コンテンツにスキップ

FNS26時間テレビ (2006年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
真夏のクイズ祭りから転送)
FNSの日 > FNS26時間テレビ (2006年)
FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ!
史上最大!!真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル
ジャンル 長時間特別番組 / バラエティ番組 / クイズ番組
演出 金子傑(総合演出)
司会者 中居正広
出演者 高島彩(フジテレビアナウンサー)ほか
製作
製作総指揮 水口昌彦吉田正樹西山仁紫(制作)
プロデューサー 石井浩二黒木彰一
港浩一(GP)
坪田譲治(総合P)
制作 フジテレビ / フジネットワーク28社
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2006年7月15日 - 7月16日
放送時間土曜日 19:00 - 日曜日 20:54
放送枠FNSの日
放送分25時間54分/1554分
回数1
公式サイト
番組年表
前作2005(平成17年)
次作2007(平成19年)
テンプレートを表示

FNS26時間テレビ 国民的なおもしろさ! 史上最大!! 真夏のクイズ祭り 26時間ぶっ通しスペシャル』(FNS26じかんテレビ こくみんてきなおもしろさ! しじょうさいだい!!まなつのクイズまつり 26じかんぶっとおしスペシャル)は、フジテレビ系列2006年7月15日 19:00 - 7月16日 20:54(JST)に生放送された通算20回目の『FNS26時間テレビ』。

概要

[編集]

この年も前年と同様、例年より短い放送時間(前年より1時間拡大している)となった。そのため、番組名は「FNS26時間テレビ」となっている。

テーマは「クイズ」で、これは第3回FNSの日FNSスーパースペシャル 一億人のテレビ夢列島'89」と同じ。「総合司会の中居正広が様々なクイズに挑戦する」というコンセプトで、2006年当時同局で19時台に放送されていた5つのクイズ番組のうち、『平成教育予備校』を除いた4つ(『クイズ$ミリオネア』、『ネプリーグ』、『脳内エステ IQサプリ』、『クイズ!ヘキサゴンII』)の番組に中居が挑戦した(ちなみに、総合司会者およびメイン出演者が各番組コーナーに出向き、出演するスタイルは、この年以降2014年まで続いた)

村上光一が製作総指揮を務めたのはこの年で最後となった(2007年6月の株主総会で社長を退任したため)。また、テレビ大分での放送はこの年をもって打ち切りとなった(今回の放送後、週末のゴールデンタイムの編成が専ら日本テレビの番組へとシフトしていったため放送枠の確保が困難になったことによるもの)。

主な出演者

[編集]

総合司会

[編集]

総合司会は、ナインティナインと共に担当した2004年以来2年ぶり5回目。また、単独での総合司会は2000年以来6年ぶり4回目。

進行

[編集]

進行役は、2年連続3回目だが、単独での担当は初めて。

コーナー出演者

[編集]

主要企画

[編集]

同年春に放送され人気を博した「ブスの瞳に恋してる」(関西テレビ製作)にちなんだ企画。全国のブスな女性達がポジティブさと可愛さをアピールする。

FNS28局の中継企画として随時放送。中居に対し1問につき4局のお国自慢を紹介、そのうち全くの嘘である1局を当てる。解答の際には同時に挑戦する「お助け隊」の解答も参考にすることができる。26時間で7問出題され、3問以上不正解の場合、罰として中居1人でグランドフィナーレで「夜空ノムコウ」を歌わなければならない。この企画は第17回2006FNSスーパーカップも兼ねている。

  • VIPクイズ 日本一クイズバカ決定戦!!

