古市憲寿

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ふるいち のりとし
古市 憲寿
生誕 (1985-01-14) 1985年1月14日(34歳)
日本の旗 日本 東京都[1]
出身校 慶應義塾大学環境情報学部
職業 社会学者
テレビ番組新世代が解く!ニッポンのジレンマ』(2013年4月 - 2019年3月)司会
肩書き 慶應義塾大学SFC研究所上席所員
公式サイト https://www.furuichi-noritoshi.com/

古市 憲寿(ふるいち のりとし、1985年1月14日[2] - )は、日本社会学者[3]作家[4]東京都出身。

略歴[編集]

役職[編集]

主張[編集]

若者の社会貢献志向、他者志向が強いことを肯定的に評価しながらも、彼らがコンサマトリー(=自己目的、自己完結)と呼ばれる世界の中で生きていると主張する。その上で、社会を変えたいならば「自己中」になることが時には必要だと提言している。「人権ってのはわがままのことなんです」という言葉を引用しながら、むしろ現代の若者はより「自己中」になるべきであり、それを調整することが政治の役目であると語っている[18]

2014年1月にテレビ朝日朝まで生テレビ!』が実施した靖国神社参拝の支持に関する視聴者アンケートにおいて、支持が71%、不支持が29%と、支持率が高いという結果になった。このことについて、アンケート結果はあくまでも番組視聴者の意見に過ぎず、統計的に意味のない数字であると主張している[19]

2014年、朝日新聞が、従軍慰安婦捏造問題福島第一原発吉田昌郎所長発言の捏造を理由として失われた同社の信頼を回復するため発足した「信頼回復と再生のための委員会」の外部委員として選出された[20]。この問題について、朝日新聞と読者とのズレを認識することが解決策であると述べている。その上で、世の中には多様な言論が必要であり、朝日新聞にはせめて20年は存続してもらわないと困るという立場を取っている[21]

著作リスト[編集]

単著[編集]

共著[編集]

雑誌掲載[編集]

小説
  • 「平成くん、さようなら」『文學界』2018年9月号
  • 「彼は本当は優しい」『文學界』2018年4月号
  • 「百の夜は跳ねて」『新潮』2019年6月号
エッセイなど
  • 「僕たちコクーンジャパン」『ユリイカ青土社、2010年
  • 「ポスト1991」『g2』 vol.6 講談社、2010年
  • 「東京ガールズコレクションの正体」『g2』 vol.7 講談社、2011年
  • 「ちっぽけな男たちの物語」(『ユリイカ』山下敦弘監督特集)青土社、2011年
  • 佐藤健インタビュー 幸せな若者たちの時代」『g2』 vol.8 講談社、2011年
  • 「昔に生まれなくて良かった。」『本』 2011年8月号
  • 「大企業バッシング、不買運動に走る若者たち」『宣伝会議』2011年11月15日号
  • 「20代の若者は現在の生活に満足」『週刊エコノミスト』2011年11月29日号
  • 「アニメとリア充のあいだ」『Quick Japan』 99号、2011年
  • 大野更紗との対談)「「幸福」な世代の新しい社会運動?」『POSSE』 vol.13 POSSE 2011年
  • 「社会を降りて、社会を変える」『広告』 2012年1月号
  • 「2012年のコミューンたち」『atプラス』11号
  • 竹中平蔵との対談)「「幸福な若者」に迫る危機」『週刊東洋経済』臨時増刊2012年2月29日号
  • 「なんで宇宙なんて行くの?」『新潮』2012年3月号
  • 加藤嘉一との対談)「日本は本当に「絶望の国」なのか?」『VOICE』2012年3月号
  • 「ドラえもん読むのも仕事」『本の時間』2012年3月号
  • 「リーダーなんていらない」『新潮45』2012年3月号
  • 「「女性化」する日本」『新潮45』2012年4月号
  • 鈴木謙介との対談)「日本のショッピングモールを語り尽くす」『宣伝会議』2012年4月15日号
  • 「2042・終焉を待つ奇妙な幸福国家」『新潮45』2012年5月号
  • 「戦争を知らない若者たち」『g2』Vo.10、2012年

