査第二課……桜井(課長)、叶、犬養、杉
  • 番組終了後に二谷英明、本郷功次郎、横光克彦が出演した企業向けビデオ『ビジネス最前線』が発表された。このビデオには内田稔など特捜常連の演劇集団・円のメンバーが多数出演していた。
  • 二谷、藤岡、誠、荒木、夏、三ツ木と、東映系を中心に、特撮ドラマの主役を演じた俳優が多数レギュラーの刑事として登場しており、このことから「特撮最前線」との異名で呼ばれることがある。
  • 更には351話での「津上刑事の遺言!」では荒木と『仮面ライダーストロンガー』で共演したライバル幹部「謎の紳士タイタン」を演じた浜田晃を犯人役に抜擢する遊び心を加えられた。
  • 2006年の『特捜最前線』DVD発売記者会見の時、叶刑事役の夏夕介は「また、昔のメンバーで『特捜最前線』をスペシャル版でやりたい」と語っていたが、そう語った夏自身が2010年1月に当番組のレギュラー出演者の中では最も早く他界した。
  • 1979年の中期からエンディングテロップの旧存クレジットと新規クレジットで字体が微妙に異なる現象がおきる。(目安はそのスタッフの担当表記)旧存の方は回を追うごとに新規クレジットに差し替えされた。(中でも長坂秀佳、塙五郎、天野利彦、野田幸男はサブタイの後に脚本監督表記が付くようになった1984年春に差し替えされた。)また劇中テロップの字体や表記演出も回によって一貫しておらず、「つづく」のテロップに至っては縦書き表記だったり、その当時の他の東映作品の使用分を流用したりといった現象も見られた。また縦スクロール表記だった第68話・第69話・第436話では全て新規に作り直されている。

視聴率[編集]

視聴率上位20作品。いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯。

順位 視聴率 サブタイトル 放送日
第1位 27.4 % 第347話「暗闇へのテレフォンコール!」 1984年1月18日
第2位 25.5 % 第343話「汚職官僚の妻!」 1983年12月21日
第3位 24.3 % 第374話「真夜中の殺人エレベーター!」 1984年7月25日
第4位 24.1 % 第352話「レイプ・赤い靴の女!」 1984年2月22日
第5位 24.0 % 第344話「幻の父、幻の子!」 1983年12月28日
第6位 23.5 % 第51話「凶弾II・面影に手錠が光る!」 1978年3月22日
第7位 23.4 % 第350話「殺人トリックの女!」 1984年2月8日
第8位 22.9 % 第46話「判決・私を売った女!」 1978年2月15日
第8位 22.9 % 第346話「新春II・窓際警視の大逆転!」 1984年1月11日
第8位 22.9 % 第357話「OL・疑惑の完全犯罪!」 1984年3月28日
第11話 22.7 % 第365話「沖縄ラブストーリー!」 1984年5月23日
第11話 22.7 % 第393話「オレンジ色の傘の女!」 1984年12月5日
第13位 22.6 % 第340話「老刑事96時間の追跡!」 1983年11月30日
第13位 22.6 % 第369話「兜町・コンピューターよ、演歌を歌え!」 1984年6月20日
第15位 22.4 % 第403話「死体番号6001のミステリー!」 1985年2月20日
第16位 22.3 % 第378話「レイプ・妻に捧げる完全犯罪!」 1984年8月22日
第17位 22.2 % 第391話「遺留品ナンバー4号の謎!」 1984年11月21日
第18位 22.0 % 第341話「殺人マラソンコース!」 1983年12月7日
第18位 22.0 % 第361話「疑惑・警察犬イカロスの誘拐!」 1984年4月25日
第20位 21.9 % 第50話「兇弾・神代夏子死す!」 1978年3月15日

ソフト化作品[編集]