視聴者向け通し企画。世界中のVIPが4択問題を出題。携帯電話・デジタル端末で誰でも参加・解答することができ、成績優秀者には100万円が贈られる。 出題者:石原慎太郎(東京都知事)、萩本欽一北島三郎松平健古田敦也(当時東京ヤクルトスワローズ監督)、松たか子柴咲コウ蛯原友里浅田真央全日本女子バレーボールチーム竹下佳江高橋みゆき菅山かおる杉山祥子宝来麻紀子木村沙織大山加奈そして柳本晶一監督<柳本監督は正解の時に出演>)、Def Techミハエル・シューマッハガチャピン&ムック

  • クイズ26(TWENTY SIX)

今回の番組通し企画。「日本一答えるのが難しいクイズ」として、チーフプロデューサー・クイズ王が操っているロボットから石原良純に対して早押し問題が出題。問題は「日本一高い山 富士山は何メートル?」という良純に対しては簡単な問題であるが、その解答ボタンがあるのは富士山の頂上。つまり、「26時間の番組生放送中で解答ボタンがある富士山の頂上まで登ってクイズに正解できるか?」というチャレンジ企画だった。

  • (キャイ〜ン・よゐこの)日本全国クイズツアーズ

バラエティ番組『もしもツアーズ』のメンバーが、日本全国を駆け巡り、各地でクイズを出題するロケ企画。 もしもツアーズメンバー:キャイ〜ン坂下千里子KABA.ちゃん三瓶 サポートメンバー:よゐこ 上記の全ての企画は、番組の随所でコーナーが転換する時に行われたり生中継されていた。

その他企画

[編集]
クイズ$ミリオネアSP
  • 出演:みのもんた
中居がミリオネアエキシビジョンに挑戦。初回は5問目不正解0円だったが、泣きの1回で14問目不正解となり100万円を獲得した。
スーパードラマフェスティバル 真夏の祭典SP
2006年1月から冬・夏クール放送のドラマで行われる「中居正広の(生)スーパードラマフェスティバル」の26時間テレビ版。PK対決や中居へのドッキリ企画、ワンピンボウリングで競った。
すぽると!SP
読売ジャイアンツの大ファンである中居と元ジャイアンツ選手のデーブ・元木を迎え、ジャイアンツクイズで競った。
さんま・中居の今夜も眠れない
毎年恒例のコーナー。詳細はリンク先を参照。
朝までネプリーグSP
ネプチューン率いる芸人チームと中居率いるアイドルチームが「ファイブリーグ」に挑戦する特別編。中居はアイドルチームキャプテンとして参戦。ルールはラウンドごとにそれぞれのチームに問題が出題され、正解数が少なかったチームはすべり台によって下の熱湯に落とされるという罰ゲーム付きで行われた。同点の場合は延長戦で両チームが同じ問題に挑戦し、間違えた方が熱湯に落とされる。延長戦で同時に間違えた場合はドローで、両チームが落とされる。結果は4-0(1ラウンド、延長戦でドロー)で、芸人チームの勝利。
途中、直前のコーナーに出演したさんまが河童のコスプレをして乱入した。
クイズ!深夜の反省会
中居と高島が休憩を兼ねつつ、視聴者から寄せられたクイズ付きFAXを紹介した。
めざましテレビ クイズSP
  • 司会:大塚範一、高島彩(当時・フジテレビアナウンサー)
  • 出演:軽部真一(フジテレビアナウンサー)、笠井信輔(当時・フジテレビアナウンサー)、中野美奈子(当時・フジテレビアナウンサー)、石本沙織(フジテレビアナウンサー)
中居もスペシャルキャスターとして出演。通常のニュースに加え中居にちなんだ「めざましどっち」を行った。
脳内エステ IQサプリSP
中居がスペシャルゲストの細木数子とペアを組み、解答者として挑戦。結果優勝を果たし、エンディングのモヤっとボールの雨を、伊東の代わりに中居がかぶった。
笑っていいとも!増刊号生SP
FNSの日恒例となるいいとも増刊号SP。「ぴったり21」やレギュラーを対象とした「26分の1クイズ」を行った。
クイズ!ヘキサゴンII 26時間テレビSP
ヘキサゴン男性・女性チームと中居がキャプテンを務める中居チームの対決(ただし、中居は事前ペーパーテストを受ける時間が無かったため自動的に最下位扱いとなった)。「もちろんクイズ」と「行列早抜けリレークイズ」で争った。
緊急スターオーディション
  • 進行:福井謙二(当時・フジテレビアナウンサー)
  • ゲスト:さまぁ〜ず(三村マサカズ・大竹一樹)、麻木久仁子、勝俣州和、若槻千夏
当初はテレビ雑誌の発表によると石橋貴明とんねるず)を迎えてのコーナーだったが、その石橋がドタキャンを受け、「いいとも」のスタジオで実施。
緊急コーナーとして前半は矢沢永吉中田英寿宇多田ヒカルのそっくりさんが登場。後半からはSMAPのそっくりさんという形で本物のSMAPメンバーが1人ずつ登場した。
競馬中継
アイビスサマーダッシュを放送。レース部分は『BSフジ競馬中継』でも放送された。
ちびまる子ちゃんサザエさん
ちびまる子ちゃんでは、中居が作品内で登場したクイズ番組の司会者「ミスターX」の声優を担当。
史上最大の○×クイズ
最終コーナーとして各チームから代表者が○×クイズに挑戦、不正解の場合は粉まみれになった。途中からは実質的な進行としてタモリも出演。
グランドフィナーレ
ラストはSMAP1人ずつが○×問題に挑戦。しかし、中居以外のメンバーには非常に簡単な問題だったのに対し、中居には超難問が出題され、粉まみれに。リベンジとして再度行うも今度はクリームまみれとなった。また、「お国自慢」不正解の罰ゲームである「1人で夜空ノムコウ」も出だしの部分で強制終了させられてしまった。
これに納得がいかない中居はこれまでロボットを通して全ての指揮を執っていた総合プロデューサーの坪田を出演者全員で呼び出し問題に挑戦、1問目は正解したものの、最後は中居からけしかけられ自ら不正解に飛び込みクリームまみれになり、中居と抱き合ったところでとなったところで終了した。また、この際に坪田が制作から編成に異動する事が発表された。
また、恒例となるフジテレビ新人アナウンサーの提供読みは秋元優里小穴浩司本田朋子松尾翠が担当。立会人堺正幸が行った。

