國分功一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
國分 功一郎
生誕 (1974-07-01) 1974年7月1日(43歳)
日本の旗 日本千葉県
時代 21世紀の哲学
地域 日本哲学
学派 大陸哲学スピノザ主義、ドゥルーズ派一元論
研究分野 倫理学政治哲学政治思想社会哲学形而上学存在論認識論表象文化論哲学史言語哲学
主な概念 スピノザの方法、消費/浪費、欲望快楽、来るべき民主主義(ジャック・デリダ由来の概念)、中動態
テンプレートを表示

國分 功一郎(こくぶん こういちろう、1974年7月1日 - )は、日本哲学者である。高崎経済大学経済学部准教授

来歴[編集]

千葉県柏市出身。1997年早稲田大学政治経済学部卒業。

2009年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程修了。最終学位は博士(学術)(東京大学・2009年[1]。海外の学位としてはDEA哲学パリ第10大学2001年)、DEA・言語学社会科学高等研究院2002年)を取得している。

東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻における博士学位請求論文は「スピノザの方法」。論文の内容は、17世紀合理主義哲学者バールーフ・デ・スピノザがその著書『知性改善論』において提示しようとした「方法methodus」を解明するもの。主査は森山工、副査は山脇直司増田一夫原和之鈴木泉らが務めた。[2]

研究領域[編集]

主な研究対象は次の二つである。

一つは17世紀の哲学に関する研究、もう一つはフランス現代哲学に関する研究である[1]

博士論文であり初の単著となった著作は、スピノザ論(『スピノザの方法』)であった。

また、現代哲学の研究はジル・ドゥルーズを中心に進められ、『ドゥルーズの哲学原理』などの著作が出版されている。同時に國分は、〈暇と退屈の倫理学〉というテーマのもと、現代社会分析を進めている。

経歴[編集]

活動[編集]

小平市の住民投票ではフィールド・ワークを実施し、朝日新聞などのメディアで、結果を発表した。國分は政治活動も、教育活動もおこなっていると、明言している。國分の政治的立場については、保守・右派なのかリベラルなのか、わからないとの評価もある。

交友関係[編集]

自由民主党支持の社会学者、古市憲寿や、右派の中宮崇との友人関係は、よく知られている[4]

ビブリオグラフィ:著書[編集]

単著[編集]

[5]

共著[編集]

  • 『哲学の自然』、中沢新一共著、太田出版、2013年。
  • 『社会の抜け道』、古市憲寿共著、小学館、2013年。
  • 『ある高校の哲学的な一日――『哲学の先生と人生の話をしよう』特別編』、二村ヒトシ有村千佳共著、PLANETS、2014年。
  • 『統治新論――民主主義のマネジメント』、大竹弘二共著、太田出版、2015年。
  • 『「シェア」の思想――または愛と制度と空間の関係』、LIXIL出版、2015年。
  • 『21世紀を生きのびるためのドキュメンタリー映画カタログ』、寺岡裕治編、キネマ旬報社、2016年。

監修[編集]

  • 『哲子の部屋1――哲学って、考えるって何?』、NHK『哲子の部屋』制作班著、河出書房新社、2015年。
  • 『哲子の部屋2――人はなぜ学ばないといけないの?』、NHK『哲子の部屋』制作班著、河出書房新社、2015年。

翻訳[編集]

論文[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]