BEST SELECTION BOX Vol.1
2006年11月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3]
1 愛の十字架 宗方寿郎 永野靖忠 2位
13 愛・弾丸・哀 館野彰佐藤肇 佐藤肇 29位
94 恐怖のテレホン・セックス魔! 長坂秀佳 天野利彦 25位
105 さようなら、高杉刑事! 長坂秀佳 天野利彦 39位
114 サラ金ジャック・射殺犯桜井刑事! 長坂秀佳 天野利彦 32位
133 六法全書を抱えた狼! 長坂秀佳 野田幸男 14位
146 殉職 I ・津上刑事よ永遠に! 長坂秀佳 天野利彦 1位
147 殉職 II ・帰らざる笑顔! 長坂秀佳 天野利彦 4位
172 乙種蹄状指紋の謎! 長坂秀佳 天野利彦 13位
277 橘警部逃亡! 長坂秀佳
(原案:谷口義正)
野田幸男 43位
317 掌紋300202! 長坂秀佳 田中秀夫 15位
333 一円玉の詩! 大川タケシ 山口和彦 37位
359 哀・弾丸・愛 7人の刑事たち 塙五郎 辻理 30位
360 哀・弾丸・愛 II 7人の刑事たち 塙五郎 辻理 25位
459 挑戦・この七人の中に犯人は居る! 長坂秀佳 天野利彦 46位
460 挑戦 II ・窓際警視に捧げる挽歌! 長坂秀佳 天野利彦 48位
BEST SELECTION BOX Vol.2
2007年3月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3]
50 兇弾・神代夏子死す! 長坂秀佳 佐藤肇 8位
51 凶弾 II ・面影に手錠が光る! 長坂秀佳 佐藤肇 9位
62 ラジコン爆弾を背負った刑事! 長坂秀佳 天野利彦 43位
80 新宿ナイト・イン・フィーバー 長坂秀佳 佐藤肇 32位
118 子供の消えた十字路 長坂秀佳 天野利彦 7位
127 裸の街 I ・首のない男! 塙五郎 天野利彦 30位
128 裸の街 II ・最後の刑事! 塙五郎 天野利彦 16位
131 6000万の美談を狩れ! 長坂秀佳 宮越澄 42位
160 復讐 I ・悪魔がくれたバリコン爆弾! 長坂秀佳 天野利彦 36位
161 復讐 II ・5億円が舞い散るとき! 長坂秀佳 天野利彦 49位
163 ああ三河島・幻の鯉のぼり! 大原清秀 佐藤肇 47位
215 シャムスンと呼ばれた女! 橋本綾
(原案:岸牧子
辻理 19位
351 津上刑事の遺言! 長坂秀佳 天野利彦 4位
430 昭和60年夏・老刑事船村一平退職! 塙五郎 天野利彦 10位
SP 疑惑のXデー・爆破予告1010! 長坂秀佳 野田幸男 18位
BEST SELECTION BOX Vol.3
2007年7月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3]
29 プルトニウム爆弾が消えた街 長坂秀佳 佐藤肇 17位
30 核爆発80秒前のロザリオ 22位
54 ナーンチャッテおじさんがいた! 天野利彦 24位
85 死刑執行0秒前! 19位
103 帰ってきたスキャンダル刑事!I 塙五郎 野田幸男 34位
104 帰ってきたスキャンダル刑事!II 41位
107 射殺魔・1000万の笑顔を砕け! 大原清秀 佐藤肇 40位
136 誘拐1・貯水槽の恐怖! 長坂秀佳 天野利彦 21位
137 誘拐 II ・果てしなき追跡! 23位
170 ビーフシチューを売る刑事! 塙五郎 28位
435 特命課・吉野刑事の殉職! 竹山洋 三ツ村鐵治 6位
499 退職刑事船村・鬼 長坂秀佳 天野利彦 34位
500 退職刑事船村 II ・仏 25位
506 橘警部・父と子の十字架 宮越澄 12位
507 桜井警部補・哀愁の十字架 田中秀夫 11位
508 神代警視正・愛と希望の十字架 宮越澄 3位
BEST SELECTION BOX Vol.4
2007年11月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3] 推薦者[4]
68 誘拐・東京-函館縦断捜査! 塙五郎 佐藤肇 - 荒木しげる
69 誘拐 II ・パニックイン・函館! 83位
108 午前0時に降った死体! 長坂秀佳 村山新治 - 櫻木健一
129 非情の街・ピエロと呼ばれた男! 天野利彦 55位 横光克彦
148 警視庁番外刑事! 青木弘司 53位 夏夕介
