文學界

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文學界』(ぶんがくかい)は、日本の文芸雑誌文藝春秋が発行する月刊誌で、文學界新人賞を主催する。文藝春秋の純文学部門を担う位置付けとされており、同社の『オール讀物』が大衆小説部門を担っているのと対をなす。 この『文學界』と、『新潮』(新潮社発行)、『群像』(講談社発行)、『すばる』(集英社発行)、『文藝』(河出書房新社発行、季刊誌)は「五大文芸誌」と呼ばれ、これらに掲載された短編中編芥川賞の候補になることが多い。

歴史[編集]

1933年10月、文化公論社より創刊される。小林秀雄林房雄広津和郎らが編集同人であった。この文芸誌の主な出版方針は、芸術至上主義であった[1]。だが1938年に、石川淳の「マルスの歌」を掲載したところ反戦意識を高めるという理由で発禁にされ、作者と編集主任の河上徹太郎も罰金を払うことになった。このとき、菊池寛が罰金を肩代わりしたのでその後、この雑誌は文藝春秋社が担うようになった。現在に至るまで文藝春秋が発行している。1944年4月、廃刊。1947年6月、文學界社から再刊。1948年12月まで継続。1949年3月より文藝春秋新社により刊行。

1951年より「同人雑誌評」を継続してきたが、2008年12月号を以て最終回を迎えた[2]慶應義塾大学出版会発行の『三田文学』が「新 同人雑誌評」として引き継いだ[3]

歴代編集長[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 当初題字作成に青山二郎を起用。學の一字が文、界の二字より若干高く表示される。
  2. ^ 小山内伸「岐路に立つ「同人誌」――「文学界」での「評」打ち切りに」『朝日新聞』2008年11月11日付朝刊、第13版、第34面。
  3. ^ 三田文学|同人雑誌評

関連項目[編集]

外部リンク[編集]