出演[編集]

レギュラー[編集]

過去[編集]

脚注[編集]

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出典[編集]

  1. ^ 起業家が成功する条件、それは「数」と「勇気」。古市憲寿が見た『シリコンバレー狂騒曲』”. Forbes JAPAN (2019年6月14日). 2019年6月17日閲覧。
  2. ^ a b 第161回芥川賞候補に5作:高山羽根子、古市憲寿が前回に続き2度目ノミネート”. ほんのひきだし (2019年6月17日). 2019年6月17日閲覧。
  3. ^ a b “芥川賞・直木賞の候補に古市憲寿さん、森見登美彦さんら”. 朝日新聞デジタル. (2018年12月17日). https://www.asahi.com/articles/ASLDF5FTVLDFUCVL00S.html 2018年12月18日閲覧。 
  4. ^ “「大学に行く意味はある?」古市憲寿がズバリ回答!”. ORICON NEWS. (2018年10月19日). https://www.oricon.co.jp/article/583684/ 2019年3月7日閲覧。 
  5. ^ 古市憲寿は「努力したことがないから、いけ好かない」と思われている?
  6. ^ 古市憲寿『誰も戦争を教えてられない』講談社、2015年。
  7. ^ 日本学術振興会. “育志賞受賞者一覧”. 2016年11月27日閲覧。
  8. ^ 直木賞候補、6人全員が女性 芥川賞含めて史上初めて:朝日新聞デジタル” (日本語). 朝日新聞デジタル. 2019年6月16日閲覧。
  9. ^ 慶應SFC研究所. “SFC研究所上席所員”. 2016年11月27日閲覧。「慶應義塾大学SFC研究所の実施する研究に参加する目的で同研究所が受け入れる研究者」のこと。
  10. ^ 内閣府. “幸福のフロンティア部会”. 2016年11月27日閲覧。
  11. ^ 内閣府. “経済財政動向等についての集中点検会合”. 2016年11月27日閲覧。
  12. ^ 内閣府. “国・行政のあり方に関する懇談会”. 2016年11月27日閲覧。
  13. ^ 内閣府. “クールジャパン戦略”. 2016年11月27日閲覧。
  14. ^ 朝日新聞. “信頼回復と再生のための委員会”. 2014年10月20日閲覧。
  15. ^ 首相官邸. “「伊勢志摩サミット・ロゴマーク選考会」審査委員について”. 2016年11月27日閲覧。
  16. ^ 自民党. “自民党党情報告”. 2018年1月15日閲覧。
  17. ^ 厚生労働省. “記者発表「多様な選考・採用機会の拡大に向けた検討会」報告書”. 2017年12月26日閲覧。
  18. ^ BLOGOS (2011年10月28日). “若者はもっと「自己中」になって社会を変えろ”. 2013年8月22日閲覧。
  19. ^ ガジェット通信 (2014年1月3日). “元旦のテレ朝『朝まで生テレビ』のアンケートで7割が安倍首相の靖国参拝支持 古市憲寿「統計学的に意味のない数字」”. ガジェット通信. http://getnews.jp/archives/486976 2014年1月5日閲覧。 
  20. ^ 信頼回復と再生のための委員会発足 社外から4氏. asahi.com (2014年10月14日) Archived 2014年10月18日, at the Wayback Machine.
  21. ^ 「古い」メディアのズレ指摘したい 古市憲寿さん. asahi.com (2014年10月18日) Archived 2014年10月18日, at the Wayback Machine.
  22. ^ ベストセラーの裏側 古市憲寿「だから日本はズレている」日本経済新聞 2014年7月16日夕刊

外部リンク[編集]