152 手配107・凧をあげる女! 塙五郎 天野利彦 50位 塙五郎
深沢道尚
169 地下鉄・連続殺人事件! 長坂秀佳 宮越澄 63位 櫻木健一
200 ローマ→パリ縦断捜査! 天野利彦 - 誠直也
201 ローマ→パリ縦断捜査II!
211 自供・檻の中の野獣! 塙五郎 辻理 58位 塙五郎
212 地図を描く女! 阿井文瓶 野田幸男 84位 横光克彦
深沢道尚
255 張り込み 顔を消した女! 藤井邦夫 天野利彦 - 藤井邦夫
260 逮捕志願! 長坂秀佳 藤井邦夫 70位 長坂秀佳
380 老刑事・対決の72時間! 塙五郎 天野利彦 - 天野利彦
399 少女・ある愛を探す旅! 長坂秀佳 37位
418 少年はなぜ母を殺したか! 辻理 60位 長坂秀佳
BEST SELECTION BOX Vol.5
2005年4月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3] 主役[4]
2 故郷へ愛をこめて 今村文人 村山新治 99位 特命課
53 背番号のない刑事! 塙五郎 55位 橘剛
63 痴漢・女子大生被害レポート! 八幡史郎 - 高杉陽三
90 ジングルベルと銃声の街! 長坂秀佳 佐藤肇 津上明
91 交番ジャック・4人だけの忘年会! 大野武雄 村山三男 吉野竜次
124 顔切り魔・墓場からきた女! 藤井邦夫 長谷部安春 88位 高杉幹子
143 殺人伝言板・それぞれのクリスマス! 塙五郎 田中秀夫 84位 滝二郎
210 特命ヘリ102 応答せず! 長坂秀佳 村山新治 60位 紅林甚一
230 ストリップスキャンダル! 野田幸男 45位 船村一平
264 白い手袋をした通り魔! 天野利彦 70位 叶旬一
318 不発弾の身代金! 藤井邦夫 95位 桜井哲夫
320 特命ヘリ緊急発進! 辻理 99位 特命課
345 新春 窓際警視の子守歌! 天野利彦 64位 蒲生大介
346 新春 II 窓際警視の大逆転! 68位
397 銃弾・神代課長撃たれる! 辻理 84位 神代恭介
490 青い殺意・優しい放火魔! 宮下隼一 天野利彦 - 叶旬一
犬養清志郎
BEST SELECTION BOX Vol.6
2008年10月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3] 主役[4]
7 愛の刑事魂 長坂秀佳 村山三男 76位 特命課
17 爆破60分前の女 佐藤肇 64位 神代恭介
桜井哲夫
52 羽田発・犯罪専用便329! 井口真吾 須川栄三 88位 桜井哲夫
紅林甚一
59 制服のテロリスト達! 大野武雄 天野利彦 73位 津上明
74 死体番号044の男! 長坂秀佳 佐藤肇 73位 橘剛
86 死んだ男の赤トンボ! 68位 紅林甚一
100 レイプ・十七歳の記録! 大野武雄 野田幸男 80位 吉野竜次
110 列車大爆破0秒前! 長坂秀佳 天野利彦 51位 滝二郎
特命課
155 完全犯罪・350ヤードの凶弾! 60位 橘剛
174 高層ビルに出る幽霊! 村山新治 58位 高杉幹子
186 東京,殺人ゲーム地図! 田中秀夫 52位 叶旬一
193 老刑事 鈴を追う! 横山保朗 天野利彦 54位 船村一平
194 判事,ラブホテル密会事件! 長坂秀佳 64位 桜井哲夫
234 リンチ経営塾・消えた父親たち! 辻理 57位 橘剛
334 東京犯罪ガイド! 塙五郎 - 吉野竜次
455 絆・ミッドナイトコールに殺しの匂い! 藤井邦夫 宮越澄 犬養清志郎
BEST SELECTION BOX Vol.7
2009年4月21日発売。
話数 サブタイトル 脚本 監督 人気投票順位[3] 主役[4]
32 殉職・涙と怒りの花一輪 井口真吾 野田幸男 87位 船村一平
88 私だけの三億円犯人! 塙五郎 天野利彦 87位 橘剛
115 チリアーノを歌う悪女! 87位 桜井哲夫
橘剛
138 警視庁窓際族! 村山新治 - 蒲生大介
吉野竜次
141 脱走爆弾犯を見た女! 長坂秀佳 宮越澄 76位 紅林甚一
177 天才犯罪者・未決囚1004号! 青木弘司 73位 橘剛
188 プラットホーム転落死事件! 村山新治 80位 紅林甚一
195 殺人メロディーを聴く犬! 野田幸男 94位 叶旬一
208 フォーク連続殺人の謎! 65位 橘剛
209 三千万を拾った刑事! 横山保朗 天野利彦 94位 叶旬一
216 レスポンスタイム3分58秒! 村山新治 83位 紅林甚一