スタッフ

[編集]

[FNSの日 制作実行委員会]

〈フジテレビ技術〉

    • 技術プロデューサー:塩津英史、槙俊哉
    • TD・SW:勝村信之、石田智男、佐々木信一、上村克志、竹内弘佳、先崎聡、高田治、河西純
    • カメラ:武田篤、二見健二、小林知司、石井友幸、加瀬俊弘、田宮長昭、横山政照、藤本伸一
    • 映像:小幡茂樹、大西幸二、川崎淳、竹内貴志、松沢勝己、中井章晴、原啓教、宮本学
    • 音声:山田公次郎、竹下博英、斉藤哲史、村脇昭一、佐藤浩一、左口満寿、片山勇、森田篤
    • 照明:小林敦洋、橘高文枝、三好祐治
    • 音響:吉竹新、本間清孝
    • 回線管制部:富永章夫、島川徹平
    • 放送部:江藤秀一、秋信真太郎

〈関東中継〉

    • TD・SW:勝城啓之、佐川幸栄、美濃部昌之(SUT)、高橋昭、上藪直志、坂本淳一
    • カメラ:植松賢一、磯前裕之、酒井博
    • 空撮:真崎晋哉
    • 音声:小幡一網、竹林伸
    • 映像:東海林学、吉川毅、市毛義明(SUT)
    • 照明:大竹康裕、北澤正樹、後藤雅彦
      • フジテレビオール技術スタッフ

〈フジテレビ美術〉

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 直後の7月18日に発覚した自身の不祥事に伴い、ドラマ自体も降板して別の出演者に差し替えたため、本編には出演しなかった。この年は『めちゃ×2イケてるッ!』が番組内で放送されず、『めちゃイケ』の番組内での放送も復帰前の2015年が最後となっている上、復帰後も27時間テレビには出演していないため、今回が現時点で最後の出演となっている。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
フジテレビ系列 FNS27時間テレビ
前番組 番組名 次番組
FNS26時間テレビ
国民的なおもしろさ!
史上最大!!
真夏のクイズ祭り
26時間ぶっ通しスペシャル
(2006年)