アイビスサマーダッシュ

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アイビスサマーダッシュ
10th Ibis Summer Dash.jpg
第10回アイビスサマーダッシュ
開催国 日本の旗 日本
主催者 日本中央競馬会
競馬場 新潟競馬場
創設 2001年8月19日
2017年の情報
距離 芝直線1000m
格付け GIII
賞金 1着賞金3900万円
出走条件 サラ系3歳以上(国際)(特指)
負担重量 別定
出典 [1]
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アイビスサマーダッシュは、日本中央競馬会 (JRA) が新潟競馬場で施行する中央競馬重賞競走 (GIII) である。

競走名のアイビス (Ibis) は、新潟県の県鳥トキの英称。新潟競馬場のスタンドにも「アイビススタンド」の名称で使用されている[2]

正賞は新潟市長賞[3][1]

概要[編集]

中央競馬で唯一、直線コースのみで施行される重賞競走[注 1]

2001年に新潟競馬場のコース改修が行われた際に新設された、芝直線1000メートルのコースを使用して行われる[4]。創設から2005年まではスプリンターズステークスのステップレースとして位置付けられ[4]、2005年まではスプリンターズステークスの出走候補馬となる地方競馬所属馬3頭に出走資格が与えられていたが、2006年以降地方所属馬の出走枠は2頭になった[4]。また2005年から国際競走に指定され、外国馬も出走可能になった[4]

2006年から施行時期が夏の新潟開催の開幕週に移設されるとともに、夏季競馬をさらに盛り上げるため設けられたサマースプリントシリーズに指定された(2011年までは第2戦、2012年以降は第3戦)[4]

牡牝混合戦ではあるが、牝馬の勝率が良く、2017年までに開催された全17回中、牝馬の優勝が11回を数える。

競走条件[編集]

以下の内容は、2017年現在[3][1]のもの。

出走資格:サラ系3歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(9頭まで、優先出走)

負担重量:別定

  • 3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
    • 日本馬:収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円ごとに1kg増
    • 外国馬:GI競走1着馬は5kg増、GII競走1着馬は3kg増、GIII競走1着馬は1kg増(ただし2歳時の成績をのぞく)

賞金[編集]

2017年の1着賞金は3900万円で、以下2着1600万円、3着980万円、4着590万円、5着390万円[3]

コース[編集]

新潟競馬場の芝コース、直線1000メートルを使用。

本競走が施行される直線コースは他競馬場の周回コースの芝1000メートルに比べ速いタイムが出やすく、2001年に中央競馬史上初めて1ハロン10秒を切るラップタイムが本競走を含む3競走で記録され[5]、2002年に本競走で優勝したカルストンライトオの走破タイム(53秒7)は芝1000メートルのJRAレコードとなっている。

須田鷹雄によれば、周回コースを走る馬の影響で芝が傷みやすい内枠よりも芝のコンディションの良い外枠の方が有利な傾向があるというのが競馬ファンの間で常識になっているという[6]

歴史[編集]

  • 2001年 - 3歳以上の馬による重賞競走(GIII[注 2])として新設、新潟競馬場の直線芝1000mで施行[4]
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[4]
  • 2006年
    • 特別指定交流競走に変更され、地方競馬所属馬の出走枠が3頭から2頭に縮小[4]
    • サマースプリントシリーズに指定。[4]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIIに変更[4]
  • 2009年
    • 外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[4]
    • 格付表記をGIII(国際格付)に変更[4]

歴代優勝馬[編集]

距離はすべて芝コース。

回数 施行日 競馬場 距離 優勝馬 性齢 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第1回 2001年8月19日 新潟 直線1000m メジロダーリング 牝5 0:53.9 吉田豊 大久保洋吉 (有)メジロ牧場
第2回 2002年8月18日 新潟 直線1000m カルストンライトオ 牡4 0:53.7 大西直宏 大根田裕之 清水貞光
第3回 2003年8月24日 新潟 直線1000m イルバチオ 牝6 0:54.2 左海誠二 小檜山悟 柴原榮
第4回 2004年8月22日 新潟 直線1000m カルストンライトオ 牡6 0:53.9 大西直宏 大根田裕之 清水貞光
第5回 2005年8月21日 新潟 直線1000m テイエムチュラサン 牝3 0:54.0 田嶋翔 小島貞博 竹園正繼
第6回 2006年7月16日 新潟 直線1000m サチノスイーティー 牝3 0:55.7 鈴来直人 平井雄二 佐藤幸彦
第7回 2007年7月15日 新潟 直線1000m サンアディユ 牝5 0:55.1 村田一誠 音無秀孝 松岡隆雄
第8回 2008年7月20日 新潟 直線1000m カノヤザクラ 牝4 0:54.2 小牧太 橋口弘次郎 神田薫
第9回 2009年7月19日 新潟 直線1000m カノヤザクラ 牝5 0:56.2 小牧太 橋口弘次郎 神田薫
第10回 2010年7月18日 新潟 直線1000m ケイティラブ 牝6 0:53.9 西田雄一郎 野元昭 瀧本和義
第11回 2011年7月17日 新潟 直線1000m エーシンヴァーゴウ 牝4 0:53.8 福永祐一 小崎憲 (株)栄進堂
第12回 2012年7月22日 新潟 直線1000m パドトロワ 牡5 0:54.2 安藤勝己 鮫島一歩 吉田照哉
第13回 2013年7月28日 新潟 直線1000m ハクサンムーン 牡4 0:54.2 酒井学 西園正都 河崎五市
第14回 2014年8月3日 新潟 直線1000m セイコーライコウ 牡7 0:54.3 柴田善臣 鈴木康弘 竹國美枝子
第15回 2015年8月2日 新潟 直線1000m ベルカント 牝4 0:54.1 M.デムーロ 角田晃一 前田幸治
第16回 2016年7月31日 新潟 直線1000m ベルカント 牝5 0:54.1 M.デムーロ 角田晃一 前田幸治
第17回 2017年7月30日 新潟 直線1000m ラインミーティア 牡7 0:54.2 西田雄一郎 水野貴広 大澤繁昌

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 日本国外には、直線コースのみでの競走は多数ある。関連項目を参照。
  2. ^ 当時の格付表記は、JRAの独自グレード。

出典[編集]

  1. ^ a b c 重賞競走一覧(レース別・関東) (PDF)”. 日本中央競馬会. p. 27. 2017年2月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年7月31日閲覧。
  2. ^ 2014年度第2回新潟競馬特別レース名解説”. 日本中央競馬会. 2014年8月9日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2014年8月9日閲覧。
  3. ^ a b c 平成27年第2回新潟競馬番組(第1日 - 第6日) (PDF)”. 日本中央競馬会. 2017年7月31日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2017年7月31日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l 今週の注目レース(第15回アイビスサマーダッシュ:歴史・プレイバック)”. 日本中央競馬会. 2015年7月29日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年7月26日閲覧。
  5. ^ 井口稔「日本最速レース 新潟直線芝1000メートル戦を振り返る」、『優駿』、日本中央競馬会、2001年10月、 41頁。
  6. ^ 年に一度の新潟名物重賞レース 直線1000m馬券攻略法を須田鷹雄が解説!”. スポーツナビ. Yahoo! JAPAN (2017年7月29日). 2017年12月24日閲覧。

各回競走結果の出典[編集]

netkeiba.comより(最終閲覧日:2017年7月31日)

関連項目[編集]

日本国内の直線コースのある競馬場[編集]

日本国外で行われる直線コースの重賞競走[編集]

外部リンク[編集]