223 ピラニアを飼う女たち! 87位 叶旬一
239 神代警視正の犯罪! 塙五郎 天野利彦 76位 神代恭介
248 殺人クイズ招待状! 長坂秀佳
(原案:岸牧子)
藤井邦夫 57位 紅林甚一
315 面影列車! 阿井文瓶 81位
437 逆転推理・秋の花火のメッセージ! 佐藤五月 辻理 - 時田伝吉
BEST SELECTION BOX Vol.8
2009年9月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 第2回人気投票順位[4]
70 スパイ衛星が落ちた海! 長坂秀佳 村山新治 2位
77 挑戦I・おじさんは刑事だった! 石松愛弘 4位
78 挑戦II・僕はおじさんを許さない! 6位
79 挑戦III・十三歳の旅立ち! 4位
123 豪華フェリージャック・恐怖の20時間! 長坂秀佳 野田幸男 2位
167 マニキュアをした銀行ギャング! 田中秀夫 -
179 面影 石松愛弘 佐藤肇 10位
184 慕情 -
205 雪国から来た逃亡者! 長坂秀佳 宮越澄
226 太鼓を打つ刑事! 塙五郎 辻理
256 虫になった刑事! 長坂秀佳 藤井邦夫 1位
257 母……… 阿井文瓶 辻理 9位
275 望郷 凶悪のブルーハワイ! 塙五郎 天野利彦 7位
276 望郷II 帰らざるワイキキビーチ! 8位
323 二人の夫を持つ女! 藤井邦夫 -
340 老刑事・96時間の追跡! 大野武雄 野田幸男
BEST SELECTION BOX Vol.9
2010年3月21日発売。
サブタイトル 脚本 監督 第2回人気投票順位[4]
20 刑事を愛した女 塙五郎 村山新治 18位
36 傷痕・夜明けに叫ぶ男 長坂秀佳 松尾昭典 13位
84 記憶のない毒殺魔! 塙五郎 天野利彦 23位
97 追跡I・白銀に消えた五億円! 長坂秀佳 23位
98 追跡II・愛と死の大雪原! 30位
106 完全犯罪・ナイフの少女! 15位
162 窓際警視の靴が泣く! 永井龍一 村山新治 30位
164 再会・容疑者は刑事の妹! 阿井文瓶 青木弘司 16位
180 ダイナマイトパニック・殺人海域! 長坂秀佳 天野利彦 26位
181 ダイナマイトパニックII・望郷群島! 44位
214 バラの花殺人事件! 26位
228 通り魔・あの日に帰りたい! 宮下隼一 26位
236 深夜便の女! 佐藤五月 16位
287 リミット1.5秒! 長坂秀佳
(原案:葛西裕)
11位
311 パパの名は吉野竜次! 竹山洋 藤井邦夫 19位
350 殺人トリックの女! 長坂秀佳 山口和彦 13位
400 父と子のエレジー! 天野利彦 30位
419 女医が挑んだ殺人ミステリー! 松尾昭典 39位
421 人妻を愛した刑事! 辻理 44位
491 天使を乗せた紙ヒコーキ! 藤井邦夫 天野利彦 19位
BEST SELECTION BOX Vol.10
2010年8月6日発売。叶刑事役の夏夕介が2010年1月に死去したことに伴い緊急発売が決定した。
サブタイトル 脚本 監督 第2回人気投票順位[4]
40 初指令・北北東へ急行せよ! 須崎勝弥 村山新治 30位
42 Gメン・波止場に消ゆ! 井口信吾 天野利彦 35位
48 惜別・指のない焼死体! 塙五郎 村山新治 30位
153 上野発”幻„駅行! 長坂秀佳 青木弘司 35位
175 ナイター殺人事件! 池田雄一 田中秀夫 23位
202 包帯をした銀行ギャング! 長坂秀佳 野田幸男 44位
227 警視庁を煙にまく男! 田中秀夫 35位
232 脱走・水を飲む野獣! 横山保朗 天野利彦 44位
240 サンタクロース殺人事件! 塙五郎 村山新治 35位
250 老刑事,赤い風船を追う! 宮下隼一 天野利彦 44位
274 恐怖の診察台! 藤井邦夫 39位
279 誘拐 ホームビデオ挑戦状! 長坂秀佳
(原案:小久保英治、小久保昌治)
辻理 39位
298 カナリヤを飼う悪徳刑事! 大野武雄 44位
309 撃つ女! 佐藤五月 田中秀夫 12位
313 父と子のブルートレイン! 塙五郎 宮越澄 26位
361 疑惑 警察犬イカロスの誘拐! 長坂秀佳 天野利彦 39位
362 疑惑II 女捜査官の追跡! 50位
403 死体番号6001のミステリー! 塙五郎 39位
420 女未決囚408号の告白! 長坂秀佳 19位
440 結婚したい女・ハイミスOLの復讐! 佐藤五月 19位

