遠藤龍之介

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遠藤 龍之介(えんどう りゅうのすけ、1956年6月3日 - )はフジテレビ専務取締役(総括・放送文化推進・総務・人事・総合開発・広報担当)およびフジ・メディア・ホールディングス取締役。芥川賞受賞作家遠藤周作の長男で一人息子であり、俳優岡田英次従甥である[1][2]

経歴[編集]

東京都出身。幼稚舎から慶應義塾に通い[3]慶應義塾大学文学部仏文科卒業[4]フジテレビディレクター、編成制作局編成部副部長、同企画担当部長、編成部長を経て、2003年6月から広報局広報部長。2004年から広報局次長兼広報部長[5]、2006年から広報局長、2008年取締役(広報室担当)広報局長、2010年取締役(総務・人事・広報室担当)広報局長、2012年常務取締役(番組審議室・CSR推進室・適正業務推進室・人事・広報担当)、2013年6月27日付で現職[6]2006年には母校の慶應義塾普通部で「目路はるか教室」の講師を務め[7]2009年には慶應連合三田会大会イベント部会部会長を務めた[8]

エピソード[編集]

  • 慶應義塾大学在学中、1学年下の檀ふみから、父周作への葉書の追伸として「もしお暇でほんとによろしかったら、お声をかけてくれれば、どこへでもついていきます」と誘われたが、何の返事もしなかった[9]
  • 趣味は将棋。棋力は高く、囲碁・将棋チャンネルの番組、お好み将棋道場第195回(対局日:2013年8月4日)のプロアマ指導対局(プロの角落ち)において佐藤康光九段に106手で勝利を収めている。学生時代は原田泰夫九段から「慶大将棋部員の強豪」[10]と呼ばれ、「慶大将棋部師範の原田は、今春、合宿の折に龍之介さんと平手でテスト、その棋力、立派な態度に感心した」[10]と讃えられた。また、将棋で北杜夫をあっさり負かし、父の周作から「息子は将棋三段で高校も大学も将棋部だから北君が負けたって仕方がない」[11]と自慢された。父周作に対局を申し込まれ、20回ほど連続で勝ったため、母から「あなた、ちょっと負けてあげなさいよ」とたしなめられたこともある[12]
  • 結婚を控えていた当時、婚約者とともに父周作の仕事場を訪れると、居合わせた金田浩一呂にいきなり「龍之介君は婚前交渉は済んでいるんですか?」と訊かれたことがある[13]。婚約者は真っ赤になり、周作は「親の私でも訊かないことを」と怒り出したが、金田は平然としていたという[13]
  • 父周作は「大学受験はなんの役にも立たない[14][要高次出典]。そんなものに貴重な青春時代を浪費するのは愚の骨頂だ[14][要高次出典]」といって、龍之介には大学受験を勧めなかったという[14][要高次出典]

担当した番組[編集]

ドラマ[編集]

アニメ[編集]

家族・親族[編集]

遠藤家[編集]

鳥取県東京都

脚注[編集]

  1. ^ 山根道公『遠藤周作その人生と「沈黙」の真実』50ページ
  2. ^ 山口瞳『血涙十番勝負; 続血涙十番勝負, 第11巻』274ページ
  3. ^ 「町田市民文学館ことばらんど」開館10周年記念座談会〈前篇〉 阿川佐和子×遠藤龍之介×斎藤由香×矢代朝子/文士の子ども被害者の会
  4. ^ 『週刊現代』2017年4月1日号「フジテレビ亀山社長『6月退場』-新社長は『遠藤周作の一人息子』」
  5. ^ “田中直紀氏がフジTV提訴 「選挙事務所隠し撮り」”. 共同通信. (2004年7月8日). http://www.47news.jp/CN/200407/CN2004070801005623.html 2013年10月22日閲覧。 
  6. ^ “人事 フジテレビ役員”. MSN産経ニュース. (2013年6月28日). http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130628/biz13062803000005-n1.htm 2013年10月22日閲覧。 
  7. ^ 第9回目路はるか教室 - 慶應義塾普通部
  8. ^ 2009年実行委員の組織 - 2009年慶應連合三田会大会 -
  9. ^ 『北杜夫マンボウぱじゃま対談 美女かいぼう編』p.38(集英社、1978年)
  10. ^ a b 『狐狸庵VSマンボウ 2』(講談社1975年)p.262
  11. ^ 『狐狸庵VSマンボウ 2』(講談社1975年)p.265
  12. ^ 対談~父よあなたは変だった - 日本ペンクラブ
  13. ^ a b ブン屋の戯れ言 - Itscom.net
  14. ^ a b c “本多圭の「芸能界・今昔・裏・レポート」Vol.155 「高卒社長が誕生の可能性も!?」フジテレビ“次期社長レース”の行方”. 日刊サイゾー. (2012年6月11日). http://www.cyzo.com/2012/06/post_10746.html 2013年10月22日閲覧。