欠番[編集]

第355話「トルコ嬢のしあわせ芝居!」が再放送では欠番扱いとなりDVD-BOX特典の予告編集でもカットされているが、CSファミリー劇場では放送された。後年の名古屋テレビ等での再放送ではレイプ絡みの題材の複数のエピソードの放送が見送られている。本放送時にも放送がずれ込んだ第399話「少女・ある愛を探す旅!」は地上波では再放送されていない。また、それ以外にも原板不良等により欠番になった回もある。

特捜最前線2012 爆破0.01秒前の女[編集]

東映チャンネルファミリー劇場(いずれもCS放送局)による「ドラマクロスプロジェクト」の下で、製作された初のリメイク版。2012年10月1日に東映チャンネルで初放送。同年12月には同チャンネルで、当作品と『プレイガール2012』のストーリーをつなぐスペシャルドラマ『特捜最前線×プレイガール2012』が放送された。

『特捜最前線2012』ストーリー[編集]

『特捜最前線2012』キャスト[編集]

太字は旧作品出演経験者。

『特捜最前線2012』スタッフ[編集]

太字は旧作品担当経験者。

  • 制作:福原英行、植村徹、古玉國彦
  • 企画:日達長夫、小坂恵一、金子建
  • エグゼグティブプロデューサー:加藤和夫、福島正浩、山本健太郎
  • プロデューサー:和佐野健一
  • 脚本:長坂秀佳
  • 音楽:安川午朗
  • ナレーション:掛川裕彦
  • 監督:田崎竜太
  • 制作:東映
  • 製作:「特捜最前線×プレイガール」製作委員会(東映チャンネル、東映ビデオ、東北新社

特捜最前線2013〜7頭の警察犬[編集]

特捜最前線2013〜7頭の警察犬
ジャンル テレビドラマ
放送時間 21:00 - 23:10(130分)
放送期間 2013年9月29日(1回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 橋本一
脚本 長坂秀佳
プロデューサー 島川博篤
河瀬光
小野川隆
出演者 上川隆也
石黒賢
平岳大
平山祐介
渡部豪太
笹野高史
小林稔侍
外部リンク 公式サイト
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『特捜最前線2013〜7頭の警察犬』』(とくそうさいぜんせん2013〜7とうのけいさつけん)は、2013年9月29日の21:00 - 23:10[注釈 10]JST)に、テレビ朝日系列日曜エンターテインメント』枠にて放送。シリーズ終了後、地上波でこの作品の新作が放送されるのは初めて[注釈 11]。主演は上川隆也[5]

『特捜最前線2013』ストーリー[編集]

『特捜最前線2013』キャスト[編集]

太字は旧作品出演者。

『特捜最前線2013』スタッフ[編集]

太字は旧作品担当経験者。

  • 脚本:長坂秀佳
  • 音楽:吉川清之
  • 監督:橋本一
  • テーマ音楽:木下忠司
  • エンディングテーマ:笹野高史「私だけの十字架」[7][8]
  • 助監督:倉橋龍介
  • VFX:クロフネプロダクト、キルアフィルム
  • 擬斗:中村健人
  • スタント:野々村仁、太田雅之、奥深山新、増田広司、北川裕介
  • ガンエフェクト・操演:パイロテック
  • ドッグトレーナー:宮忠臣
  • プロダクション協力:東映太秦映画村
  • 編成:尾木晴佳
  • チーフプロデューサー:五十嵐文郎
  • プロデューサー:島川博篤、河瀬光、小野川隆
  • ラインプロデューサー:進藤盛延
  • プロデューサー補:西原宗実
  • 制作:テレビ朝日、東映

ネット局[編集]

系列は現在の系列。レギュラー版は本放送を実施した局のみ記述。○は現在他系列局であるが、放送当時はテレビ朝日系列とのクロスネット局。☆は地方ロケをした回に制作協力した(エンドロールに表示が出た)局。太字はレギュラー放送を本放送で放送し、なおかつ『特捜最前線2013〜7頭の警察犬〜』も放送したANNフルネット局。(放送局によっては再放送を実施した局もある)

放送対象地域 放送局 系列 レギュラー放送のネット形態 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列 遅れネット
青森朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
岩手県 テレビ岩手 日本テレビ系列 遅れネット ○1979年9月まで
IBC岩手放送 TBS系列 1979年10月から
岩手朝日テレビ テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
宮城県 東日本放送 同時ネット
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列 遅れネット
秋田テレビ フジテレビ系列 同時ネット
→遅れネット
○1981年から[注釈 12]
秋田朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
山形県 山形テレビ 遅れネット 1980年3月まで[注釈 13]
山形放送 日本テレビ系列 同時ネット
→遅れネット
○1980年4月から[注釈 14][注釈 15]
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列 遅れネット 1981年9月まで
福島放送 テレビ朝日系列 同時ネット 1981年10月開局から
山梨県 テレビ山梨 TBS系列 遅れネット
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列 同時ネット ○☆1983年9月まで
新潟テレビ21 テレビ朝日系列 1983年10月開局から
長野県 長野放送 フジテレビ系列 遅れネット 1980年9月まで
テレビ信州 日本テレビ系列 同時ネット ○1980年10月開局から
長野朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
静岡県 テレビ静岡 フジテレビ系列 遅れネット 1978年6月まで
静岡朝日テレビ テレビ朝日系列 同時ネット ☆1978年7月から
(開局当時は静岡けんみんテレビ[注釈 16]
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 遅れネット
石川県 北陸放送 TBS系列
北陸朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
福井県 福井テレビ フジテレビ系列 遅れネット
中京広域圏 名古屋テレビ テレビ朝日系列 同時ネット
近畿広域圏 朝日放送
鳥取県
島根県
山陰中央テレビ フジテレビ系列 遅れネット
岡山県 岡山放送 同時ネット ○1979年3月までの放送エリアは岡山県のみ
1979年4月の岡山・香川の電波相互乗り入れにより瀬戸内海放送へ一本化
香川県
香川県
岡山県
瀬戸内海放送 テレビ朝日系列 ☆1979年3月までの放送エリアは香川県のみ
1979年4月の岡山・香川の電波相互乗り入れにより岡山県にもエリア拡大
広島県 広島ホームテレビ
山口県 テレビ山口 TBS系列 ○1978年9月まで
山口放送 日本テレビ系列 遅れネット[注釈 17] ○1978年10月から[注釈 15]
山口朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 遅れネット
愛媛県 南海放送 同時ネット
→遅れネット
[注釈 18] [注釈 19]
愛媛朝日テレビ テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
高知県 テレビ高知 TBS系列 遅れネット
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列 同時ネット
長崎県 長崎放送 TBS系列 遅れネット
長崎文化放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
熊本県 テレビ熊本 フジテレビ系列 遅れネット
熊本朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
大分県 テレビ大分 日本テレビ系列
フジテレビ系列
同時ネット
大分朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
同時ネット
→遅れネット
[注釈 14]
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列 同時ネット ○1982年9月まで
鹿児島放送 テレビ朝日系列 1982年10月開局から
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 遅れネット
琉球放送 TBS系列 移行時期不明
琉球朝日放送 テレビ朝日系列 - 特捜最前線2013のみ放送

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 第342話 - 第347話もオープニングのみ登場し、クレジットされている。
  2. ^ 第397話 - 第400話もオープニングのみ登場し、クレジットされている。
  3. ^ 役に熱を入れるあまり、相手に抱きついたりすることは頻繁にあり、時には共演者の女性の胸を触ったこともある。
  4. ^ 演じる誠自身も佐賀県出身。
  5. ^ 演じる誠もラグビー部出身で、福岡電波高主将として全国高等学校ラグビーフットボール大会優勝に貢献。
  6. ^ なお、演じた関谷も降板後まもなく芸能界を引退している。
  7. ^ 監督した宮越澄が"高杉"を高杉刑事でなく幹子と勘違いしてしまった為。宮越の特捜参加は西田敏行降板後であった。
  8. ^ 例えば、「キネマ旬報2006年12月上旬特別号の宮城正樹「懐かしのテレビ・ドラマ『特捜最前線』『服部半蔵 影の軍団』『柔道一直線』」では、チリアーノ名義でクロード・チアリが歌っているとしている。
  9. ^ 初期は三田国際ビルを使用(第17話にて確認)。のちに東邦生命ビル(現在の渋谷クロスタワー。第160話劇中では「東京総合ビル」)。
  10. ^ 一部地域を除き、20:57 - 21:00に『今夜のドラマスペシャル』も別途放送。
  11. ^ 地上波での新作放送は26年ぶりとなる(BS・CSを除く)。
  12. ^ 1981年に秋田放送から移行。移行後から1985年3月までは同時ネット、同年4月以降は遅れネット(1987年時点では日曜22:00[9])。
  13. ^ 1980年3月まではフジテレビ系列・テレビ朝日系列とのクロスネット局、同年4月から1993年3月まではフジテレビ系フルネット局。
  14. ^ a b 1985年9月までは同時ネット。同年10月以降は遅れネット。
  15. ^ a b 当該地域のおけるANN加盟局の変更(日本テレビ系列とのクロスネット局化)に伴う移行。
  16. ^ 正式社名は静岡県民放送。
  17. ^ 月曜日 22:00 -22:54枠
  18. ^ 1981年3月までは同時ネット、同年4月以降は遅れネット。
  19. ^ 1980年4月当時は同時ネットでありながらもテレビ朝日と同じスポンサーではなく、地元スポンサーと混ぜた。画像より

出典[編集]

  1. ^ 放送当時の正式社名は「全国朝日放送」だった。
  2. ^ 『昭和40年男』2016年4月号(クレタパブリッシング)109-112ページ「長坂秀佳インタビュー」より。
  3. ^ a b c d e f g 東映ビデオ - 特捜最前線「DVD-BOXに収録する ファンが選ぶベストエピソード」結果発表※なお同順位の場合を含む。
  4. ^ a b c d e f g 東映ビデオ - 特捜最前線DVD-BOX
  5. ^ web ザ テレビジョン (2013年9月28日). “上川隆也の“一筆入魂”ポスターを公開!「特捜最前線2013」がいよいよ明日オンエア!!”. 2013年9月30日閲覧。
  6. ^ クランクイン!! (2013年9月18日). “伝説の「特捜最前線」が上川隆也主演で26年ぶりに復活! ED曲は笹野高史が熱唱”. 2013年9月30日閲覧。
  7. ^ 毎日新聞デジタル (2013年9月2日). “特捜最前線:エンディング曲「私だけの十字架」も26年ぶり復活 笹野高史が歌唱”. 2013年9月30日閲覧。
  8. ^ オリコンスタイル (2013年9月2日). “笹野高史、ドラマ『特捜最前線』のED曲歌う「年末は紅白か、Mステか」”. 2013年9月30日閲覧。
  9. ^ 昭和62年2月付け東奥日報テレビ欄の秋田テレビのテレビ欄

関連項目[編集]

  • 渋谷クロスタワー - 特命捜査課はこのビルの一フロアにあるという設定だった(東邦生命ビルの頃)。何度となくビル外観や受付などが映されている。
  • 家庭教師のトライ - 2009年7月から、本作の映像を使い、セリフを吹き替えた(本人ではなく別の声優が担当)CMが放送されている。なお、同社の代表取締役社長は本作主演の二谷の娘の二谷友里恵である。
  • 相棒 - 2002年10月より放送されている連続刑事ドラマ(単発作品としては2000年より)でテレビ朝日・東映制作、日産自動車提供であり本作の後継枠のひとつでもある。主人公2人の所属する部署が"特命係"ということで特命捜査課と名称が似ているが、場所は警視庁内にあり、またこちらは2人だけの事実上閑職部署である。
  • 街 〜運命の交差点〜 - 長坂秀佳が脚本監修したゲームソフト。神代恭介警視正の後日談がゲーム内で触れられている。
  • message - 青森朝日放送で放送される青森県の広報番組。警察に関係する話題を放送する回では、当番組のテーマ曲が使われる場合がある。

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 水曜22時台
前番組 番組名 次番組
特捜最前線
(1977年4月 - 1985年10月)
テレビ朝日系列 木曜21時台
特捜最前線
(1985年10月 - 1987年3月)
テレビ朝日・東映制作、メインスポンサー同一刑事ドラマ
特別機動捜査隊
特捜最前線
大都会25時(ここから水曜21時台
(1987年4月22日 - 1987年9月23日)